茨城・神栖市長が最高裁に上告 「当選無効」取り消し訴訟で市長側の訴え退けた東京高裁判決を不服

去年の茨城県神栖市長選挙をめぐり、当選が無効と裁決されたことは不当だとして、今の市長が県の選挙管理委員会に裁決の取り消しを求めた裁判で、訴えを退けた東京高裁判決を不服として市長側が最高裁に上告しました。
去年の神栖市長選挙では、候補者の得票が同じ数になり、くじ引きで新人の木内敏之氏が当選しました。
木内氏の実家はまんじゅうなどの菓子製造会社で、市の選挙管理委員会は当初、「まんじゅうや」と「だんごさん」と書かれた2票を有効としていました。
しかし、茨城県の選挙管理委員会は「木内氏を『まんじゅうや』と呼称することは一般的ではない」などとして、この2票は有効ではなく、木内氏の当選は無効だと裁決。
木内氏はこれを不服として、裁決の取り消しを求める訴えを起こしましたが、東京高裁は今月3日の判決で木内氏側の訴えを退けました。判決で東京高裁は、市内には和菓子店が少なくとも9軒あると指摘し、「『だんごさん』や『まんじゅう』との呼称が、木内氏を指すものだと明らかではない」として、「まんじゅうや」と「だんごさん」と書かれた2票を無効と判断しました。
木内氏側はこの判決を不服として、きょう付で最高裁に上告しました。
最高裁が東京高裁の判決を支持して確定すれば、木内氏は失職することになります。

臨時国会、10月5日召集=消費税・定数減が焦点

政府は18日、臨時国会を10月5日に召集する方針を与党に伝えた。第2次高市改造内閣の発足後、初の国会論戦の場となる。政府提出法案は消費税減税関連法案を含む21本とする方針。高市政権は、議員立法の衆院議員定数削減法案と合わせて成立を目指す。
10月5日に高市早苗首相の所信表明演説を行い、7~9日にかけて衆参で各党代表質問を実施する見通し。国会の会期は調整中だが、12月中旬までを想定している。
木原稔官房長官が自民党の村井英樹国対委員長、磯崎仁彦参院国対委員長と首相官邸で会い、召集日を伝達した。これを受け、村井氏と日本維新の会の遠藤敬国対委員長が国会内で会談。消費減税法案の成立を目指し万全を期すことを確認した。維新は連立合意で掲げた衆院定数削減を実現させるよう重ねて求めた。 [時事通信社]

【木原さん解説】大型の台風25号、連休中に千葉上陸のおそれ 今後の進路や関東の雨風ピークは?

大型の台風25号はシルバーウイーク、関東地方にかなり接近し、進路によっては、上陸するおそれもあります。今後の進路などについて、気象予報士・木原実さんが解説します。
台風25号は当初の予想よりも発達傾向に変わってきました。気象衛星画像で見ても、台風が北上するにつれて徐々に雲が渦を巻き、まとまってきたのが分かります。台風の中心部分が発達している、ということです。
18日(金)午後3時現在、大型の台風25号は父島の南にあって、19日(土)にかけて小笠原諸島を西寄りに進んだ後、北上する見込みです。そして、20日(日)から21日(月・祝)にかけて、暴風域を伴ったまま、関東にかなり接近、進路によっては千葉県など房総半島に上陸する可能性もあります。その後、22日(火)には、日本の東で、温帯低気圧に変わる見込みです。
今回の台風25号、中心よりも北側に活発な雨雲を伴っているのが特徴です。つまり台風本体が接近するよりも早いタイミングから大雨に警戒が必要です。
コンピューターによる雨雲の予想を見ると、20日(日)に日付が変わるころからは活発な雨雲が関東にかかり始める予想で、特に伊豆諸島や千葉県など沿岸部を中心に激しい雨となるおそれがあります。20日(日)午後になっても東京都心などで激しい雨となる時間が続き、雨量が増えるおそれがあります。そして現在の予想だと、21日(月・祝)に日付が変わったころから明け方、朝にかけてが、関東での大雨ピークになりそうです。もちろん台風ですので暴風にも警戒が必要です。
東北でも22日(火)にかけて台風による大雨に警戒が必要です。ただし、台風が抜けたあとは東京などでも日差しが戻る見込みで、シルバーウイーク後半は、広く行楽日和とも言えそうです。台風が接近するエリアでは、19日(土)のうちに台風への備えをお願いします。

