警視庁がクマ駆除PT設置 緊急時にはライフル銃で射撃 東京都内でも目撃情報相次ぐ

警視庁は12日、東京都内でクマの目撃が相次いでいることを踏まえ、「熊駆除対応プロジェクトチーム(PT)」を設置した。緊急時には自治体が独自判断でクマを駆除するため発砲する「緊急銃猟」を補う形で、ライフル銃でクマへの射撃も担う。
PTは生活環境課の村田泰一課長をトップに、管内でクマの出没が確認された多摩地区の6署と機動隊などで構成。自治体とクマ出没時の対処要領を調整するほか、射撃を担う「現場対応ユニット」を設ける。
ユニットは各署の生活安全課長を責任者とし、銃器対策部隊員を配置する。「緊急銃猟」を行う場合に猟友会員が現場に到着しなかったり、確保できなかったりする場合に限り、総監の指示を受けて出動する。
都の調べによると、都内では今年に入りクマの可能性が高い目撃情報や捕獲は12件あった。

企業献金禁止法案を提出=「政治とカネ」で連携―参政・みらい

参政党とチームみらいは12日、企業・団体献金を全面禁止する政治資金規正法改正案を衆院に共同提出した。この後、参政の神谷宗幣代表は記者団に「政治とお金をなるべく切り離すことが国民の信に応えることだ」と強調。みらいの高山聡史幹事長は「われわれの法案が一番核心を突いたものだ」と主張した。
「政治とカネ」を巡っては、与党が政治資金の在り方を議論する有識者会議の設置法案、中道改革連合と国民民主党が献金の受け皿を政党本部と都道府県連に限定する規正法改正案を提出。15日に衆院政治改革特別委員会で審議入りする予定で、神谷、高山両氏は並行審議を求めた。 [時事通信社]

無職の68歳男を逮捕、自宅で60代くらいの女性を殺害した疑い、警察は妻とみて経緯を捜査 兵庫・たつの市

自宅で女性を殺害した疑いで、兵庫県たつの市に住む68歳の無職の男が逮捕されました。女性は男の妻とみられ、警察が動機などを捜査しています。 殺人の疑いで逮捕された無職の大林茂樹容疑者(68)は、7日午前から12日午前までの間に、自宅で60代くらいの女性を殺害した疑いが持たれていて、容疑を認めているということです。 警察によりますと、大林容疑者は午前10時ごろに「妻を殺した。4、5日前に首を絞めた」と自ら通報しました。警察官が容疑者の自宅に駆けつけると、妻とみられる60代くらいの女性が廊下にうつぶせの状態で倒れていたということです。 大林容疑者の妻は7日午前9時半ごろに近所の清掃活動に参加していたことが確認されていて、警察は詳しい経緯を調べています。

【関西でクマ相次ぐ】天野立でまた目撃情報…2日前には「海を泳ぐクマ」駆除 神戸市内でも初の出没確認 いま何が?

関西でもクマの目撃情報が相次いでいます。京都を代表する観光名所宮津市の天橋立で、12日も多くの観光客が訪れる中、クマの目撃情報がありました。
警察などによりますと、12日午前7時半ごろ、松並木にある茶屋の近くで外国人観光客が子グマ1頭を目撃したとして、近くにいた女性が通報したということです。
目撃情報を受け、午前8時20分ごろから天橋立の松並木の府道約2.5キロが通行止めに。警察や市などによる捜索の結果、クマは見つからず、安全が確保できたとして、約4時間後に通行止めが解除されました。
天橋立では10日、実際にクマが出没。海を泳ぎ住宅街へと向かう様子がカメラに捉えられていました。
(クマを目撃した人)「クマが近くでも出たという話は聞いていたが、まさか自分の目の前をクマが通るなんて思っていなかったのでびっくりした」
出没したのは体長約1メートル37センチ、体重97キロほどのオスのツキノワグマ。その後、無事に捕獲・駆除されて、ケガ人はいませんでした。
12日天橋立を訪れていた観光客は…。

「(Q観光地でクマが出ることは?)やっぱり不安ですよね。(クマに遭遇して)自分の身に襲いかかってきたらイヤ。(Q心配ですか?)だいぶ心配ですね」
宮津市の職員は…。

