政治ジャーナリスト田崎史郎氏が24日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。自民党内で退陣論が強まる中、石破茂首相が23日午後に麻生太郎自民党最高顧問、菅義偉副総裁、岸田文雄前首相と都内で会談後、「出処進退について一切話していない」などと語ったことについて、首相経験者3人のうち1人は「カチーン」ときており「出所進退って言葉は使ってないけど話してる」「違うだろ」と話していると明かした。
参院選での大敗で、石破氏の退陣論は日々、高まっている。石破氏は参院選直後、トランプ米大統領との関税交渉などの進行中の課題などを挙げ、続投の意向を表明していた。23日、関税交渉が合意に達し、直後の同日午後、自民党の麻生氏ら首相経験者3人と石破氏が会談。一部で、「退陣へ」の号外報道も出る中で石破氏が、進退の話が出たとの見方を否定していた。
田崎氏は「首相経験者の会合の中身、あんまり出ることないんですけども、昨日深夜にちょっと1人と話しまして、そこで言われていたのは、石破さんが『出処進退について一切話していない』と言われたわけですね。それにカチーンと来て『話してるじゃないか。出処進退っていう言葉は使ってないけど、話してるでしょ』と」と、石破氏と会談した元首相3人のうち1人は不快感を強めていることを明かした。
さらに「それぞれ首相経験者の方には、後ろに何人も議員がついてるわけですね。その議員たちから非常に厳しい声が寄せられていて、出処進退の話をしていないとなると、総理の続投を認めたのかと、いう風に言われるんで、だからきちんと言っているわけですよ。きちんと言ったことを『一切話してない』と言われると、『違うだろ』ということだったんですね」と解説した。
元首相側は話したとしており、石破氏は話していないとしている状況について、羽鳥から石破氏の意図を問われると「(話が)出たことを敢えて伏せてるんだと思います。ここで進退について話したとなると、一気に退陣論が加速しますよね。で、政権のレームダック化が一層進んでしまう。だから、そういう話はなかったということにしたかったんだと思います」との見方を示した。
田崎氏は、元首相3人中、誰と話したかは明かさなかったが「この3人で、菅義偉さんは副総裁ですから。総理を支える立場です。だから、あまり意見は強く言わないようにされていますよね。麻生さんや岸田さんは元々離れているんですけれども昨日の会談を機にさらに離れたという感じがしますね」と、党内で、石破氏が孤立を深めている状況について言及した。
元首相経験者が「みなさんの意見を聞いてきちんと考えなさいよ」と石破氏に語ったとしていることについて、田崎氏は「総理経験者ですから、総理の威厳とか威信とか、それを傷つけてはいけないという気持ちがあるわけですよ。だから婉曲的な言い方になるんですけども、話している内容は出処進退そのものですよ」と永田町の言い回しを読み解いてみせた。
7月28日には自民党の両院懇談会が開かれる。田崎氏は「すぐ辞めるとは言われないと思うんですよ。いつごろこういうことをやるよと、ある程度におわせないと、党内的にはより『おろし』の動きが加速するんじゃないか。リコールを求める署名運動、もう始まってるんですよ。総理が何も言わないと、一気にまた進んでいく」として、月内にも石破氏からの「におわせ」がある可能性があるとの見方を示した。
自民党・西村康稔が一般ユーザーに「見てろよ」、過去の“恫喝対応”再燃で批判が続出
自民党の西村康稔衆議院議員が7月22日のXで見せた“タメ口”返信が波紋を呼んでいる。
新型コロナのときは謝罪撤回に追い込まれた西村氏
西村氏は自身に向けられた一般ユーザーの《行動していきますと言うけど行動しないのが、自民党議員なんだよな》というコメントに対して、引用リプライの形で《見てろよ》とポスト。まさかの“タメ口”にネット上では疑問の声が相次いでいる。
《自民党は与党で今まで何やってきたんだ。政治は結果責任だからな》 《今までやってこなかった訳で、ごめんなさいから入らないと反省の色なしって言われますよ》
このほか、《コロナ煽動者の一人がなにを偉そうに》と西村氏の過去の言動を絡めた声も。
西村氏は通商産業省(現・経済産業省)出身の元官僚。2003年の衆議院議員選挙に無所属で兵庫9区から出馬して初当選。その後、自民党に入党して当選を重ねてきた。
