沖縄県の玉城デニー知事は11日午前の定例会見で、日米返還合意から12日で29年となる米軍普天間飛行場を巡り、中谷元防衛相の「県が努力をすればもっと早く移設が進んだ」との発言に対し、「那覇空港の第2滑走路の埋め立てと比較しての発言だが、軟弱地盤の改良工事が必要な辺野古移設と状況は全く異なり認識の違いが甚だしい」と反論した。
合意から29年が経過しても返還が実現しないのは軟弱地盤を抱える名護市辺野古への新基地建設を「唯一の解決手段」とする政府の姿勢にあると指摘。
「(軟弱地盤の)工事完了まで技術的に9年以上、引き渡しまでは12年かかるとの認識を政府は示している。改良工事は難度の高い工事という認識は政府も同じで、我々が協力する、しないという問題とは全く違う」と述べた。(政経部・銘苅一哲)
万博会場に「オールジェンダートイレ」 便器も洗面台も男女共用、歌舞伎町では物議で廃止
13日開幕する大阪・関西万博会場内のトイレに利用者の性別を問わない「オールジェンダートイレ」が登場した。同様のトイレは2年前にも東京・歌舞伎町の複合施設で設置され、「女性や子供が安心して使えない」などの批判を受けて廃止された経緯がある。
万博協会の公式サイトによると、万博会場にあるトイレ計46カ所のうち18カ所にオールジェンダートイレを計112台設置。今月9日の報道公開時に確認したところ、このうち会場中心部の「静けさの森」近くのトイレは33台が設置された大型トイレとなっていた。
入り口を入ると、両側に男女共用の個室トイレが並び、中央に共用の洗面台と鏡が設置されていた。男性の小便器はさらに奥にあり、共用スペースを通りすぎて利用する形になっていた。
会場関係者によると、女性用トイレの混雑緩和策の意味があるといい、「男性との共用を望まない女性には、女性用も用意している」。女性用の個室は3室あり、内部に洗面台も備わっていた。
一方、男性専用の個室はなかった。案内板では最寄りの「男女別トイレ」の方角が案内されていた。
歌舞伎町に令和5年4月開業した高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」に「ジェンダーレストイレ」が設置された際は、共用個室8室、女性用2室、男性用2室などが並び、洗面台は共用だったが、批判を受けて約4カ月後に男女別トイレに改修された。
料亭「金田中」社長、覚醒剤所持容疑などで逮捕…歴代首相や政財界要人らが頻繁に訪れる老舗
覚醒剤などを所持したとして、警視庁向島署が、東京・銀座の老舗料亭「金田中」社長の男(63)(東京都港区南青山)を覚醒剤取締法違反(所持)と大麻取締法違反(同)の両容疑で逮捕していたことがわかった。逮捕は9日。
同署幹部によると、男は昨年10月1日、東京都港区新橋の路上に停車した乗用車内で、覚醒剤約0・6グラムと乾燥大麻約1グラムを所持した疑い。容疑を認めている。
男の逮捕に伴い、今月9日に自宅を捜索した際には、複数回使用できる量の覚醒剤や大麻の吸引器具が発見された。同署が入手経路を調べている。
金田中は、都内の銀座や青山に計4店舗を構えており、このうち銀座の「新ばし金田中」は歴代首相や政財界の要人らに頻繁に利用されている。先月下旬には石破首相も訪れていた。
8歳の小2女児が1人で在宅の家に72歳男が「お茶を飲ませて・・・」→家に上がり込み女児の下半身触るわいせつ行為か 8歳女児と逮捕の72歳男に面識なし 福岡市
今年3月、8歳の小学2年の女子児童が1人で在宅していた福岡市内の住宅に「お茶を飲ませてくれ」などと言って上がり込み、女子児童に下半身を触るなどのわいせつな行為をしたとして、72歳のアルバイト(自称)の男が逮捕されました。
男は「わいせつな行為をしたことは間違いない」という趣旨の話をして容疑を認めているということです
不同意わいせつと住居侵入の疑いで逮捕されたのは、福岡市博多区堅粕に住むポスティングアルバイト(自称)・中西丈司容疑者(72)です。
中西容疑者は今年3月24日の午後3時45分ごろから4時すぎまでの間、小学2年の女子児童(8歳)が1人で在宅していた福岡市内の住宅に「お茶を飲ませてくれ」などと言って上がり込み、女子児童(8歳)が13歳未満の子供であることを知りながら下半身を触るなどのわいせつな行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと女子児童(8歳)と中西容疑者に面識はなく、中西容疑者は女子児童からお茶を飲ませてもらった後、犯行に及んだとみられるということです。
