ボビー・オロゴン容疑者を起訴=不同意性交罪など―千葉地検

知人女性に性的暴行を加えたとして、千葉地検は3日、不同意性交と不同意わいせつの罪で、タレントのボビー・オロゴン(本名近田ボビー)容疑者(60)=さいたま市浦和区=を起訴した。
起訴状によると、同容疑者は4月21日、千葉県内の民家で、女性にマッサージと称して性的行為に及び、おびえた女性の同意を得ないまま性的暴行を加えたとされる。 [時事通信社]

「みかじめ料を拒んだ報復」無罪判決を破棄 工藤会元幹部に懲役8年 住宅に銃弾5発を撃ち込んだ「指示役」 福岡高裁

15年前、福岡県福津市の住宅に銃弾を撃ち込んだとして、建造物損壊などの罪に問われた工藤会元幹部の控訴審判決です。福岡高裁は1審の無罪判決を破棄し、懲役8年を言い渡しました。
この事件は2011年、福津市で建設会社に勤務していた男性の住宅に、銃弾5発が撃ち込まれたものです。
事件の指示役とされ、建造物損壊などの罪に問われた特定危険指定暴力団、工藤会の元幹部、内蔵成喜八被告(59)は、おととしの福岡地裁の1審判決で「実行役の供述が変遷していて、信用することはできない」などとして無罪が言い渡されていました。
7月3日の控訴審判決で、福岡高裁は、事件は工藤会がみかじめ料を拒んだ会社に対する報復として企てたもので、実行には相当の人・物・金などを要するため、個人に実行を委ねることは考えられないと指摘しました。
その上で、実行役が所属していた工藤会傘下の極政組の幹部を務めていた被告の関与なしには、実行は不可能だったとして、懲役8年を言い渡しました。
判決を受け、弁護側は上告する方針です。

特定少年の被告に懲役18年=府中町・強盗致死―広島地裁

広島県府中町で昨年、東京都内の男性=当時(52)=が暴行を受け死亡した事件で、強盗致死罪に問われた当時18歳で特定少年の徳永孝志被告(19)の裁判員裁判で、広島地裁は3日、求刑通り懲役18年の判決を言い渡した。主導役とされる当時16歳の少年は強盗殺人罪で起訴されており、14日に初公判が予定されている。
国分進裁判長は、当時18歳の女=少年院送致=の援助交際相手だった男性から金品を奪おうと計画したと認定。徳永被告に関し「後輩の少年から依頼され巻き込まれた側面もある」としつつ、自ら暴行を加えるなど積極的に関与したとして、「必要不可欠な役割を果たした」と判断した。結果の重大性などから、弁護側が求めた保護処分は相当ではないと結論付けた。 [時事通信社]

れいわ新選組の山本太郎代表、大分市の高速道で時速149キロ…略式起訴され罰金9万円

大分市内の高速道路で昨年10月、法定速度を超える時速149キロで車を運転したとして、東京区検は、れいわ新選組の山本太郎代表(51)を道路交通法違反(速度超過)で東京簡裁に略式起訴した。4月20日付。れいわは3日、山本代表が罰金9万円の略式命令と90日間の運転免許停止処分を受けたと発表した。
東京地検などによると、山本代表は昨年10月9日午後、大分市内の東九州自動車道でレンタカーの乗用車を運転中、法定速度(時速80キロ)を69キロ超過して走行したとされる。大分県警が書類送検し、大分区検から東京区検に事件が移送されていたという。
れいわは、山本代表を幹事長による厳重注意処分としたことを明らかにし、「党として重く受け止めるとともに、山本代表に法令順守と安全運転の徹底を求め、再発防止に努める」とのコメントを出した。

