【12月30日あすの天気】大晦日は北日本や北陸では雪や雨が強まり暴風となるところも 元旦は太平洋側を中心に晴れ、初日の出が期待できる天気に

あす大晦日は、低気圧が発達しながら北日本を進む見込みです。北日本や北陸では雪や雨が強まり、暴風となるところもありそうです。北海道の太平洋側など、普段雪の降らないところでも大雪となるおそれがあります。東日本と西日本の太平洋側は、午後ほど晴れるところが多くなりそうです。
予想気温です。最低・最高気温ともに、この時期としては高めですが、次第に風が冷たく吹く見通しです。関東は比較的暖かいでしょう。東京は16度まで上がって、日差しにぬくもりを感じられそうです。
週間予報です。元旦は太平洋側を中心に晴れて、初日の出が期待できそうです。大晦日は暖かい関東も、1日はこの時期らしい寒さになるので、初詣などは暖かい服装がおすすめです。年明けからも冬型の気圧配置が続き、日本海側では雪の量がさらに増えるでしょう。4日土曜日を中心に、大雪や吹雪にお気をつけください。
車や電車で移動を予定されている方は、大雪の情報や交通情報に注意をしてください。

「ウルトラセブン」作曲家が死去 冬木透さん、89歳

特撮テレビ番組「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」などウルトラシリーズの音楽を多数手がけた作曲家の冬木透(ふゆき・とおる、本名蒔田尚昊=まいた・しょうこう)さんが26日午後10時51分、誤嚥性肺炎のため東京都の病院で死去した。89歳。旧満州(現中国東北部)出身。葬儀は近親者で営んだ。喪主は妻良子(りょうこ)さんと長女和可女(わかな)さん。
エリザベト音楽短大、国立音楽大で作曲を学んだ。1956年、ラジオ東京(現TBS)に入社し、社員ながら連続ドラマ「鞍馬天狗」の音楽を任され、作曲家デビューした。
67年からの「ウルトラセブン」では冒頭「セブン~ セブン~」と繰り返す主題歌で子どもたちを魅了。「帰ってきたウルトラマン」では、防衛チームMATの出撃時に流れ「ワンダバダバダバ…」のコーラスが入るBGMが「ワンダバ」と呼ばれ、後に続くウルトラシリーズでの出撃BGMの方向性を決定づけた。
本名名義では賛美歌「ガリラヤの風かおる丘で」などを作曲。桐朋学園大で長年、後進を指導した。

所沢男性殺害 事件起きた部屋から逮捕された女の複数指紋が見つかる

埼玉県所沢市のマンションで男性が殺害された事件で29日、福井県で不法残留の疑いで逮捕された女の指紋が、事件が起きた部屋で見つかっていたことが新たに分かりました。
この事件は今月26日、所沢市のマンションの1階で松本悠斗さんが倒れているのが見つかったもので、松本さんは、3階の部屋で刃物のようなのもので殺害されたとみられています。
警察は、犯行時間帯にマンションを立ち去った30代の中国人の女を29日、福井県で不法残留の疑いで逮捕していますが、その後の捜査関係者への取材で、事件があった3階の部屋からこの女の指紋が複数見つかっていたことが新たにわかりました。
部屋の契約者は、女とは別の女性だということです。
警察は女が松本さん殺害についても何らかの事情を知っているとみて調べる方針です。

13年前の殺人事件で娘失った母「とかしあった髪、今でも切れない」…大勢の前で初めて思い語る

2011年に熊本市の商業施設で起きた殺人事件で、清水心(ここ)ちゃん(当時3歳)を亡くした母、真夕さん(51)が初めて講演した。事件とその後の家族のこと、娘が触れ、切ることができないでいる髪のことを語り、「娘は亡くなってしまったが、今後事件に巻き込まれる子がいなくなる力になりたい」と被害者支援への理解を求めた。(中村由加里)
「被害者の力になりたい」

熊本市のホテルで11月、くまもと被害者支援センター(熊本市)主催のシンポジウム「被害者支援を考える~母からのメッセージ」があり、約80人が聞き入った。登壇した真夕さんは大勢の人の前で初めて、事件の日のことを打ち明けた。
11年3月3日、心ちゃんは両親、当時5歳だった三男と一緒に買い物に来ていた。1人でトイレに向かい、父親が追ったが見つからず、障害者用トイレに連れ込まれて殺害された。
事件後、インターネットには「ちゃんと見てなかった親が悪い」「ざまあみろ」といった誹謗中傷も書き込まれた。真夕さんは残された3人の息子の前では、とにかく笑って食事を取り、絶対に泣かないようにした。「子どもたちに心配させないようにという思いだった」と振り返る。
子どものケアに心を配った。三男は真夕さんと2人きりになると、「僕が死ねばよかった」と泣き叫び、中学生の頃に高熱を出した時には、「心ちゃん、助けてあげれなくてごめん」とうなされたという。真夕さんは「事件から10年たっても、心に傷を負っているんだ」と思い知らされた。
髪は事件の日から伸ばし続け、腰ぐらいまでの長さになった。お風呂上がり、互いに髪をとかし合った。「お守りみたいなもの」だったが、来年、長男が結婚式を挙げる予定となり、「式で髪を結った後に切るのなら」と思うようになった。心ちゃんも「やっと切ったね」と言ってくれるかな、と感じている。
シンポジウムでは子どもたちとともに歩んだ経験から、残された子どもたちの心をケアすることが大切だと訴え、「微力ながら被害者支援に携わっていきたい」と語った。

