4月7日、参議院予算委員会で新年度予算案が可決された。過去最大となる122兆3092億円の予算案は、賛成と反対が同数だったため、委員長の決裁で可決されることとなった。
そんな予算委員会で繰り広げられた質疑において、高市早苗首相が発したある発言をめぐって議論が勃発している。
「睡眠は割と短い」発言が波紋
「7日の質疑では、野党から現在の働き方について問われた高市首相が、公邸に帰宅した後の日常生活について紹介するシーンがありました。首相は“だいたい風呂に入って食事する。家事に時間を取られ、睡眠は割と短い。それ以外の時間は仕事に充てる”と回答。曰く、官邸に遅くまで残ると秘書官や警護官を長く待機させることになるので、“できるだけ仕事を持ち帰っている”とのこと。国民民主党の伊藤孝恵議員が党首討論の開催を求める一幕もありましたが、“私も体が一つなので、しょっちゅうは大変だが、睡眠時間が確保できるレベルなら”と答えています」(全国紙政治部記者)
日々、激務に追われている様子の高市首相。しかし、この「睡眠は割と短い」という発言に対して、国民の一部からは「総理になる前から分かってることでしょ」「共働きの家庭は皆そうじゃないの?」「激務なんだから家政婦さん雇えばいいのに」「普通の人は仕事→帰宅の間に通勤時間があるのよ。睡眠時間はもっと短いよ」「十分な睡眠なんて日本人のほとんどが取れていない」などの反応が。
中には、「サナちゃんには我が国の総理大臣の有難いお言葉をお送りします『できない理由じゃなくて、できる方法を考えていただきたい』」と、首相自身が国家公務員の新人職員研修で語った言葉を引用するコメントも。
「まるで“寝てないアピール”をしたかのように捉えられていますが、高市首相の発言は、あくまで野党からの質問に答える形で話したもの。国会・外交・会議など、かなり多忙な日々を過ごしているのは事実です。日本の公邸には、日常生活を24時間フルサポートする体制は整っていません。公務に集中できるよう、生活をある程度サポートする必要があるという意見も散見されます」(政治ジャーナリスト)
実際、国民からは前述の反応がある一方で「日本の働く女性がずっと悩んでいる問題が、首相になっても同じとは…」「総理に最高のパフォーマンスをして頂くのが国益です」「首相公邸にも専属の料理人とハウスキーパーが必要」「流石に日本のトップの管理職の人は、家事とかは最低限にして仕事に専念する時間を増やしてほしいと思う。制度がそうなってないなら制度を変えなきゃ」などの声も寄せられている。
思わぬ流れで議論の的となった、高市首相の“生活習慣”。どんな形であれ、国のために全力を注ぐことができる体制が求められている。
投稿者「F.Krueger」のアーカイブ
再審制度見直しの法改正案 あす(10日)の国会提出は見送る方針固める 自民党内から「抗告禁止」求める異論相次ぐ
政府が、再審=裁判のやり直しに関する法律の改正案について、自民党内での異論の高まりを受け、あす(10日)予定していた国会への提出を見送る方針を固めたことが分かりました。
政府が提出予定の刑事訴訟法改正案では、裁判所が刑事裁判の再審を決定した場合に、検察官が不服を申し立てる「抗告」を認めていますが、自民党内からは「審理の長期化につながる」などとして、「抗告を禁止するべきだ」とする意見が相次いでいます。
こうした中、政府が「自民党内の丁寧な議論が必要だ」と判断し、予定していた、あす(10日)の閣議決定には間に合わないと、きょう(9日)、国会に伝える方針を固めたことが複数の関係者への取材で分かりました。
改正案は、与野党が今の国会で最重要と位置づける「重要広範議案」の1つです。
京都府の木津川河川敷で車が燃える火事 近くからは身元不明の遺体も見つかる 事件事故の両面で警察が捜査
京都府木津川市の河川敷で車が燃える火事があり、燃えた車の近くから身元の分からない遺体が発見されました。
8日午後2時40分ごろ京都府木津川市にある木津川の右岸河川敷で、黒煙が上がっているのを近くにいた消防隊員が発見しました。
