九州新幹線、熊本ー新水俣間を9月18日再開 熊本地震で運休

JR九州は27日、熊本地震の影響で運行を見合わせている九州新幹線熊本(熊本市)―新水俣(熊本県水俣市)間について、9月18日から再開する見通しだと発表した。全線での運行再開は約1カ月半ぶりとなる。
当面の間、新八代駅(同県八代市)付近で速度を落として運行する。下りは鹿児島中央駅(鹿児島市)の到着が最大8分ほど遅れ、上りは鹿児島中央駅を最大9分ほど繰り上げて発車する。
7月28日に発生した熊本地震を受け、九州新幹線は全線が運休。博多(福岡市)―熊本間、新水俣―鹿児島中央間は8月7日までに運行を再開したが、熊本―新水俣間は高架橋やその上の鉄道設備がずれるなどの被害が出ており、運行を取りやめている。【成松秋穂】

元自民県連幹事長を書類送検=私的流用の背任容疑―埼玉県警

自民党埼玉県連の政治資金を私的に流用したとして、埼玉県警捜査2課は27日、背任容疑で、県連幹事長を務めた小谷野五雄県議(70)=無所属=をさいたま地検に書類送検した。
告訴状によると、小谷野氏は幹事長だった2022年1月~25年7月、77回にわたり私的な支出を事務局に経費精算させ、県連に計約320万円の損害を与えた疑いが持たれている。 [時事通信社]

伊佐氏ら共産党幹部と会談 中国、高市氏答弁議題に

【北京共同】中道改革連合の伊佐進一広報委員長ら超党派の国会議員団が27日、北京で中国共産党の対外交流部門、中央対外連絡部(中連部)の陸慷副部長と会談した。陸氏は昨年11月の高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁や、台湾に関する認識が変わらない限り「中国政府は(対日)政策を変えるつもりはない」と述べ、答弁の撤回を主張した。
伊佐氏が会談後、記者団に明らかにした。日本の国会議員団が訪中して共産党幹部と会談するのは、高市氏の答弁で日中関係が冷え込んで以降、初めて。会談は約2時間に及んだ。伊佐氏は日中間の青年、文化交流の再開を提案。邦人拘束事案やレアアース(希土類)などの対日輸出許可の停滞、中国軍の東・南シナ海での活動の活発化についても取り上げた。
双方は「対面で意見交換することが、関係正常化に向けた雰囲気づくりにつながる」との認識では一致した。
訪中団は伊佐氏と自民党の橋本岳元厚生労働副大臣、公明党の川村雄大参院議員の3人。橋本氏は日程の途中で帰国し、陸氏との会談に参加しなかった。

【石川富山】レベル5大雨特別警報はレベル3大雨警報等に切り替え 引き続き警戒

記録的な大雨となった石川県・富山県に発表されていた「レベル5大雨特別警報」は、27日(木)16時20分をもってレベル3大雨警報に切り替えられました。

浸水等のリスクは低下しましたが、これまでに降った雨により平常時より少ない雨でも災害が起きやすくなっています。明日にかけて再び雨が強まる可能性もあるため、引き続き警戒が必要です。
今夜遅くから再び雨が強まる可能性
石川県や富山県では今日未明から雨が強まり、気象庁は線状降水帯の発生を発表しました。12時間降水量は石川県羽咋市で317.5mm、富山県氷見市で317.0mmと、いずれも観測史上1位の値を大幅に更新する記録的な雨でした。

午後になり雨の降り方は弱まっていますが、明日28日(金)の朝にかけて再び活発な雨雲が通過して、雨が強まる可能性があります。

これまでに降った雨により、平常時より少ない雨でも災害が起きやすくなっています。レベル4土砂災害危険警報の継続している地域も残っています。傾斜地の近くや川沿い、低位地帯等の危険な場所には近づかないでください。

また、浸水被害の発生したところでは衛生管理にも十分注意してください。
警戒レベルと取るべき行動
警戒レベルととるべき行動
「特別警報」は、「警報」の発表基準をはるかに超える数十年に一度の大災害が起こると予想される場合に発表され、対象地域の住民の方々に対して最大限の警戒を呼びかけるものです。

