台風24号(クロヴァン)は沖縄本島付近を迷走 秋雨前線を刺激し大雨のおそれ

9月5日(土)9時現在、台風24号(クロヴァン)は久米島の北の海上を南寄りに進んでいます。今後は本州南の海上にある熱帯低気圧と連動するように沖縄本島付近を反時計回りに移動する予想です。

来週にかけて熱帯低気圧と共に本州南岸に停滞する秋雨前線に湿った暖かい空気を供給し続け、太平洋側では大雨となるおそれがあります。
▼台風24号 9月5日(土)9時

中心位置 久米島の北約170km

大きさ階級 //

強さ階級 //

移動 南南西 15 km/h

中心気圧 990 hPa

最大風速 20 m/s (中心付近)

最大瞬間風速 30 m/s
熱帯低気圧と連動するように移動
台風24号は久米島の北の海上を南寄りに進んでいます。今後は沖縄本島の南の海上で東寄りに転向した後、再び北寄りに進む予想になっています。本州南の海上にある熱帯低気圧と連動するように沖縄本島付近を反時計回りに移動しながら九州の南に接近する予想です。

最大風速20m/sと台風としては下限に近い勢力で、暴風域を伴うことはない見通しです。ただ、この台風24号と熱帯低気圧が本州南岸に停滞する秋雨前線に湿った暖かい空気を供給し続けます。

明日6日(日)から明後日7日(月)にかけて秋雨前線の活動が活発になり、西日本や東日本の太平洋側を中心に大雨となるリスクが高まっています。
週明けは太平洋側で大雨リスク高まる
上空の気圧の谷が進んでくる7日(月)にかけて発達した雨雲が北に広がり、関東や東北太平洋側でも雨が強まる見込みです。「令和8年8月千葉豪雨」の影響が大きかった地域で大雨になることも考えられます。

まだ予測の不確実性が大きく、台風や熱帯低気圧、前線の動きにより、雨の強まるタイミングやエリアが変わりますので、最新の情報を確認の上、雨に対する備えを進めてください。
平年よりかなりハイペースで発生 秋台風は要注意
平年の台風発生数
2026年は序盤からかなり早いペースで台風が発生していて、8月末までの累計でも平年より10個ほど多くなっています。

8月には10個の台風が発生していて、月単位の集計で1か月に10個の台風が発生するのは1966年8月以来で60年ぶりのことでした。1951年以降、月に10個以上の台風が発生したのは過去2例のみで、先月が3回目でした。

9月の台風発生数の平年値は5.0個と8月に比べると若干少なくなるものの、接近数の平年値は8月と同値、沖縄や奄美を除く本土への接近数は9月が上回ります。

秋の台風はスピードも速いため、被害をもたらす台風が多いことも特徴です。台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。

また、今年は1月から9月まで毎月台風が発生している状況です。1951年からの統計で、1月から9月まで毎月台風が発生したのは1965年、2015年と今年2026年の3回のみです。
台風の名前
北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風24号の名前「クロヴァン(Krovanh/)」はカンボジアが提案した台風の名称で、木の名前(カルダモン)のクメール語からとられています。

“主婦年金”縮小へ 議論開始 共働き増加で「不公平」との批判高まる

専業主婦など一定の条件を満たせば、保険料を支払わなくても国民年金を受け取ることができるという第三号被保険者制度について、政府が縮小に向けた検討会の初会合を開きました。
【画像】「第3号被保険者」とは
「不公平」との批判も
20代会社員(母親がパート勤務)

「(母親が)扶養のままで働けた方が絶対にいいんですけど、その枠が縮小されたら、生活も苦しくなると思いますし」
女性の母親はパート勤務で、かつて年金の区分は「3号」=いわゆる“主婦年金”でした。
「第3号被保険者」とは、厚生年金(=第2号)に入る会社員や公務員などに扶養される配偶者を指し、自分で保険料を納めなくても、老後に国民年金を受け取ることができます。
制度が導入された1985年当時は、まだ、「夫はサラリーマン、妻は専業主婦」という世帯が一般的でした。
しかし時代とともに、夫婦ともに保険料を払う共働き世帯が増え、「不公平」との批判も高まっていました。
“主婦年金”縮小へ
こうしたなか、厚生労働省は4日、長年にわたり“聖域”とされてきた“主婦年金”の縮小に向け、有識者検討会の初会合を開きました。
厚生労働省 企画官
安濟崇室長