2020年3月には新型コロナウイルス感染症対策担当大臣に就任するが、そこで“大失態”をやらかしてしまったと政治ジャーナリストが語る。
「西村さんは2021年7月に、緊急事態宣言発令中に飲食店が酒類提供禁止に応じない場合、その店舗の情報を金融機関に提供する考えを示しました。金融機関を通して自粛に応じるよう呼びかけたいという考えだったようですが、これが“恫喝”ではないかと波紋を呼びました。
西村さんはXで《趣旨を十分に伝えられず反省しております》と記し、のちにこの方針を撤回しています。今回の《見てろよ》発言もコロナ時同様の高圧的な“オラオラ”気質が出てしまったように見えます」
自民党では7月20日に投開票が行われた参院選で大きく議席を減らし、与党の公明党と合わせても過半数を割り込んだ。昨年10月15日に投開票が行われた衆院選に続く“歴史的敗北”となった。
「石破茂首相は続投の意思を示したものの、野党や党内からも退陣を求める圧力が高まりつつあります。西村さんの《見てろよ》という発言も、石破内閣を退陣に追い込んで新しい自民党を作り上げますという“宣言”だったのかもしれませんが、さすがにタメ口はないでしょう。もう少していねいな言葉づかいをすべきだったと思います」(前出・政治ジャーナリスト)
コロナ対策に続き“失態”を重ねてしまった西村氏。《見てろよ》の“啖呵切り”にふさわしい活躍を期待したいところだ。
国際世論と犯情の狭間で… 9人殺害の座間事件、2年11カ月の空白経て死刑執行
今年6月、神奈川県座間市で男女9人を殺害したとして殺人罪などに問われ、死刑が確定した男の刑が執行された。死刑制度には賛否があり、執行があるたびに議論が起きるが、死刑廃止という国際的な潮流の一方、多くの命を奪うなどの凶悪事件に極刑をもって臨むことを「やむを得ない」とする声は依然として多い。凶悪かつ身勝手そのものといえる座間事件の死刑執行は、そんな日本の現実を改めて浮き彫りにしたといえる。
厳しい表情
「本日、死刑を執行いたしました」
6月27日午前10時半過ぎ、東京・霞が関の法務省19階で臨時会見に臨んだ鈴木馨祐法相は硬い表情でこう述べた。執行命令書にサインした日時とその際の心情を問われたが「(サインしたのは)23日」などと述べるにとどめ、思いへの言及は避けた。
死刑執行は、令和4年7月に秋葉原通り魔事件(平成20年)の加藤智大元死刑囚の刑が執行されて以来、2年11カ月ぶり。残る死刑囚は105人となった。
昨年11月の第2次石破内閣発足で初入閣した鈴木法相にとって、命令書にサインするという重い職責をかみしめるのは当然、初めての経験。執行直後の大臣の緊張感は、記者席にもひしひしと伝わってきた。
「9人」驚愕の一報
座間事件が発覚したのは、平成29年10月31日のことだった。
午後4時ごろ、座間市内の2階建てアパートの一室へと踏み込んだ警視庁の刑事らは、あまりにも異様な光景に一瞬息をのんだという。異臭が漂う部屋の玄関にはクーラーボックスが1箱置かれ、中に切断された2つの頭部が無造作に入れられていたからだ。遺体は次々と発見され、その数は9人に及んだ。
当時、記者は産経新聞横浜総局で、後輩らと編集作業に当たっていた。発見から間もなく驚愕(きょうがく)の一報が舞い込み、「切断遺体?」「9人も?」と戦慄が走ったが、当初はどんな事件なのか、皆目見当がつかなかった。
だが捜査の結果、当時15~26歳の女性8人と男性1人の切断された頭部と骨が保管されていたこの猟奇的事件は、白石隆浩元死刑囚=執行当時(34)=の性的欲求や金銭的欲求を満たすための、理不尽極まりない犯行だったと判明する。
事件では、SNS(交流サイト)に自殺願望を書き込み被害者をおびき寄せるという計画的な手口が、インターネットに潜む危険性を改めて浮かび上がらせた。
また、被害者9人のうち3人は神奈川県在住であり、被害者2人の携帯電話が同川県藤沢市の小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅周辺で拾得物として見つかっていたことが明らかになるなど、「地元での凶行」を見逃した神奈川県警の〝当事者能力〟に疑問符が付けられた。
83%「やむを得ず」