また、気象庁では気象警報等の防災気象情報について、取るべき行動を直感的に理解出来るよう5段階の「大雨警戒レベル」での表現を提供しています。レベル5は災害が切迫しているか既に災害が発生している段階で、そこから避難を開始することが困難となるような状況です。

北海道大学で薬品浴びて大学院生死亡 猛毒の「フッ化水素酸」

27日午前、札幌市北区の北海道大理学部で、学生3人に薬品がかかる事故があった。関係者によると、大学院の男子学生が病院に搬送されたが、間もなく死亡した。他の2人は軽傷。薬品は猛毒の「フッ化水素酸」とみられる。
北海道警と消防は、搬送された3人は軽傷で命に別条はないと説明していた。関係者によると、死亡した大学院生は、何らかの原因でフッ化水素酸を頭から浴びてしまったとみられる。事故があった理学部の研究棟は一時閉鎖され、除染作業を終えたという。
厚生労働省のホームページなどによると、フッ化水素酸は毒劇物取締法の毒物に指定され、金属の洗浄などに使われる。人体に触れると激しい痛みを伴い、死亡することもある。【高橋惇太、森原彩子】

秋田県で線状降水帯が発生のおそれ 大雨に厳重警戒

秋田県沿岸で今後3時間以内に線状降水帯が発生するおそれがあるとして、気象庁は気象防災速報・線状降水帯直前予測を発表しました。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫等に厳重に警戒してください。
逃げ遅れないよう避難の判断を
秋田県沿岸付近では今後も非常に激しい雨が降り続き、3時間に150mm前後の大雨になって、土砂災害や河川の氾濫か発生するおそれか高まっています。

崖や川の近くなと、危険な場所にいる方は、地元市町村から発令される避難情報を入手できるようにし、適切な避難行動が取れるようにしてください。

今後、急激に状況か悪化するおそれもあります。少しても危険を感した場合には、避難情報が出ていなくても自ら安全な場所へ移動する判断をしてくたさい。
「線状降水帯直前予測」とは
気象防災速報・線状降水帯直前予測とは、今後3時間以内に線状降水帯の発生により非常に激しい雨が降り続く可能性が高まった場合に発表される情報てす。

「線状降水帯による大雨」か災害発生の危険度の高まりにつなかるものとして社会に浸透しつつあるため、危機感を伝えるための情報として2026年から運用が始まりました。

情報が発表された地域の周辺では危険が迫っているため、地元の自治体が発表する避難情報などを確認して、速やかに適切な行動をとるようにしてください。

小説家・首藤瓜於さんが死去 「脳男」で江戸川乱歩賞受賞、生田斗真さん主演で映画化

講談社文庫の公式X(旧ツイッター)は27日、2000年に江戸川乱歩賞を受賞した「脳男」(講談社刊)の作者で、推理小説家の首藤瓜於(しゅどう・うりお)さんが死去したと明らかにした。「脳男」は続編が刊行され、映画化もされるほど人気を呼んだ。
Xでは「小説家の首藤瓜於さんが逝去されました。2000年に江戸川乱歩賞を受賞した『脳男』は、2013年に映画化され累計60万部に達しております。謹んで哀悼の意を表するとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます」とつづり、故人を悼んだ。
「脳男」は、連続殺人事件を起こす謎に包まれた青年を巡る物語。俳優の生田斗真さんが主演した映画版も好評だった。小説は「指し手の顔 脳男II」「ブックキーパー 脳男」と続編2作にシリーズ化され、「指し手~」は2008年の第29回吉川英治文学新人賞候補に選出された。

19歳少年の逆送決定=座間女子高生殺害―横浜家裁

相模原市南区の河川敷で6月、神奈川県座間市の女子高校生(17)が殺害された事件で、横浜家裁は27日までに少年審判を開き、殺人の非行内容で送致された元交際相手で無職の男(19)を検察官送致(逆送)する決定をした。決定は26日付。
岡部絵理子裁判官は決定で、「強固な殺意に基づく残忍な犯行」と指摘した。
決定によると、男は4月15日~6月10日、女子高生にLINEで約50回にわたり、「家族全員殺すからな」などとするメッセージを送信。男は6月10日に呼び出し、首を絞めるなどして殺害したとされる。 [時事通信社]

