爆発で休業、地元熊本から不安 イオンモール従業員「給料は…」

熊本地震後に発生した爆発で7人が犠牲となった大型商業施設「イオンモール熊本」(熊本県嘉島町)は、人口1万人余りの町にありながら、町内外の約2700人が勤務していた。地元の雇用創出や経済に貢献してきたが、営業再開のめどは立たないまま。「これからの勤務は? 給料はどうなる?」。地震で被災した従業員は今後の不安を口にしている。
イオンによると、同施設にはスーパーや映画館など204もの店が入っていた。家族連れや若者でにぎわい、爆発直前は約3千人の客が訪れていた。事故後は約5千台を収容できる広大な駐車場に関係車両が数台点在するのみ。駐車場入り口に設けられた献花台にはたくさんの花束や飲み物が手向けられている。
食品を取り扱う店舗の40代男性従業員は「店内には誰も立ち入れない状態。次の出勤について上から何も指示はない」と話した。自身も町内で被災し、今後の生活について「いつから働けるのか、その間の給料はどうなるのか一切分からない」と顔を曇らせた。
イオンは営業再開について「具体的なことは決まっていない」としている。

警笛2回のうち1回未確認 東武事故、複数社作業で不備か

栃木県鹿沼市の東武日光線新鹿沼駅で、作業員4人が特急列車にはねられ死亡した事故で、運転士が安全を確認し鳴らす2回の警笛のうち、確実に鳴ったと確認できているのは1回のみであることが22日、東武鉄道への取材で分かった。作業していた10人は元請けを含め複数社から集まっていたことも判明。県警は、列車接近の伝達などの連携に不備があった可能性があるとみて、当時の詳しい状況を調べている。
東武鉄道によると事故当時、作業現場の前後約315メートルの位置に「中継見張り員」2人を、現場から約80メートルの位置に「列車見張り員」1人を配置していた。中継見張り員が列車接近を列車見張り員に伝え、作業員が退避することになっていた。
運転士はまず中継見張り員からの合図、次に列車見張り員からの合図を受け計2回警笛を鳴らすことになっている。
監督役の作業員と作業指揮者は元請けの1社、見張り3人は2社、残りの作業員は1社だった。死亡した作業員の1人は監督役だった。

千葉市、放置車両の撤去完了 千葉市以外では計123台の車両確認

千葉市は22日、記録的な豪雨で水没し、市内の道路に取り残されていた放置車両の撤去が完了したと発表した。ただ、市が確認できていないだけで、路上などに車両が残っている可能性があるとして、見つけた場合は情報を寄せるよう呼びかけている。
市によると、市が管理する幹線道路や生活道路に一時、計約2500台が取り残された。このうち8割強は所有者が引き取ったとみられ、残りは市側が14日からレッカー車で撤去作業を進めていた。
市は22日午後1時現在で、市内11カ所に設けた一時保管場所に230台を仮置きし、所有者に引き取りを求めている。
一方、千葉県などによると、21日現在で千葉市を除く15市の幹線道路には、計123台の放置車両が確認されている。【中村聡也】

クマに腕かまれ外国人けが 青森・十和田湖で観光中

22日午前10時10分ごろ、青森県十和田市奥瀬の十和田湖を望む展望台付近で、散策していた外国人観光客の男性がクマに右腕をかまれけがをした。男性はドクターヘリで病院に搬送されたが、意識はあり会話ができる状態だったという。
市と消防によると、男性は30歳前後で、周辺の民宿まで避難後に119番があった。クマの大きさや頭数は不明で、市は防災無線などで注意喚起したほか、猟友会に箱わなの設置を依頼した。

東京都・埼玉県で猛烈な雨 板橋区付近で1時間120mm以上 気象防災速報・記録的短時間大雨

【17時42分更新】板橋区付近で1時間に120mm以上を解析

東京都東京地方、埼玉県南部で局地的に雨が強まっています。

東京都板橋区付近では17時00分までの1時間に120mm以上、北区付近と埼玉県戸田市付近では約100mmの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は気象防災速報・記録的短時間大雨を発表しました。
気象庁が気象防災速報(記録的短時間大雨)を発表
▼東京都

17時00分までの1時間に、

板橋区付近で120mm以上(解析雨量)

北区付近で約100mm(解析雨量)

▼埼玉県

17時00分までの1時間に、

戸田市付近で約100mm(解析雨量)

東京都内や埼玉県周辺は19時過ぎにかけて低地での冠水や都市河川の増水、落雷による停電の発生に警戒が必要です。

荒天の間は外出を控えて屋内で安全を確保するようにしてください。交通機関への影響にも注意が必要です。
気象防災速報(記録的短時間大雨)とは
その場所で数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析をしたときに、気象庁が発表するものです。2026年5月までは「記録的短時間大雨情報」として発表されていた情報です。その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。

