維新が所属の地方議員6人を除名処分、国民健康保険料の支払い逃れ…吉村代表「国民におわび」

日本維新の会の地方議員が一般社団法人の理事に就くことで国民健康保険料の支払いを免れていた問題で、吉村洋文代表は15日、所属議員6人を除名処分とする方針を明らかにした。吉村氏は記者団の取材に「国民におわびする」と謝罪した。
吉村氏によると、対象は兵庫県の長崎寛親、赤石理生両県議と南野裕子・神戸市議、長崎久美・同県尼崎市議の計4人のほか、松田昌利・大阪市議と東京都杉並区の松本光博・元区議。
国保は議員や個人事業主らが対象で、保険料は全額自己負担となる。一方、社会保険は会社員らが加入し、保険料は事業者と折半する。社保に切り替えると国保料の支払いは不要で、法人からの報酬を安くすれば、保険料は割安になる。
昨年12月に大阪府議会で自民党府議から指摘を受け、維新は党内調査を開始。今月7日に中間報告を公表していた。

立民と公明、衆院選へ新党結成 「中道」結集、政権に対抗

立憲民主党の野田佳彦、公明党の斉藤鉄夫両代表は15日、国会内で会談し、新党結成で合意した。2月8日投開票が有力視される衆院選をにらみ中道勢力を結集し、保守色を強める高市政権と対抗する狙いがある。公明は全小選挙区から撤退。小選挙区での立民出身候補の勝利に向け共闘する。公明出身候補は比例代表名簿で順位を上位に優遇する。党名は「中道改革連合」とする案が浮上しており、16日に決定する。国政選挙で公明の支援を受けていた自民党への影響は不可避だ。
新党には立民148人、公明24人の衆院議員計172人が参加する見通し。野田、斉藤両氏が共同代表に就く方向だ。衆院選の構図は大きく変化し、計233人を擁する自民党、日本維新の会の連立与党と競い合う形となる。
野田氏は「暮らしを底上げする現実的な政策を打ち出す勢力が固まらなければならない」と述べ、政権への対決姿勢を明確に打ち出した。
斉藤氏も「政治の右傾化が見られる中で、中道勢力の結集が重要だ」とし、異論を踏まえた合意形成を図る政治手法が中道主義だと強調した。

立憲民主と公明が新党、野田氏「政界再編の一里塚にしたい」…公明出身者は小選挙区擁立せず

立憲民主党の野田代表と公明党の斉藤代表は15日、国会内で会談し、新党を結成することで合意した。27日公示、2月8日投開票で行われる方向の衆院選に向け、「中道改革」勢力の結集を目指す。衆院議員のみで結党し、両氏が共同代表に就任する。党名は16日にも発表する。公明出身候補を小選挙区で擁立しないことも決めた。
現在所属する衆院議員は立民が148人、公明が24人に上る。両党の全衆院議員が新党に参加した場合、172人の勢力となり、自民党の196人に迫る。野田氏は会談後、記者団に「中道改革勢力で結集する決断をした。政界再編の一里塚にしたい」と述べ、衆院選の目標議席について「比較第1党になることを目指す」と明言した。国民民主党など他党にも参加を呼びかけている。
会談は、立民の安住幹事長、馬淵澄夫代表代行、公明の西田幹事長が同席し、約1時間行われた。
立民、公明両党は存続させ、新党に参加する議員は離党する形をとる。参院議員や地方議員は引き続きそれぞれの党に所属する。野田氏は、将来的な合流を視野に入れていると説明した。
衆院選では、公明の現職議員がいる4小選挙区でも公明出身候補は擁立せず、比例選に回る。広島3区の斉藤氏は中国ブロックで出馬する。新党の比例名簿の順位は今後、調整する。
自民との関係について、斉藤氏は「新党の候補者がいない地域では、人物本位で応援する。自民と全面対決する党を作るつもりはない」と語った。
党綱領や衆院選に向けた政策は来週にも策定する。公明は昨年11月に、〈1〉新たな社会保障モデルの構築〈2〉包摂社会の実現〈3〉1人当たりGDP(国内総生産)の倍増〈4〉現実的な外交・防衛政策と憲法改正〈5〉政治改革の断行と選挙制度改革の実現――の5本柱からなる「中道改革ビジョン」の骨格を発表しており、これらが盛り込まれる見通しだ。
新党を巡っては、野田、斉藤両氏が12日に「より高いレベル」での選挙協力を模索することで合意し、調整を進めていた。15日には、立民が両院議員総会、公明が中央幹事会を開き、今後の対応を両代表に一任することを決めた。