集合住宅から転落 歩行者の23歳女性を巻き込み死亡させたか 父親「こんな不条理なことない」 29歳男は意識不明→容体回復 重過失致死の疑いで逮捕 名古屋

7月、名古屋市のマンションから男性が転落し、歩道を歩いていた女性が死亡した事件で、転落した29歳の男が逮捕されました。遺族の思いは…
「生きたい人間が死んで、死にたい人間が生きて、こんな不条理なことないですよね」
こう話すのは、ある日突然、娘を失った男性。事件は未明に起きました。
27日に逮捕された、名古屋市中区の職業不詳・田口伸成容疑者29歳。
警察によりますと、田口容疑者は7月19日、中区栄にある12階建てのマンションから飛び降り、歩道を歩いていた中区の飲食店店員・稲葉朋来さん23歳に衝突し、死亡させた重過失致死の疑いがもたれています。
自殺を図って飛び降りたか 意識不明で搬送 その後容体回復
警察は、田口容疑者の認否を明らかにしていません。
田口容疑者は自殺を図って飛び降りたとみられ、意識不明の状態で病院に運ばれていましたが、その後、容体が回復。27日午前に逮捕されました。
亡くなった稲葉さんの父親は27日、CBCの取材に対し悲痛な胸のうちを明かしました。
「次の日はご飯を食べる約束をしていた」
(亡くなった稲葉さんの父親) 「到底信じられなかったです。(事件の)次の日の夜、上の姉と娘が帰ってきて、ここでご飯を食べる約束をしていた。未だに受け止められないし、嘘であってほしいと日々思っています」
飛び降りたのは、田口容疑者が自宅とは別に借りていた部屋のベランダでした。
稲葉さんの父親は、夜でも人通りが多い栄という場所で飛び降りたにもかかわらず、重大な過失とされる逮捕事実に対し、憤りを感じているといいます。
「わざわざ人通りが多い明るい場所で飛んだ…」
(亡くなった稲葉さんの父親) 「娘の件が殺人にならないのであれば、どういった件が殺人になるのかわからない。(容疑者は)わざわざ人通りが多い明るい場所で飛んだのに、それが未必の故意による殺人にならないのは、到底納得がいかない私たちは」
警察は28日、田口容疑者を送検し事件の詳しい経緯を調べる方針です。

植田正治写真美術館の前館長を懲戒免職、告訴へ 2600万円横領か

鳥取県伯耆町立植田(うえだ)正治(しょうじ)写真美術館の入館料を着服したとして、同町は27日、前館長(53)を懲戒免職処分とした。町は「正確な額は不明」としたうえで、現時点の横領額を約2600万円と推定し、県警に刑事告訴する方針。
町によると、前館長は1991年に旧溝口町に採用され、合併後の伯耆町職員として勤務。2019年に町教委事務局に出向し、同館長に就任した。今年4月に日光公民館長に異動するまで7年間在任した。
7月に現美術館長が決算資料を作成した際、前館長の作成資料にある年間入館者数と、別の職員が外部団体へ報告していた入場者数に差異があることに気付いた。今月12日に町教委が事情を聴き、前館長は着服を認めたという。
入館料は美術館の金庫に納められ、金融機関への入金は館長の業務だった。前館長は金庫から現金の一部を抜き取り、収入や入場者数の集計データを改ざん。実際より1年間で3000人ほど少なく入場者数を報告し、多い年で400万~500万円を着服していた。「生活費や住宅ローンの返済に充てた」などと説明し、弁済の意思を示しているという。
町は上司にあたる教育次長ら2人を減給10分の1(3カ月)としたほか、町長・副町長・教育長の三役の報酬も減額する方針。
同美術館は95年に設立され、鳥取県境港市出身の写真家、植田正治氏の作品約1万2000点を展示している。町は「混乱を避けるため」として、9月11日まで同館を臨時休館とした。
記者会見を開いた小沢敦彦町長は「世界的な写真の巨匠である植田先生には国内外のファンがおり、先生の顔に泥を塗るだけでなく、写真文化を冒とくすることにもなり、大変申し訳ない」と陳謝した。【山田泰正】