「公的年金制度が時代の変化に即した働き方に中立な制度となるよう検討していく必要があります」
会議では複数の委員から、育児や介護など、働けない事情がある人への配慮が必要だとの意見も出ました。
一方で、「主婦年金」には、年収が(原則)130万円未満という要件があり、この「3号」にとどまるために、働く時間を抑える“働き控え”につながっているのでは、という指摘もあります。
そのため、検討会では「就労促進制度と併せて議論するべきだ」という声も上がりました。
年内に2万人規模の調査へ
ついに見直しが始まったことについて、街の人は…。
40代パートタイム(週15時間)

「(Q.第3号被保険者の対象から外れたらどうする)(働く)時間を増やすか、あとは時給がいいところで同じくらいの時間で働くかもしれないです」
40代会社員(共働き)

「いま物価が上昇している中で、住宅ローン金利が上がって、負担も増えてるので(自分が)専業主婦にならざるを得ないとなると、生活も苦しくなると思うので。 何かしらの免除措置があるといい」
厚労省は今年中に、年収260万円未満の男女およそ2万人を対象としたアンケートを実施するほか、「第3号被保険者」およそ70人へのヒアリングを開始します。
今年度中に調査結果を取りまとめ、課題の整理を行う予定です。
(2026年9月5日放送分より)

「日本の子どもの8.7人に1人が貧困状態」“養育費”に関する無料の電話相談会…全国で司法書士が対応

子どもの貧困が社会問題化する中、養育費について司法書士が対応する無料の電話相談会が全国で行われています。
大阪司法書士会などによりますと、現在、日本の子どもの8.7人に1人が貧困状態とされ、母子家庭で養育費の支払いを受けている世帯は約28%にとどまっているということです。
今年4月に施行された改正民法では、離婚時の取り決めがなくても暫定的に請求できる「法定養育費」や相手の財産を差し押さえやすくなる「先取特権」など養育費の不払い対策が強化されました。
(大阪青年司法書士会会長 森本真悠司法書士)

「1人で悩まずに話を聞いてくれる人がいる。力になってくれる人がいるということを分かっていただきたい」
電話相談会は5日午後9時までで、司法書士が無料で相談に応じるということです。
<全国一斉 子どものための養育費相談会>

0120-567-301 相談料無料

9月5日(土)午前10時~午後9時

夫にメタノール飲ませ視力障害負わせた罪に問われた妻に無罪判決「自ら飲んだ可能性否定できない」大津地裁

夫に「メタノール」を飲ませ、視力障害を負わせた罪に問われた妻に対し、大津地裁は3日、無罪を言い渡しました。
36歳の妻は、2023年、滋賀県栗東市の自宅で、「メタノール」を混ぜた飲み物などを夫に飲ませ、視力障害を負わせた罪に問われていました。
これまで弁護側は、「メタノールを飲ませた事実はない」と無罪を主張。一方検察側は、「妻は犯行前に、メタノールが主成分の燃料用アルコールを購入していた」などと指摘し、犯人性が認定できると主張していました。
3日の判決で大津地裁は、「夫が自らメタノールを飲んだ可能性が否定できない」として、妻に対し無罪を言い渡しました。

「ボンボンドロップシール」のニセモノなど 輸入差し止めは過去最多に 名古屋税関で今年6月までの半年間に55万点 国別では中国から持ち込まれた物品が最多

ことし6月までの半年間で、名古屋税関が差し止めた偽ブランド品などの数は、約55万点と、過去最多となりました。
名古屋税関によりますと、ことし6月までの半年間に、知的財産を侵害しているとして差し止めた偽ブランド品などの数は約55万点で、去年の同じ時期の23倍ほどとなり、2011年に発表を開始して以来、過去最多となりました。
差し止められた物品の9割以上を占めたのが「ホットアイマスク」で、このほか、若い世代を中心に人気の「ボンボンドロップシール」などのニセモノの「シール・ステッカー」が、去年の同じ時期の約8.5倍となりました。
また、国別では、中国から持ち込まれたものが最も多い状況です。名古屋税関は、ネット通販サイトで、公式販売価格よりも極端に安い商品などには、注意するよう呼びかけています。

