28日午前、福岡市博多区のマンション一室で顔や上半身が焼けた男性の遺体が見つかりました。
近くからはタバコの吸い殻が見つかっていて、警察は寝タバコが原因の可能性もあるとみて調べています。
28日午前9時ごろ、福岡市博多区御供所町のマンションで、80代の男性が暮らす一室を訪れたヘルパーの女性から「利用者が焦げている。火はない」と110番通報がありました。
警察官が現場に駆けつけると、ベッドの上で仰向けに倒れている男性を発見。男性の顔や胸は焼け焦げていて、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、この家には80代の男性が一人で暮らしていて、ベッドの近くからは、タバコの吸い殻が複数見つかったということです。
現在も住人の男性とは連絡がとれておらず、警察は遺体の身元の特定を急ぐとともに、寝タバコの火が身体に燃え移った可能性もあるとみて調べています。
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玉城デニー知事「急いでやる理由が分からない」 辺野古新基地の軟弱地盤改良工事の着手巡り
沖縄県名護市辺野古の新基地建設で沖縄防衛局が大浦湾側の軟弱地盤の改良工事に着手したことを受け、玉城デニー知事は28日、「急いでやる理由が分からない。公有水面埋め立て法に基づいて工事の状況をチェックしていく」と語った。
防衛局に具体的な工事の進め方などを問い合わせていたが十分な情報がなかったとし「砂ぐいを打ち込む作業に進むのだろうと思うが、サンゴの移植状況など環境保全に努めているのかを注視したい」と述べ、対話による解決策を探る考えを示した。
政府が昨年12月に地盤改良に伴う設計変更申請を代執行で承認して以降、改良工事に取りかかるのは初めて。この日は午後1時46分ごろ、海底に砂を敷くための「トレミー船」と呼ばれる船に砂を運搬する様子が確認された。
《頂き女子りりちゃんの現在》映画制作スタートも「順調といえない…」獄中手記も更新ストップ
SNS上で「頂き女子りりちゃん」と名乗り、恋愛詐欺のマニュアルを販売したほか、複数のパパ活相手から1億5000万円余りを騙し取ったとして詐欺罪などに問われている渡邊真衣被告(26)。
2024年9月に名古屋高裁で懲役8年6か月、罰金800万円の判決が下るも、これを不服として最高裁に上告。現在審理中だ。判決が出た同年9月には、獄中手記『りりちゃん、しゅき。』の有料配信も開始された。渡邊被告から手記を受け取った支援者が記事配信サイトで公開し、1話300円で現在11話まで公開されている(12月18日現在)。
一体どんな内容なのか。
「渡邊被告が自身の半生を振り返っており、〈ままにもっと、まいのこと聞いてほしかった〉など、複雑な家庭環境のなかで母の愛に飢えていた心境を繰り返し綴っています。収益は被害者への弁済に充てるとしています。
〈連載開始時に予測しえなかった事情〉を理由に12月初旬に公開された第11話をもって更新をストップしていますが、自らの生きづらさを吐露するような内容が一部で熱狂的に支持されており、ファンから応援の声が寄せられています」(スポーツ紙記者)
その後、渡邊被告の周辺ではさらにお金が動き始めた。なんと映画化プロジェクトが始動したのだ。
「渡邊被告をモデルにした映画『頂き女子』の制作がスタートしました。事件を題材にした内容で、プロデューサーは渡邊被告の身元引受人を務めた人物です。
メガホンを取るのは、『孤高の遠吠』や『全員死刑』などで評価され、アウトロー描写に定評がある小林勇貴監督です。演出をめぐってパワハラ疑惑が持ち上がり、釈明・謝罪する事態となった彼にとっては、約2年ぶりの復帰作です」(同前)
水面下で“頂き女子りりちゃん”を描くための布陣が固められているが、制作は難航しているようだ。
「渡邊被告らに綿密に取材したうえでの映画化を目指しているものの、やはり相手が獄中ということもあり、制作は順調といえないようです。
またクラウドファンディングなどの力は借りないそうで、制作会社が〈製作陣自らの力で動いていくことが望ましいという結論に至りました〉〈表現のみならず、資金面でも大きな挑戦となります〉と報告しています。いつどのような形で世に公開するのかも正式には発表されていません」(前出・スポーツ紙記者)
映画は収益目的ではなく、利益が出た場合は被害者への弁済に充てるという。被害者の手もとにお金が戻る日は来るのか。
《北九州中学生殺傷事件の余波》容疑者逮捕後も続くSNSでのデマ拡散「関係ない人たちが我々をもてあそんでいる」と怒りの地元住民
