生後約3週間の長女を床に落とし重傷を負わせたとして、傷害の疑いで逮捕された千葉県警の警察官の男(25)(千葉市)が、県警の調べに「泣き声にイライラして娘を床に落とした」と供述していることが分かった。長女は現在も重体で予断を許さない状態だという。
県警捜査1課や松戸市消防局によると、男から23日午前8時40分頃、「娘がうなり声を上げ、目の焦点が合わない」と119番があった。長女は病院に搬送されたが、全身にけいれんを起こし、意識がはっきりしていなかった。搬送先の病院から「虐待の疑いがある」と相談を受けた千葉市西部児童相談所が24日、県警に情報提供した。
県警は28日、船橋署地域課巡査の男を傷害容疑で逮捕した。男は23日午前1時半頃、県内の親類宅で長女を床に落とすなどの暴行を加え、頭蓋骨骨折や急性硬膜下血腫などの重傷を負わせた疑いがある。調べに対し、容疑を認めているという。同署の鏑木秀樹署長は「署員が逮捕されたことは極めて遺憾。署員への指導、教養を徹底してまいりたい」とのコメントを発表した。
県警は29日、男を同容疑で千葉地検に送検した。
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【速報】消火剤まきながら渋谷スクランブル交差点を暴走か 男(29)と少年(15)を逮捕 警視庁
今月24日、東京・渋谷のスクランブル交差点で消火剤をまきながらバイクで走行したなどとして、29歳の男らが逮捕されました。
道路交通法違反の疑いで逮捕されたのは、神奈川県川崎市に住む無職の渡辺太地容疑者(29)と15歳の少年です。
警視庁によりますと、渡辺容疑者は今月24日、東京・渋谷のスクランブル交差点で、無免許でバイクに乗り、旋回を繰り返した上、消火剤をまきながら走行した疑いなどがもたれています。
また15歳の少年も、無免許でバイクで旋回運転をしたなどとして逮捕されています。調べに対し、渡辺容疑者は「スクランブル交差点でバイク2台で暴走した」「交差点で一緒に消火器をまいた」などと容疑を認めています。
この事件の2時間半ほど前には、神奈川県川崎市内でも、消火剤をまきながら走行するバイクの姿が確認されていて、警視庁は関連している可能性もあるとみて調べを進めています。
秋田新幹線が停電で停止 乗客230人、車内で夜明かす
29日午後10時35分ごろ、秋田県内のJR田沢湖線などで停電が起き、同じ線路を利用している秋田新幹線の下り2本が駅付近で停止した。このうち、東京発秋田行きのこまち45号の乗客約230人は、車内で一夜を明かした。
JR東日本秋田支社によると、停電があったのは田沢湖線・刺巻(仙北市)と奥羽線・神宮寺(大仙市)の間。東京発秋田行きのこまち43号は鶯野駅のホームにさしかかった状態で停車した。暖房が使えず、乗客約260人は30日午前0時すぎからタクシーで大曲駅に向かい、臨時列車を利用するなどしたという。
こまち45号は電気が使えたため乗客は朝まで車内で過ごし、代行運転のバスに乗り換えた。体調不良の乗客は確認されていない。
停電は、回送列車のパンタグラフが何かにぶつかって破損した影響で起きたとみられる。30日まで秋田新幹線や在来線の運行に影響し、区間運休を含めて上下計28本が運休した。【椋田佳代】
秋田新幹線が運転再開…停電で運転見合わせから一夜
29日夜に発生した停電の影響で、JR盛岡―秋田駅間で運転を見合わせていた秋田新幹線は、30日午前9時頃から下り線、午前10時40分頃から上り線で運転を再開した。
JR東日本秋田支社によると、田沢湖駅(秋田県仙北市)で立ち往生していた「こまち45号」は、全ての乗客を降ろした。午前8時過ぎから順次、バスで希望する駅に送り届けているという。
新東名のトンネルで7台絡む玉突き事故、5人が軽傷…愛知・新城
30日午前8時35分頃、愛知県新城市徳定の新東名高速道路下り線の「雁峰(がんぼう)第二トンネル」内で、トラックが渋滞の車列に突っ込み、乗用車など計7台が絡む玉突き事故が発生した。県警高速隊や新城市消防本部によると、男性3人と女性2人の計5人が軽傷を負った。
この事故の影響で、同下り線の新城インターチェンジ(IC)―岡崎東IC間が一時、通行止めとなった。
警察官語るニセ電話詐欺増加 SNS型投資・ロマンス詐欺による被害額 福岡県で60億円
福岡県内で今年1月から11月までのSNS型投資・ロマンス詐欺による被害額が60億円に上ったことがわかりました。