寺田静参院議員が自民会派入りへ 与党過半数まで5議席に

寺田静参院議員(50)=無所属、秋田選挙区=は、参院の自民党会派に入る意向を固め、周辺に伝えた。入党はしないという。地元関係者が15日、明らかにした。寺田氏の加入により自民と日本維新の会の与党会派は計120議席となり、過半数まで5議席。
自民会派入りすることで、重視する女性や子どもに関する政策を推進できると判断したもようだ。周辺に対し、自民議員と一緒にこれらの政策に取り組んできたことや、無所属では国会で十分な質問時間が確保できないと説明した。昨年10月の首相指名選挙でも高市早苗首相に投票していた。
寺田氏は2019年に初当選し、2期目。

立民・公明、新党結成で合意=「中道」掲げ、政権に対抗―比例代表で統一名簿

立憲民主党の野田佳彦代表と公明党の斉藤鉄夫代表は15日午後、国会内で会談し、27日と見込まれる衆院選公示までに「中道路線」を掲げた新党を結成することで合意した。双方の衆院議員だけで結党し、両氏が共同代表に就く方向。衆院選では新党に参加する候補者による比例代表の統一名簿を作成する。16日にも党名を決定する。
高市政権の批判票の受け皿となることを狙う。立民の衆院議員は現在148人(副議長を含む)、公明は24人で、仮に全員が新党に参加すれば172人となり、自民党の衆院勢力(196人)に迫る。野田氏は衆院選の目標について、記者団に「比較第1党を目指す」と明言した。
両党の衆院議員はいったん離党した上で新党に参加する。新党の規約や綱領、基本政策の策定を急ぐ。立民、公明ともに現在の党を存続させ、参院議員や地方議員は引き続き所属する。野田氏は段階的な合流を目指す考えを示した。
野田氏は、公明から「中道改革」の結集軸が必要だとして、新党結成の働き掛けがあったと説明。両氏は国民民主党を含めた他党にも参加を呼び掛けた。ただ、同党の玉木雄一郎代表は15日、記者団に新党入りを否定した。
野田氏は安全保障政策などを念頭に「高市政権で右に傾いていく路線が多い」と述べ、与党に対抗する勢力をつくる意義を強調。「中道勢力を政治のど真ん中に位置付けるチャンスだ」と語った。斉藤氏は「包摂主義、共生社会を目指す。共鳴する人を集めて政治を変えていく」と意欲を示した。
斉藤氏は小選挙区に公明側の候補を擁立しない方針を明らかにした。自身も比例中国ブロックで出馬する。
会談に先立ち、立民は両院議員総会で新党への対応を野田氏に一任。公明も中央幹事会で斉藤氏に対応を一任した。
統一名簿は、複数の政党が政治団体をつくり、比例候補を一つの名簿に登載する方式。立民の安住淳幹事長は15日、東京都内で記者団に、この手法を含めて衆院選での共闘を公明に呼び掛けてきたと説明した。 [時事通信社]

病室でわいせつ行為 大久保病院の研修医を懲戒解雇 都立病院機構

東京都立病院機構は14日、入院していた女性患者にわいせつな行為をしたとして、大久保病院(新宿区)に勤務していた研修医の男性を懲戒解雇した。
同機構によると、男性は2025年11月25日夜、女性の病室を訪れ、わいせつな行為をしたとしている。初診で指導医と共に女性を診察したといい、男性は事実を認めた上で「好意を持っていた。真摯(しんし)に反省している」と話しているという。
同機構は警察に相談しており、「医療従事者であるにもかかわらず社会的信頼を失墜させる事案で大変遺憾だ。再発防止に努める」とコメントしている。【柳澤一男】

