群馬県は11日までに、昨年8月から109日間、世界一周のクルーズ船旅行をし、有給休暇を使い果たして計14日間欠勤したとして、県土整備部の男性主幹専門員(63)を停職3カ月の懲戒処分にした。県によると、男性は定年後の再任用職員で週4日の短時間勤務だった。所属長が、私的旅行の欠勤は認められないとして渡航を止めたが、男性は強行したという。
男性は昨年4月、渡航計画書を提出した。県の指針では、正当な理由なく欠勤することは懲戒処分の対象になるとされており、所属長が口頭や書面で「退職してから行くべきだ」と伝えたが、昨年8月19日~12月5日に米国やスペインなど10カ国以上を巡った。
【速報】「俺の上にヤクザおるから、警察に本当のこと言ったら、家燃やして親殺すから」 小6男児から30万円脅し取ろうとした疑い 海上自衛官の22歳男を逮捕 奈良県警
今年1月、奈良県生駒市で小学6年の男子児童(12)から現金30万円を脅し取ろうとしたとして、海上自衛官の男が逮捕されました。
恐喝未遂の疑いで逮捕されたのは広島県呉市の海上自衛官で潜水艦「うんりゅう」の海士長、石橋輝容疑者(22)です。
石橋容疑者は1月5日午前1時半すぎから午前2時ごろまでの間、生駒市内の公園で小学6年の男子児童(12)から現金30万円を脅し取ろうとした疑いがもたれています。
警察によりますと男子児童は、知人男性から原付バイクの安全な止め場所を尋ねられた際、生駒市内の公園を紹介。
知人男性が1月4日にバイクをその公園に止めたところ、バイクはその日のうちに生駒警察署に放置バイクとして撤去されました。
知人男性は石橋容疑者とも知り合いで、正月に奈良県に帰省してこの話を聞いた石橋容疑者が男子児童をバイクが撤去された公園に呼び出し、バイクの弁償金名目で現金を脅し取ろうとしたということです。
石橋容疑者はその際、男子児童に対し、「自分でバイクを盗んだことにして弁償代30万円を自分で用意するか、親に用意してもらえ。俺の上にヤクザおるから、警察に本当のことを言ったら、家燃やして親殺すからな」などと脅したということです。
男子児童から相談された父親がその日のうちに警察に被害届を出し、事件が発覚しました。
取り調べに対し石橋容疑者は「きょうまで日がたっているので詳しく何と言ったか覚えていませんが、バイクの弁償代を用意するように言って、被害者を脅すようなことは言っていると思います」と容疑を認めているということです。
石橋容疑者が所属する潜水艦「うんりゅう」の栄屋義弘艦長は「本艦隊員が逮捕されたことについて、たいへん重く受け止めております。
今後、警察の捜査に協力するとともに、二度とこのようなことがないよう再発防止に努めてまいります」とコメント。
海上自衛隊呉地方総監部は今後、石橋容疑者の処分を検討するということです。
親子死亡、ブレーキ踏まず進入か 富山で車同士衝突、容疑者出勤中
富山市の交差点で7日、車同士が衝突し軽乗用車に乗っていた親子2人が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)の疑いで逮捕された富山県舟橋村の会社員杉林凌容疑者(26)が、ブレーキを踏まず交差点に進入したとみられることが11日、捜査関係者への取材で分かった。容疑者は出勤中だったという。
時速140キロ以上で走行していたとみられることが既に判明している。交差点のかなり手前からスピードを出していたといい、県警は事故の詳しい状況を調べている。
県警によると、容疑者はこれまでの調べに「赤信号でも行ってやろうと交差点に入った」と供述している。
事故は7日午前5時半ごろ、富山市八町の交差点で発生した。
高市総理が表明 3月16日にも日本単独で石油備蓄放出へ 中東情勢の悪化による原油価格の高騰に対応するため ガソリン価格も全国平均170円程度に抑制
中東情勢の悪化で原油価格が高騰するなか、高市総理は先ほど、「今月16日にも石油備蓄を放出する」と明らかにしました。
高市総理 「国際的な備蓄放出の正式な決定を待たず、我が国が率先して、国際エネルギー市場における需給の緩和に向けて、今月16日にも備蓄放出を行うことを決定しました」
高市総理は、中東情勢の緊迫化で「原油タンカーがホルムズ海峡を事実上、通れない状況が続いている」と指摘し、「万が一にもガソリンなどの石油製品の供給に支障が生じないよう、石油備蓄を活用する方針だ」と話しました。