臨時会見では、「(昨年10月、静岡一家4人殺害事件を巡り確定した)袴田(巌)さんの再審無罪など死刑制度の見直しが求められる中、この時期に執行した理由は」「(昨年10月の)世論調査で(死刑制度は)廃止すべきとの意見が(16・5%と)これまでで最も高くなっているが」「国際社会からの批判の高まりについて」などの質問が相次いだ。
これに対し鈴木法相は「慎重な検討を経た上で、死刑執行命令を発した」「世論調査では、83・1%が極めて悪質、凶悪な犯罪は死刑もやむを得ないとしている」「諸外国の動向は参考にするが、(死刑制度の是非は)国民感情や犯罪情勢などを踏まえ、それぞれの国で独自に決定すべきもの」などと、言葉を選びつつ振り返った。
「加害者が生き続ける不条理」
法務省が死刑執行について公表を始めた平成10年11月以降、最も執行を命じた数が多かった法相は上川陽子氏で、2度の在任中に計16人の執行を命じている。
過去には「サインはしない」として死刑執行を拒否した法相もいたが、拒否は法相の職務を放棄する行為と批判する意見もある。白石元死刑囚の執行は、刑の確定から4年5カ月かかった。確定から執行までの平均期間は9年6カ月に上る。
法務・検察関係者は「刑事訴訟法第475条2項では、判決の確定から6カ月以内に死刑を執行するよう定めている。白石元死刑囚のケースが早すぎるとはいえないと思う」と語る。
今回の執行を受けて、日弁連は渕上玲子会長名で「本日、死刑が執行されたことは、大変遺憾」とする抗議声明を公表。他方で米田龍玄弁護士ら遺族代理人は都内で会見し、死刑制度の必要性を力説。遺族の多くが「愛する人はこの世にいないのに、加害者が生き続ける不条理に怒っている」と強調した。
刑事訴訟法は第477条で、死刑執行に検察官の立ち会いを義務付けている。1審で死刑判決が出た事件の捜査に携わった経験を持つ元検察幹部は「被害者遺族の姿や気持ちを考えれば、死刑制度は絶対に必要」とした上で「執行に立ち会ったことはないが、経験がある元同僚が『公判が厳格に行われたことに疑いはないものの、捜査にも裁判にも直接タッチしていない立場では、言葉で表現できない感情がある』と話していたことを覚えている」と回想した。
法務省OBは「死刑で誰も幸せにはならないのは確かだが、死刑適用やむなしという凶悪事件を根絶やしにすることは不可能だろう。理想論だけでは絶対に結論が出ない問題だ」と、苦しい胸の内を語った。(大島真生)
マリアナ諸島で新たな台風発生予想 発生すれば今週3つめ
7月24日(木)9時現在、マリアナ諸島で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「12時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次に台風が発生すると今週だけで3つめの発生となり、台風9号と呼ばれることになります。
▼熱帯低気圧 7月24日(木)9時
中心位置 マリアナ諸島
移動 北北西 ゆっくり
中心気圧 1004 hPa
最大風速 15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
小笠原近海に北上する予想
マリアナ諸島の熱帯低気圧は、今後勢力を強めて台風に発達する可能性が高まってきました。週末には、小笠原諸島近海まで北上する見込みです。小笠原諸島では週末から来週はじめにかけ、雨や風の強まりに注意が必要です。
本格的な台風シーズンの幕開け
平年の台風発生数
次に台風が発生すると、昨夜23日(水)21時に発生した台風8号以来で、台風9号と呼ばれることになります。台風になれば、今週だけで3つめの台風発生となります。
今年は7月に入ってから台風3号~8号が発生していて、7月の発生数の平年値「3.7個」よりも多くなっています。例年7月は台風の発生が増え始める時期ですが、今後も熱帯低気圧や台風の発生が続く可能性があります。
本格的な台風シーズンの幕開けですので、台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。
【解説】“石破おろし”加速……進退占う10日間 自民党初の「リコール」成立は? 辞任否定で「どんなメンタル」「空気読めていない」
参議院選挙での大敗を受け、“石破おろし”の動きが加速しています。自民党内では、両院議員総会で石破総裁の辞任を決めるべきだという声が上がっています。そこで今注目されているのが、総裁をクビにする規定。初となるリコールは成立するのでしょうか?