今井絵理子参院議員が副大臣に初起用 内閣府で自民2議員とともに 朝日健太郎氏は国交副大臣

木原稔官房長官は18日の会見で、前日発足した第2次高市改造内閣で副大臣を務める27人、政務官を務める28人の名簿を発表した。
副大臣人事では、自民党の今井絵理子参院議員が、谷川とむ、平沼正二郎両衆院議員とともに、内閣府副大臣に就任することになった。今井氏は、第2次安倍政権で内閣府政務官、石破政権で復興政務官と内閣府政務官を兼任しているが、副大臣への就任は初めて。
また、岸田政権でこども政策担当相を務めた経験を持つ加藤鮎子衆院議員が、国交副大臣に起用された。ビーチバレー選手として2008年北京五輪、12年ロンドン五輪にも出場した自民党の朝日健太郎参院議員も、加藤氏とともに国交副大臣を担当する。
副大臣に起用された27人は、皇居での認証式をへて、18日夜、初の副大臣会議に臨む。

養子皇族の成立に儀式検討 改正皇室典範で宮内庁

改正皇室典範で可能となる「旧11宮家の男系男子の養子縁組」を巡り、縁組が成立し、養子が皇族となったことを内外に示す新たな儀式の実施を宮内庁が検討していることが18日、関係者への取材で分かった。誕生時に皇族でなかった人が養子として皇族となった前例はなく、宮内庁は民間から皇族妃を迎える「結婚の儀」などを参考に、一連の儀式の在り方を決める方針だ。
7月に成立した改正典範は10月24日に施行される。養子の要件は、配偶者や子がいない15歳以上の男系男子としている。宮内庁は養子縁組について「当事者の自由な意思が尊重されなければならない」とし、対象者の把握を慎重に進めている。
養親候補となる常陸宮家、三笠宮寛仁親王妃家、三笠宮家、高円宮家の4宮家には黒田武一郎長官が8月5日までに改正典範の内容を説明した。
改正典範は、皇室の重要事項を審議する皇室会議を経て、養子を迎えることができるとし「縁組による養子は、当該縁組の時から、皇族となる」と規定する。

建設会社の社長宅で約1億円相当の金品を窃盗か 「トクリュウ」実行役とみられる男ら逮捕 京都府警

金品1億円以上を窃盗か。「トクリュウ」の実行役らを逮捕です。 逮捕されたのは、福岡県田川市の18歳の男と大阪府八尾市の19歳の男です。 2人は先月、京都市山科区にある建設会社の社長宅にベランダの窓を割って侵入し、現金約1200万円と高級腕時計11本などを含む1億1000万円相当の金品を盗んだ疑いがもたれています。 警察は2人を「匿名・流動型犯罪グループ」いわゆる「トクリュウ」の実行役とみていて、ほかにも男(18)を闇バイトに勧誘したとして、福岡市の17歳の少年を逮捕しています。 3人は容疑を認めていて、勧誘役の少年は「成功報酬として15万円を受け取った」と話しているということです。 警察は、指示役がいるとみて捜査を進めています。

2年8か月でようやく 能登半島地震で土砂崩れの石川・珠洲市の逢坂トンネル 通行を再開

能登半島地震から2年8か月、ようやく復旧しました。土砂崩れにより通行止めが続いていた石川県珠洲市の外浦を走る国道249号の逢坂トンネルが18日午後、通行を再開しました。
■テレビ金沢・山下 実々 記者:
「地震で大規模な土砂崩れにあったこちらの逢坂トンネルでは、トンネル上部でのり面対策が施され、きょう通行が再開しました」
18日午後1時に通行を再開したのは、輪島市と珠洲市の海沿いを結ぶ国道249号の逢坂トンネルです。
トンネルは、能登半島地震により大規模な土砂崩れが発生。
復旧に時間がかかるため、これまで緊急復旧道路として海岸部分を整備し、1車線で通行していましたが…
18日から2車線での通行が可能となりました。
■能登復興事務所・高田 英和 工務第三課長:
「(緊急復旧道路は)波浪で通行止めになるケースも多かったので、冬前に開放することができて、地域の皆さんの安全安心につながるのかなと思っています」
この通行再開を待ち望んでいたのは「道の駅すず塩田村」です。
■道の駅すず塩田村・神谷 健司 駅長:
「大型バスが通れる見込みですのでツアーの再開、観光の拠点として再スタートしたい思いですね」
道の駅では、地震前までツアーバスが年間1000台ほど来ていましたが、地震以降、道路状況が悪いことなどから年に20台ほどにまで落ち込んでいたといいます。
■道の駅すず塩田村・神谷 健司 駅長:
「ツアーバスが来てくれることによって、うちのような観光業者はじめ、周辺のにぎわいになると思いますので、復興に向けて一歩二歩進んだ気がします」
逢坂トンネルは、より安全を確保するため2029年春の完成を目指して新しいトンネルを整備する予定です。