そして、“日本が率先して、今月16日にも石油備蓄を放出することを決定した”と明らかにしました。まずは民間備蓄を15日分、国家備蓄を1か月分放出するとしています。
また、原油価格の高騰により、ガソリン価格の上昇が見込まれるとして、緊急的な激変緩和措置を早急に実施するよう、赤沢経済産業大臣に指示しました。
高市総理はガソリンの小売価格を全国平均で170円程度に抑制し、軽油、重油、灯油などについても同様の措置を講じるとしています。
財源には「燃料油価格激変緩和対策基金」の残高を活用するとしています。
大阪・寝屋川で女性刺される 45歳男性を殺人未遂容疑で現行犯逮捕
11日午後5時40分ごろ、大阪府寝屋川市境橋町の路上で「包丁を持った男が女性を襲っている」と通行人から110番があった。
大阪府警によると、現場近くに住む女性(52)が腹部をナイフで刺されて病院に搬送されたが、命に別条はないという。刺したとみられる市内の男性(45)は通行人に取り押さえられ、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された。
府警寝屋川署によると、男性は「腹部を刺したが殺意はなかった」と容疑を一部否認している。現場からサバイバルナイフ1本(刃渡り約19センチ)を押収した。2人は知人関係で面識があったとみられ、署が詳しい経緯を調べている。
現場は京阪本線・香里園駅から南に約1キロの住宅などが建ち並ぶエリア。近くに住む会社員の女性(65)は「夕方に帰ってくると歩道に規制線が張られていた。大きな事件があったと聞いて驚いた」と話した。【斉藤朋恵、露木陽介】
職務質問の警官はねたか 疑いで26歳逮捕 車3台など損傷 京都
職務質問をした警察官を車ではねたなどとして京都府警は11日、京都市西京区の職業不詳、松山流星容疑者(26)を殺人未遂と道路交通法違反(ひき逃げ)などの容疑で逮捕した。
逮捕容疑は2月1日午後3時25分ごろ、京都市南区のJR桂川駅前ロータリーで、職務質問をした府警南署の男性巡査部長(53)を車でひき、殺害しようとしたなどとされる。巡査部長は軽傷だった。「弁護士と話してから話をします」と認否を留保している。
府警南署によると、巡査部長は「違法駐車をしている車がある」との通報を受けて、ロータリーにあった松山容疑者の車を見ていた。近くのショッピングセンターから戻ってきた松山容疑者は車に飛び乗り、フロントガラスをたたいて運転を止めようとした巡査部長をはねたという。
松山容疑者はその後、ロータリーの出入り口付近で車2台に衝突。ミラーやバンパーを損壊させ、路上のセンターポール6本をへし折り、はじけ飛んだ1本が停車中だった車に当たり、ミラーも壊した。
松山容疑者は事件以降、自宅に帰らず、車も付近のスーパーに置いたままだった。府警が11日に自宅に帰ったことを確認し、逮捕した。【水谷怜央那】
津波で家族5人失った男性、「恩返し」能登でボランティア…「偽善だと言われても何もしないよりいいでしょ」
[東日本大震災15年]明日への道<5>
テレビで「津波」の文字を見た時、頭に血が上った。2024年元日、ニュースは能登半島地震発生を伝えていた。福島県南相馬市の会社員、番場孝文さん(47)は居ても立ってもいられなかった。「また誰かがつらい思いをしている。行かなきゃ」。東日本大震災の津波で家族5人を失った苦しみがよみがえった。
仕事の都合がついた1月末、車に水と食料、寝袋、簡易トイレを積み込んで出発した。2日がかりで石川県能登町に到着し、交流のあるボランティア団体に合流。炊き出しや倒壊家屋の片付けに従事した。被災者に福島から来たと伝えると「お互い頑張りましょう」と励まされ、逆に救われた気持ちになった。
15年前のあの日、南相馬市は震度6弱の揺れに見舞われた。勤務先の段ボール工場から萱浜(かいばま)地区の自宅に車で向かったが、夕方前に着いた時には、家は跡形もなく鉄筋がむき出しになっていた。沿岸を高さ10メートル前後の津波が襲い、海から約1キロの集落が壊滅した。
妻・里絵さん(当時33歳)、長男・孝心(こうしん)ちゃん(同7か月)をはじめ、家にいた母・由美子さん(同55歳)、祖父・秀雄さん(同80歳)、祖母・キイ子さん(同75歳)の姿はなかった。「逃げたはずだ」と避難所を回ったが会えず、最悪の事態を覚悟した。
父・邦義さん(22年に70歳で死去)と避難所に身を寄せながら海辺で家族を捜していた時、東京電力福島第一原発事故で自宅周辺に屋内退避指示が出た。福島市の避難所や埼玉県の親戚宅に一時逃れたが、すぐに戻って捜索を続けた。5月までに妻、長男、祖母の遺体は見つかったが、祖父と母は今も行方不明だ。
