去年、奈良市の帝塚山学園のグラウンドで落雷があり、生徒6人が重軽傷を負った事故で、調査委員会は「マニュアルなどがあれば、事故を防げた可能性は否定できない」などとする調査結果を公表しました。
事故から間もなく1年となる3月30日、弁護士や医師などによる調査委員会は、これまでに13回、教職員らに聞き取り調査などを行い、気象状況なども踏まえた調査結果を公表しました。
去年4月、帝塚山学園のグラウンドに雷が落ち、部活動中だった生徒6人が重軽傷を負った事故では、当時中学3年生の男子生徒が今も意識不明のままです。
報告書では「落雷についての研修やマニュアルを作成していれば、事故を防止できた可能性は否定できない」と結論づけています。
帝塚山中学校高等学校・小林健 校長
「落雷事故に特化した訓練・教育がされてこなかったのは事実」
学校側は、調査報告書に基づく安全対策のマニュアルを早急に作成し、新たに避雷針などを設置する方針です。
福岡、パー券購入補助廃止へ 県互助組織、複数部署で
福岡県幹部が所属する全10部署それぞれでつくる互助組織「部課長会」が県議会議長らの政治資金パーティー券を会費で購入していた問題で、複数の部課長会が会費による購入補助を廃止する方針を固めたことが分かった。関係者が30日、明らかにした。
部課長会は長年、パーティー券の代金を一括して送金していた。県財政課が昨年7月、政治資金規正法などに抵触する恐れがあると指摘した後は、幹部が各自で支払い、全額や半額を会費の積立金から補助する方法に見直していた。
服部誠太郎知事が政治資金規正法や地方公務員法に抵触する恐れがあるとして、今月末までに改善方針を決めるよう各部課長会に求めていた。
千葉県流山市で1歳男児が用水路に転落、意識不明の重体
30日午後2時5分頃、千葉県流山市駒木の用水路で、「男児が落下して姿が見えない」と119番があった。約20分後に約550メートル離れた地点で1歳の男児が救助されたが、搬送時、呼吸がなく、意識不明の重体になっている。
流山署によると、男児は母と姉の3人で訪れ、付近で姉と遊んでいたという。用水路は幅約1メートル20センチ、水深約17センチで柵などはなく、同署が転落した原因を調べている。
高市首相、バイデン氏やゆを否定=「オートペン」指さし
高市早苗首相は30日の参院予算委員会で、先の日米首脳会談の際にホワイトハウスでバイデン前大統領をやゆする掲示を指さし、笑うような振る舞いをした真意を問われ、「気持ちはアンビリーバブル(信じられない)だった。そのように(笑ったと)取られたら残念だ」と述べた。
ホワイトハウスは歴代大統領の肖像画が並ぶ一角に、バイデン氏のみ自動署名装置「オートペン」の写真を掲示している。
首相はトランプ大統領の案内でこれを見た際の心境について「とても驚いた」と説明。「バイデン氏も含め、日米同盟強化に貢献した全ての大統領に私は敬意を持っている」と強調した。立憲民主党の石垣のり子氏への答弁。 [時事通信社]
大阪の地面師事件、グループに加担した男3人を不起訴 大阪地検
大阪市内の不動産を巡り司法書士ら地面師グループが逮捕された事件で、不正に土地、建物の所有権を移転させたなどとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用などの疑いで大阪府警に逮捕された30~50代の男3人について、大阪地検は30日、不起訴処分としたと発表した。27日付。地検は「証拠関係に照らした」としている。
同じく逮捕された司法書士の松本稜平被告(34)に関しては、地検が詐欺未遂罪などで起訴している。
男3人は、松本被告と共謀し、大阪市北区や中央区にある不動産の所有者になりすますために不正に所有権を移転させるなどしたとして逮捕されていた。
ペルシャ湾の船舶から下船した日本人乗組員4人が帰国…残る20人について官房長官「安全確保が最重要」
木原官房長官は30日の記者会見で、ホルムズ海峡の事実上の封鎖に伴いペルシャ湾内で足止めされている日本関係船舶の日本人乗組員24人のうち、4人が下船したと明らかにした。健康状態に問題はなく、いずれも帰国した。
木原氏は、引き続き船内にとどまっている20人について「安全確保は最重要だ。関係国と緊密に連携していく」と語った。
中国船が尖閣沖で海洋調査か EEZ、海保が中止要求
第11管区海上保安本部(那覇)は30日、沖縄県・尖閣諸島沖の排他的経済水域(EEZ)で、中国の海洋調査船がパイプやワイヤのような物を海中に下ろしているのを確認した。海上保安庁の巡視船は、事前の同意がない調査の疑いがあるとして中止を要求している。11管によると、尖閣周辺のEEZで中国船による同様の行動が確認されるのは昨年5月11日以来。
日本のEEZで外国船による海洋調査とみられる特異行動が確認されるのは、今回が今年初めてとなる。11管区内では昨年8月、沖縄県・久米島沖で中国船による同様の行動が確認された。
30日午後1時半ごろ、尖閣諸島の魚釣島西北西約69キロの海域で確認した。
中川元財務相会見巡り、SNS上に読売新聞記者の偽情報…事実無根を確認
読売新聞グループ本社は30日、本紙の元経済部記者についてSNS上で流布・拡散されている情報が、国会答弁や記者会見の客観情報から、事実無根であることを確認した。