警察によりますと、火はおよそ2時間後に消されましたが、焼け跡から全焼した車1両と、車の付近からは性別等不明の遺体が見つかったということです。
警察は燃えた車の所有者や遺体の身元の確認を急ぐとともに、事件と事故の両面で慎重に捜査を進めています。
現場は木津川にかかる「開橋」からおよそ900m北北西にある河川敷です。
福島瑞穂氏 当選会見の〝仕切り〟を謝罪も…食い違う主張 社民党リブートに暗雲
社民党党首選の結果を受けて福島瑞穂氏が6日に当選会見を行った際に、対立候補だった大椿裕子元参院議員の発言が認められなかった騒動が収まらない。8日に福島氏は配慮不足を謝罪したが、大椿氏は反発。国会議員2人の少数政党で起きた内部対立は党にとって致命傷になりかねない。
福島氏と大椿氏の決選投票にもつれ込んだ党首選は福島氏が勝利。当選後の会見には大椿氏とラサール石井副党首も出席しており、マスコミから大椿氏らのコメントを求められたものの、司会者が新党首の会見だとして拒否。発言を封じられた大椿氏は「候補者を平等に扱うべき」と怒りの退席をした。この様子が報道やSNSで拡散。内部対立をそのまま公開したような会見に支持者は失望した。
8日に会見を行った福島氏は「あの記者会見は党首選挙実施本部の仕切りで行われていた。党首選をどうやるか、記者会見をどうするかっていうのは実施本部がすべて仕切っていた。あそこ(会見場)に呼ばれていたのは当選者だけで、実施本部が仕切って決定して行ったものです」と、会見のやり方は実施本部が決めたことと強調した。
同時に「とはいえ大椿氏やラサール氏に対して、現場でも私の配慮が足りなかった点がありました。そのことについてお詫びを申し上げます」と謝罪。会見の場で自身が実施本部と話し合い、大椿氏らの発言を認めればよかったと振り返った。
質疑応答では、大椿氏に発言させない仕切りについて、福島氏から実施本部に指示があったのかどうかが問われた。福島氏は「私が口を出す話ではない」「実施本部には(指示を)伝えておりません」と否定。あくまで当選者のみの会見として実施本部が設定したと繰り返した。
また、「当日も(実施本部が)当選者の記者会見としていて、ただ来る人は拒まないというか、傍聴という形で考えていたと聞いています」と大椿氏らの会見出席は〝傍聴〟だとした。
対する大椿氏は会見を受けてXで反論。「3人で会見するように最後まで福島さんに働きかけていたと、党首選実施本部長から直に聞いたけれど」とツッコミを入れた。実施本部が当選者のみの会見を決めたとする福島氏の説明とは食い違っている。
さらに、大椿氏は「なぜ、私の発言を禁じたのか。沖縄2区に関して発言されるのが嫌だったのだろう」と、衆院沖縄2区の候補者擁立をめぐって福島氏と対立したことを原因に挙げた。
同区の社民党議員だった新垣邦男氏が昨年11月に離党。今年2月の衆院選に新垣氏は中道改革連合から出馬し、福島氏が対立候補を擁立していた。しかし結局、自民党候補が勝利。大椿氏はこの擁立に反対だった。
遺恨があるとはいえ、会見で発言をさせなかったとしたらやり過ぎだ。過去に福島氏と仕事をしたことのある法曹関係者は「福島氏は芯が強く、主張は絶対にブレない人です。ほかの人なら見過ごすような点にも気づき問題提起できる。弱者の立場を考えられる人でもあります。それだけに独裁的に見えるやり方にはビックリしています」と話した。
社民党のキャッチコピーは「リブート(再起動)」だが、実現は不透明だ。
社民・福島氏、発言封じを謝罪=党首選後の記者会見巡り
社民党の福島瑞穂党首は8日の記者会見で、党首選決選投票開票後の記者会見で対立候補の発言を認めなかったことについて「配慮が足りなかった点があり、おわびしたい」と謝罪した。会見を仕切っていたのは党首選実施本部だったとしつつ、「発言させたらどうかとその場で相談すべきだった」と釈明した。