裁判所執行官ら2人刺傷事件、保証会社の男性が死亡 東京・杉並

15日午前10時15分ごろ、東京都杉並区和泉2で、「人が刺された」と110番があった。警視庁高井戸署によると、アパートからの立ち退きの強制執行に訪れた裁判所の男性執行官と保証会社の男性が、近くの路上で住人の40代男性に刺されたといい、病院に搬送された。刺された2人はいずれも60代で、保証会社の男性は病院で死亡が確認された。執行官もけがをしているという。
40代男性は逃走したが、警察官が現場から600メートル先で確保し、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。男性は刺したことは認めているという。
男性は、アパートの家賃滞納により退去命令が出ていた。執行官らは強制執行のために男性の部屋を訪問。中から男性が包丁を持って出てきたため、逃げたところを刺されたとみられる。
この部屋では、カセットコンロ用ガスボンベが爆発する火災が起きており、警視庁が関連を調べている。
近くに住む50代男性は「普段は静かな住宅街。住人しか歩かないようなところなのに」と話していた。
現場は京王線代田橋駅から北西に800メートルの住宅街。【朝比奈由佳、西本紗保美】

動き出した解散総選挙、その最前線で働く議員秘書たち 「落選すれば失職」の現実が「なり手不足」につながる

高市早苗首相が2026年1月14日、通常国会(23日召集)の冒頭に解散するとの決意を自民党幹部に伝え、選挙の先兵とも言われる議員秘書たちが一斉に走り出した。地元の支援者とともに、当落をかけて闘う昔ながらの選挙戦の姿が残る一方で、落選すれば議員とともに失職という厳しい現実は、秘書の「なり手不足」にもつながっている。新人とベテランの2人の秘書から見た「国の政治現場」を追った。
秘書修業、「東京の議員会館で2割、選挙区地元では半数が議員目指す」
無所属の福島伸享衆院議員(55)の政策秘書になって2年目の山田克登さん(28)。14日朝も氷点下の茨城県水戸市内の交差点で福島代議士と「辻立ち」を始めた。新年会続きの3連休は、「冒頭解散か」の話題で持ちきりとなり、エンジンが加速した状態だ。12日の打ち合わせでは、連休明けから夜を徹して選挙準備にとりかかることになった。
山田さん自身、将来は生まれ故郷の九州からの出馬を目指している。大学4年の春、「ただ働きでいいから国会議員の地元の現場を経験したい」と友人に頼んで、水戸市内の支援者の空き家に寝袋をもって住み込んだ。落選中の福島陣営の県内二か所の事務所では私設秘書が3人で日程調整や電話番、看板立てなどを分担していた。山田さんは運転手をしながら、辻立ちや支援者のあいさつ回りについて歩いた。土日もなく3か月。その働きぶりを認めた地元支援者から代議士に直談判があり、少しばかりの給与が出た。
驚くべき地元支援者たちのパワー
驚いたのは、地元支援者のパワーだ。業界団体のしがらみもない人たちが街宣車を運転して、毎朝30人近くの人が旗を立てて並んだ。その秋の選挙で、福島氏は10万票を超える得票で3度目の議席に返り咲いた、3年後も連続当選、03年の初挑戦以降8回の選挙で、4勝4敗とした。その後、山田さんは、大学の卒業試験を経て2年ほど企業で働き、24年春に政策秘書として福島事務所に復帰した。
議員会館や地元などで、周囲を見まわしてみると、政治家志望の秘書の割合は、体感として、議員会館では2割、地元の私設秘書は半分が国会・地方議員になるべく、代議士と行動を共にしている。山田さんは議員会館を一人で守り、代議士への官僚のレクチャーに同席、政策勉強を進めている。山田秘書にとって、代議士の大きな背中は、なお遠い。
「民主党」の変遷と歩んで25年余、うち「失業」も計3年
次に、立憲民主党の後藤祐一国対委員長代理(56)の藤巻浩秘書(59)。解散報道があった10日の夜に、長時間の打ち合わせをして、選挙区の神奈川16区の厚木市に選挙事務所を確保するなど、連休中から選挙準備をスタートさせた。年末に「通常国会が23日召集」と決まった時点で、「年明け解散なし」が与野党の共通認識となったため、国会閉会の12月下旬から正月明けまではゆっくり休めたが、それが一気に吹き飛んだ。
議員会館は藤巻さん一人で守り、地元3人との「4人体制」だ。代議士は自分で国会質問を書くタイプのため、バックデータ集めが専門だが、事務作業全般とゴミ出しまでやってきた。
自民党でも秘書を多数抱える議員はいなくなった
藤巻さんが民主党系の秘書になったのが2000年夏。
間もなく民主党代議士が「秘書給与流用事件」で逮捕され、02年には社民党代議士も逮捕された。秘書給与流用事件は、これ以前に自民党でもあった。当時は、親族を秘書名義として秘書給与を流用する事案が後を絶たなかったが、04年の法改正で、公設秘書への寄付の勧誘、要求が禁止された。藤巻さんは、事件に巻き込まれることはなく、以降は、給与がらみの不正は周りでは聞かなくなったという。
日本の国会議員には公設秘書2人のほかに、1993年に政策担当秘書が導入された。官僚主導とされる日本の法案作成の慣習に、議員による立法を増やそうとした試みだ。藤巻さんによると、「野党だと秘書は4~5人が普通ですね。自民党さんでも10人以上、というのは珍しくなりました」。
その後。05年に担当代議士が落選。生き残った議員の事務所の手伝いなど、2年弱はフリーターのような暮らし。政権交代を経た野党転落後の13年に、再び担当議員が落選。都議会議員の事務所を手伝ったりしていたが、派閥互助会のような助け合いがあった自民党とは異なり、民主党は党の支援は一切なかった。09年の民主党政権交代も含め計3人の議員の秘書を務め、まさに「激動」の時代だった。
「官僚機構が与党に提供する資料の多さには驚いた」
14年以降は、後藤氏の事務所に定着したが。野党に戻った民主党は分裂、再編を繰り返しつつ多党化の時代へ。藤巻さんは「忍耐」の時代、と振り返る。
民主党が政権の座にあった3年間は、「官僚機構が与党に提供する資料の多さには驚いた」そうだ。しかし、民主党は準備・経験不足で再び野党に転落。転落した時の総選挙では「143人の当選1回生の生き残りがわずか5人(後藤氏もその一人)」だった。当時の民主党政権を経験した議員が、「悪夢」をいまでも引きずっているのではないかとの思いがある。
「ここ数年は、書生のような形で、われわれの手伝いをしようという意欲のある人はほとんどおらず、正規の採用への応募さえほとんどない状況だ」という。まさに「秘書のなり手不足」の現状が目の前にある。再び「短期決戦」となる戦いを前に、あらためて厳しい覚悟を自らに課している。
政治の最前線で働く、議員秘書の実感である。
(ジャーナリスト 菅沼栄一郎)

