脚本家・尾崎将也さん 肺疾患のため死去、66歳「結婚できない男」「梅ちゃん先生」など手掛ける

脚本家で映画監督の尾崎将也(おざき・まさや)さんが肺疾患のため、6月2日に死去したことが9日、所属事務所の公式サイトで発表された。66歳だった。兵庫県西宮市出身。

公式サイトで「【訃報】弊社所属の脚本家・映画監督の尾崎将也は、2026年6月2日未明、肺疾患のため逝去しました」と発表。「尚、葬儀は家族葬にて執り行われました。ここに故人が生前に賜りましたご厚誼に深く感謝しますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」とした。

尾崎さんは1960年4月17日生まれ、兵庫県西宮市出身。フジテレビ系「結婚できない男」、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」、フジテレビ系「アットホーム・ダッド」、テレビ朝日系「特命係長 只野仁シリーズ」の脚本を手掛けたことで知られる。

青山繁晴氏「父系一系の子、皇位継承権は当然の帰結」 森議長の「養子の子」発言に賛同

自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護る会」の青山繁晴代表は9日、森英介衆院議長が養子として皇籍を取得した男系男子から生まれた子は皇位継承権を有するとの見解を示したことに賛同した。「父系一系でつながる男子の子が皇位継承権を持つのは当然の帰結だ。議長として分かりやすくおっしゃった」と語った。
野党は反発
護る会の総会後、記者団へのブリーフィングで述べた。
森氏は、皇族数確保策に関する「立法府の総意」案を巡る8日の記者会見で、主要2案のうち「皇籍離脱した旧11宮家の男系男子を養子に迎える案」について、「男の子が生まれれば、その子は皇位継承権を持つことになる」との認識を示した。同案は養子対象者本人は皇位継承資格を持たないとしている。
森氏の発言に対し、中道改革連合、立憲民主党、公明党の野党3党は9日、「立法府の総意」案を超える内容だとして反発。不適切との認識で一致した。
森氏も同日、自身の発言について「将来の検討を先取りしたり、これを縛るような趣旨のものではない」と補足コメントを発表した。
「やがて来たること」
青山氏は、記者団に「議長はやがて来たることを分かりやすくおっしゃっただけだ。権限から逸脱しているとか、合意から反れているのではないと私は考えている」と語った。
上皇陛下の譲位特例法制定時の付帯決議は「安定的な皇位継承を確保するための方策」について「立法府の総意」をまとめると説明している。今回の総意案は単なる皇族数確保に限られるものではない、とも指摘される。(奥原慎平)

10代男性を監禁疑い 両親と自称「神の取次者」ら7人逮捕 奈良

10代後半の男性を監禁したとして、奈良県警は9日、横浜市磯子区、会社員、村上有容疑者(46)ら7人を監禁の疑いで逮捕した。村上容疑者は「神のお告げの取次者」を自称し、他の容疑者たちは「有先生」と呼んで心酔していたという。
他に逮捕されたのは、村上容疑者と同居する兄夫婦や、男性の両親=大和高田市=ら。県警は認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は5月6日朝~8日朝、村上容疑者らと同じ敷地の別の住宅で、財布や携帯電話を取り上げたうえ、男性を下着姿にして「逃げてもまたすぐ捕まる」と脅したり、全裸で寝かせたりして監禁したとしている。
西和署によると、男性は村上容疑者が経営に関わるレストランで働いていたところ逃げ出し、県内で知人といた際に父親に見つかって連れ戻された。知人らが「友達が拉致された」と警察に相談し、事件が発覚したという。【池尻真希】

