70代男性、猟銃抱えた状態で死亡 「銃で死にたい」と110番 東京

東京都足立区舎人4の住宅で15日、男性から「銃で死にたい」と110番があった事案で、警視庁は同日午後7時ごろ、住宅内で男性が倒れているのを見つけた。男性は間もなく死亡が確認された。警視庁は現場の状況から自殺を図ったとみて調べる。
警視庁竹の塚署によると、死亡したのはこの家に住む職業不詳の70代男性とみられる。猟銃1丁を抱えた状態で倒れていた。男性は2000年に都公安委員会から猟銃所持の許可を得ていた。
住宅周辺では警視庁が住民に避難を呼びかけ、一時騒然とした。【菅健吾、朝比奈由佳】
◇相談窓口
・#いのちSOS
「生きることに疲れた」などの思いを専門の相談員が受け止め、一緒に支援策を考えます。
0120・061・338=フリーダイヤル。月・木、金曜は24時間。火・水・土・日曜は午前6時~翌午前0時
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さまざまな困難に直面し、自殺を考えている人のための相談窓口です。研修を受けたボランティアが対応します。
0570・783・556=ナビダイヤル。午前10時~午後10時。
0120・783・556=フリーダイヤル。午後4時~同9時。毎月10日は午前8時~11日午前8時、IP電話は03-6634-7830(有料)まで。
・まもろうよ こころ
さまざまな悩みについて、LINEやチャットで相談を受けている団体を紹介する厚生労働省のサイトです。年齢や性別を問わず、自分に合った団体を探せます。
・こころの悩みSOS
悩みを抱えた当事者や支援者への情報のほか、相談機関を紹介した毎日新聞の特設ページです。

靴に穴開け小型カメラで…商業施設で女子中学生のスカート内を盗撮か 34歳男を逮捕 居合わせた客が取り押さえる

岐阜県各務原市のショッピングモールで7月13日午後、靴に取り付けた小型カメラで女子中学生(14)のスカートの中を盗撮したとして、34歳の男が逮捕されました。 警察によりますと、逮捕されたのは、自称・愛知県小牧市に住む会社員の男(34)です。 男は各務原市内のショッピングモールで13日午後3時ごろ、女子中学生のスカートの中を盗撮した県の迷惑行為防止条例違反の疑いがもたれています。 男は、つま先付近に穴を開けた靴の中に、直径4センチほどの小型カメラを取り付け、買い物中だった女子中学生に背後から近づいたということです。 現場にいた男性客(28)が犯行を目撃し、その場で男を取り押さえて警察に身柄を引き渡しました。 男は調べに対して容疑を認めているということです。

