あす投開票の杉並区長選で自民惨敗3位危機…「打倒リベラル」と力むもキツすぎる現職批判で伸び悩み

首長選で苦戦する自民党は首都・東京で3連敗を喫するのか。杉並区長選(28日投票、29日開票)は、27日がラストサタデー。再選を狙う現職の岸本聡子区長(51)、自民が推薦する元区議の大和田伸氏(45)、返り咲きを狙う前区長の田中良氏(65)を軸に4人が争っている。
大和田氏を支援するのは、国会前デモを「ごっこ遊び」と揶揄した自民の門寛子衆院議員(東京8区)。第一声には都連所属の朝日健太郎参院議員が駆けつけ、鈴木大地参院議員も応援に入った。「打倒リベラル」で力を入れてはいるものの、大和田氏の支持は伸び悩んでいるようだ。「あまり勢いが感じられない。肌感覚では岸本氏、田中氏の後塵を拝して3位かもしれない」(自民都連関係者)との声が上がる。
「大和田さんは区議会議長も務めていましたが、目立つタイプではありません。知名度のある岸本さんと比べると、どうしても見劣りする。大和田陣営の岸本批判がキツすぎて、足を引っ張っている感が否めない。地元選出の門議員が岸本区政を『おままごと』と批判したのも悪手だった。一部区民からは分断をあおっていると捉えられています」(都政担当記者)
戦い方の違いも無視できない。大和田氏は「政治活動の一環」と主張し、ユーチューブの動画広告を活用。Xに〈約80万円の予算を使いました〉と投稿している。一方、岸本氏は「資金力とアルゴリズムが左右する選挙を変えたい」と訴える。
「今回は政党の推薦を受けず、色を消した岸本さんはクリーンなイメージを維持しています。そもそも、岸本区政は意思決定に時間をかけている分、大きなミスがない」(都政関係者)
有権者はリベラル区政の継続を望んでいるのか。
◇ ◇ ◇
地方での自民の不人気ぶりについては、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

台風7号、関東接近へ=8号は温帯低気圧に―気象庁

台風8号は27日朝、速度を上げて房総半島沿岸を通過し、午前9時に福島県沖で温帯低気圧に変わった。一方、7号は四国沖を北東に進んで、同日夜に関東に接近した後、温帯低気圧に変わる見込み。関東から四国には梅雨前線も延びており、太平洋側を中心に風雨が強まった。気象庁は暴風や高波、大雨に警戒するよう呼び掛けた。
JR東日本によると、東海道線や総武線、内房線、外房線などの一部区間が終日運休となった。
東京都・伊豆大島(大島町)では午前4時35分ごろに最大瞬間風速29.3メートル、千葉県勝浦市では午前5時45分ごろに同29.1メートルを観測。同県銚子市では午前7時半までの12時間雨量が149.0ミリに上り、この地点の6月の最多記録を更新した。
7号は午前9時、高知県室戸市・室戸岬の南南西約220キロの海上を時速45キロで北東へ進んだ。中心気圧は992ヘクトパスカル、最大風速20メートル、最大瞬間風速30メートル。南東側330キロ以内と北西側220キロ以内が風速15メートル以上の強風域。 [時事通信社]

「海に車が沈んでいる。車内に人影が見える」小名浜港近くで車が海に転落 2人が意識不明

27日午前6時半ごろ、いわき市小名浜の漁港付近で車が海に転落する事故があり、80代の男女2人が意識不明の重体です。
事故があったのは、いわき市小名浜の漁港近くです。
27日午前6時半ごろ、通行人から「海に車が沈んでいる。車内に人影が見える」と警察に通報がありました。
警察と消防によりますと、その後、車内にいた3人を救出しましたが、80代の男性と女性が意識不明の重体です。60代の男性は意識があるということです。
3人の関係性はまだ分かっていませんが、警察は60代の男性から詳しく話を聞くなどして、事件と事故の両面から当時の状況を詳しく調べています。

「貸した2万円返されず」 知人監禁し暴行 通信技官を書類送検

知人を車で連れ去り暴行を加え軽傷を負わせるなどしたとして、近畿管区警察局は26日、同局大阪府情報通信部の20代男性技官を懲戒免職処分にした。府警は同日、技官を営利目的略取や監禁致傷などの容疑で大阪地検堺支部に書類送検した。
同局によると、技官は知人4人と共謀し、4月9日から10日まで、貸した金の返済を求めるため、府内で別の知人を車に乗せて連れ去った後、暴行を加え借用書を作成させるなどしたという。
技官は同局の聞き取りに「2万円を貸したが約束の日になっても返してもらえず、不満に思ってやった」と話したという。【大坪菜々美】

