近畿地方では8月12日昼前から夜のはじめごろにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みで、土砂災害などに警戒が必要です。
近畿地方では前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、12日昼前から夜のはじめ頃にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みで、夜遅くにかけて警報級の大雨となる可能性があります。
降り始めからの降水量は大津市南小松で152.5mm、京都市京北で115.0mm、兵庫県福崎で120.0mmなどとなっています。
13日朝6時までに予想される雨の量は多い所で近畿北部と中部で60mm、南部で50mmとなっています。
これまでの雨により地盤が緩んでいる所もあり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに十分注意をしてください。
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スポーツカーが反対車線にはみ出したか 車3台が絡む事故 20代男性2人が重傷か 京都・東山区の川端通
11日夜、京都市の道路でスポーツカーが反対車線にはみ出して対向車と衝突し車3台が絡んだ事故で、3人がケガをしていてスポーツカーに乗っていた2人が足の骨折の疑いなど重傷の可能性があることがわかりました。
11日午後10時ごろ、京都市東山区宮川筋2丁目の川端通の道路で「車が3台絡む事故、オープンカーの2人がケガをしている」などと付近を走っていた車の運転手から通報がありました。警察などによりますと、南に走っていたスポーツカーが反対車線にはみ出したとみられ、反対車線を走っていたタクシーと正面から衝突し、乗用車1台も巻き込まれ、3台が絡む事故になったということです。
この事故で、スポーツカーに乗っていた20代の男性2人が左足骨折の疑いや頭部のケガなどで重傷の疑いがあるということです。またタクシーの70代の男性運転手は軽傷で、巻き込まれた乗用車の40代の男性にケガはないということです。
現場は片側2車線の見通しの良い直線道路で警察は詳しい事故の原因を調べています。この事故で川端通の四条通りから五条通りの間は午前1時14分までの間、通行止めとなりました。
自民党の体質は「永久に不潔」…両院議員総会は非公開、石破おろしまで密室談合という異常の極み
やましい気持ちがなければ国民注視の下で堂々と議論したらいい。「石破おろし」がやまない中、8日に開かれた自民党の両院議員総会は先月の両院議員懇談会に続き、総裁と幹事長のあいさつの後は非公開。総裁選の前倒し実施を求める意見が相次いだとの報道も、会場を出た議員を待ち構え、議論の内容を探った報道陣の「また聞き」情報に過ぎない。
石破おろしを巡っては、メディア各社の報道姿勢に温度差がある。参院選の投開票3日後に「石破退陣へ」の号外を出した読売・毎日両新聞は、議員総会を「首相退陣 埋まる外堀」といった調子で報じた。一方で「裏金棚上げ 広がり見通せぬ反石破派」(朝日新聞)といった論調も目立つ。
メディアによって視点の偏るバイアスがかかった報道も、自民の「隠蔽体質」があればこそ。非公式な集まりの懇談会とは違い、両院議員総会は党則で党大会に次ぐ重要意思決定機関と位置づけられている。取材は常にフルオープンの党大会に準ずる権威ある会議を国民の目からそらし、密室開催とは異常の極みだ。
「懇談会での要求を受けて総会開催が決まってからも、どのような形で行うのかは延々と知らされなかった。結局、非公開のアナウンスがあったのは、前日の午後でした」(報道関係者)
■可視化による支持率減を恐れたか
非公開としたのは執行部の判断のようだが、石破首相の退陣を求めるにしろ、続投を支持するにしろ、有権者にとって議員の意見は有益な情報だ。それでも内部抗争のゴタゴタは党のマイナスイメージ、可視化すれば支持をさらに失うという意識が働いたのだろう。自民の分裂状態はとうに知れ渡っているのに、ばかげた危機管理である。
「見るに堪えない『内輪揉め』の醜悪さを自ら認めたも同然です。主権者たる国民の知る権利を侵す秘密会議の開催は憲法軽視もはなはだしい。しかも自民は裏金事件への反省から、政治資金の『公開』『透明化』を誓ったはずなのに、しょせん口先だけ。参院選大敗で有権者にノーを突きつけられても、不透明な密室談合体質は改まりません」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)
自民は永久に「不潔」です。
◇ ◇ ◇ 企業・団体献金の見直しを巡り、党の方針を急転換した石破首相。その独断に反発が広がっている。●関連記事【もっと読む】『石破首相が「企業・団体献金」見直しで豹変したウラ…独断で立憲との協議に自民党内から反発』で詳報している。