「参政党の支持者=頭のおかしい人」は間違っている…「反ワク、日本人ファースト」の党が普通の人の心を掴むワケ

――都議選に続き、参院選でも参政党が存在感を増しています。
【物江】参政党の神谷宗幣代表には十数年前にお会いしたことがありますが、当時の神谷氏は「龍馬プロジェクト」という地方議員によるネットワークを作って活動する直前だったと思います。
2007年に吹田市議会議員になった神谷氏は2010年に「龍馬プロジェクト」を立ち上げており、その後、20代から40代の地方議員200名以上が参加しています。参政党の地方組織が全国に張り巡らされているのも、神谷氏に組織づくりや運営の基礎、ノウハウや経験が蓄積していたためでしょう。
加えて、SNSで参政党を支持すべきと思わせるようなストーリーを展開しています。2020年の結成以来、黎明期には反ワクチンなど危なっかしいところに手を突っ込み、いわばリスクを取って支持層を拡大しました。
――存在感を増すごとに参政党への批判も強まっています。保守層からも「陰謀論的」と批判されています。
【物江】確かに初期は反ワクチンを前面に打ち出していましたが、今はかなりソフト路線に転じています。
ホームページやチラシの文言を見ても、〈薬やワクチンに依存しない治療・予防体制強化で国民の自己免疫力を高める〉とあり、一見すると普通に見えてしまう。ただし、反ワクチン的な思考を持っている人からすれば、「ワクチンに反対してくれている」と受け取れるわけです。
さらには「反グローバルエリート」や「反グローバリズム」も打ち出していますが、これは見た人が自分の都合のいいように解釈できる言葉でもあります。ある人は反ワクチンと結びついて海外の大手製薬会社への批判だと受け取るでしょうし、一部の保守派は「戦後、アメリカによるWGIP(占領政策)によって骨抜きにされた日本人の魂を取り戻すものだ」と解釈することが可能です。
イメージ先行の抽象的な言葉だからこそ、受け止める側の都合次第で解釈できるのです。
――「日本人ファースト」を掲げたことで右派とみられていますが、一方で反グローバリズムや有機農業、オーガニック信仰などはむしろ左派的なイメージもあります。
【物江】参政党は「参加型」として、党員や支持者も含めて「みんなで党と政策を作っていく」ことを謳っています。そのため、一部の発言や政策は共同主義的、社会主義的なのに、ある部分では国家主義的だったりするわけですが、特定のイデオロギーに基づいて上から決めているのではないという建前があります。
だからワクチンに関しても「リスクに敏感な人、不安を抱えている人がいる以上、耳を傾けました」という体裁が取れる。
倫理的な危うさがあり、私はこうした党が勢力を伸ばすのは大問題だと思いますが、「非常にうまくやっている」のは確かです。
――一方、昨年の都知事選で大躍進を見せた石丸伸二氏が率いる「再生の道」は都議選で議席を取れず、参院選でも目立っていません。
【物江】石丸氏は、都知事選では自身の安芸高田市長時代の「既得権益側の地方政治家vs.しがらみのない改革者・石丸」という、善と悪の戦いというストーリーをうまく作り、自身を正義の側に置きました。
石丸氏の支援者を「正義を支持する側」に見立て、連帯して石丸氏を押し上げるという演出が功を奏しての得票だったと思います。私もかつて松下政経塾にいたので選挙活動に参加した経験がありますが、SNSを駆使し戦況を大きく変えてしまったという点において、従来では考えられないような現象でした。
【物江】では都議選はどうだったかというと、石丸氏自身のストーリーが賞味期限切れにはなったというよりは、候補者をそのストーリーに巻き込めなかったことに敗因があると考えます。
石丸氏が展開する善と悪の戦いの中で、例えばある候補を「税理士経験を活かし、既得権にまみれた小池都政の財政問題を徹底追及する『石丸の右腕』」のように打ち出していれば、ストーリーを伝播させることができたかもしれません。
あるいは従来通り、地元に張り付いて有権者との顔の見えるコミュニケーションや支持者固めを、時間をかけて行うという手法もあったとは思いますが、「再生の道」の候補者の選抜が終わったのが都議選の約2カ月前。これでは地上戦で太刀打ちできません。
地上戦もストーリーの伝播もない状態で、選挙の素人の候補者たちが放り出された結果の議席ゼロだったと思います。この点で組織づくりの基礎がある参政党とは全く違います。
また、石丸氏は今回、敵を作って善悪の構図に置くのではなく、都議会はあくまでも知事の監視を行うものであるとして、党としての公約も作りませんでした。続く参院選では「教育の質を高め、国民の能力を向上させる」としています。
石丸氏がどこまで意図しているかは分かりませんし、石丸氏をフォローするわけでもありませんが、「既存政党を名指しで攻撃する」「外国人を敵視する」というのではない、敵を作らない手法は、選挙には勝てなくても倫理的な姿勢ではあると思います。
――特にSNSを使った選挙運動では、敵を名指しして戦う姿勢を見せることで「バズらせる」手法が増えています。
【物江】常に敵を見出して攻撃するというのは全体主義のやり方で、極めて危険です。現在使われている高校の公共の教科書でも〈極端に単純化した争点を掲げ、大衆の欲望を読んで「敵」を見つけて攻撃するなどのポピュリズムには注意が必要である〉とその危険性が指摘されています。
全体主義の社会では、どこにも所属意識を持てない寄る辺のない大衆に「あいつらが私たちの共通の敵なのだ」「だから束になって立ち向かおう」と煽る。団結するには敵が必要だというわけです。まさに石丸現象を支えた人々や、NHKから国民を守る党(現在はNHK党。以下N党)の支持者はバラバラの個々人が集まってかたまりになっているものです。