裏金事件関係、10人起用 副大臣・政務官、維新5人

政府は18日の閣議で、副大臣27人と政務官28人の人事を決定した。自民党派閥裏金事件に関係した三ツ林裕巳衆院議員、宮本周司参院議員ら計10人を起用。今回の内閣改造から閣内協力に転じた日本維新の会からは、副大臣2人と政務官3人を新たに登用した。
裏金事件に関係し、副大臣に就いたのは三ツ林氏ら衆院議員7人と、宮本氏ら参院議員2人。政務官は衆院議員1人。
維新からは総務副大臣に斎藤アレックス氏、厚生労働副大臣に浦野靖人氏。文部科学政務官に美延映夫氏、経済産業政務官に石井苗子氏、国土交通政務官に青島健太氏を起用した。

神奈川県真鶴町・百条委員会が町長のパワハラ認定 違法行為の指示も…町長は謝罪も「全く理解できない」

神奈川県真鶴町の町長によるパワハラ疑惑を調査する町議会の百条委員会は18日、報告書を取りまとめ、複数のパワハラ行為を認定しました。
この問題は去年、真鶴町の職員アンケートで、小林伸行町長によるパワハラ行為があったとの回答が70件ほど確認されたもので、今年1月から町議会に設置された百条委員会が、パワハラがあったかどうかを調査していました。
百条委員会は18日、「調査結果報告書」を取りまとめ、公表しました。
報告書では、小林町長が職場の共有掲示板で特定の人に向けて「なぜ仕事を覚えようとしないのか」などと書き込むなど、3つのパワハラ行為を認定しました。
このうち、町民センターの駐車場に駐車していた車を“違法駐車”と判断した小林町長が勝手に車の鍵を持ち出し、その鍵を職員に渡して「もう駐車場にとめないと一筆書くまで返すな」と指示したことに触れ、他人の車の鍵を無断で所持する違法行為を命令したことをパワハラ行為と認定しました。
そのうえで報告書は、「感情的で思慮浅薄な叱り方が町の職員を疲弊させ、パフォーマンスを十分に発揮できない職場におとしめてしまう可能性を高くする」などと指摘しました。
小林町長は記者会見に応じませんでしたが、コメントで「報告書を重く受け止めます」「職員のみなさまには不愉快な気持ちや萎縮させる影響を与えてしまったことと思います。申し訳ありませんでした」とした一方で、認定されたパワハラ行為の一部については「全く理解できない」と主張しました。

宮崎県で線状降水帯が発生のおそれ 大雨に厳重警戒

宮崎県南部平野部で今後3時間以内に線状降水帯が発生するおそれがあるとして、気象庁は気象防災速報・線状降水帯直前予測を発表しました。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫等に厳重に警戒してください。
逃げ遅れないよう避難の判断を
宮崎県南部平野部付近では今後も非常に激しい雨が降り続き、3時間に150mm前後の大雨になって、土砂災害や河川の氾濫か発生するおそれか高まっています。

崖や川の近くなと、危険な場所にいる方は、地元市町村から発令される避難情報を入手できるようにし、適切な避難行動が取れるようにしてください。

今後、急激に状況か悪化するおそれもあります。少しても危険を感した場合には、避難情報が出ていなくても自ら安全な場所へ移動する判断をしてくたさい。
「線状降水帯直前予測」とは
気象防災速報・線状降水帯直前予測とは、今後3時間以内に線状降水帯の発生により非常に激しい雨が降り続く可能性が高まった場合に発表される情報てす。

「線状降水帯による大雨」か災害発生の危険度の高まりにつなかるものとして社会に浸透しつつあるため、危機感を伝えるための情報として2026年から運用が始まりました。

情報が発表された地域の周辺では危険が迫っているため、地元の自治体が発表する避難情報などを確認して、速やかに適切な行動をとるようにしてください。