防犯カメラに「盆栽泥棒」 高価な盆栽ばかり狙う 海外でも人気で価格上昇 10年で全国20億円の窃盗被害

被害総額は、実に数百万円。高価な盆栽ばかりを狙った窃盗の一部始終を防犯カメラが捉えていました。
神奈川県の盆栽園に侵入する1人の人物。すると、手に持った大きな袋に盆栽を次々と入れていきます。
これは「盆栽泥棒」の瞬間の映像。その一部始終を防犯カメラが捉えていました。
きのう午前4時45分。まだ多くの人が寝静まる時間。もちろん、盆栽園はまだ営業していません。
中に入った人物は、持ってきた大きな袋に1つ、2つと盆栽を淡々と入れていきます。
さらに、2つ目の袋を取り出し、再び盆栽を入れていきます。
ここで防犯ライトが点滅すると、突然焦り出し、盆栽を乱暴に入れると、足早に盆栽園を逃げ出していきました。わずか1分の犯行でした。
手あたり次第ではなく、盆栽を選んでいた犯人。狙われたのは高級盆栽「黒松」で、樹齢100年のものになると、300万円ほどの価値になるといいます。
今回は7本の「黒松」が盗まれ、被害総額は数百万円にのぼります。
犯人は、なぜ盆栽を狙うのでしょうか?
小品盆栽組合 三浦裕貴理事長 「海外を中心に人気が出まして、人気がある=値段も上がる、高く売れる。被害が多くなっている」
国内外で「盆栽」の人気が上がり、価格も上昇。そこに目を付け、盗難が相次いでいるといいます。
理事長によると、ここ10年、全国でおよそ20億円の窃盗被害が出ているということです。
被害にあった盆栽園は警察に被害届を提出。警察は窃盗事件として捜査しています。

審議拒否「時代遅れ」=自民から発言、野党反発

衆院議院運営委員会の村井英樹与党筆頭理事(自民党)は3日、野党の審議拒否について「国民の期待に応えることにならない時代遅れの手法ではないか」と批判した。「ある試算によれば、国会が1日空転すると3億円の経費がかかる」と語り、審議拒否で予算が無駄になっているとも指摘した。国会内で記者団に語った。
これに対し、公明党の西田実仁幹事長は同日の記者会見で、国会空転の原因は衆参予算委員会の集中審議などに応じない高市早苗首相の姿勢にあるとの立場から「議会運営に責任を持っているのは与党だ。野党に転嫁するのはあまりに責任がない対応だ」と反発した。 [時事通信社]

再処理工場完成、遅れる可能性 青森知事「実現性高い新工程を」

資源エネルギー庁幹部は3日、青森県の宮下宗一郎知事と面会し、日本原燃が同県六ケ所村に建設中の使用済み核燃料の再処理工場について、日本原燃が目標とする2026年度中の完成が「遅れる可能性がある」と述べた。完成時期はこれまでも27回延期されており、宮下氏は日本原燃が実現性の高い新工程を示すよう国を通じて要請した。
エネ庁の久米孝電力・ガス事業部長が青森県庁を訪問し、宮下氏に再処理工場の審査状況を説明した。日本原燃が6月の原子力規制委員会の審査会合で、設計・工事計画に関する主な説明を一通り終え、規制委から大きな論点はないとの見解が示されたと報告。「(今後の工程を)国として責任をもって進捗(しんちょく)管理を行う」と理解を求めた。
一方で久米氏は、日本原燃がこれまでの試験運転で出た高レベル放射性廃液の処理を完成前に実施することを検討していることに触れ、「新たな取り組みを進める中で完成目標が遅れる可能性がある」と言及した。
これに対し、宮下氏はいつ完成するかについて「実現性の高い工程が示されることが大事だ」とし、日本原燃に強い指導を求めた。宮下氏は再処理工場の完成遅れを理由に、使用済み核燃料の中間貯蔵施設(同県むつ市)への搬入を容認していないが、この日も搬入できる環境を確認できないとして、これまでの姿勢を崩さなかった。【神崎修一】