片付けが苦手で金銭感覚もルーズだった自分を「更生させてくれた」しっかり者の里絵さんとは、結婚6年目だった。ようやく授かった孝心ちゃんの成長を見守る幸せな日常が暗転し、その後の数年間は記憶が曖昧だ。
何かしていないと不安で仕事は再開したが、自分の殻の中に引きこもるような日々。「生きていても仕方ない」と何度も思いつつ、自分より憔悴(しょうすい)していた父を「支えなきゃ」と踏みとどまった。同じ境遇の友人らと話をすることで少しずつ心が落ち着き、実の息子のように接してくれる妻の両親の温かさにも支えられた。
殻の外に出るきっかけは、震災から7年余り過ぎた頃、地元の友人がくれた。復興を盛り上げる音楽イベント「騎馬武者ロックフェス」を手がけており、運営の手伝いを頼まれた。会場設営などの裏方仕事に汗を流すと来場者の笑顔が心地よくて、以来、毎回運営に参加している。
福島県では19年以降、豪雨や震度6強の地震で何度も被災しており、フェスの仲間と被災地で災害ボランティアも始めた。震災後に受けた様々な助けに対する「恩返し」をしたくなったからだ。「偽善だと言われても構わない。何もしないよりいいでしょ」
これまで能登には8回入った。いつしか「支援のため」から、仲良くなった住民やボランティア仲間に「会いに行きたい」との思いに変わってきた。酒を酌み交わしながら話し込むと、「人それぞれのつらさがあるのだ」と、視野が広がっていくのを実感した。
次に能登に入るのは4月中旬。仲間から「同じように家族を亡くした人がいる。会ってみないか」と誘われた。まだ名前も知らない相手だが「自分の経験が役に立てば」と、本音で話をしてくるつもりだ。
最近は「こんな自分を見たら妻と息子はどう思うだろうか」と夢想する。いつか2人に会えた時にこう言えたらと思っている。「パパ格好良かっただろ」(山田優芽)
東日本大震災15年、国民の関心「薄れた」79%…「教訓生かせた」54%
「東日本大震災15年」に関する読売新聞社の全国世論調査(電話方式)では、被災地に対する国民の関心が薄れていると「感じる」と答えた人が「大いに」22%と「多少は」57%の計79%に上り、「感じない」は「あまり」「全く」の計20%にとどまった。
国民の関心が薄れていると「感じる」との回答は、復興に「関心がある」とした人(全体の78%)では83%だったのに対し、復興に「関心がない」人(同22%)では63%だった。復興への関心度が高い人ほど、社会全体で震災が「風化」することに対して懸念を感じているようだ。
日本の社会が、震災の教訓をその後15年間の災害で生かすことができたと「思う」と答えた人は54%で過半数を占めたものの、「思わない」人も38%いた。60歳以上に限ると、「思わない」50%が「思う」39%を上回った。
公立高校の志願倍率、33道府県で1倍切り 私立無償化の影響か
2026年度の入学生を対象とした公立高校全日制の主な入学者選抜の志願倍率が、47都道府県のうち7割にあたる33道府県で1倍を切ったことが9日、毎日新聞のまとめで判明した。単純比較はできないものの、前年度より倍率が低下した自治体は8割を超え、私立高の授業料無償化の影響で私立人気が高まり公立離れが加速した可能性がある。
各地の教育委員会は、公立高全日制における26年度一般入試(25年度実施)の前期選抜など主要日程における志願倍率や志願者数を2月以降順次公表(一部は特色枠など一般入試以外も含む)しており、9日に47都道府県分が出そろった。
毎日新聞の集計で志願倍率が1倍を切っていたのは70・2%に当たる33道府県。0・9倍を下回った自治体は15、0・8倍に届かなかった自治体も5あった。
募集人員や入試の方法の変更で単純比較ができない自治体もあるものの、全体の85・1%にあたる40都道府県では倍率が前年を下回った。
少子化が進み、特に地方の高校では公立高の志願者が以前から減少していたとされる。ただ、毎日新聞が24、25年度の学校基本調査から中学3年段階の生徒数を算出し、増減率を志願者数の増減率と比較したところ、福井、徳島、大分の3県を除く44都道府県で志願者数の減少率の方が大きかった。
実際には後期選抜など今回集計した入試以外の日程で入学する生徒もいるが、志願倍率の低下は公立高の生徒数の減少を示唆する。各地の教委には「私立無償化が影響した可能性がある。生徒が減れば、集団での教育活動ができなくなる恐れがある」という懸念がある。統廃合の議論に影響が出る地域もありそうだ。