共同通信の記者が米メリーランド州で飲酒運転、路肩にはみ出す自損事故…一時身柄を拘束

共同通信社は5日、同社ワシントン支局の男性記者(39)が現地時間2日未明(日本時間2日午後)に米メリーランド州で自家用車を飲酒運転し、路肩にはみ出す自損事故を起こしたと明らかにした。記者は自ら警察に通報し、呼気検査を受けて飲酒運転と判断され、一時身柄を拘束されたという。
同社によると、記者は1日夜にワシントンで飲酒後、メリーランド州の自宅に帰宅途中、事故を起こした。記者は軽傷で巻き込まれた人や車はなかった。現在は自宅待機中だという。
共同通信社の清水健太郎総務局長は「当社の職員が飲酒運転による事故を起こしたのは誠に遺憾。事実関係を確認の上、厳正に対処する」としている。

自民党福岡県連の松本国寛会長、会長職辞任を表明…県議会での金銭授受疑惑巡り

福岡県議会での金銭授受疑惑などを巡り、自民党福岡県連の松本国寛会長(県議)が5日、会長職を辞任すると表明した。所属議員から松本氏の進退を含め、体制刷新を求める声が相次いでいた。
県議会では複数の正副議長経験者が、就任前に自民県議団幹部に現金を渡したと証言している。当時、県議団会長だった松本氏の名前も挙がっているが、松本氏は事実無根としている。
松本氏は8月28日に党本部で鈴木幹事長らに来春の県議選で現職議員の公認見送りを示唆され、事態の早期解決を求められていた。
県連では、県議を辞職した蔵内勇夫氏が会長に就任した2015年以降、県議が会長を務めている。福岡市議らは会長を国会議員に代えることなどを要求している。

ロッククライミング中「滑落し宙づり」、ヘリで救助も66歳男性死亡…山形の黒伏山

5日午前8時25分頃、山形県東根市の黒伏山で、ロッククライミングをしていた仙台市青葉区、会社員川村聡さん(66)が「20メートルほど滑落して宙づりになっている」と、同行者から110番があった。県警村山署の発表によると、川村さんは県防災ヘリで救助され、病院に運ばれたが、重症頭部外傷で間もなく死亡した。
同署によると、川村さんは友人の60歳代男性2人とともに、初めて黒伏山を訪れ、高さ約300メートルの岩壁を登っていたという。ヘルメットを着用していたが、滑落した際に外れたとみられる。

【独自】足立区の不審火事件で58歳男を逮捕「散歩していただけ」と否認 8月下旬からきのうにかけて計6件に関与したとみて警視庁が捜査

きのう(4日)、東京・足立区の住宅で不審火があり、住人の女性がけがをした事件で、近くに住む58歳の男が逮捕されました。周辺では先月から不審火が相次いでいて、警視庁は男が関与したとみて調べています。
捜査関係者によりますと、現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、足立区の職業不詳・土田健一容疑者(58)で、きのう午前5時前、80代の女性が住む家に火をつけ、家の床や壁などを焼損させた疑いがもたれています。女性は顔に軽いやけどをしました。
調べに対し、土田容疑者は「全く身に覚えがありません。たぶん1人で散歩していただけです」と容疑を否認しています。
現場周辺では他にも先月下旬以降、自動販売機や物置などが燃える不審火が5件相次いでいて、警視庁は防犯カメラの映像などから土田容疑者が関与したものとみて調べています。

【独自】殺虫剤誤飲死亡、周知せず 石巻市、翌月にも事故

宮城県石巻市の男性=当時(87)=が昨年6月、市から町内会経由で配られた殺虫剤を誤飲し死亡した事故について、市が他の町内会に知らせていなかったことが5日、分かった。事故の翌月、別の地区で3歳児が誤飲し、一時意識不明になった。当時、多くの町内会が殺虫剤をペットボトルに小分けして配布しており、事故の周知や注意喚起をしなかった市の危機管理の甘さが問われそうだ。
市は周知しなかった理由に「遺族の要望」や、男性に殺虫剤を配布した町内会の衛生推進員の心情に配慮したことを挙げた。
遺族は取材に「要望などしていない。市は大変な事故が起きたとの認識がないのではないか」と話し、主張が食い違っている。
市の開示資料では、男性の死亡から約1週間後の昨年7月3日、遺族が市雄勝総合支所を訪れ「関係者以外には言わないでほしい」と要望したとしている。
一方、遺族によると、支所に除籍謄本を取りに行った際、顔見知りの幹部職員から「誤飲ですか」と声をかけられ、公衆の面前で話す内容ではないと感じ「口外しないでください」と伝えたという。