第51回衆院選は27日公示され、2月8日の投開票に向けて12日間の選挙戦に入る。読売新聞社の集計によると、465議席(小選挙区選289、比例選176)を争う今回の衆院選に、26日現在で約1280人が立候補を予定している。
政党別の内訳は、自民党約340人、中道改革連合約240人、日本維新の会約90人、国民民主党約105人、参政党約190人、共産党約180人、れいわ新選組約30人、減税ゆうこく約15人、日本保守党約20人、社民党とチームみらい各約15人。諸派や無所属は計約50人が出馬する見込みだ。
連立を組む自民、維新が選挙区調整を行わなかったほか、野党による選挙協力も一部の選挙区でしか実施されず、与野党ともに競合する選挙区が相次ぐ見通しとなっている。高市首相(自民総裁)は与党で過半数(233)確保を勝敗ラインに掲げ、中道改革は自民を上回る比較第1党になることを目指す。
英首相、31日来日を発表 経済安保、防衛協力議論へ
政府は26日、スターマー英首相が31日に来日すると発表した。高市早苗首相と会談し、経済安全保障や防衛分野などでの協力について議論する方向だ。関係者によると、スターマー氏は来日前に中国を訪問する予定で、中国への対応も話し合うとみられる。
スターマー氏の来日は就任後初めて。会談では、中国による軍民両用(デュアルユース)品目の対日輸出規制を受け、重要物資のサプライチェーン(供給網)強化なども議題になる可能性がある。両首脳は会談後に夕食会を予定している。
スカウトグループ「ナチュラル」会長、みかじめ料支払い容疑で逮捕…公開手配中に奄美大島で確保
暴力団にみかじめ料を支払ったとして、警視庁は26日、公開手配していた国内最大規模のスカウトグループ「ナチュラル」会長・小畑寛昭容疑者(40)(住所不定)を鹿児島県の奄美大島で確保し、東京都暴力団排除条例違反容疑で逮捕した。
発表によると、小畑容疑者は2023年7月、ナチュラルが東京・渋谷駅前の繁華街で女性のスカウト行為をすることを容認する対価として、山口組系暴力団幹部の男に現金60万円を支払った疑い。「今は何も話しません」と供述している。
同庁が昨年1月、逮捕状を取得し、同年11月に全国に指名手配。今月21日に公開捜査に切り替えていた。
ナチュラルはスカウトした女性を全国の風俗店に紹介し、22年の1年間だけで店側から約44億円の紹介料を得たとされる。現在も1500人以上のスカウトが活動しているという。
「1階の台所にクマが…」 新潟県阿賀野市の旅館に一時クマが侵入 家族3人は2階に逃げてけがはなし
新潟県阿賀野市の旅館で25日、クマが侵入しているのが見つかりました。建物内には旅館の家族3人がいましたが、2階に逃げてけが人はいませんでした。クマはすでに立ち去っているということです。
クマが侵入したのは、阿賀野市出湯の旅館です。 警察によりますと、25日午前7時45分ごろ、旅館の関係者から「現在、旅館の1階台所にクマ1頭が侵入している。客はおらず、旅館の家族3人は2階に避難していて、けが人はいない」と110番通報がありました。クマの体長は不明で、台所の流し台の付近にいたということです。 午前9時10分ごろ、警察と猟友会のメンバーが建物内に入り確認しましたが、クマはすでに立ち去っていたということです。 現場は、旅館や住宅が密集する温泉街であることから、警察と市役所は注意を呼び掛けています。
海水浴で17歳死亡 障害者施設の運営法人に改善指導 群馬県
群馬県邑楽町の障害児支援施設に通所していた男子高校生(当時17歳)が海水浴の行事で体調を崩して死亡した事故について、県が施設を運営する社会福祉法人への調査を踏まえ、指導を行ったことが分かった。県は事故の要因として「病院への搬送の遅れ」を挙げ、海水の誤嚥(ごえん)対策が話し合われていなかった点についても「リスク管理がされていなかった」と指摘した。【湯浅聖一】