(宮津市産業経済部・早川善朗部長)「やはり観光地でもありますので住民だけじゃなく、観光に来られる方も含めて安全が大事だと思っているので、対応をしっかりしていきたい」
クマの目撃情報は同じ近畿の別の場所でも…。11日、神戸市内の山林で撮影された写真には、檻の奥に成獣とみられるクマが写っています。
11日午後5時すぎ、神戸市北区道場町の山林で、シカやイノシシなどを捕獲するために設置されたセンサーカメラに成獣とみられるクマがうつっているのが確認されました。神戸市内でクマの出没が確認されたのは、今回が初めてです。
全国で相次ぐクマの出没を受け、国も対策に乗り出します。

(石原宏高環境大臣)「合計で800台以上のカメラを設置し、6月下旬から9月下旬に調査をいたします」
環境省は6月下旬から、クマの正確な数を把握するための調査を開始。クマの生息エリアに個体を識別するためのカメラを800台以上設置し、実態の把握を進めるということです。
近畿でも相次ぐクマの出没。私たちの身近な場所でいま何が起きているのでしょうか……

“女子高校生殺害”逮捕の19歳少年「複数回復縁迫ったが断られた」 自宅を家宅捜索 神奈川・相模原市

11日、神奈川県相模原市の河川敷で17歳の女子高校生を殺害したとして元交際相手の少年が逮捕された事件で、少年が「複数回、復縁を迫ったが断られた」などと話していることがわかりました。
警察によりますと、逮捕・送検された19歳の少年は10日夜、相模川近くの河川敷で、元交際相手の高校3年生、佐藤唯来さんの首を絞めるなどして殺害した疑いがもたれています。
少年は調べに対し、容疑を認めているということですが、その後の捜査関係者への取材で、「複数回にわたり女子高校生に復縁を迫ったが断られた」などと話していることが新たにわかりました。
また、女子高校生が殺害された当日も、復縁を迫ったものの断られていて、その後、犯行に及んだとみられるということです。
警察は12日、少年の自宅を家宅捜索していて、少年が一方的に復縁を求めたことが動機につながったとみて、詳しい経緯を調べています。

【速報】旭山動物園職員の鈴木達也被告(33)を殺人罪で追起訴「ロープで首を絞めて殺した」妻を殺害後、遺体を園の焼却炉で焼却か 殺害後も出勤する被告の様子をカメラが捉える スマホには「絞殺」の検索履歴

北海道旭川市の旭山動物園の焼却炉で、妻の遺体を焼いて損壊した罪で起訴されていた園職員の33歳の男が、殺人の罪で追起訴されました。
殺人の罪で追起訴されたのは、旭山動物園職員の鈴木達也被告(33)です。
起訴状などによりますと、鈴木達也被告は、3月31日午後6時31分ごろから午後8時36分までの間に、自宅で妻の由衣さん(当時33)を何らかの方法で殺害した罪に問われています。
鈴木被告は、動物園の焼却炉で妻・由衣さんの遺体を焼いて損壊した罪で5月21日に起訴されていて、今回の殺人罪については追起訴となります。
検察は、認否については明らかにしていませんが、警察によりますと、これまでの調べに「ロープで首を絞めて殺した」と容疑を認めているということです。
また、「妻に異性関係を疑われた」という趣旨の供述もしているということです。
事件後の4月6日、動物園に勤務する鈴木被告の様子を北海道放送のカメラが捉えていました。
動物園からは、犯行に使ったとみられる複数のロープが見つかったほか、被告のスマホには「絞殺」などと検索した履歴が残っていました。

「再審制度」見直し衆・法務委員会で可決 参政党が賛成に回り今国会成立の公算大 抗告の「原則禁止」などが盛り込まれる

国会では、刑事裁判のやり直し=「再審制度」を見直すための刑事訴訟法改正案が衆議院・法務委員会で可決しました。与党のほか、参政党が賛成したことにより、少数与党の参議院でも可決・成立する公算が大きくなりました。
刑事訴訟法の改正案は、再審開始の決定に対して検察官が不服を申し立てる抗告の「原則禁止」などが盛り込まれています。
また、与党と参政党はけさ、共同で修正案を提出し、付則に盛り込まれている5年ごとの規定の見直しの対象に▼証拠の目的外使用の禁止や、▼検察が保管する「証拠一覧表」に関する制度を例示として追加しました。
「これに賛成の諸君の起立を求めます」
刑事訴訟法改正案はきょう昼過ぎに採決が行われ、自民・維新の与党に加え、参政党が賛成し可決しました。
一方、▼検察官抗告の「全面禁止」や、▼幅広い証拠の開示などを求めていた中道改革連合、国民民主党などは反対にまわりました。
また、えん罪被害者の救済に長い年月を要してきた実情を踏まえ、裁判所から証拠開示の勧告があった場合、「検察官は公益の代表者であることを潔く自覚した上で、任意での証拠の提出、開示を適切に行う」などとする付帯決議も可決されました。
刑事訴訟法の改正案は、参政党が賛成したことにより少数与党の参議院でも過半数を得るため、今の国会で成立する公算が大きくなっています。