徳島県知事、展覧会中止へ圧力か ホール建設計画巡り、主張が対立

徳島県立ホール建設計画を巡り、前知事時代の従来計画を紹介する展覧会が県の要請で中止された問題で、展覧会の主催者側の役員が9日、記者会見を開き、開催前に後藤田正純知事から直接圧力を受けたと主張した。後藤田氏も会見を開き、役員との面会を認めたものの、圧力を否定した。
会見したのは日本建築家協会徳島地域会の役員で、建築家の内野輝明氏(63)。5月9日、突然事務所を訪ねて来た後藤田氏から「余計なことをするな。開催するならこちらも考える」と言われたという。
後藤田氏は「内野さんと話した時期に展覧会の内容を知らなかったので、圧力をかけることはあり得ない」と反論した。

自民「立法府の総意」案を了承 麻生氏「今国会で皇室典範改正」

自民党は9日、「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」を開き、衆参両院の正副議長による皇族数確保策の「立法府の総意」案を全会一致で了承した。会長を務める麻生太郎副総裁は「党として理解できるものだ。何としても今国会で皇室典範の改正を成し遂げたい」と強調した。
自民の「保守団結の会」は改正案を作成する際、女性皇族の配偶者と子は皇族身分を持たせないように求める高市早苗首相宛ての提言書を木原稔官房長官に渡した。旧11宮家の男系男子を養子に迎える案では、年齢を制限しないことも要請した。「日本の尊厳と国益を護る会」は、養子案を高く評価するとの声明を近く発出する方針を決めた。

“冬の富士登山”に市長怒り 「救助有料化」議論の課題は

冬の富士山登山に地元市長が怒りを露わにしています。これまでも市長が主張してきた「救助の有料化」は今、どこまで進んでいるのでしょうか。
【画像】富士山 4つの登山道
遭難に市長怒り
静岡・富士宮市 須藤 秀忠 市長(79)

「登山家は、『山があるからそこに登るんだ』と。それは自分たちの勝手であって、“登られては困る”という私たちの立場をもう少し理解してもらいたい」
静岡県富士宮市の須藤市長、憤りを隠しません。
静岡・富士宮市 須藤 秀忠 市長(79)

「“(救助)費用はあんたたちに持ちだよ”、そんな考え方を持ってもらっちゃ困る」
“救助の有料化”は実現するのか?そこには、富士山が抱える課題がありました。
来月の富士山開山を前に、富士宮市の須藤市長が問題を提起しました。
静岡・富士宮市 須藤 秀忠 市長(79)

「(開山)時期に登ってもらえればいいです。冬山は登らなくても、開山中はいつでも登れるから」
須藤市長が訴えるのは「閉山期間中の登山禁止」、そして「救助の有料化」です。
富士山の登山道は合わせて4つありますが、いずれも閉山期間中は通行禁止となっています。
一方で、登山道以外は立ち入りを禁止する法的根拠がありません。
そのため、閉山期間中であっても富士山に登る人は多く、遭難事故も後を絶たないのが現状です。
静岡・富士宮市 須藤 秀忠 市長(79)

「助けに行くほうも命がけで行くんですから、やめてもらいたいという思いですね」
遭難救助の様子
これは、静岡県警が公開している遭難救助の様子です。

3月の富士山、雪が激しく吹きつける過酷な環境で、複数の隊員が遭難した登山者の救助にあたります。
ただ、このように警察や消防が出動した場合でも、現状、遭難者に救助費用を求めることはできないといいます。
静岡・富士宮市 須藤 秀忠 市長(79)

「法律を改正して、あくまで(遭難者の)自己負担に変えてもらいたい」
実はこれまでも、たびたび須藤市長は“救助の有料化”を訴えてきました。
実際に「防災ヘリによる山岳救助の有料化」を導入する自治体もあるなかで、なぜ富士山では実現しないのでしょうか?
富士宮市 観光課 保坂 郷介 主査

「ほかの山も静岡県内にはあるので、富士山との差別化をどう担保していくか難しさがあると(県から)聞いている」
また、富士宮市によると、複数の自治体にまたがる富士山だけに費用の設定や、山梨県側との調整にも時間がかかるそうです。
富士宮市を含む富士山周辺の4市1町は、今後、国や県に対し“救助の有料化”などを要望するとしています。
(2026年6月9日放送分より)