問題の虚偽情報は、2009年2月、中川昭一元財務・金融相(故人)がローマで開かれた先進7か国財務相・中央銀行総裁会議の閉幕後、ろれつが回らない状態で記者会見し、その後辞任した問題を巡るもの。SNS上では、記者会見の直前、当時の財務省国際局長が中川氏をランチに誘い、そこに本紙記者らが同席。本紙記者から「記者会見がなくなったのなら、この薬を飲んで食事のあと、ゆっくり休んだら」と言われ、中川氏は渡された薬を飲みワインを一口飲んだ、とされている。
しかし、中川氏は帰国直後の国会答弁で、「若干風邪を引いており、前の日の夜、風邪薬をふだんよりも多めに飲んだ」「記者会見の場面で風邪薬等々の影響が出てしまった」などと述べ、自ら風邪薬を飲んだことが原因と認めており、本紙記者が薬を渡した事実はない。記者団に対しても、「風邪薬を(ローマに向かう)飛行機の中で飲んだ。それが多めになってしまったことが原因。酒も飛行機で飲み、その相乗効果で誤解を招いたのは事実で申し訳ない」と語った。
当時の河村建夫官房長官も記者会見で、中川氏から「風邪薬を多めに飲んだのが原因」との説明を電話で受けたことを明らかにしていた。「体調にかなり無理があった。深酒したとかとは全く関係ない」とも述べた。
本社は、虚偽情報の拡散は放置できないため、目に余る投稿の削除を求める法的措置を検討する。
池袋刺殺容疑者と「同姓同名の別人」帝京大水泳部が注意喚起「事件と無関係」の卒業生への臆測で
帝京大水泳部の公式Xが28日までに更新され、東京・池袋で起きた女性刺殺事件の広川大起(廣川大起)容疑者(26)と、漢字表記が同姓同名で別人の卒業生がいるとして、事件とは無関係であることが確認されていると告知した。当該卒業生に関連した臆測などに基づく情報や投稿があるとして、拡散を控えるよう呼びかけている。
部の公式Xでは「池袋での事件について」と題した文面をアップ。「先日、池袋で起きた事件の容疑者『廣川大起(ひろかわたいき)』が、当大学を卒業している『廣川大起(ひろかわだいき)』であるとの情報や憶測が出回っておりますが、同姓同名の別人であり事件とは全くの無関係である事が確認できています」と、名前の読みが違うことをふりがなで説明しながら報告した。
その上で「また、個人を特定したり憶測で情報を拡散する等の行為はお控え頂きますようお願い致します。また、現在出回っている投稿や写真等は削除して頂けると幸いです。御迷惑をお掛けしてしまい申し訳ございません」と記された。
事件は26日、東京・池袋の商業施設「サンシャインシティ」内にあるポケットモンスターのグッズなどを販売する店舗「ポケモンセンターメガトウキョー」で発生。東京都八王子市のアルバイト春川萌衣さん(21)が男に刺され死亡した。刃物で男に刺され死亡した。男は住所、職業不詳の広川大起容疑者(26)。防犯カメラの映像などによると、広川容疑者はカウンターの中に入って、刃物で春川さんの首などを刺すと、自身の首も刺した。2人ともにカウンターの中で倒れており、意識不明で搬送されたが、病院で死亡が確認された。警視庁は殺人容疑で調べている。同庁によると2人は元交際関係で、以前に春川さんから相談を受け、容疑者をストーカー規制法違反容疑で逮捕していた。
広川容疑者はメディアによって、旧字体の「廣川大起」の名でも報じられている。
「まだ未練あったんかい」東国原英夫氏、宮崎県知事選に再挑戦もSNSでは“出戻り出馬”に厳しい声
かつて“どげんかせんといかん”のフレーズで一世を風靡した元宮崎県知事の東国原英夫氏が、次期知事選への出馬意向を固めたと報じられた。久々の政界復帰に注目が集まる一方で、県民の反応は必ずしも歓迎一色ではないようだ。
厳しい声が目立つSNS
東国原氏は2007年に宮崎県知事に初当選。タレント出身という異色の経歴ながら、メディア露出を巧みに活用し、全国的な知名度を武器に宮崎のPRに尽力した。その手腕は一定の評価を得たものの、1期4年の任期満了をもって退任。その後は東京都知事選や国政へと挑んだが、かつての勢いは影を潜め、近年は再びタレント活動へと軸足を移していた。
今回の“出戻り”とも言える出馬表明に、SNSでは厳しい声が目立つ。
《中途半端に知事やめて国政に出られなかったからって、スゴスゴと知事に戻ろうなんて考えが甘くないか?》 《現職も含めて若い人に譲ってほしい》 《まだ未練あったんかい》
といった批判のほか、
《どうせまた飽きてやめる》
と、期待値の低さを指摘する意見も少なくない。一方で、一定の評価を示す声もある。
《知事のとき宮崎の知名度は増したのは事実》 《いまだに”どげんかせんといかん”って独特な言い回しみみにするから》
と、かつての実績を評価する意見も根強い。
ただ、当時と現在では政治を取り巻く環境も大きく変化している。地方行政においても、単なる知名度や発信力だけでなく、持続的な政策遂行力や地道な県政運営がより重視される傾向にある。そうした中で、“一度離れた人物”に再び県政を託すべきかどうかは、有権者にとって大きな判断材料となりそうだ。
さらに、今回の出馬は「なぜ今なのか」という点でも疑問の声が上がる。長らくタレントとして活動してきた東国原氏が、再び政治の現場に復帰する理由について、明確なビジョンが見えにくいとの指摘もある。
“話題先行型”の知事として列島を沸かせたあの日から十数年――。再び宮崎のトップを目指す今回の挑戦は、もはや知名度だけで押し切れるほど甘くはないだろう。果たして東国原氏は、過去の遺産を脱ぎ捨て、新たなビジョンを提示できるのか。県民のシビアな審判が下されようとしている。