藤井貴彦キャスター
「現状はどうなのでしょうか?」
小栗泉・日本テレビ報道局特別解説委員
「今後10日間が、石破総裁の進退を占うカギとなりそうです。8月1日ですが、参院選の後に議長を選出するための臨時国会が予定されています。ただ、石破首相(自民党総裁)が続投となると、野党が内閣不信任案を出してくるかもしれません」
「それよりも前の7月28日に、自民党は参院選を総括するための両院議員『懇談会』を開く予定ですが、これを両院議員『総会』に格上げしようという動きがあります」
藤井キャスター
「格上げすると、何か変わるのですか?」
小栗委員
「懇談会はいわゆるミーティングのようなもので、決定権がある場ではありません。一方で総会には決定権があります。そのため、自民党内の一部からは総会に格上げすることで、石破総裁の辞任を決めてしまうべきだという声が上がっています」
小栗委員
「そこで注目されているのが、自民党のルールを定めた党則にある、いわゆる“リコール規定”。これは国会議員と都道府県連の代表者の過半数、現状で計算すると約180人の署名が集まれば、任期満了前であっても総裁選を行うことができるというものです」
「つまり事実上、今の総裁を一度クビにして、もう一回選び直そうという規定です」
「実際、既に高知・茨城・栃木の県連が相次いで石破総裁の退陣を求めることを決めている他、23日には新たに神奈川県連が辞任を求める声を上げました。また、参院選で自民党の候補が落選した県を中心に、署名に向けて準備する動きが見られます」
板垣李光人さん(俳優・『news zero』水曜パートナー)
「着々と動きが出ているなと感じますが、今までにそういったことはあったのでしょうか?」
小栗委員
「これまで約70年の自民党の歴史の中で、リコールが行われたことは一度もありません。ただ、今回ばかりはないとは言い切れない状況です」
「自民党内からは23日の石破首相の続投表明に、『まさかまさかだ。どんなメンタルなんだ』『空気が読めていない』『これからリコール規定めぐり荒れますね』などの声が聞かれました」
小栗委員
「閣僚経験者の1人は『リコールの署名集めが始まったら、自分の県連は賛成に1票入れることになると思う』と話していました」
「一方で、別の現職閣僚からは『今、リコール規定とか表で石破おろしの動きが見えるのは、党にとってどうなんだと思う』と慎重な声もありました」
藤井キャスター
「今、多くの人が首相の座から降りるべきだと考えているようですが、石破首相自身もそう考えているかもしれません」
「参議院選挙の最中にお話を聞く機会がありましたが、権力の座にしがみつくようにも感じませんでしたし、自分が居座ることで生まれる政治空白について、私たちが思っている以上に敏感だと思います」
「石破首相の考える危機を防ぐことにめどが立てば、判断は早い時期にやってくるのではないでしょうか」
「一方で、政権与党の自民党に亀裂が生まれていることは否めません。進めるべき政治に停滞が生まれ、国民が不利益を被ることだけはないようにしてもらいたいと思います」
(2025年7月23日『news zero』より)
TOEIC600点台だった女、16万円払い800点台に認定証の偽造依頼…容疑で書類送検
英語能力試験「TOEIC」のスコアの認定証を偽造したとして、警視庁は24日、東京都大田区、無職の男(35)ら中国籍の男2人と、偽造を依頼した金沢市の会社員の女(39)を有印私文書偽造容疑で東京地検に書類送検した。いずれも起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。
発表によると、3人は共謀して4月7~8日、男の自宅で、女がTOEICで800点台後半のスコアを取得したとする認定証を偽造した疑い。3人は容疑を認め、女は「会社で海外勤務をするために偽造を依頼した」と供述している。
女は偽造証明書の発行をうたうサイトを通じて現金16万円を入金。男らはパソコンを使い、女の顔写真を貼り付けるなどして偽造していた。女は3月にTOEICを受験した際、600点台前半だったという。
同庁が4月、男の自宅を入管難民法違反容疑で捜索したところ、女の名前や住所が書かれた発送前の偽の認定証が見つかり、事件が発覚した。男のパソコンからは、偽造したとみられる日本人名義の運転免許証や医師資格証、卒業証明書などのデータが計約500点発見された。
男2人は在留カードを偽造したなどとして、4~6月に計3回、同法違反容疑で逮捕され、その後に起訴されていた。