県の調査結果などによると、事故は2024年8月に実施した「宿泊学習」で新潟県に海水浴に出かけた際に発生。帰路の車内で、生徒は呼吸が弱くなって嘔吐(おうと)し、呼吸が確認できなくなった。施設側は救急要請をして心肺蘇生を行い、生徒は入院して集中治療室に入ったが、亡くなった。死因は、海水などの誤嚥による溺水や肺水腫、持病などが複合したと診断された。
関係者によると、この施設は、邑楽町の放課後等デイサービス(放デイ)。県は放デイなど障害児通所支援事業の指定をする立場であり、こども家庭庁の通知で死亡事故の報告や再発防止を求められていることから、町とともに調査に着手した。
県は施設側から報告書の提出を受け、24年12月、訪問調査を行った。施設側は、生徒の様子について「唇が青いと気づいた職員が浜に上げた。別の職員が『体調が悪そうだ』といい、水道で体を洗っている際には足がガクガクしていた」と説明。海水浴から帰宅する車中では「このまま帰宅させられると思った」といい、「(病院に連れて行くのは)不要との判断だった。軽度の熱中症と見立てていた」などと報告していた。
誤嚥対策、医療機関との連携不足
県は25年2月、外部委員会による調査報告書を受け、5月に改善指導を実施。事故の要因として「体調不良が認められてから、容態が急変し意識不明に至るまで2時間程度経過している。早期に搬送しなかったことが重症化の要因となった可能性がある」と指摘した。海水浴の事前会議では熱中症やクラゲの対策が中心となり、海水の誤嚥対策が話し合われていなかった点、持病のリスク評価ができていなかった点も要因に挙げた。
事業者の対応として、新潟県から群馬県に戻る判断をしたのは「意識不明になる直前までは、不安定ながらも自分で歩き、呼名にも返事をしていた」として「重大な瑕疵(かし)があるとは言えない」と認定。一方で「安全を優先し、病院への搬送を早急に判断する必要があった」とも指摘した。
さらに、医療機関との未調整などが「病院を受診する判断に至らなかった原因の一つ」と問題視。児童福祉法の省令は、障害児に病状の急変が生じた場合、速やかに医療機関への連絡を行うなど必要な措置を講じなければならないと定めており、改善を求めた。
毎日新聞は、施設が行った保護者説明会の資料や議事録を入手した。これらによると、新潟県の海水浴場から、車で約3時間かかる群馬県の施設に戻るよう指示したのは施設長だった。保護者には電話をしたが、かかりつけ医には連絡せず、看護師資格など専門的な知識を持った職員は引率していなかった。
施設側は、参加者の体調不良に備えて事前に付近の医療機関を調べていたものの、受け入れの是非などを直接確認していなかった。別の放デイ関係者は「障害が重い場合、受診を断られることもある。医療機関との連携は常に必要だ」と解説する。
遺族は「病院に行ってくれれば助かったかもしれない」との思いがあると話す。
県によると、法人は指導を受けて、安全対策マニュアルの見直しや職員研修を実施するとしている。毎日新聞は法人側の求めに応じて事実関係などを尋ねる文書を2回送ったが、期限を4カ月過ぎても回答はなかった。
放課後等デイサービス
小中高校などに通っている障害のある子どもが放課後や休日、長期休暇中に通える施設。一人一人に合った個別支援計画書を作った上で、遊びや学習などを通じて地域社会と交流し、生活能力や社会性を育むのが目的。2012年の児童福祉法改正で制度化された。利用者負担は原則1割で、残りは国や自治体の公費で賄われる。厚生労働省によると24年10月1日現在、全国で2万2643事業所、同年9月の利用実人数は63万3631人に上る。
小池百合子都知事、上野パンダ返還に思い「さまざまな思いがおありと思うが温かく見送って」