問題の会見は6日に行われ、党首選で福島氏と争った大椿裕子前参院議員とラサール石井副党首が同席。記者からは2氏にも質問が飛んだが、司会役の党関係者が「党首への質問に限る」と制止し、福島氏も「新党首就任の会見だ。私が答える」と2氏の応答を認めなかった。大椿氏は「候補者を平等に扱うべきだ」として途中退席した。
司会役の党関係者は福島氏の指示に従ったのではないかとただされたのに対し、福島氏は「直接指示する立場にはない」などと言葉を濁した。
会見を受け、大椿氏はX(旧ツイッター)で「実施本部のせいになっているが、異論が出てくるだろう」と指摘。「直接、謝罪の言葉が欲しい」と投稿した。 [時事通信社]
「感動!かなり感動」旧日本軍の戦闘機「紫電改」81年の時を経て海底から姿現す 記憶を伝える貴重な遺産に
80年以上の時を経て、地上に姿を現した旧日本軍の戦闘機、紫電改です。両翼がしっかり残っています。8日、阿久根市で引き揚げられました。国内に現存する、この戦闘機は47年前に愛媛県が引き揚げた1機だけです。戦争の記憶を伝える貴重な遺産になりそうです。
8日朝、阿久根新港を出発したクレーンを載せた台船。普段は堤防の建設など公共工事で活躍する船ですが、これまで経験したことのないものを吊り上げます。それが、旧日本軍の戦闘機、紫電改です。
1945年4月、出水市の上空でアメリカのB29編隊と交戦し阿久根市の折口浜に不時着しました。これまでの調査で、機体には、5メートルを超える両翼、紫電改の特徴でもある2連の20ミリ機銃も残っていたことがわかっています。搭乗していた林大尉は、不時着したあと、地元の住民に救助されたものの命を落としています。
林大尉の霊を慰め、貴重な戦跡を遺そうと市民グループはクラウドファンディングを行い引き揚げと保存の費用を募ってきました。
午前11時ごろから始まった引き揚げ作業。まず、姿を現したのが胴体のカバーと見られる部分。続いて、プロペラも引き揚げられました。多くの市民、県民が海岸から見守る中、作業は順調に見えましたが…。エンジンを含む、本体を引き揚げようとするとバランスが取れず難航。動きがあったのは、作業開始から3時間半経った午後2時半過ぎでした。
(岡本アナウンサー)
「阿久根市の脇本海岸で大勢の人が見守る中、81年ぶりに紫電改が姿を現しました。エンジン部分、そして、両翼部分がしっかり残っています」
あらわになったエンジン。そして、両翼もしっかり残されたまま引き揚げられました。20ミリ機銃も残っています。海岸で見学していた人は…
(見学に来た市民)
「いま翼が見えてきました。めちゃくちゃきれいに残ってるな。エンジンが完全に残っているみたいです。感動です。かなり感動しています」
紫電改は、ゆっくり台船に引き揚げられました。9日にも陸に揚げ、ゴミなどを丁寧に取り除いたあと、1年近く、水槽に沈め塩を抜くということです。
引き揚げに向けて活動してきた市民グループの代表は…
(NPO法人北薩の戦争遺産を後世に遺す会・肥本 英輔会長)
「歴史そのものですね。日本人の歴史がここにある。今から81年前の当時の歴史がここに詰まっている。それをどう考えるかを提供したいというのが私の思い」
国内に現存する紫電改は、愛媛県が1979年に引き揚げた1機のみです。引き揚げられた機体は戦争の記憶を伝える貴重な遺産になるはずです。出水市内で展示することも検討されているということです。
「スマホを見ていた」 「前をよく見ていなかった」 新名神の死亡事故 子ども3人含む6人死亡 トラック運転手が供述 三重
3月、三重県の新名神高速で6人が死亡した事故で逮捕された大型トラックの運転手が「スマートフォンを見ていた」と供述していることが新たに分かりました。
3月20日、三重県亀山市の新名神高速下り線で、水谷水都代容疑者(54)が運転する大型トラックが、一家5人で関西方面へ観光に向かっていた静岡県袋井市の松本幸司さん(45)の車に追突しました。
松本さんの車はさらに、関西方面へ帰省途中だった髙峰啓三さん(56)の車に衝突し、2台の乗用車に乗っていた6人が死亡しました。
「スマートフォンを見ていた」