丹下健三氏の「船の体育館」、9月にも本体解体へ 「中止」求める住民と香川県が対立

世界的な建築家・丹下健三氏が設計した旧香川県立体育館(高松市)の解体作業を巡り、保存を求める民間の有志が裁判所に訴訟や仮処分申請をするなど、双方の対立が深まっている。
旧体育館は1964年に完成した。和船のような独特な造形から「船の体育館」と呼ばれて親しまれてきたが、老朽化などを理由に県は2023年に解体を決定。今年4月から工事が始まった。
これに対し、民間の有志でつくる「旧香川県立体育館再生委員会」は6月上旬、高松地裁に解体の中止を求めて仮処分を申し立てた。
申立書によると、旧体育館は優れた建築的価値を持つだけでなく、「歴史と記憶のよりどころとなり、地域特有の良好な景観として人々の歴史的、文化的環境を形作っている」と指摘。取り壊しの中止を訴えている。
さらに5月下旬の夜には、旧体育館の壁面に「Save the Boat Gym」(船の体育館を救え)というメッセージがプロジェクションマッピングで映し出された。地元住民らが抗議の意味を込めて投影したという。
これに対し県は「無断で投影され、好ましいものではない」としている。
9月ごろには建物本体の解体が始まる予定だが、有志らは代替案を示すなどして県側に再考を求める。
一方、池田豊人知事は「保存できないかという強い声があることは認識している」と述べるにとどまり、議論は平行線をたどっている。【森田真潮】

「最も悪質な部類」札幌地裁が断罪した判決要旨の全容【大学生集団暴行死】「酌量すべきところは何もない」川村葉音被告(21)に有期刑上限の懲役30年判決

2024年10月、北海道江別市の公園で当時20歳の男子大学生が激しい暴行を受けて死亡した事件の裁判で、札幌地裁(高杉昌希裁判長)は2026年6月25日、強盗致死や詐欺などの罪に問われていた川村葉音被告(21)に対し、有期懲役刑の上限となる懲役30年(求刑・無期懲役)の判決を言い渡しました。
また、共犯の当時18歳の高校生だった男に懲役20年(求刑・懲役20年)、当時16歳の少年に懲役9年以上13年以下の不定期刑(求刑・懲役10年以上15年以下)がそれぞれ言い渡されました。
この裁判では、どのような理由が量刑に影響を及ぼしたのか、判決要旨から事件全体の評価を読み解きます。
極めて残忍で悪質な犯行
【札幌地裁の判決要旨】量刑の理由
本件は、共犯者の八木原被告と被害者の交際トラブルを契機として、八木原被告と一緒にいた被害者を呼び出した。
当時18歳の主犯格の男が被害者に暴行を加えたことを端緒に、他の者も暴行に加わり、その後、金品奪取の意図を生じ、血が付いた衣服の弁償代を払えなどと因縁をつけて、現金、クレジットカード、キャッシュカード等の金品を執拗に要求して根こそぎ奪い取った。
最終的に被害者からキャッシュカードの暗証番号を聞き出すまで、約2時間にもわたって、時には笑いながら、集団で一方的に殴る殴るの苛烈な暴行を断続的に加え続け、被害者のクレジットカードを使用してたばこなどを購入し、同キャッシュカードによる金銭の引き出しを行ったもので、極めて残忍で悪質な犯行である。
被害者が繰り返し謝罪したことも意に介さずに、その頭髪などに火をつけ、何ら落ち度のない被害者に対して土下座での謝罪を強要して、精神的にも甚大な苦痛を与え、最終的には被害者の持ち物をすべて奪った上、寒空の中、被害者を公園に放置し、死に至らしめた。
酌量すべきところは何もない
さらに、被害者が死亡したことが判明してもなお、事件を顧みることのないメッセージのやり取りを続けていたことに照らすと、被害者の生命や尊厳に対する配慮は全くうかがえない。
事件の契機は交際トラブルであり、本来は話合いで解決すべきものであったのに、当事者でもない者が乗り込んで暴力に発展しており、その経緯に酌量すべきところは何もない。
被害者の死亡という結果が重大であることはいうまでもない。被害者は、真面目で頑張り屋、優しく穏やかな人物であり、大学入学後は、サークル、ボランティア、アルバイト、趣味にと、充実した毎日を送っていたという。それなのに20歳という若さで、甚大な肉体的・精神的苦痛を与えられながら、突如、理不尽にも孤独の中、その生涯を終えることを余儀なくされたのであり、その絶望感や無念は察するに余りある。
最も悪質な部類に近い
被害者遺族らの処罰感情が厳しいことは至極当然である。被害者の父は、生前の被害者と2人で旅行に出かけるなど、その関係は大変良好であり、被害者の将来にも大きな期待を待っていたにもかかわらず、本件によりその期待は酷くも失われた。
被害者の母も愛する息子を失ったことを心から悲しんでいる。被害者の姉は、生前の被害者ときょうだい仲がよく、近況を語り合ったり、大好物のラーメンを食べに行ったりするのを楽しみにしていた。それも、今後二度と叶うことはない。
こうした被害者遺族らの喪失感、悲嘆は筆舌に尽くし難く、慰める言葉も容易には見当たらない。以上によれば、本件は、強盗致死罪を含む事案の中でも最も悪質な部類に近いといえ、このような評価は、本件犯行に計画性がないことを踏まえても変わりはない。
※次回の配信記事では、無期懲役を求刑されていた川村葉音被告(21)に懲役30年の判決を言い渡した裁判所の判断理由をお伝えします。
おことわり HBCでは、当時18歳の特定少年の被告を実名で報じるかどうか、事件ごとに判断しています。今回の事件は、1人の大学生の命が失われた結果の重大性、社会的影響の大きさなどを総合的に判断した結果、地上波テレビ放送では実名で報じることにしました。なお、デジタル配信の記事は、半永久的に残るインターネットの特性を考慮して匿名で報じています。