ただし、参政党の場合、先述の通り組織づくりの蓄積がありますから、SNSだけで寄る辺のない人々を集める全体主義的な手法のみで拡大した、とは言いきれない面があります。
N党の立花さんはトリッキーな選挙手法を編み出し、SNSでバズらせる能力はありますが、議員経験や政治的な組織づくりの経験が豊富だとは言い難い。翻って、参政党には土台と基礎があった点が、他の政党以上に組織を拡大させられた大きな理由でしょう。
――参院選前にはSNS上の選挙関連のコンテンツは収益化させないなどの規制についての議論もありました。
【物江】政治的意見の表明は表現や言論の自由の根幹でもありますから、仮に法整備をしたとしても、限定的なものにならざるを得ないと思います。選挙は選挙期間中よりもそれ以外の時期の方が圧倒的に長いですから、期間中だけ制限しても、効果は少ない。
SNS選挙が台頭する前までは、告示日にはすでにだいたいの選挙結果は決まっていると言われてきました。それは選挙戦に入る前の段階から、立候補を予定している人たちが事実上、選挙区内での知名度を上げるなどの選挙の準備をしてきたからです。
SNSを活用した選挙の一番の問題は、選挙が候補者や陣営以外の人たちにとって「どの候補のコンテンツを流せばカネになるか」を判断する見本市になっていることです。
経済合理性とアルゴリズムによって、数字の取れる候補者の動画が表示されやすくなり、それに応じてコンテンツの発信者も集まってくる。しかも異常なまでに早いフィードバックを得られますから、動画の切り取り方や音声、字幕の付け方、煽り方なども洗練されていく。
【物江】市場原理主義に鍛え抜かれた動画やSNSのコンテンツに、アルゴリズムが加わるわけで、これに抗えという方が難しい。問題意識もなく動画を眺めていたら魅力的なコンテンツが流れてきた、と感じるに決まっています。
しかも候補や陣営によっては魅力的なコンテンツであり続けるため、賞味期限切れを防ぐために、敵を作り続ける手法を選ぶでしょう。
――参政党を警戒するあまり、特にSNS上では支持者に対しても「頭が悪い」など、もはや人格否定とも言えるような批判をぶつけている人もいます。
【物江】それは問題だと思います。トランプ支持者に対してもそうですが、「支持者であるというだけでおかしな人扱い」をするべきではありません。
日々、普通に生活をしていて何らかの不満や不安を抱いていながら、既存政党や政治家に対する信用を持てなかった人がいる。「何とか生活を安定させてほしい」という気持ちを託す先がどの党であったとしても、それだけをもって全人格を否定するようなことは言うべきではありません。
――頭ごなしに批判された支持者は被害者意識を持つようになり、より攻撃的な姿勢に転ずる可能性もあります。
【物江】新型コロナ禍の際、「本当にワクチンを打って大丈夫なのだろうか」という不安を抱えていた人が、それだけで周囲から「頭のおかしい人」扱いをされたことで、反ワクチン的なネット上のコミュニティに入り込んでしまうということがありました。こうなると身近な人間関係が絶たれてしまい、ますます特定のコミュニティに依存するようになってしまいます。
一部の参政党の支持者自身がネット上で目に余る行為をしているのも確かです。それでも、参政党に対して「あの憲法草案はひどい」と批判するのはいいですが、人格攻撃や誹謗中傷は避けるべきです。何よりそれでは「敵を見つけて攻撃する」系の人と同じ穴の狢になってしまいます。
――新著では、メディア批判が転じてネット妄信になってしまう問題も指摘されています。
【物江】メディアに啓蒙されるのも、ネットに啓蒙されるのも、どちらも自立していないことに問題があります。外から入ってきた意見を妄信していることに変わりはありません。
楽観的な見方をすれば、何事にも過渡期があって、例えば高度経済成長期には公害問題が起きたが今はある程度克服されているといったように、あまりにも急速に普及しすぎたネットやSNSの副作用が出ているのが現在で、いずれ付き合い方を見出せるとも考えられます。
しかし一方では、悲観的な見方もできます。先ほども言いましたが、ネット上のコンテンツは即時フィードバックとアルゴリズムがかけ合わさり、カネ儲けまでできる市場原理主義の世界ですから、うまく利用する側と、悲しいかな利用される側に分かれるのは必然です。
――処方箋はありますか。
【物江】ネット上のデマなどに対しては「メディアリテラシーを高めて真偽を判定できる能力を育てよう」とよく言われますが、率直に言ってこれは間違いの元です。自分が普段接している業界や、従事している仕事など、確信を持てること以外は真偽を判定しないことが重要です。
ネットを使うなというのではありません。まずは自分が確信を持てるテーマから、国会議事録など一次資料に当たってみることをおすすめします。そのうえで、誰が、どの党が、その分野の現状を正確に把握しているかを判断するのです。
過去、多くの知識人たちは、市井の人々が「世界の全体像」や「すべてを説明してくれる物語」を強く欲する傾向にあることを指摘してきましたが、まさにその欲求に応じる形で、全体主義は拡大していきました。
「世界の全体像を知りたい」という欲求に対し、話を単純化した魅力的なストーリーを提示できた人が、政治権力を握ってきた。こうした欲求を利用してきた人たちが過去にいたという歴史を知ることが必要です。
私の言葉で言えば「見えないものを見せようとするストーリーや単純化を警戒する」ことが重要なのではないかと思います。
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(著述家 物江 潤)