飛び出してきたクマと車が衝突 クマは逃走 車は自走不可能な状態に 北海道滝上町

事故があったのは滝上町滝ノ上原野の国道273号です。
6月7日午後6時ごろ、滝上町方面に向かっていた乗用車が道路を飛び出してきたクマ1頭とぶつかる事故がありました。
警察によりますと、クマは体長約1.5mで、ぶつかった後にその場から立ち去ったということです。
車は左前方が大きく壊れていて、自走できない状態でした。運転していた女性にけがはありません。

メガドンキの店員を車のボンネットに乗せて約150m走行し振り落として逃走 殺人未遂容疑で男女2人組の行方追う

名古屋市北区のディスカウントストアで7日夜、男女2人組が車のボンネットにしがみつく店員を振り落とし、ケガをさせて逃走しました。 北区玄馬町のMEGAドン・キホーテ名古屋本店で7日午後9時ごろ、乗用車がアルバイト店員の男性(50)をボンネットに乗せたまま駐車場から道路に出ました。 乗用車は南に150mほど離れた路上で男性を振り落として腕や脚などにケガをさせ、そのまま走り去りました。 警察によりますと、男女2人組が店を出る際に万引き防止のブザーが鳴ったため男性が追いかけたところ、2人が乗用車に乗り込んだことから前に立って止めようとしたということです。 2人の年齢は30代から40代くらい、乗用車は白のハッチバックタイプで、警察が殺人未遂の疑いで行方を追っています。

高市早苗首相が核心部分の答弁を避け続ける「高市陣営の中傷動画問題」とは? ライバル候補を標的に「1日100本~200本」作成《依頼文&証拠メールだけでなく…》

〈 高市早苗首相が「秘書も面識ない方」と答弁も…事務所秘書と動画作成者「Zoom音声」が存在していた《週刊文春が公開》 〉から続く
これまで「週刊文春」が4号連続で報じてきた高市陣営の中傷動画問題。
核心を避ける高市首相の答弁
昨年10月の総裁選と今年2月投開票の衆院選において、高市陣営がライバル候補や野党を揶揄・中傷する動画を「1日100本~200本」作成し、SNSで拡散していたものだ。
総裁選では、小泉進次郎氏を〈カンペで炎上!無能で炎上!ボロが出まくって大炎上!!〉、林芳正氏を〈完全アウト〉〈出馬しないで下さーい〉などと中傷。衆院選でも、中道の候補者を批判する動画を大量に流した (実際の動画は「週刊文春電子版」で公開中) 。
一連の動画作戦は木下秘書が中心となって実施し、その一部は前出の松井氏に動画作成・拡散を依頼した。また総裁選では、現こども政策担当大臣補佐官の西田譲氏も動画作戦を巡る昨年9月25日の会議に参加していた。
国会で追及を受けた高市首相は、この松井氏に関して「私自身も地元の秘書も面識のない方」と切り捨てた。その後の答弁も、いずれも核心を避けるものだ。
〈他の候補に関するネガティブな情報を発信する、あるいはそのような動画を作成して発信するといったことは一切行っておりませんと、(秘書から)報告を受けています〉(5月11日)
〈私自身の戦い方の流儀をずっと傍で見ていた秘書でございますので、週刊誌の記事を信じるか、秘書を信じるかというと、私は秘書を信じます〉(同)
〈「代議士が決して望まない戦い方、やり方を私どもがやるはずないでしょう」と、反対に秘書から私、怒られましたよ。「信じてないんですか」と怒られましたよ〉(5月28日)
依頼した文章、67通のショートメール
だが、実際には木下秘書が中傷を具体的に依頼した文章をはじめ、67通に及ぶ松井氏宛てのショートメールなどが残る。さらには、木下秘書と松井氏による会話を克明に記録した音声も存在するのだ――。
《この続きでは、音声に記録されていた公設秘書の木下氏の発言、新たに明らかとなった松井氏の蜜月ぶりを示すやりとりなど高市事務所の関与を示す新証拠について詳しく報じている。記事の全文は現在配信中の「 週刊文春 電子版 」および6月4日(木)発売の「週刊文春」で読むことができる。また「週刊文春 電子版」では、 これまでの記事 、 入手した中傷動画 や 音声データを公開中 》
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2026年6月11日号)