【速報】百日せき流行止まらず 全国の感染者数3599人
今月3日までの1週間の全国の百日せきの感染者数は3599人で、感染者数の高止まりが続いています。
国立健康危機管理研究機構によりますと、今月3日までの1週間に全国の医療機関から報告された百日せきの感染者数は3599人となりました。
3399人だった前週から増加し、今年1月からの感染者数の合計は60826人となりました。
先月後半に過去最多を記録した3908人よりは少ない結果となっていますが、依然として高止まりが続いています。
感染者数の増加が続いている理由について、厚生労働省は、確実な原因は不明だとしています。日本だけではなく諸外国でも増加傾向にあるということです。
百日せきは、こどもを中心に激しい咳が続く感染症で、多くは抗菌薬などで治癒しますが、乳児では重症化しやすく、まれに死に至ることもあります。
厚労省はワクチンの接種のほかにも、引き続き手指衛生や咳エチケットなど基本的な感染防止対策を呼びかけています。
石川・七尾市の国道249号が陥没 車3台が斜面に転落 1人が大けが 2人が軽いけが
石川県七尾市で12日朝、道路が広い範囲にわたって崩落しました。警察は、大雨の影響とみて、詳しい状況を調べています。
12日午前5時頃、石川県七尾市中島町の国道249号で、2車線の道路が40メートルから50メートルに渡って崩落、道路を通行していた大型車や乗用車など3台が、20メートルから30メートル下の斜面に転落しました。
車に乗っていた70代の男性が大けが、30代男性と60代男性が軽いけがをしましたが、いずれも意識はあるということです。
現場の担当者は…
中能登土木総合事務所・西村 秀樹 次長:
「事故発生当時は雨はあがっていた状況です。1車線分が崩落して、その後、2車線も崩落したという状況で、そのあとは崩落の拡大はない状況です」
現在、国道249号は現場付近の2キロの区間で、通行止めとなっています。
元AKB村山彩希さん殺害予告か 脅迫疑い26歳男逮捕
アイドルグループAKB48の元メンバー村山彩希さん(28)の殺害予告をインターネットに投稿したとして、警視庁新宿署は12日までに、脅迫の疑いで、大阪市住吉区、無職村田裕一朗容疑者(26)を逮捕した。署によると昨年7月、村山さんに殺害予告をしたとして大阪府警に脅迫容疑で逮捕され、その後、同罪で有罪判決を受け執行猶予中だった。
今回の逮捕容疑は今年8月、村山さんや親族を名指しして「虐殺するから楽しみにしとけや」などとネット掲示板に投稿して脅した疑い。「以前逮捕された時から村山さんのファンに誹謗中傷を受けており、怒りに身を任せて投稿した」という趣旨の説明をしている。
日航機墜落事故から40年「御巣鷹の尾根」で遺族らが慰霊登山
520人が犠牲となった日航機墜落事故から、きょうで40年です。墜落現場の「御巣鷹の尾根」では、遺族らが黙祷を捧げるための慰霊登山を行っています。中継です。
40年前のきょう、乗客乗員524人を乗せた羽田空港発大阪行きの日本航空123便が操縦不能になりました。
そして、山が「U」の字に見える場所がわかるでしょうか。あの場所で、123便の翼が接触しました。そして、午後6時56分、私たちが立っているこの場所、「御巣鷹の尾根」に墜落しました。
事故を起こした123便は、お盆シーズンでほぼ満席となっていて、520人が死亡、生存者はわずか4人でした。
現場では、けさから遺族らおよそ220人が犠牲者へ黙祷を捧げるための慰霊登山を行っています。
事故でおじを亡くした小林隼也さん(35) 「生まれる前の事故ですけど、おじさんに唯一会える場所。事故のことを忘れないように広めていっていただけたら」
事故で兄を亡くした竹永利明さん(60) 「20歳でちょうどその当時、(今は)60で定年。いま継続で働いていますけど、もう定年まで来たんだって、40年すごく早かったなって思います」
事故から40年が経ち、ご遺族の高齢化も進んでいます。午後には、ふもとにある上野村で慰霊式典が行われる予定です。
電気工事をしていた作業員の男性が倒れ意識不明の重体 工事中に感電したか 福岡市博多区の工場
12日午前、福岡市博多区の工場で電気工事をしていた作業員の男性が倒れ、意識不明の重体となっています。
警察は、男性が感電した可能性が高いとみて事故の原因を調べています。
12日午前10時半ごろ、博多区金の隈にある工場の関係者から「変圧器電気工事中に倒れた。65歳男性。意識呼吸なし。感電の恐れあり」と救急通報がありました。
駆けつけた救急隊や警察が現場で倒れている作業員の男性1人を発見。
すぐに病院に運びましたが、意識不明の重体です。
警察によりますと、作業員の男性は1人で電気工事をしていて、配電盤には工具が繋がったままだったということです。
警察は、男性が電気工事中に感電した可能性が高いとみて事故の原因を詳しく調べています。
京都・貴船の名物「川床」崩れる、客の男女2人が川に転落しけが 自力で岸に上がったか