東京都の小池百合子知事は23日の定例会見で、上野動物園(東京都台東区)の双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(オス)とレイレイ(メス)が中国に返還されることをめぐり、「(園側は)これからも繁殖研究プロジェクトについては継続をしていきたい、と聞いている」と述べた。2頭は25日に最終観覧が行われて、27日に中国に向けて出発する予定となっている。
パンダが上野からいなくなるをことについて都民から惜しむ声が上がっていることや、今後中国に対して、どのように新たな貸与を求めていくかなどの受け止めを問われた小池氏は、「返還が決まってから、多くの方々に上野動物園にお越しいただいている。都民のみなさまには、さまざまな思いがおありだと思うが、ぜひ温かく見送っていただきたい」と述べた。その上で「これからも繁殖研究プロジェクトについては継続をしていきたいと。上野動物園とすれば、この取り組みを継続したいという意思を持っていると聞いております」と、園側の思いを代弁するように語った。
2頭の返還はもともと2月20日が期限に設定されており、既定路線だったが、高市早苗首相の台湾有事をめぐる昨年11月の国会答弁以降、日中関係は悪化し、改善の見通しが見えていない中での返還となる。都側は繁殖保護研究プロジェクトの継続に向けて、これまで新たなパンダの貸与を中国側に求めてきたが正式な回答はなく、新たな貸与の見通しは立っていない。
上野の2頭が中国に返還されれば、1972年(昭47)にカンカン、ランランが来日してから初めて、ジャイアントパンダが日本国内で不在となる。
食品消費税ゼロ、来年度中にと高市首相=野田氏は今秋主張【26衆院選】
与野党7党の党首は25日、フジテレビの討論番組に出演し、衆院選で主要な争点になる食料品の消費税率ゼロを巡って議論した。高市早苗首相(自民党総裁)は、2026年度中の実現を目指す考えを表明。中道改革連合の野田佳彦共同代表は、今秋からの導入を主張した。
食料品の消費税ゼロについて、与党は2年限定、中道は恒久化を掲げている。首相は「各党の訴えている中身が違う」と述べ、制度設計などを急ぐ姿勢を強調。日本維新の会の藤田文武共同代表は「26年度内に、これ(消費減税)を実現するための法案を成立させる」と同調した。
野田氏は立憲民主党の代表当時、10月1日からの消費減税を掲げていた。番組では「赤字国債を発行しないで、年内実施に全力を尽くす」と説明。今秋からの導入は「可能だ」と明言した。
国民民主党の玉木雄一郎代表は、食料品に限定した消費減税に反対の立場を示した。その上で「26年度に減税するなら、26年度予算案の閣議決定はやり直しだ」と迫った。
共産党の田村智子委員長は、一律5%への消費減税を提起。れいわ新選組の大石晃子共同代表は早期、参政党の神谷宗幣代表は段階的に、いずれも全廃するよう訴えた。 [時事通信社]
出直し大阪市長選5人の争い=来月8日投開票
横山英幸前市長(44)の辞職に伴う出直し大阪市長選が25日告示され、日本維新の会公認の横山氏と新人4氏による争いが確定した。投開票日は22日告示の大阪府知事選、27日公示の衆院選と同じ2月8日。横山氏は大阪府の吉村洋文前知事(維新代表)と共に、大阪市を廃止して特別区に再編する「大阪都構想」への3度目の挑戦を争点に掲げる。
立候補したのは届け出順に、横山氏、いずれも無所属新人で不動産業の中条栄太郎氏(56)、芸術家のネペンサ氏(51)=本名・安達真、不動産賃貸業の千代知洋氏(58)、NPO法人理事の林成典氏(52)。
横山氏は大阪市内で第一声を上げ、都構想について「(府市の首長を維新が独占する)属人的な関係が未来永劫(えいごう)続くことはない。だから制度化させてほしい」と訴えた。新人4氏は都構想の考え方や住民投票実施に反対した。
吉村・横山両氏は都構想について、住民投票で民意を問うため、任期途中で辞職願を提出し、衆院選と同じタイミングで知事・市長の出直し選に打って出た。都構想は過去2回の住民投票で否決されており、維新を除く各党は「選挙制度の私物化だ」などと批判。対立候補を擁立しなかった。