サイレン鳴らし交差点進入の消防車と乗用車が衝突、青信号だった車の運転手ら骨折

29日午後6時ごろ、大阪市北区芝田の交差点で緊急走行中の消防車と乗用車が接触する事故があった。この事故で、乗用車の男性運転手が胸骨骨折、消防車の助手席に座っていた男性消防士が肋骨(ろっこつ)を折るけがをしたが、命に別条はないという。
大阪市消防局によると、消防車は赤信号の交差点で赤色灯を点灯し、サイレンを鳴らしながら西向きに進入したところ、北向きに交差点を通過する乗用車と衝突した。救助に必要な資器材を運搬するため出動していたが、救助事案への影響はなかったという。
事故を受け、大阪市消防局は「負傷された方に心よりお見舞い申し上げる。今後このようなことがないよう交通事故防止の徹底に取り組む」としている。

消防車の車輪止め盗まれる? 住宅街に十数分、停車中 大阪

大阪市消防局は30日、消防車両を出動先に停車した際、取り付けていた車輪止め2個が紛失したと発表した。付近を捜索したが見つからず、何者かに持ち去られた可能性が高いとして、大阪府警東淀川署へ盗難を届け出た。「特段珍しいものでも、高価でもないのにどうして」と首をかしげる。
消防局によると、なくなったのは黄色い樹脂製の車輪止め2個。29日午後3時ごろ、大阪市東淀川区の住宅街で、救急事案に対応するため車両を停車。隊員は右後輪に車輪止めを挟んでいたが、車から離れていた十数分間になくなっていたという。
消防局の内規で、停車中は車輪止めを設置することになっている。担当者は「これまで車輪止めが盗まれたことはない」と困惑。車輪止めを発見した場合などは、東淀川消防署(06・6320・0119)への連絡を呼びかけている。【菅沼舞】

宴会で食中毒 刺身や白身魚を食べて39人が体調不良 便から”ノロウイルス” 札幌市

札幌市保健所は、2024年12月30日、札幌市中央区の飲食店でノロウイルスによる食中毒が発生したと発表しました。
食中毒が発生したのは、札幌市中央区の居酒屋・「海鮮個室酒場 伊まり大通駅前店」です。
札幌市保健所によりますと、今月20日この店で刺身や白身魚などを食べた3つの団体48人のうち39人が下痢や嘔吐、発熱などの食中毒の症状を訴えました。
入院した人はおらず、全員が快方に向かっています。
保健所が調査したところ、食中毒の症状を訴えた39人のうち10人の便から「ノロウイルス」が検出されたため保健所は、この店に対してきょう(12月30日)から、5日間の営業停止処分を命じました。

消防車が赤信号の交差点で一般車両と事故 2人胸の骨を折るけが 大阪市消防局

29日、大阪市北区の交差点で消防車と乗用車の事故があり、乗用車の運転手と消防職員が胸の骨を折るけがをしました。
29日午後6時ごろ、大阪市北区芝田1丁目の交差点で消防車と一般の乗用車が接触する事故がありました。
消防車がサイレンを鳴らし、呼びかけをして赤信号の交差点を西向きに侵入したところ、北進する乗用車と接触したということです。
この事故で乗用車を運転していた男性と、消防車の助手席に乗っていた職員が胸の骨を折るけがをしました。二人とも命に別条はなく、入院はしていないということです。
消防車は市内の救助現場に向かう途中で、救助のための資材や機材を搬送していたということですが、結果的に不要だったため、救助活動に影響はなかったということです。
大阪市消防局は「負傷された方に心よりお見舞い申し上げますとともに、今後このようなことがないよう交通事故防止の徹底に取り組んでまいります」としています。

解決願い、支援者が墓参り=高齢母は断念、世田谷一家殺害24年

東京都世田谷区で2000年12月、宮沢みきおさん=当時(44)=一家4人が殺害された事件は30日、未解決のまま発生から24年を迎えた。支援者らが一家の墓を訪れ冥福を祈ったが、宮沢さんの母節子さん(93)は体調不良を理由に、初めて命日の墓参りを断念した。
殺人事件の遺族でつくる「宙(そら)の会」の特別参与で、捜査本部がある警視庁成城署の元署長土田猛さん(77)ら支援者は、埼玉県新座市にある一家の墓を訪問。墓前に花束と線香を供えると、約1分間、目を閉じて手を合わせた。
土田さんは「節子さんは『なんとか自分が生きている間に』という思いを日ごとに強めている。これからも事件解決に向けて活動していきたい」と話した。
事件は、同区上祖師谷の宮沢さん宅で00年12月30日深夜ごろに発生。みきおさんと妻泰子さん=同(41)、長女にいなちゃん=同(8)、長男礼君=同(6)=が殺害された。現場には犯人の指紋や血液、凶器の包丁などが残されていた。
警視庁は、これまでに捜査員延べ約29万人を投入し捜査を続けている。情報提供は成城署捜査本部03(3482)0110まで。
[時事通信社]

警察官語るニセ電話詐欺増加 SNS型投資・ロマンス詐欺による被害額 福岡県で60億円

福岡県内で今年1月から11月までのSNS型投資・ロマンス詐欺による被害額が60億円に上ったことがわかりました。
福岡県警によりますと、県内でSNS型投資・ロマンス詐欺は今年1月から11月までに616件発生していて、被害額はおよそ63億円に達したということです。
一方、ニセ電話詐欺は735件で、被害額はおよそ18億円。
特に警察官を騙るニセ電話詐欺が99件起きていて、そのうち73件が8月以降に発生するなど、増加傾向にあるということです。
警察は「LINEを使って警察官が逮捕状や警察手帳を見せたり、送金を指示することはありません。非通知や国際電話に注意してください」と呼びかけています。