「黒ネコのタンゴ」元歌手の皆川おさむさん死去、62歳
童謡「黒ネコのタンゴ」で知られる元歌手の皆川おさむ(みながわ・おさむ、本名・皆川理)さんが23日、慢性腎不全で死去した。62歳だった。告別式は28日午前11時、東京都目黒区碑文谷1の22の22円融寺示真殿。喪主は姉、坂井礼子さん。
伯母の皆川和子さん(2014年死去)が創設したひばり児童合唱団に所属。6歳のとき、「黒ネコのタンゴ」のレコードを出し、200万枚以上売れる大ヒットとなった。声変わりを機に合唱団や芸能界を引退していた。
<独自>「強い異臭」「ゴミがあふれ」 横浜市の中学校給食調理工場、報告書指摘
横浜市の中学校給食調理工場に関する昨年度の定期調査で、「蓋に汚れがあっても使用しようとしていた」「強い異臭がしていた」などの指摘がなされていたことが24日、産経新聞の情報公開請求で分かった。市教育委員会学校給食・食育推進課では「大変申し訳ない。指摘事項はその都度確認し、改善できるように努力しているところ」としている。
情報公開されたのは昨年4月から今年3月にかけての「食品製造工場 衛生調査報告書」。対象工場名や添付写真は黒く塗りつぶされ、非公表だった。
同課によると、横浜市の中学校給食は各校で受けた注文を契約4社に発注(一部は再委託)している。報告書は、市教委から衛生管理状況の調査の委託を受けた業者が月2回、契約各社の計5工場を調べて作成しているもので、市教委ではこれに基づき契約各社に改善を促すなどしている。
それによると、「盛付室荷捌き所近くの排水溝にて、強い異臭がしていた」「ゴミ箱のゴミがあふれており、すぐ横に食材の入ったコンテナが置いてあった」「フライヤー上部にクモの巣が見られた」といった報告があり、衛生面の問題を指摘された工場があった。「蓋にささくれや汚れがあっても気づかず使用しようとしていた」との記述もあった。
また、「前日の洗い残しの容器が山積みになっていた。夜中にこの状態で置いておくと鼠族や衛生害虫の発生にもつながるため、洗浄が当日中に終わるように人員確保に努めていただきたい」との指摘もあった。
同市の中学校給食をめぐっては昨年度、異物混入などの報告が342件あったことが明らかになっている。混入した異物で最も多かったのは毛髪だったが、「何名かのスタッフの毛髪がはみ出していた」などの指摘は頻繁になされていた。
調理などについては「魚に振る塩の量に、かなりのばらつきがある」「主菜の盛付にばらつきがある。(全体量も極端に少なくにんじんが一つも入っていない個体があった)」との指摘があった。
そのほか、「湘南ゴールドゼリーの盛付時、ゼリーの汁が蒸ししゅうまいにかかっていた」「チキンカツの検品にて、コンテナ内で転がすように行い、チキンカツから落ちたパン粉が多くコンテナ内に残っていた」との報告もあった。
同市では来年度から中学校給食が選択制から全員給食に移行する方針で、食の安全性を求める声がさらに強まることになりそうだ。(橋本謙太郎)
【トリプル台風に】台風7号、8号、そして9号発生「予想図が台風だらけ」気象庁の進路予想【雨・風シミュレーション~8月3日(日)】台風のたまご=熱帯低気圧が発達【台風情報2025】
台風9号は発達し北上 小笠原近海で暴風域ともない最大瞬間風速40m
日本の南で台風7号、8号が発生しています。さらにマリアナ諸島にある台風のたまご=熱帯低気圧が台風9号になりました。台風9号は発達しながら北上し、27日には小笠原近海で暴風域を伴う予想です。台風の進路予想と8月3日(日)までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。
気象庁の観測によると、24日午後0時に、マリアナ諸島にある熱帯低気圧が台風9号になりました。午後3時にはマリアナ諸島にあって、北北西にゆっくりと進んでいます。
台風は、25日午後3時には時速15キロの速さで北に進み、中心気圧は998ヘクトパスカル、最大週間風速は30mで、発達しながら北上する予想です。
27日午後3時には、小笠原近海に北上し、暴風域を伴う予想です。中心気圧は985ヘクトパスカル、最大瞬間風速は40mと予想されます。
その後、暴風域はなくなる予想で、29日には中心気圧990ヘクトパスカル、最大瞬間風速は35メートルと予想されています。ただ、28日から29日ごろにかけて小笠原近海にほどんど停滞する予想で、影響が長引くおそれがあります。台風の進路予想と8月3日(日)までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。