逃走中の容疑者が逮捕され事件解決で一安心、というわけにはいかないようだ。北九州で起きた中学生殺傷事件では、いまも地域住民のあいだに不安が広がったままだ。社会に不穏な雰囲気を漂わせたのは、事件そのものだけでなく、SNS上に漂い続ける無責任な断定口調のフェイク情報、デマの数々だ。ライターの宮添優氏が、いまも止まらないデマの連鎖に悩まされる地域住民の不安についてレポートする。
* * * 12月14日夜に発生した福岡・北九州市で発生した中学生殺傷事件は、中年男性と報じられた犯人が逃走して数日間、住民は不安なまま過ごしていた。19日に容疑者の男が逮捕されると、地域には「ホッとした」「これで出歩ける」などといった安堵の声も漏れ聞こえてくるようになった。しかし、容疑者が逮捕されてもなお、市内の小中学校の約500人の児童や生徒が事件への不安を訴え、学校を休んでいたことが明らかになった。
警察は事件捜査と同時にデマへの対応
「正直、私たち(親)も様々な情報を鵜呑みにして怖がっていたので、それが子供たちにも伝搬してしまったのかもしれません。子供たちは子供たちで、ネットを見て色々な情報を得ていたようで、それも影響しているみたいです」
筆者の取材に答えてくれたのは、事件が発生した北九州市小倉南区内に住む公務員の男性(40代)。小学校6年生の娘は、事件直後から「犯人が捕まってなくて怖い」と訴え、学校を休んだ。そして、犯人が逮捕された今も、学校へ行きたいという気持ちはあるが、恐怖心から玄関から出られずにいるという。何が原因なのか。
「犯人が捕まっても、本当に犯人なのか?と疑うんです。ネット上の噂を見聞きした友達から、そういった話を聞いてきたみたいです。もっとも、犯人が捕まる前、保護者の間にもデマが拡散され、我々大人も振り回されたほどなんですが」(公務員の男性)
SNSが今のように使われる以前から、学校に通う年齢の子供たちは友だちからの噂話に惑わされやすい。1980年頃に流行した口裂け女などの都市伝説や、トイレの花子さんのような学校の怪談などは典型だろう。現在はそこにSNSという伝播スピードが格段に速いツールが加わり、大人でも向き合い方に悩まされている。
実際に今回の事件は、発生直後からSNS上には様々なデマが飛び交った。まず目立ったのは、犯人が逃走中に、防犯カメラ映像などがなかなか公開されたかったことを荒唐無稽な陰謀論のように仕立て上げたものだ。飲食店内での発生事案ならば、店の防犯カメラがあるだろうと簡単に連想されたためだ。実際には、犯人に逃げられる恐れがあったため映像を公開しなかったのだが、一部で「マスコミが隠蔽しているのは、犯人が外国人だから」と断定するような投稿が拡散された。
屋根の雪下ろし中に転落、83歳男性が死亡 大気不安定で新潟県内は各地で積雪増加
新潟県南魚沼市で28日、屋根の雪下ろしをしていた男性が転落し、死亡する事故がありました。
事故があったのは、南魚沼市中野の住宅です。 この家に住む人の親族で、近くに住む男性(83)が28日午前9時45分ごろから、約50cm積もっていた屋根の雪下ろしをしていたところ、高さ4mほどの屋根から転落。 意識不明の重体で病院へ搬送されましたが、午後2時過ぎ、死亡が確認されました。 死因は右脳の急性硬膜外血腫だということです。
新潟県では昨シーズン、雪下ろしなどの除雪作業による人的被害が36件発生しています。 除雪作業中の事故を防止するため、「一人でしない」「無理しない」「落雪・転落 気をつけて」を合言葉に、十分注意して除雪作業を行うようにしてください。
石破茂首相「手取りは増やしたい、私たちもね」 来年へ「経済の形を変える」と意欲
石破茂首相(67)が28日放送の日本テレビ系情報番組「ウェークアップ!」(土曜前8・00)にリモートで生出演。来年の“目玉政策”を問われ、「経済の形を変える」ことに意欲を示した。
「手取りを増やす」と訴えた国民民主党が衆院選で躍進しその後も支持率を伸ばしているが、「手取りは増やしたいのです、私たちもね」と石破首相。そして「年収103万円の壁」議論について「控除の額をどこまで上げて学生さんを中心とする、あるいはパートに出てらっしゃる女性の方の所得を増やす、これはやりたいと思っています。それが給料の値上がりに比例して控除を増やすのか物価なのか、どれが一番そういう方々に喜んでいただけて手取りを増やすのかというのはあります」と話した。
103万円の壁引き上げについては自民、公明両党が国民と協議したがまとまらず、3党協議は越年して続く。首相は「誰の手柄がどうのこうのではなくて、本当に手取りが増えてほしいという若い方、そういう方々の所得を増やすのは、誰の手柄とかそういうことではなくて」と強調し、「お父さんが50代の家庭で子供がアルバイトしてる、もっと働きたいんだけど103万円の壁がねっていう家庭内論争はあちこちで起きている。そこは認識してなくちゃいかんと思っている」と続けた。