「紅プリンセス」苗木が流出か=愛媛産高級かんきつ、類似名で中国サイトに

鈴木憲和農林水産相は12日の閣議後記者会見で、愛媛県が開発した高級かんきつ品種「紅プリンセス(愛媛果試第48号)」の苗木が中国に流出した可能性があると明らかにした。同省は昨年、種苗を扱う中国のインターネットサイトで類似の名称の苗木が販売されていることを把握。情報提供を受けた県が実態把握を進めている。
紅プリンセスは、ゼリーのような食感の「紅まどんな」と濃厚な甘みが特長の「甘平」を交配し、愛媛県が2005年に育成を始めた。昨年3月から販売している。 [時事通信社]

「催涙スプレー使った」27歳男逮捕 商業施設で8人搬送 名古屋市

今月8日、愛知県名古屋市の大型ショッピングモールで男女23人が体調不良を訴え、うち8人が病院へ搬送された騒ぎで、警察は、何らかの物質をまき店の営業を妨害したとして27歳の男を逮捕しました。
威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、愛知県犬山市の会社員、斉藤祐斗容疑者(27)です。警察によりますと、斉藤容疑者は今月8日午後4時50分ごろ、西区二方町のmozoワンダーシティ4階のゲームセンター内で、何らかの物質をまき、客の避難誘導などをさせ店の業務を妨害した疑いが持たれています。
当時、現場近くにいた23人がせきやのどの痛みを訴え、このうち0歳の男の子1人を含む男女8人が病院へ搬送されました。いずれも命に別条はありませんでした。
捜査関係者によりますと、施設内の防犯カメラには男がスプレーとみられるものをまく姿がうつっていて、斉藤容疑者の自宅からは催涙スプレーのようなものが複数押収されています。
警察の調べに対し、斉藤容疑者は「催涙スプレーを使いました」と供述し容疑を認めていて、警察は傷害の疑いも視野に動機などを詳しく調べています。

【速報】空手元オリンピック代表の男 二審は執行猶予付き判決 女性と和解 一審実刑判決を破棄 酩酊状態の女性に性的暴行した罪など

酒に酔った状態の20代女性に性的暴行を加えた罪などに問われ、一審で懲役3年の実刑判決をうけた空手の元日本代表の男の控訴審。大阪高裁は6月12日、一審判決を破棄し被告に懲役3年執行猶予5年の判決を言い渡しました。
一審判決によりますと、大阪府の会社員・西村拳被告(29)は、2022年11月に当時の被告宅で、被害女性(20代)が酩酊し抵抗できない状態であるのに乗じて性的暴行を加え、擦り傷を負わせました。
この裁判で西村被告は「女性側は酒の影響で抵抗できない状態=抗拒不能状態ではなかったし、同意があった」として、起訴内容を否認していました。
一審の大阪地裁(伊藤寛樹裁判長)は2025年9月の判決で、「被告は犯行を狙って被害者に飲酒させ酔わせたものではなかった。好意を示してくれている様子の被害者が酔いを深めているのに乗じて犯行に及んでいて、機会的、偶発的な犯行だった」と指摘。
一方で、「無断で動画撮影しながら性的暴行に及ぶという、想定外の強い屈辱感や羞恥心を与える悪質な行為に及び、刑の執行を猶予できるほどに刑事責任の評価をとどめることはできない」と判断。
判決で西村被告に懲役3年の実刑を言い渡し、西村被告側は判決を不服として控訴していました。
12日の控訴審判決で大阪高裁は「一審判決に不合理な点はない」としたものの、西村被告が一審判決後に女性と和解していることなどを考慮して、一審判決を破棄し懲役3年執行猶予5年の判決を言い渡しました。
◆東京五輪に日本代表として出場
西村被告は空手の組手・男子75kg級で、2021年の東京オリンピックに日本代表として出場し、5位入賞を果たすなど、空手の有力選手として知られていました。