台風7号、8号の進路予想
台風7号は、25日未明にかけて沖縄地方に最接近する見込みです。沖縄地方と奄美地方では、うねりをともなう高波、土砂災害、低地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。
台風7号は、24日午後3時には宮古島の東約230キロにあって、1時間におよそ15キロの速さで北北西へ進んでいます。
中心気圧は992ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで、中心の北東側560キロ以内と南西側280キロ以内では
風速15メートル以上の強い風が吹いています。
25日午後3時には与那国島の北約220キロを中心とする半径120キロの円内に達する見込みです。
中心気圧は996ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
【波の予想】
▼25日に予想される波の高さ
沖縄地方・奄美地方 5メートル うねりを伴う
【風の予想】
▼24日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
沖縄地方・奄美地方 20メートル (30メートル)
▼25日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
沖縄地方・奄美地方 17メートル (25メートル)
【雨の予想】
▼24日18時から25日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
奄美地方 120ミリ
沖縄地方 100ミリ
▼25日18時から26日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
奄美地方 100ミリ
台風はこの後、熱帯低気圧に変わり、26日午後3時には東シナ海の北緯26度40分、東経121度10分を中心とする半径210キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は998ヘクトパスカルが予想されます。台風の進路予想と8月3日(日)までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。
台風8号の進路予想
台風8号は、24日午後3時には南シナ海の北緯16度25分、東経118度35分にあって、ゆっくりとした速さで東南東へ進んでいます。
中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心の南西側330キロ以内と北東側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
26日午後3時には那覇市の南西約60キロを中心とする半径210キロの予報円内に達する見込みです。
中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
台風はこの後、熱帯低気圧に変わり、27日午後3時に沖縄本島近海を中心とする半径300キロの予報円内に達する見込みです。中心の気圧は996ヘクトパスカルが予想されます。
なお、各台風や熱帯低気圧の中心が予報円に入る確率は70%です。
台風や、台風から変わる熱帯低気圧の影響で、暖かく湿った空気が流れ込み、離れていても大雨のおそれがあります。今後の情報に注意してください。
台風の進路予想と8月3日(日)までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。
暑すぎて列車8本運休 レール温度上昇、ゆがみ防ぐため JR北海道
JR北海道は24日、気温の上昇に伴い根室線のレール温度が上がっているとして、ゆがみを防ぐために普通列車8本を運休すると発表した。約270人に影響が出る見込み。
運休するのは新得―池田間で、午前10時台から午後4時台まで。同社によると、十勝地方で広くレールの温度が上昇。高温のレールの上を列車が通常の速度で走るとゆがむ可能性があるため、徐行運転も実施している。
24日は新得町で午後0時52分に観測史上最高の37・3度を記録するなど道内全域で気温が上昇。帯広市では最高気温が40度と予想されている。【片野裕之】