山林の車から男性の遺体 4月から山菜採りに出かけ行方不明になっている男性か 北海道厚沢部町

北海道・江差警察署は2025年7月13日、厚沢部町館町の山林停車してあった車のなかから遺体が発見されたと発表しました。
13日午後1時50分ごろ、「山林に車が止まっている」と女性から通報がありました。
女性は普段使用していない畑の様子を確認しに行ったところ、近くの山林にあった車を見つけたということです。
警察が調べたところ、車内の前の方で横たわっている男性の遺体を発見しました。
遺体に目立った外傷はなかったということです。
警察は車の形状やナンバーから、遺体が4月30日にフキを採りに出かけたまま行方不明となっている78歳の男性の可能性も視野に、身元の確認を進めています。

台風5号は昼ごろ関東に最接近へ 広範囲で大雨に警戒を

■台風5号 きょう(月)からあす(火)にかけて、関東から北海道付近を北上する予想で、関東にはきょうの昼頃、暴風域を伴って最も接近する見通しです。強まる雨や風にお気をつけください。
■雨の予想 きょう(月)6時からあす(火)6時までに予想される24時間降水量は多い所で、▼北海道地方100ミリ▼東北地方120ミリ▼関東甲信地方120ミリ▼小笠原諸島120ミリ▼東海地方200ミリ▼近畿地方180ミリ▼中国地方80ミリ▼四国地方200ミリ▼九州南部80ミリその後、あす(火)6時から16日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、▼北海道地方80ミリ▼関東甲信地方150ミリ▼東海地方150ミリその後、16日(水)6時から17日(木)6時までに予想される24時間降水量は多い所で、▼東海地方200ミリ。
■風の予想 きょう(月)予想される最大風速(最大瞬間風速)▼東北地方25メートル(35メートル)▼関東地方25メートル(35メートル)▼伊豆諸島18メートル(25メートル)。あす(火)予想される最大風速(最大瞬間風速)、▼北海道地方23メートル(35メートル)▼東北地方20メートル(25メートル)。
■波の予想 きょう(月)予想される波の高さ、▼東北地方7メートルうねりを伴う▼関東地方6メートルうねりを伴う▼伊豆諸島4メートルうねりを伴う▼小笠原諸島4メートルうねりを伴う。あす(火)予想される波の高さ、▼北海道地方7メートルうねりを伴う▼東北地方7メートルうねりを伴う▼関東地方5メートルうねりを伴う▼伊豆諸島5メートルうねりを伴う▼小笠原諸島4メートルうねりを伴う。
■全国の天気 広い範囲で雨が降り、局地的に非常に激しく降るでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
■予想最高気温 東北も含めて30℃以上の所が多いでしょう。金沢や大阪は35℃、猛暑日となる予想です。全国的にかなり蒸し暑くなりそうです。
【きょうの各地の予想最高気温】 札幌:29℃ 釧路:23℃ 青森:33℃ 盛岡:30℃ 仙台:28℃ 新潟:33℃ 長野:32℃ 金沢:35℃ 名古屋:34℃ 東京:29℃ 大阪:35℃ 岡山:31℃ 広島:30℃ 松江:31℃ 高知:30℃ 福岡:30℃ 鹿児島:32℃ 那覇:32℃
■熱中症警戒アラート 富山県、石川県、福井県、大分県、沖縄県に発表されています。エアコンなどを使い、できるだけ涼しい場所で過ごすようにしてください。
■週間予報(西日本・沖縄) 雲が多くても、厳しい暑さや猛烈な暑さの続く所が多いでしょう。夜も気温が下がりにくく、最低気温が25℃を下回らない熱帯夜が続く予想です。
■週間予報(北日本・東日本) あす(火)は北海道太平洋側で荒れた天気になりそうです。東京では水曜日にかけて、名古屋は木曜日にかけて雨が降り、東海・関東を中心に大雨が長引く恐れがあります。土砂災害などに十分ご注意ください。