その後の警察への取材で水谷容疑者が、警察の調べに対して「スマートフォンを見ていた」という供述をしていることが新たに分かりました。
また、「前をよく見ていなかった」という供述もしていたことから、警察は、スマートフォンを見ていたことが事故につながったとみて、詳しく調べています。
【現場の画像】事故当時の様子 焼け焦げた乗用車やトラック… 新名神で6人死亡 三重
京都小6行方不明「海外旅行に行くと聞いた」 小学校は厳戒の始業式
8日で16日。行方不明になる前の家族の様子を聞いた人が取材に応じ、「海外旅行に行く予定と聞いていた」と話しました。
【画像】9キロほど離れた山中 7日の捜索現場の位置関係
卒業式のあと「旅行を予定」
新たに分かった卒業式後の海外旅行の予定。その直前に、何があったのでしょうか…。
京都府南丹市で行方不明になっている安達結希さん(11)、小学校6年生。8日も懸命の捜索が続いています。
父親が小学校近くに送ったあとから行方が分かっていません。それが、先月23日のこと。安達さんが通う小学校はこの日、卒業式でした。
旅行の話を聞いた人によると、その後、家族で2泊3日、海外旅行に行く予定だったそうです。
行方不明から3日後、安達さんの祖父母と会った人がいました。
安達さんの祖父母の知人
「26日に私が出先から帰ってきて、午後3時すぎにおばあちゃんが来た。『うちの孫が学校行ったけど、着いていなくて』と泣かれて。泣かれて話を聞いていて、そこで初めて知った。『いろんなことで、ご迷惑かけるけどすいません』と来た。それで本当にびっくりした。(結希さんは)初孫だし、かわいがっていた。小さい時は散歩に、田んぼに行くのを見ていた。それで祖父にも『あの子、人懐っこいからな。どこかでかわいがってもらっているかもしれないから、待っておこう』と別れた。毎日毎日、テレビやネットを朝起きたらまず見て『もう見つかったかな』とか。一日も早く元気な姿で、おばあちゃんに抱いてほしい」
小6男児不明 捜索続く
7日、安達さんの自宅近くで行われた捜索。
安達さんの行方が分からなくなった小学校。その3キロほど離れた場所でリュックが見つかっています。捜索が行われたのは、逆方向にあたる9キロほど離れた山中です。
捜索現場の周辺住民
「普段見るような車じゃない大きな車とかも数台すれ違ったのと止まっていたのを見て、『何かちょっとあったのかな』『いつもと違うな』という雰囲気」
現場を見た元神奈川県警の鳴海達之さん。規制線は、なぜ外れたのかをこう分析します。
「もし(捜索の)途中なら、規制線は残しておいてもいいと思う。なぜかというと、規制していても、そんなに住民がいるわけでもないですし、規制したからと迷惑がかかるわけでもない。もし捜索をどうしてもやりたいという目的を達成したいなら規制して、誰か人を置けばいい。住民が通れば、そこを開ければいいだけのこと。でも、それをやらないということは、もうこれ以上何か出るということがないのか、それともすでに目的のものを見つけたのか、どちらか。いずれにしても捜索の対象にはなる。この周辺は。今後も手をつけるということの一つの目安というか、シグナルだと思う」
捜索に進展はあったのでしょうか…。
「何かいなくなっている結希くんに関する情報なり、その所持品であるとか、情報が寄せられたんじゃないかなと思う。確たる情報がなければ、こういう捜索は警察はしないと思う。つまり当てずっぽう的に、家の近くで捜索をやれば何かが出るのではということは、警察はあまりやらないです」
「そういった情報が寄せられて実際に捜索をやってみて、得るものがもしないのであれば、それはそれで、この周辺には結希くんに関する痕跡はないことが明らかになるので、それはある意味プラスではあると思う」
厳戒の始業式 保護者「不安」
8日、安達さんが通う南丹市立園部小学校は始業式を迎えました。児童たちは保護者同伴のもと、集団登校をしています。
安達さんが見つからないまま迎えた始業式。通学路には警察や地域のボランティアなどが立ち、児童に声をかけながら登校を見守りました。