12日午前11時10分ごろ、京都市左京区鞍馬貴船町の貴船川沿いにある飲食店の従業員から「川床が崩れた」と119番があった。京都市消防局によると、客の40代男性と70代女性の2人が川に転落したが、いずれも自力で岸に上がるなどしたとみられる。男女2人はけがをしているといい、同市内の病院に搬送されたが、命に別条はないという。京都府警下鴨署などが、床が崩れた原因など当時の状況を調べている。
現場は「貴船神社」近くにある飲食店。「川床」は夏季に観光客らが多数訪れる京都の夏の風物詩として知られる。
花火大会開催中止も…兵庫・横浜2夜連続事故の余波続く 専門家は「たまたま重なった」
横浜港(横浜市)で4日に開かれた花火大会で、花火を打ち上げる台船上で暴発する事故が起き、前日の3日にも淡路島(兵庫県淡路市)の大会で地上爆発が起きるなど、事故が相次いだ。札幌市では安全性への懸念を理由に23日に予定していた大会の中止を決めるなど、一連の事故の余波が続いている。花火大会への不安が高まる中、専門家の冴木一馬氏は「事故がたまたま重なった」と分析する。その根拠と事故原因などについて、冴木氏に見解をたずねた。(聞き手 外崎晃彦)
――横浜港での今回の事故原因をどう見ているか
状況を撮影した動画を見る限り、「過早発」もしくは「筒ばね」と呼ばれる事故だろう。過早発は花火が筒から発射直後、筒ばねは花火が筒内で暴発してしまう事故。その後、台船上で火の手が上がり、同じ位置からプログラムに関係ない玉が打ち上がったり低空で開いたりする花火が増え、延焼の範囲が広がっている。
――過早発や筒ばねとなった原因は
いずれも製品不良であろうと考えられる。通常、花火玉の中では点火した導火線が燃え進み、上空に上がりきったところで中央に達してバーンと開くという仕組み。だが、導火線に隙間があるなど製品不良の場合、一気に中心に火が通ってしまい、筒の中や発射直後に開いてしまう。
命の危険もあった緊迫状況
――製品不良による事故は防げないのか
昔は筒の横に花火師が一人一人、シントルと呼ばれる種火をマッチのように擦って投入し、一発ずつ打ち上げていた。だが、この方法ではひとたび事故が発生すると、巻き込まれる可能性が高い。そのため1990年代以降は当時の通産省の指導によって、遠隔点火方式に切り替わっていった。いまはコンピュータ管理で、数十メートル離れた場所からボタンを押して打ち上げている。
――安全性が高まった
しかし、弊害もある。筒の周りにたくさん配線が設置されるようになった。配線はビニールで巻かれているので燃える。今回の横浜のケースでは、台船の火災の原因はそれだとみられる。
――遠隔点火はどう行われていた
花火師たちは台船の上に設置されたコンテナの中から点火作業をする。コンテナ内には花火師が5人いた。火が燃え広がった当初は、消火しようにも誘爆があまりにも続き、コンテナから出て行けば命の危険もあった。それで花火師らはコンテナの中で様子を見て、1時間ぐらいが過ぎてから、安全なタイミングを見計らって海に飛び込んだ。
――消防艇はすぐに消火しなかった
花火が次々と点火している間、近づいたら船に火がつく可能性があるので、近づけない。花火師たちはすでに海に飛び込んで助けられているので、あとは全部燃え尽きるまで待った方がいいと判断したのだろう。消火活動が翌日まで長引いた理由もその点にありそうだ。
国内で年1万1000回開催
――花火大会は危険との認識が広まったのでは
火災の規模が大きかったことで注目度が高まったが、観客も大丈夫だったし、花火師も1人が軽傷を負ったが、ほかにけが人はなく、亡くなった人もいなかった。二重三重の安全対策のおかげだと考えられる。
――前日には淡路島でも事故が起きている
淡路島の件も「筒ばね」が原因で、状況としては横浜と全く一緒だ。花火の事故は現在、年に2,3件起きているが、私がこの仕事に携わった約40年前は年20件ほどだったことを考えると安全性が飛躍的に向上している。開催自体も増え、日本国内では現在、花火大会が年に約1万1000回開かれている。テーマパークでのイベントなども含め、365日ほぼ毎日どこかで花火が上がっているという状態。事故が2日続けて起きたのは本当にまれなことだと考えられる。
――今回の花火師の事故対応をどう見る
今回は花火師の判断が本当に良かった。花火師がすぐに出て消火しようとしたら、死亡事故にもつながりかねなかった。観客とも保安距離が600メートル取ってあった。花火玉が開いた時の半径は約150メートル。観客まで450メートルもの余裕がある。花火師がコンテナの中に身を隠し続けたのも良い判断だった。
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【プロフィル】冴木一馬氏(さえき・かずま)
1957年生まれ、67歳。山形県鶴岡市出身。報道カメラマンを経て87年に花火の撮影を開始。97年、花火師(煙火打揚従事者)の資格を取得。ハナビストと名乗り、国内外の花火を撮影しながら、花火の歴史や文化の研究を続けている。