「黙って働いてろよ暇人」和久井学被告がキャバクラ店経営女性から受けた“罵倒LINE”、被告が語った「Aさんをメッタ刺しにした瞬間の光景」【新宿タワマン殺人事件・公判】

東京・新宿のタワーマンションの敷地内で2024年5月、元ガールズバー・キャバクラ店経営者の女性・Aさん(当時25歳)が刃物で刺され、殺害された事件。殺人などの罪に問われ起訴されていた配送業の和久井学被告(52)の裁判員裁判の第4回公判が、7月9日に東京地裁で開かれた。
この日は、和久井被告本人から言い分を聞く被告人質問が行われ、まずは弁護人から被告人への質問があった。弁護人は、「被告人がAさんから結婚詐欺を受けた」という主張を補強するかのように、質問を重ねた。
結婚の約束をしたと主張する被告人だが、Aさんのキャバクラ店オープンとともに、関係性は悪化したという傍聴したライターの普通氏がレポートする。【前後編の後編。前編から読む】
和久井被告が法廷で見せた“涙”
2021年12月、Aさんはキャバクラ店をオープンさせる。その年の大晦日にAさんが、店で暴れる被告人を通報した記録が残っている。
被告人としては、Aさんとアフターの約束をしたものの、それを断られたことで喧嘩になり、店の物を蹴ったと主張。「こんなことで通報するかなぁ」などと思ったという。
別日に証人として出廷したAさんの元夫・Bさんは、被告人について「(暴れたのは)数えきれない」と証言した。しかし、被告人は前出・大晦日のときと、シャンパンタワーを頼んだ2022年3月に“VIP待遇”をしなかったときの2回だけだと主張した。
アフターの約束、シャンパンタワーを頼んだ際の“VIP待遇”要求など、2人が結婚を意識するような関係性だとは到底思えない。その間、デートも、互いの家の行き来も、家族の紹介なども一切なかったという。
弁護人「そもそも結婚したあとの話などはしていたんですか」 被告人「子どもの話もしていましたし、(国指定の難病で)余命宣告をされていると聞いていたので……だんだんと動けなくなるんだろうなと思ったら……」
体を震わせて言葉が出なくなった和久井被告。彼はこの日の被告人質問の最後まで、「気持ちの整理がついていない」として、Aさんや遺族への謝罪の言葉は述べなかった。この無言の時間、どのような感情であったのであろうか。
言葉を発せないまま、一度休廷を挟んだ上で再開した。
弁護人「余命宣告をされて、どういう話になるんです?」 被告人「自分が介護をして、看取ってから跡を追うっていう話を」
弁護人「家計はどうすると?」 被告人「Aさんの稼ぎは知りませんが、私より稼いでいたので、Aさんの仕事のフォロー、補佐、雑用をする形にしようと」