相次ぐ不祥事で卓越大認定の見通し立たない東京大学 松本文科相「コンプラ確保が重要」

文部科学省は3日、世界最高水準の研究力に向けて国が重点的に支援する「国際卓越研究大学」に、京都大を認定する方針を固めたと発表した。一方、不祥事の連続で認定の見通しが立たないのが京大と双璧をなす日本の頭脳、東京大。大学側は改革を急ぐものの、その前途は多難といわざるをえない。
「国際卓越研究大学は多額の資金が投入される。コンプライアンス(法令順守)の確保は大変重要だ」
京大が3校目となる卓越大に認定される見通しとなった3日の閣議後記者会見で、松本洋平文部科学相は強調した。
松本氏が指摘するように、京大と並んで日本を代表する大学である東大は、相次ぐ不祥事で認定される見通しが立っていない。
卓越大の制度が創設された当初、東大は認定が有力視されていた。しかし、医学部を舞台とした収賄事件などの不祥事を受け、認定を審査する文科省の有識者会議は昨年12月、東大を最長で1年間の継続審査とした。大学院医学系研究科の元教授が収賄容疑で逮捕された後の今年2月には、松本文科相が審査を打ち切る可能性にも言及した。
東大は4月、大学の管理体制を強化する改革案を公表。最高リスク責任者の配置や全学のリスクを一元的に集約する専門部署の設置などを盛り込んだ。藤井輝夫総長は「不退転の決意で断行する」と述べたが、信頼回復への道は半ばだ。

筋弛緩薬「少なくとも1人の致死量」紛失 神戸大学が発表

神戸大学は3日、医学部附属国際がん医療・研究センターで保管していた筋弛緩薬「ロクロニウム」1瓶(50ミリグラム)を1日に紛失したと発表しました。 少なくとも1人分の致死量に相当する可能性があるということで、神戸大学は警察に被害届を提出しました。 神戸大学によりますと、1日の朝、麻酔科の責任医師が、当日の手術に使用する予定の「ロクロニウム」のセットを保管庫から取り出し、手術室へ搬送しました。 手術開始前の準備中に本来は1セット5瓶あるはずのところ4瓶しかないことに気付いたということです。 周辺の捜索や廃棄物の確認、防犯カメラの映像を確認するなどしましたが、薬剤は発見できなかったとしています。 手術の前日には、薬剤師が「ロクロニウム」セットを確認するなどして、保管庫を施錠したということです。 「ロクロニウム」は、筋肉の収縮を止める薬剤で、神戸大学の医師によると「少なくとも1人の致死量に相当する」ということです。 盗難の可能性もあることから、神戸大学は神戸水上署に被害届を提出し、神戸市保健所へ事態を報告をしました。 神戸大学は「皆様に心配をおかけし心からお詫び申し上げます。今回の事態を重く受け止め、再発防止に努めます」としていて、薬剤師が医薬品補充の際に複数人で数量チェックするなど、再発防止策を行うとしています。

超巨大地震は傾き緩やかなプレート境界で起きる? 東大が解明

マグニチュード(M)9クラスの超巨大地震の多くに、一つの共通点がある。震源となったプレート境界の傾斜角が緩やかなのだ。傾斜が緩やかな場所は、大きな滑りを引き起こす力がかかりにくいはずなのに、なぜ?
そんな地震学の謎を解き明かしたと、東京大の研究チームが1日付の米科学誌「サイエンス・アドバンシズ」に発表した。
巨大地震をもたらす海溝型地震は、海のプレートが陸のプレートの下に沈み込む場所で起こる。プレートの傾斜角は深さや地形などによって40度を超す場所もあるが、M9級の超巨大地震の場合、多くは傾斜角が20度以下の「超低角」の地点で発生したことが知られていた。例えば、2011年の東日本大震災(M9・0)の傾斜角は10度。04年のスマトラ沖大地震(M9・1)は8度だった。
その謎を解くために研究チームは、地震が小さな断層破壊から始まり、連鎖して巨大化することに着目。世界の過去の地震データから、プレートの傾斜角ごとに、小規模な地震が大規模な地震に発展する確率を調べた。
その結果、傾斜角10度のプレートでは、同40度に比べてM5級の地震がM9級に巨大化する確率が約60倍高く、傾きが「超低角」だと地震が巨大化しやすいことが分かった。
さらにどんな条件で巨大化しやすいかをシミュレーションで分析。滑りを起こそうとする力(応力)は時間ごとに変化しており、その力の向きが超低角のプレートの滑りやすい方向と一致した際に、破壊が一気に広がりやすい傾向が分かったという。
チームの井出哲・東京大教授(地震学)は「超低角のプレート境界では、地下にかかる応力の向きによっては超巨大地震が起こり得る。応力をモニター(監視)できるようにすることが大事だ」と話している。【岡田英】