台風8号関東最接近か、千葉で明け方から相次いでレベル4土砂災害危険警報

千葉で警戒レベル4・土砂災害危険警報相次ぐ
千葉県では明け方から相次いで警戒レベル4の土砂災害危険警報が発表されています。台風8号が接近している千葉県の南房総市から中継です。
千葉県の最南端に位置する南房総市にあるホテルの安全な場所からお伝えいたします。
現在、雨が降っておらず、風も吹いていない状況です。ただ、海の方に目を向けますと、白波が立っているのが確認できます。
銚子市や市原市、君津市など8つの自治体で避難指示
午前5時ごろには横殴りの雨が降っていて、地面やホテルの窓に強く打ち付ける様子が確認できました。
こうした中、千葉県では明け方から相次いでレベル4の土砂災害危険警報が発表されていて、銚子市や市原市、君津市など8つの自治体で避難指示が出されています。
いまは雨が落ち着いていますが、2回目の雨のピークはこのあとやってくるということで、現場では警戒が続いています。

ミャクミャク、今度はミナミで「いらっしゃい」…かに道楽道頓堀本店前にモニュメント移設へ

大阪府は26日、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」のモニュメント1体を大阪・ミナミの「かに道楽道頓堀本店」前に移設し、7月6日正午から8月31日まで一般公開すると発表した。
展示するのは、人工島・夢洲(ゆめしま)の万博会場の東側にあった、膝をついてお辞儀をした「いらっしゃい」。大阪の代表的な観光名所を撮影スポットにすることで、にぎわい創出につなげる狙いがある。
3か月ごとに府内を巡回する計画で、吉村洋文知事は府庁で記者団に「多くの人に魅力を満喫してほしい」と話した。

【震度6弱】「東海道新幹線」順次運転を再開 中央道など高速道路で一部通行止めも

26日午後10時29分ごろ、山梨県で最大震度6弱を観測した地震がありました。この地震により、交通に影響がでています。
JR東海によりますと、東海道新幹線は東京から静岡間の上下線で運転を見合わせていましたが、安全確認が取れたことから順次運転を再開しています。また、在来線では中央本線が山梨県の酒折から小淵沢の間の上下線で運転を見合わせていて、運転再開見込は立っていません。
高速道路の通行止めの情報です。
日本道路交通情報センターによりますと、中央道の勝沼インターチェンジと上野原インターチェンジの間、中央道富士吉田線の大月ジャンクションと河口湖インターチェンジの間、東名高速の富士インターチェンジと沼津インターチェンジの間でそれぞれ上下線が通行止めとなっています。

山梨震度6弱 富士山の噴火は「心配していない」と気象庁

26日深夜に山梨県東部・富士五湖で発生したマグニチュード(M)5.6の地震を受け、気象庁は翌27日に記者会見を開き、富士山の火山活動との関連性について「今回の地震の発生以降、活動に特段の変化は見られない。噴火の心配はしていない」との見解を示した。
その上で、今後1週間程度は、最大震度6弱程度の地震に注意するように呼びかけた。
一方、25日に発生した岩手県沖の地震や26日に千葉県北東部で起きた地震との関わりについては「距離的にも離れている」などと否定した。