女子児童から話を聞いた父親が警察に通報して事件が発覚。
防犯カメラの映像を調べるなどの捜査をした結果、中西容疑者が関与した疑いが浮上しました。
取り調べに対し、中西容疑者は「わいせつな行為をしたことは間違いない」という趣旨の話をして容疑を認めているということです。
JR東海道線の運転士が居眠り、川崎駅でオーバーラン…550人が乗降できず次の駅へ
9日午後9時50分頃、川崎市のJR川崎駅で、東海道線の国府津発前橋行き普通電車(15両編成)が、本来の停止位置を約30メートル過ぎて停止した。
JR東日本横浜支社によると、40歳代の運転士が一時的に居眠りし、川崎駅進入時に気付いて非常ブレーキをかけたという。約780人の乗客にけがはなかった。電車は踏切の誤作動を防ぐため川崎駅には戻らず次の品川駅に向かい、約550人が乗降できなかった。
運転士は「大船駅発車後、断続的に眠気を感じていた」と話していたという。同支社は「お客さまにご迷惑をおかけしたことを深くおわびする。同種事象を繰り返さないよう、指導を徹底する」としている。
広瀬めぐみ元参院議員の有罪確定 秘書給与詐取、弁護士資格失う
公設第2秘書の給与や退職金計約360万円を詐取したとして、詐欺罪に問われた元参院議員の広瀬めぐみ被告(58)を懲役2年6月、執行猶予5年とした東京地裁判決(3月27日)が確定した。被告側、検察側双方が控訴期限の10日までに控訴しなかった。
広瀬元議員は1999年に司法試験に合格し、2022年の参院選で初当選するまでは、弁護士として活動していた。有罪判決の確定により、弁護士資格を失った。
判決によると、広瀬元議員は22年12月、公設第1秘書の男性の妻を公設第2秘書に採用したと虚偽の届け出をし、22年12月~23年12月、国から秘書給与や退職金計約360万円をだまし取った。
広瀬元議員は2月の公判で「政治活動でお金がかかり、私財を投じないと回らなかった。『ぽっと出』で、支援者もおらず、(政治資金)パーティー券収入も期待できなかった」と釈明した。一方、検察側は詐取した秘書給与は、長女への小遣いや飲食費といった個人的な用途にも充てられていたと指摘した。
広瀬元議員は24年3月に週刊新潮に秘書給与詐取を巡る疑惑を報じられた際には、自身のホームページで、事実無根だと否定した。しかし、同7月に東京地検特捜部から議員会館事務所の家宅捜索を受け、自民党を離党。翌8月に議員辞職していた。【安達恒太郎】
カード現金化で高利貸し付け容疑=13人逮捕、約25億円得たか―警視庁
クレジットカードのショッピング枠の現金化をうたい、違法な金利で金を貸し付けたとして、警視庁生活経済課は11日までに、出資法違反(超高金利など)容疑で、決済代行会社社長の福井達容疑者(45)=住居不定=ら男13人を逮捕した。認否は明らかにしていない。
同課は2017年6月ごろからの7年間に、法定を超える金利で全国の約1万7000人に計約85億8700万円を貸し付け、約25億円の利益を得たとみている。
同課によると、福井容疑者らのヤミ金グループは融資を求める顧客に対し、高値を付けた「天然石」と称する石をカードのショッピング枠で購入するように指示。その後、「キャッシュバック」などの名目で購入額の約7割を顧客に振り込む形で資金を貸し付けていた。
10~70円程度で仕入れた石に約10万円の価格を付けることもあった。顧客がカードで石を購入すると、数分で希望額が振り込まれていたという。
23年7月に情報提供があり、同課が捜査。石の販売代金として得た金と、振込額の差額が事実上の利息に当たると判断した。
福井容疑者らは「スペシャルクレジット」などと名乗って、七つの貸金業のサイトを運営。「最短最速で現金化」「最大換金率100%」とうたって集客していた。
逮捕容疑は24年3~5月ごろ、愛知県など5府県の男性5人に金を貸し付け、法定の約14.8~52.2倍の利息で約97万円を受け取った疑い。
カード事業者は、カードのショッピング枠で金を借りる行為を禁止している。発覚した場合はカードの利用停止や強制退会などの措置を受ける場合がある。 [時事通信社]
走行中ダンプカーのタイヤ外れ…車両5台に接触 けが人なし 栃木・宇都宮市
11日午前、栃木県宇都宮市の国道で、走行中のダンプカーのタイヤが外れ、後続の車両5台に接触する事故がありました。けが人はいませんでした。