「ナフサ危機」や「中傷動画疑惑」を頑として認めない高市首相のスタンス「一度でも非を認めて弱みを見せたら政治生命が断たれると考えている」とベテラン議員指摘

“謝ったら死ぬ病”――失敗や失言があっても頑なにそれを認めず、言い逃れを重ねるさまを皮肉ってSNSなどで使われるスラングだが、まさに高市早苗・首相に当てはまる言葉になってしまっていないか。ナフサ不足や高市事務所による中傷動画問題などに対し、一貫して「認めない」姿勢を続ける理由とは。【前後編の前編】
絶対に自分の非を認めないのが高市流
白黒パッケージのカルビー「ポテトチップス」が店頭に並び始めた日(5月25日)、高市首相は記者会見で「中東情勢のリスクを最小限にする」と電気・ガス代への補助など約3兆円の補正予算を編成すると発表した。
それでも首相は会見にパネルまで持ち出して「ナフサは足りている」と強調し、これまでと同じ説明を繰り返した。
「経済活動にブレーキをかけるような形で、中東情勢を背景として踏み込んだ節約というものをお願いする段階にはない」
だが、現実は逆だ。あらゆる業界でナフサ関連製品の品不足が深刻化、建設業界からは「原材料がなくて仕事ができない」と悲鳴が上がっている。政府も状況がわかっているから、補正予算案にナフサ不足の影響を受けた中小事業者への資金繰り支援を盛り込んだのではないのか。
にもかかわらず、高市首相は頑としてナフサ危機を認めようとはしない。
今回のナフサ問題に限ったことではない。首相はこれまでも自身の言動について批判されても非を認めず、撤回や修正、謝罪をしない姿勢を貫いてきた。
いま国会で問題になっているのが、首相自身のスキャンダルへの対応だ。
『週刊文春』が自民党総裁選や前回の総選挙の際、高市陣営が相手候補を中傷する動画をSNSで大量に投稿する工作を行なっていた疑惑を報じ(5月7日・14日合併号)、動画投稿者の男性が高市首相の公設第一秘書とオンラインでやりとりした具体的な内容も記事にしている。
この問題を国会で追及されると、高市首相は、「秘書に電話で聞いた。他候補に関するネガティブな動画の作成、発信は一切行なっていないと報告を受けている。週刊誌を信じるか、秘書を信じるかというと、私は秘書を信じる」(5月11日の参院決算委員会)などと全否定したうえ、「ないものはない」と反証などは挙げていない。
そうした姿勢は安倍内閣時代に放送法の解釈変更をめぐって官邸と総務省との間で行なわれたやりとりの文書が2023年に流出し、国会で「官邸が総務省に圧力をかけた」と追及された問題への対応と似ている。
この時、総務省が省内で作成された行政文書であることを認めた資料には、高市総務相(当時)が「テレビ朝日に公平な番組なんてある?」などと発言したことが記載されていた。しかし、高市氏はこれを「捏造(ねつぞう)文書」と否定し、「書かれている内容が事実であれば、私は辞職する」と断言した。
高市首相を古くから知るベテラン議員が語る。
「絶対に自分の非や認識の誤りを認めないのが高市流。敵が多い高市さんとしては、一度でも非を認めて弱みを見せたら政治生命が断たれると考えているのではないか」
まさに”謝ったら死ぬ病”ではないか。
(後編に続く)
※週刊ポスト2026年6月19日号