そして「これを来年を打ち出すというものは?」と質問を受けると、「それは経済の形を変えるっていうことですよ」と回答。これまでは「従業員に雇用は維持するからそんなに給金は上がらないけど我慢して、というのをずっと続けてきた。画期的な新製品、サービスは出ないけど勘弁してください、投資額はそんなに上がりませんけど。あちこちでコストをカットする形の経済をずっとやってきた」とし、「でもそれはもうやめ!」とデフレからの脱却を訴え。
「賃金は上げます、新しい商品開発します、株が上がり配当が増え経営者も所得が増えますよ、それだけではダメなんだよね。やっぱり国民1人1人の所得が上がっていく、物が売れるようになる、投資が行われる、また所得増えるっていう新しい形の経済が回っていくようなそういう予算にしたと思っている」と話した。
大阪・門真の工場で爆発、ベトナム国籍の従業員ら3人がやけどで重傷…大掃除中か
28日午後4時頃、大阪府門真市殿島町の「丸山塗装工業」の工場で爆発があり、鉄骨2階建て約300平方メートルがほぼ全焼した。10歳代後半~40歳代とみられる従業員男性3人がやけどで重傷を負った。いずれも救急搬送時は意識があったという。府警門真署と消防が詳しく経緯を調べる。
同署によると、負傷した3人のうち少なくとも2人はベトナム国籍とみられ、他の従業員は「(3人は)工場内で年末の大掃除をしていた」と説明しているという。
爆発時に現場付近を歩いていたという40歳代の会社員男性は「突然『ボーン』と地響きのような音がした。黒煙が上がり、風下で怖くなってすぐに近くの自宅に避難した」と話した。
現場は京阪門真市駅の南約1キロで、大型商業施設「ららぽーと門真」や近畿自動車道門真インターチェンジの近く。
自民、足立敏之氏死去を発表 70歳、参院議員
自民党は28日、同党所属の足立敏之参院議員が27日に死去したと発表した。70歳。現時点では死因など詳細は明らかにせず、通夜や葬儀などの日程も追って連絡するとした。複数の関係者によると、インド洋の島国モルディブを訪問中に死去した。海難事故とみられる。
足立氏は国土交通省技監を経て、2016年参院選比例代表で初当選。現在2期目で参院国対副委員長を務めていた。
ケンタッキーの店舗にタクシー突っ込む 運転手の80代男性「アクセルとブレーキを踏み間違えた」 店員1人が軽いけが 大阪・八尾市
12月28日夕方、大阪府八尾市の店舗にタクシーが突っ込み、店員1人が軽いけがをしました。運転手の80代の男性は警察の調べに対し「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということです。
警察によりますと、28日午後4時前、八尾市北本町のケンタッキーフライドチキン近鉄八尾店に、タクシーが前から突っ込みました。
店の入口は大きく破損。この事故で、店員1人が軽いけがをしたということです。当時、店内には客もいましたが、けがはないということです。
タクシーを運転していたのは80代の男性で、警察の調べに対して「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということです。警察は事故の原因を詳しく調べています。
石破茂首相「これ、おかしい!」強い口調で避難所の問題点指摘「先進国では日本しかない」
石破茂首相(67)が28日放送の日本テレビ系情報番組「ウェークアップ!」(土曜前8・00)にリモートで生出演。地震や豪雨など災害が起きた場合の避難所の現状について、強い口調で問題点を指摘した。
自身が取り組む防災庁の創設に関連して日本の避難所の生活環境が一向に改善されないことを質問されると、「101年前の関東大震災の時の避難所とほとんど変わっていない。先進国では日本しかない」と断言。
「(被災者は)我慢してねという文化みたいなものがあるんですね。避難所の人たちは我慢しなさい、何かしてもらったらありがたいと思いなさいと」と背景に日本の“文化”があるとし、「逆でしょ?一番絶望の淵にある人にこそ温かい食事、温かいお風呂、寝心地の良いベッド、きちんとした医療の提供、一番つらい人たちに一番厚い手当てしましょうっていう考え方がこの国にはずっとなかったんじゃないか、そう思います」と語った。
内閣府は今月13日、避難所運営に関する自治体向け指針を改定し、国際基準「スフィア基準」を反映させた数値目標を掲げた。石破首相は「これは価値観の転換だと思います。スフィア基準はずっと前から言われていることで人権の実現ですよね。避難所だから人権が損なわれていいという話にならないんだけど、人権を避難所で守りましょうと言うと何の話?みたいなことになる」と現状を指摘し、「そういう人は雨風がしのげて冷たいお弁当で頑張んなさい!みたいな、そういうストーリーがずっと語られてきてそういうものだとみんな思ってきたんじゃないでしょうか。これ、おかしい!」と言い切った。