横山氏が再選した場合、任期は元の任期と同じ2027年4月まで。他の候補が当選すれば4年間となる。 [時事通信社]
ガソリン混ざった灯油を販売 使用しないよう注意呼び掛け 佐渡市のガソリンスタンド《新潟》
1月24日午後に新潟県佐渡市相川地区ののガソリンスタンド「遠市(大間店)」で、ガソリンが混ざった灯油を誤って販売したとして、佐渡市消防本部が絶対に使用しないよう注意を呼び掛けています。
対象となるのは店頭で直接購入した人で、数人が購入したということです。
なお、タンクローリーでの販売は対象外です。
佐渡市消防本部は、暖房器具等の燃料として使用すると火災危険が高いため、絶対に使用せず、近くの消防署まで問い合わせるよう呼び掛けています。
これまでに購入した人からの連絡や、火災の報告は無いということです。
《公用車が追突するドラレコ映像》“幹部官僚2人”が乗った車両が火花を散らし…現場は内閣府からわずか200m、運転手は直前の勤務状況に「問題なし」報道【9人死傷事故】
後方の様子を映したドライブレコーダー上の映像。車が交差点を通過した直後、突如右側から「ドカン!」という衝突音が響き、白のワゴン車が吹っ飛んだ。
宙に浮いたワゴン車はそのまま隣の車線にいたタクシーに直撃。画面外から突入してきた黒色の車両は、タイヤから火花をあげながら横向きにドリフトし、やがて動かなくなった。
1月22日の午後6時半過ぎ、内閣府の公用車が東京・永田町にある特許庁前の赤信号の交差点に進入し、9人が死傷した事故。冒頭のドライブレコーダーは、まさに事故直前に交差点を通過した男性の車両に残っていたものだった。この男性が事故を振り返る。
「いつも通り運転していたら、突然後方からガシャンという衝撃音がした。思わず速度を緩めバックミラーを見ると、粉々になった車体の破片とバンパーが道に転がっていました。当時、事故車がどこにいるかはわかりませんでした」
交差点進入直後に白のワゴン車に衝突した公用車は、衝突した車両を交差点の反対方向まで突き飛ばしたため、男性は事故車を確認できなかったのかもしれない。
「衝突前に、後方から『ブロロロロ』というエンジン音がしました。何の音かわかりませんが、白のワゴン車の後ろにいたバスの音かもしれません」(前出・男性)
捜査関係者によると、「現場にはブレーキ痕がなかった」という。全国紙社会部記者が事故について解説する。
「公用車は内閣府から業務委託されている会社の男性運転手(69)が運転しており、事故当時も業務中だったといいます。巻き込まれていたタクシーに乗車していた32歳の男性は、脳挫傷などで午後8時ごろに死亡が確認されました。
男性運転手はろっ骨骨折などの重傷で現在も入院中となっており、警視庁は男性の回復を待って事故の経緯を聞く方針です」
高市早苗首相が衆議院を解散する前日に起きたこの事故だが、公用車の後部座席には高市氏が重用する幹部官僚が乗っていたことを、NEWSポストセブンは報じている。官邸関係者の話。
「2人は、高市氏の首相就任直後に内閣府に発足した”肝いり”組織、日本成長戦略本部に名を連ねる大物官僚ですが、両足を骨折するなどの重傷を負っていて、直後に都内の病院に搬送されていました」
なぜ事故は起きたのか都外に住む男性運転手が勤務する会社は、事故直前の勤務状況に「問題はなかった」と、TBSの取材に答えたという。前出・全国紙社会部記者の話。
「事故現場である特許庁前交差点は、内閣府からわずか200~300mほどの場所です。公用車は内閣府下交差点方向から現場交差点に突入している。
詳細は分かりませんが、乗車していた幹部官僚が当日夕刻まで内閣府で仕事をしていたのであれば、状況的には内閣府から出てすぐに事故を起こしていることになります」
1人の未来ある男性が命を落とした凄惨な事故。真相究明が待たれる。