警察によりますと、午前4時ごろ、宇都宮市の国道新4号で、土砂を積んで走行中の10トンのダンプカーから左後ろのタイヤ2本がホイールごと外れ、後続の車5台に次々と接触しました。タイヤが衝突した車はバンパーが壊れるなどしましたが、けが人はいませんでした。
ダンプカーには10本のタイヤがついていましたが、外れた2本のタイヤを固定していたボルトは全て折れていたということです。ダンプカーは20年以上前に製造されていて、警察は整備状況や事故の詳しい経緯を調べています。
医療用ヘリ3人死亡事故 死因は溺死か 着水時には生存していた可能性
医療用ヘリコプターが長崎県壱岐沖で転覆し3人が死亡した事故で、死亡した原因は溺死とみられることがわかりました。
患者(86)と付き添いの息子(68)男性医師(34)の3人が死亡
4月6日、6人を乗せて長崎県対馬市から福岡市の福岡和白病院に向かっていた医療用ヘリコプターが、長崎県壱岐沖で転覆。患者(86)と付き添いの息子(68)、男性医師(34)の3人が死亡しました。
唐津海上保安部によると、司法解剖を行った結果、3人の死亡原因は溺死とみられるということです。また、3人の体には、打撲や擦り傷が確認されました。着水時には3人が生存していた可能性があるとみて調べています。
捜索開始までに1時間以上経過
6日午後1時半に長崎県・対馬空港を離陸したヘリは、午後1時47分にレーダー上から確認できなくなりました。
運航管理者が佐賀航空に連絡をしたのは午後2時10分。
第7管区海上保安本部が覚知したのは午後2時50分で、その後捜索を開始しました。
レーダー上からヘリが確認できなくなってから捜索開始までに1時間以上が経過しています。
救助された人は背骨などを折る大けが
この事故では、機長と整備士、看護師はフロートと呼ばれる浮き具にしがみついているところを救助されましたが、背骨などを折る大けがをしていたことが関係者への取材でわかっています。
佐賀航空などによりますと、海上に不時着するために機長がフロートと呼ばれる浮き具を手動で展開。着水したあと、割れたフロントガラスから脱出しましたが、再び機内に戻り、整備士と残る4人の救助に向かったということです。
エス・ジー・シー佐賀航空 中山博樹 代表取締役
「2メートルから3メートルの波で救助にあたったが、看護師を脱出させたあと体力の限界ということになったと。誠に申し訳ないということを言っております」
エンジンや救難信号の装置に異常は確認されず
運輸安全委員会によりますと、着陸装置が折れていたことなども含めて着水時に強い衝撃が加わったと考えられるということです。その一方で、エンジンや不時着した際に発信される救難信号の装置については、明らかな異常は確認されませんでした。
唐津海上保安部や運輸安全委員会は今後、エンジンの記録装置や警報装置などを解析し、事故の原因を詳しく調べる方針です。
ETV特集「クルド人」再放送、数時間前に異例の延期 見逃し配信からも消える…NHK「編成上の都合」
NHKが2025年4月9日、埼玉県川口市に住むクルド人に関するドキュメンタリーの再放送を延期するとXで発表し、波紋が広がっている。同日9日24時(10日0時)に放送予定だったが、その数時間前に延期を発表したため、「どういうことですか?」などと疑問を抱く声がSNSで上がっている。NHKは理由を「編成上の都合」とのみ説明。視聴者から「再放送を希望する声」があるとも明かしている。
「再放送を希望する声を頂いております」
再放送を延期したのは、NHK・Eテレのドキュメンタリー番組「ETV特集」で5日に放送した「フェイクとリアル~川口 クルド人 真相~」だ。クルド人に関するSNS投稿の真偽を検証し、投稿者や関係者などに取材した番組だった。
ETV特集の公式Xアカウントは9日朝、同作品は「今夜再放送」だと告知していた。しかし同日夜、突如「本日の再放送は予定を変更」すると発表。新たな日時が決まり次第伝えるとしたが、具体的な理由を明かさなかった。
通常NHK・Eテレの番組は、同局の配信サービス「NHKプラス」で放送後1週間見逃し配信される。だが、5日放送の「フェイクとリアル~川口 クルド人 真相~」は10日までに非公開に。「この番組は配信しておりません」と表示されている。
番組をめぐっては、Xに投稿された動画の使用についてNHKに抗議する動きが出るなど、再放送延期の理由をめぐる様々な憶測が出ていた。
NHKに延期した理由や今後の放送予定、視聴者からの反応について質問すると、広報局は11日、次のように回答した。