年齢や性別は分からず…駅で回送電車と人が接触 心肺停止の状態で搬送も死亡 ホームから飛び込んだか

7月14日朝、愛知県清須市の名鉄・犬山線の下小田井駅で人身事故があり、年齢・性別不明の1人が死亡しました。 警察や名鉄によりますと、清須市の名鉄犬山線・下小田井駅の構内で14日午前5時30分過ぎ、新鵜沼駅に向かっていた回送電車が人と接触しました。 はねられた人の年齢や性別は分からず、心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、死亡しました。 警察の聞き取りに対し男性運転士は、ホームから線路内に飛び込む人影を発見し、急ブレーキをかけたものの衝突したと話しているということです。乗員にケガはありませんでした。 事故の影響で、犬山線の東枇杷島駅から上小田井駅の間で上下線で運転を見合わせていましたが、午前8時過ぎに再開しました。また、運転見合わせの影響で、名古屋本線や空港線など複数の路線で遅延が生じています。 警察は身元の特定を急ぐとともに事故の状況を調べています。

トカラ列島近海でM4.2の地震 最大震度4 津波の心配なし

7月14日(月)8時32分頃、鹿児島県で最大震度4を観測する地震がありました。この地震による津波の心配はありません。
震源地:トカラ列島近海
マグニチュード:4.2
震源の深さ:約20km
6月21日(土)から始まったトカラ列島近海の群発地震は、活動開始から2週間が経過しても依然として活動が活発な状況が続いています。
トカラ列島は古くから群発地震を繰り返す地域ですが、過去の活動と比較しても活動が活発な期間が長くなっているのが特徴です。収束の時期を見通すのは難しくなっています。
各市区町村の震度
■震度4
【鹿児島県】鹿児島十島村
■震度2
【鹿児島県】奄美市
■震度1
【鹿児島県】喜界町

「以前万引きした男がまた店に来た」犯行から2週間あまり後に再び来店 51歳の自称会社員の男逮捕 缶ビールや卵盗んだ疑い 札幌市東区

札幌市東区のドラッグストアで缶ビールなどを盗んだとして13日、51歳の男が逮捕されました。 店からの「また来た」という通報で発覚しました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区東苗穂1条2丁目に住む51歳の自称・会社員の男です。
この男は6月26日、札幌市東区本町2条4丁目のドラッグストアで、缶ビール6本と卵1パックを盗んだ疑いがもたれています。
男は買い物かごに商品を入れたまま、会計せずに店を出ていました。
被害は店側が防犯カメラの映像などで把握していて、その日のうちに警察に通報をしていました。
それから2週間以上がたった7月13日午後5時ごろ、「以前万引きした男がまた店に来た」と従業員が警察に通報。
駆けつけた警察官が店内で男を確認し、事情を聞いたところ、犯行が裏付けられたため、逮捕しました。
警察の調べに対し、51歳の自称・会社員の男は「缶ビールを万引きしたのは間違いない」「缶ビールの他に何か盗んだか、いまは思い出せない」などと話していて、警察が余罪も含めて調べを進めています。

「渓流釣りに来た人が戻ってこない」 友人と別行動となった60代男性が山で行方不明に その後意識不明の身元不明男性が見つかる《新潟》

13日、魚沼市下折立の通称「銀山平」付近で渓流釣りに訪れた男性が行方不明になりました。14日朝、身元不明の男性が意識不明の状態で発見されました。
警察と消防によりますと、行方不明になったのは千葉県在住の60代の男性です。
男性は13日、銀山平周辺を友人と渓流釣りをするために訪れたということですが、途中で友人と別行動となった後に連絡が取れなくなったということです。
友人が夕方まで待っていたものの男性が戻らなかった為、宿に帰って従業員に相談。
従業員が「渓流釣りに来た人が戻ってこない」と消防に通報しました。
14日の朝6時ごろから警察と消防が男性を捜索したところ、銀山平の下荒沢付近で倒れている身元不明の男性を発見。
警察のヘリコプターに収容されたということですが、男性は意識不明の状態だということです。
警察は見つかった男性が行方不明者とみて、身元の確認を進めています。