福岡県警によりますと、県内でSNS型投資・ロマンス詐欺は今年1月から11月までに616件発生していて、被害額はおよそ63億円に達したということです。
一方、ニセ電話詐欺は735件で、被害額はおよそ18億円。
特に警察官を騙るニセ電話詐欺が99件起きていて、そのうち73件が8月以降に発生するなど、増加傾向にあるということです。
警察は「LINEを使って警察官が逮捕状や警察手帳を見せたり、送金を指示することはありません。非通知や国際電話に注意してください」と呼びかけています。
解決願い、支援者が墓参り=高齢母は断念、世田谷一家殺害24年
東京都世田谷区で2000年12月、宮沢みきおさん=当時(44)=一家4人が殺害された事件は30日、未解決のまま発生から24年を迎えた。支援者らが一家の墓を訪れ冥福を祈ったが、宮沢さんの母節子さん(93)は体調不良を理由に、初めて命日の墓参りを断念した。
殺人事件の遺族でつくる「宙(そら)の会」の特別参与で、捜査本部がある警視庁成城署の元署長土田猛さん(77)ら支援者は、埼玉県新座市にある一家の墓を訪問。墓前に花束と線香を供えると、約1分間、目を閉じて手を合わせた。
土田さんは「節子さんは『なんとか自分が生きている間に』という思いを日ごとに強めている。これからも事件解決に向けて活動していきたい」と話した。
事件は、同区上祖師谷の宮沢さん宅で00年12月30日深夜ごろに発生。みきおさんと妻泰子さん=同(41)、長女にいなちゃん=同(8)、長男礼君=同(6)=が殺害された。現場には犯人の指紋や血液、凶器の包丁などが残されていた。
警視庁は、これまでに捜査員延べ約29万人を投入し捜査を続けている。情報提供は成城署捜査本部03(3482)0110まで。
[時事通信社]
消防車が赤信号の交差点で一般車両と事故 2人胸の骨を折るけが 大阪市消防局
29日、大阪市北区の交差点で消防車と乗用車の事故があり、乗用車の運転手と消防職員が胸の骨を折るけがをしました。
29日午後6時ごろ、大阪市北区芝田1丁目の交差点で消防車と一般の乗用車が接触する事故がありました。
消防車がサイレンを鳴らし、呼びかけをして赤信号の交差点を西向きに侵入したところ、北進する乗用車と接触したということです。
この事故で乗用車を運転していた男性と、消防車の助手席に乗っていた職員が胸の骨を折るけがをしました。二人とも命に別条はなく、入院はしていないということです。
消防車は市内の救助現場に向かう途中で、救助のための資材や機材を搬送していたということですが、結果的に不要だったため、救助活動に影響はなかったということです。
大阪市消防局は「負傷された方に心よりお見舞い申し上げますとともに、今後このようなことがないよう交通事故防止の徹底に取り組んでまいります」としています。
宴会で食中毒 刺身や白身魚を食べて39人が体調不良 便から”ノロウイルス” 札幌市
札幌市保健所は、2024年12月30日、札幌市中央区の飲食店でノロウイルスによる食中毒が発生したと発表しました。
食中毒が発生したのは、札幌市中央区の居酒屋・「海鮮個室酒場 伊まり大通駅前店」です。
札幌市保健所によりますと、今月20日この店で刺身や白身魚などを食べた3つの団体48人のうち39人が下痢や嘔吐、発熱などの食中毒の症状を訴えました。
入院した人はおらず、全員が快方に向かっています。
保健所が調査したところ、食中毒の症状を訴えた39人のうち10人の便から「ノロウイルス」が検出されたため保健所は、この店に対してきょう(12月30日)から、5日間の営業停止処分を命じました。
消防車の車輪止め盗まれる? 住宅街に十数分、停車中 大阪
大阪市消防局は30日、消防車両を出動先に停車した際、取り付けていた車輪止め2個が紛失したと発表した。付近を捜索したが見つからず、何者かに持ち去られた可能性が高いとして、大阪府警東淀川署へ盗難を届け出た。「特段珍しいものでも、高価でもないのにどうして」と首をかしげる。
消防局によると、なくなったのは黄色い樹脂製の車輪止め2個。29日午後3時ごろ、大阪市東淀川区の住宅街で、救急事案に対応するため車両を停車。隊員は右後輪に車輪止めを挟んでいたが、車から離れていた十数分間になくなっていたという。
消防局の内規で、停車中は車輪止めを設置することになっている。担当者は「これまで車輪止めが盗まれたことはない」と困惑。車輪止めを発見した場合などは、東淀川消防署(06・6320・0119)への連絡を呼びかけている。【菅沼舞】