政府は26年度から私立高を含め授業料を無償化する方針。私立のネックとなっていた学費負担が軽減されることから、全国的な公立高からの生徒流出が懸念される。また、近年人気が高まっている広域通信制に生徒が流れる可能性もある。無償化を先行実施していた大阪府や東京都では既に公立高の定員割れが相次いでいる。
私立無償化を巡っては、実施に必要な関連法案が9日から衆院文部科学委員会で審議入りした。6日から審議予定だったが、斎藤洋明委員長(自民党)が事故渋滞で遅刻し流会となっていた。政府・与党は年度内の法案成立を目指している。【斎藤文太郎、木原真希、西本紗保美、ガン・クリスティーナ】
社民党副党首のラサール石井参院議員「世界中、日本中に平和を訴える」 党の存在意義が改めて問われる
社民党副党首のラサール石井参院議員が3日、社民党党首選に立候補することをラサール氏の事務所スタッフよりX(旧Twitter)で表明した。ラサール氏は、社民党のイメージを「明るくほがらかに前向き」なものに変えていきたいと意欲を示し、8日には東京・新宿で街頭演説を行った。
ラサール氏は冒頭、「党首選の記者会見を行った際、一部報道に誤り、間違っているところがあったので、訂正させていただきます」と切り出し、一部報道での「党名を変えることを視野に入れている」について、「全くの誤りであります」と反論。つづけて、「私は党首を変える、党名を変える、それぐらいの覚悟を持って改革しなきゃいけないと」との発言が誤って報道されたと憤り、「例えで、党名のことを言っただけで、私が党名を変えたい。変えないといけないと思ってはいない」と釈明した。
また、SNS上で「社民党が内紛を起こしている」「党内の意見がなかなか上に上がらない。社民党は閉ざされた党だ」などのうわさに対しても、「全くデマであります。意見の違いはあるが、それを話し合い、会議にかけて、ルールをもって決めている。そのプロセスをちゃんと守っている政党。内紛などはございません」と一蹴。
さらに、国会での状況に対しては「リベラルは数を減らした。社民党は埋没寸前。確かに弱ってきてしまっている」とし、社民党の現状を「私たちは良いことを言っているが、なかなかそれが伝わらない。伝え方が悪い。それを変えていかないと」と語った。
その上で、今の社民党を「いつもドアが閉まっていて、中が暗いお店」と例え、「前に立ってもやっているか分からない。いつもドアが開いていて、中の明るいお店にしたい。明るく楽しくポジティブに、そうやって社民党を変えていきたい」と語気を強め、党内改革としては、新党員や若手党員の声を拾い上げる目安箱、ハラスメント相談窓口の設置等を主張。このほかに、所得税と法人税の累進課税の強化、大学までの教育無償化、家賃に対する公的補助などの政策をアピールした。
衆院選の投開票を受け、社民党の福島瑞穂党首とラサール氏は先月8日に都内の党本部で会見。ラサール氏は、「分析をみると10代、20代の若者が一番、自民党に入れているということに暗澹(あんたん)とした気持ちでいます。“新しい戦前”と言われるより(もう既に)戦前なのかなと思っていて、なぜ自分たちが血を流すことになる戦争に向かって若者たちが自民党に票を入れるのか理解できません。また、裏金議員、旧統一教会系の議員が当選して、これでミソギが済んだと言っているみたいですが、かなり安いミソギだと思います。まだまだ許してはいけないと思います」となどと心情を吐露していた。
ラサール氏といえば先月、お笑いコンビ・ぺこぱの松陰寺太勇と出演したAbemaTVの報道番組「ABEMA Prime」での討論が話題を集めた。社民党は初の議席数ゼロという惨敗を喫したなか、同番組で日本の防衛政策について軍備を増強している現状を危惧した。
これらの情勢を踏まえ、ネットの反応は「3人しかいないんじゃないの?そして多分党首に選ばれるよね」「ラサールはもう隠居しな。うっとうしいんだよ!老害」「ラサールは、戦争が始まる、若者はなぜそれを支持するのかとあおるけど、論理の飛躍が余りにも大きい。争点はそこじゃないし、誰も戦争を始めようとしてない。これだから松陰寺に論破される」といった冷ややかな具合だ。
かつて、お笑い界の頂点に立ったラサール氏。政治の世界では四苦八苦が続いているようだが、社民党の存在意義が改めて問われているなかでラサール氏の「世界中、日本中に平和を訴える」は届くだろうか。