見守り活動に参加
「ここはこれでも街の中だけど、ちょっと入ったら山道ばかりだから、不安だろうから見守る」
見守り活動に参加
「この状態なので(見守りの)人数が多いほうが、子どもたちに安心を与えてあげられるかなと、参加させてもらいました。(児童に)そんなに暗い様子はなかったので安心した」
6日の夜には、新6年生の保護者を対象に説明会が開かれ、行方不明になった当日、安達さんの欠席について親に知らせるのが遅れたことを校長が謝罪。学校側から連絡体制の強化などの説明があったといいますが、安達さんが行方不明になって16日、行方につながる手がかりさえ見つからない現状に保護者は…。
保護者
「まだ見つかっていないというのが不安なので。見つかったという情報があれば心境的には変わると思うけど。興味がこの年代はあるので、ふらふらと行きがちなので。(子どもを)しっかり見守っていこうかなと」
警察などは、下校時にも見守り活動を実施。少なくとも10日金曜日までは態勢を強化し、見守りにあたるということです。
情報提供先:南丹警察署 0771-62-0110
(2026年4月8日放送分より)
郡山市の市街地に出没したクマ 緊急銃猟によって駆除 人や物の被害なし
7日、郡山市の市街地に出没したクマについてです。クマは8日午後3時半過ぎに猟友会によって駆除されました。現場は高速道路の斜面だったことから、駆除のため常磐道の一部は一時、通行止めとなりました。
畑のなかを走り回るクマ。郡山市の喜久田町近くで8日朝、撮影されたものです。警察や市の発表と合わせると、7日郡山市の街の中心部に出没したクマと同じものとみられます。
7日、郡山市のJR富田駅近くの住宅街に出没した体長1.5メートルほどのクマ。クマは7日の夕方以降、川沿いの茂みに隠れて動かなくなりました。ところが8日朝になって、クマは動き出し、7日夜いたところから直線で5キロほど離れた郡山市喜久田町に移動しました。
その現場は高速道路の郡山JCT近く。午前9時半ごろから高速道路の斜面の茂みにまた隠れてしまいます。
市や警察とクマとのにらみ合いが続くこと6時間。磐越道の一部区間を通行止めにし、安全が確保できたことからクマは緊急銃猟によって午後3時半過ぎに駆除されました。
磐越道の通行止めは一時間ほどで解除となり、これまでのところ一連のクマの出没による人や物への被害は確認されていないということです。
「ゆっくりバキバキバキと倒れて」花見客が目撃 ソメイヨシノが倒れる「老木だった」福岡・舞鶴公園
桜の名所として知られる福岡市の舞鶴公園で8日午後、高さ15メートルのソメイヨシノが倒れました。ケガ人はいませんでした。
■荒木記者
「福岡市の舞鶴公園です。桜の木が根元のあたりから折れてしまっています。」
警察によりますと、8日午後1時50分ごろ、福岡市中央区の舞鶴公園で「桜の木が根元から倒れた」と目撃した男性が警察に通報しました。
公園の管理事務所によりますと、倒れたのは高さおよそ15メートルのソメイヨシノです。
近くで花見をしていた人は、直前に避難して無事でした。
■目撃した人
「ゆっくり、バキバキバキと倒れていく感じでした。木の下で花見をしている人もいた。ゆっくり倒れていったので、皆さん逃げられていた。」
「周りに人はいたけれど、そんなに多くはなかった。誰もケガがなくてよかった。向こうに倒れていった。こっちに倒れてきたらどうだったんだろうとは思いました。」
福岡市によりますと、舞鶴公園にあるおよそ1000本の桜のうち3割が樹齢60年から70年の老木だということです。
樹木医として、舞鶴公園の桜を30年診てきた森さんは、倒れた木も老木だったと話します。
■福岡県樹木医会・森陽一さん
「老木になっているので、根株腐朽(ねかぶふきゅう)といって、木の幹の中が腐れていることが多い。中が空洞状態になっているということではないか。強い風に耐えきれなかったということなんでしょうね。」
公園では8日まで「福岡城さくらまつり」が開催されていて、多くの花見客が訪れていました。