この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。

東京都 善福寺川が氾濫のおそれ レベル4氾濫危険警報を発表

大雨の影響で東京都の善福寺川が増水し、レベル4氾濫危険警報が発表されました。

氾濫危険水位に達したのは善福寺川の松見橋基準観測所(杉並区)で、もし氾濫が発生すると中野区、杉並区で浸水被害が発生するおそれがあります。

川の周辺には決して近寄らず、少しでも浸水しにくい上の階に移動するなど、身の安全を確保して過ごしてください。
急な水位上昇のおそれ 浸水に警戒
大気の状態が不安定となっていて、関東では局地的に大雨となっています。東京都や埼玉県では1時間に約100mmの猛烈な雨が解析され、記録的短時間大雨情報も発表されました。

都市河川では水位が急速に上昇するため、川に近寄らないようにしてください。

氾濫が発生すると居住地でも浸水が発生するおそれがあります。特に地下施設は水が流れ込むおそれがありますので、十分警戒してください。

熊本地震、重症者31人に 家屋被害は3万7千棟超

最大震度7の地震が起きた熊本県は22日、地震による重症者が宇土市で2人増え、31人になったと発表した。聞き取り調査を踏まえ、短期の入院が必要な中等症から重症に変更した。死者は38人のまま。人的被害は1人が災害に関連しないと判断して398人とした。
推計を含めた家屋被害は3万7041棟に上った。内訳は全壊が1622棟、大規模半壊が171棟、半壊が1977棟。損壊の程度が確定していない家屋が1万5218棟残されている。
県内11市町の避難所66カ所には2838人が身を寄せている。

【熊本地震】被災地で厳しい暑さ 八代市でごみ処理ひっ迫…新たな課題に

熊本地震の被災地では22日も厳しい暑さとなりました。こうした中、八代市では、ごみの処理がひっ迫し新たな課題となっています。
熊本は22日も厳しい暑さが続き、八代市では、最高気温37.6℃を記録しました。住宅の片付けが進むに伴い、八代市ではいま、新たな問題が浮上しています。
山口佐助記者(NNN取材団)
「収容能力を超えるごみがたまっていて、ひっ迫した状況が続いています」
八代市内のごみ処理施設「エコエイトやつしろ」は、およそ2000トンの収容能力をすでに超えています。地震で、2基ある焼却炉は今月上旬まで停止した上、お盆期間に片付けが進み、多くのごみが出されたためだということです。
八代市 環境施設課・佐藤亜土夢さん
「生ごみ以外の急ぎで出さなくてもいい可燃物は、少しずつ出してごみの発生を抑えてほしい」
このままでは、他の自治体や民間事業者に有料の処理を依頼する可能性があり、市では、資源ごみの分別をよびかけています。

【続報】日本百名山の幌尻岳で一時行方不明 登山目的で入山した女性が自力で下山 北海道平取町

北海道・門別警察署は2026年8月22日、北海道平取町にある幌尻岳で山岳遭難が発生した疑いがあると発表しました。女性はその後、自力で下山したということです。
警察によりますと、8月21日午後10時前、役場の職員から「単独登山した女性が下山予定の時間になっても戻ってこない」と通報があったということです。
一時、行方がわからなくなったのは道外からきた57歳の女性です。
女性は21日午前中に幌尻岳の登山道の中腹にある幌尻山荘から一人で山へ向かい、この日も幌尻山荘に宿泊予定でしたが、夜になっても山小屋に戻ってこなかったということです。
女性はその後、自力で幌尻山荘に戻りました。
女性にけがなどはなく「暗くなったため、休憩所で明るくなるのを待っていた」という内容の話をしているということです。
幌尻岳は日本百名山にも名を連ねる標高2052メートルの山で、登山シーズンのこの時期は天候がよければ1日に100名以上が登山に訪れる人気の山だということです。

ゲリラ雷雨で都心でも冠水多発 安全を優先して行動を

今日22日(土)は都心を含む関東南部でゲリラ雷雨が発生し、局地的に大雨となっています。安全を優先して行動してください。
非常に激しい雨で冠水多発
関東南部では昇温と風の収束に伴ってお昼頃から小さな雨雲が発生。上空の気圧の谷の影響で急発達、組織化し大雨となっています。

千葉県のアメダス坂畑では1時間に73.5mm、東京練馬では65.5mm、東京のアメダスでも55mmの非常に激しい雨を観測。東京都板橋区付近では1時間に120mm以上、北区付近、豊島区付近、埼玉県戸田市付近では1時間に約100mmの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は気象防災速報・記録的短時間大雨を発表しました。

18時30分現在、東京都、埼玉県、神奈川県内にはレベル4大雨危険警報が発表されています。

安全を優先して行動を
荒天の間は外出を極力控え、屋内で安全を確保するようにしてください。

雨雲の動向は雨雲レーダーで確認できます。車の運転は冠水エリアを極力避けて、いつも以上に慎重な運転を心がけてください。