警察署で留置されていた20代男性被告が死亡 トイレのドアにもたれかかり倒れているのを署員が発見 首には衣類 争った形跡なし 大阪府警八尾署

大阪府警は15日、八尾警察署で留置されていた20代の男性被告が死亡したと発表しました。留置場内のトイレで、ドアにもたれかかって倒れていたということです。
警察によりますと、搬送先の病院で死亡が確認されたのは、強盗未遂の疑いで逮捕・起訴されていた20代の男性被告です。
男性被告は八尾警察署の雑居房内で留置されていましたが、14日午後10時ごろ、トイレのドアにもたれかかって倒れているのを署員が発見しました。
男性の首には衣類がかかっていて、署員が心肺蘇生措置などを実施した後、病院に搬送されましたが、男性は死亡が確認されました。
警察によりますと発見される約30分前には留置場内で寝転んでいる男性を署の幹部が巡視で確認していたということです。
雑居房内にいた他の留置者は就寝していたとみられ、男性被告に争った形跡は見当たらないということです。警察は死亡した経緯を調べています。

国道でトラックから落下した金属製パレットに原付バイクが衝突 70代くらいの女性が意識不明の重体 神戸・東灘区

15日朝、神戸市東灘区の国道で、トラックから積載物が落下し、走っていた原付バイクが衝突しました。原付バイクに乗っていた70代くらいの女性が意識不明の重体です。
警察によりますと、15日午前7時半ごろ、神戸市東灘区深江南町の国道43号で大型トラックの荷台から金属製のパレットが路上に落下し、走っていた原付バイクが衝突しました。原付に乗っていた70代くらいの女性が意識不明の重体で病院に搬送されたということです。
パレットは縦が約9メートル、横が2・5メートルで、トラックの荷台に10枚以上重ねて積まれていたということです。
警察は、パレットが落ちた後の事故防止の措置が不十分だったとして、トラックを運転していた男(44)を道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕しました。
「後続車両の誘導などの措置ができていなかった」と説明し、容疑を認めているということです。