「娘が孫を無理やり抱き締めて苦しがっています」
消防にそんな119番が入ったのは8月25日午前9時過ぎのことだった。通報者は孫の祖母。神奈川県藤沢市のJR東海道本線辻堂駅から徒歩約20分の閑静な住宅街、娘の家族が暮らす賃貸アパートに、一時滞在中だったという。
母親が娘に対し殺人未遂
アパート近くに住む20代男性が、通報直後の様子を振り返る。
「まず消防車が来て、消防隊員がAED(自動体外式除細動器)を持ってアパートの階段を上っていったんです。急病人かな?と思っていると、3、4分後に救急車が駆けつけました。私が見たのはそこまでです。出かけるところでしたし、まさか事件とは思いませんでしたので……」
その続きを、別の70代男性はこう話す。
「おばあちゃんが付き添って孫娘さんが救急車で運ばれていきました。パトカー2台や警察車両が集まってきて、鑑識とみられる警察官らが一家の部屋に入っていくんです。不安に思って近くにいた消防隊員に“何があったんですかね”と尋ねたんですが、“いやぁ”などと言葉を濁して教えてくれませんでした」
現場宅に駆けつけた神奈川県警藤沢署員が、3歳の次女に対する殺人未遂容疑で現行犯逮捕したのは、母親で無職の園田文恵容疑者(39)だった。部屋で次女を抱きかかえ、その顔を自分の胸に強く押し当てて圧迫。窒息させるなどして殺害しようとした疑いがある。
「現場では“一緒に死のうと思いました”などと話したといいます。しかし逮捕後は“強く抱き締めたのは認めますが、殺すつもりはありませんでした”と一部否認に転じました。次女は意識不明の重体です。祖母は娘から“育児に悩んでいる”などと相談を受け、心配して娘のアパートに一時滞在していたようです」(全国紙社会部記者)
近隣住民が語る“ごく普通の母親”の姿
一家は容疑者と夫、長女、次女の4人暮らし。犯行時、夫は外出中だったという。関係者によると、間取りは2LDKで家賃は9万円程度と周辺相場よりも賃料がやや高めの物件だ。
同じアパートの住人は、「お付き合いのない一家なので内情はわかりません」と言葉少な。
近所の女性が振り返る。
「逮捕されたお母さんを何度か見かけたことがあるんです。3歳ぐらいの子を連れて散歩していたり、アパートから出てきたり。いずれも思い詰めたような様子は感じませんでしたし、子どもに対する言葉遣いも乱暴ではありません。ごく普通のお母さんでしたよ」
次女の容体が気がかりという前出の20代男性は、
「助かってほしいです。事件前の夜10時から10時半ごろ、あのアパートの前を通ったことが何度かあって、容疑者宅から幼い子どもの泣き声が聞こえてきたんです。虐待をうかがわせる緊急性の高い声ではありませんでした。大人があやす声までは聞こえてきませんでしたが、よくある子どもの泣き声だったんです」
近所の住民らによると、事件当日の容疑者宅はベランダに洗濯物を干したままで、子どもが好きそうな人気キャラクターものの衣服が交じっていた。洗濯物は翌朝までに取り込まれ、シャッターが閉めっぱなしになったという。
次女の容体や事情などを家族に尋ねようと、容疑者宅を何度か訪ねたが、一度も応答はなかった。
落下させたり、浴槽で溺れさせたわけではない。わが胸に無理やり強く抱き締めて圧迫する、という聞いたことのない手口。育児経験はあったはずだし、孤立無援でもなかった。なぜ一線を越えたのか─。
週刊女性2026年9月22日号
奈良信金の新人職員お手柄、1日に2度も特殊詐欺阻止…「息子が女性を妊娠させた」と来店の高齢者2人に冷静対応
奈良信用金庫(奈良県大和郡山市)の職員、内田賢吾さん(27)が7月の同じ日に、息子を名乗る犯人から現金が必要と電話を受けた高齢者2人への詐欺被害を防いだ。内田さんは今年度入庫の新人。「今後も意識し、不自然な点がないか確認しながら応対したい」と思いを新たにする。
同信金によると、7月6日午後2時半過ぎ、閉店が迫るなか、高齢男性が「100万円を出金したい」と来店。窓口で応対した内田さんが詐欺防止用のチェック表の記入を依頼すると、「息子の携帯電話の番号が変わった」に当てはまった。続いて来店した男性の妻に息子に連絡を取ってもらい、詐欺と判明した。
警察官が駆けつけた頃、別の高齢女性が現れ、400万円を出金したいと慌てた様子で訴えた。女性も、息子の携帯電話番号の変更に該当。直前の事案もあり、内田さんは息子に連絡を取るよう女性に促した。息子につながった結果、詐欺と分かった。
2件とも、息子をかたる犯人が「女性を妊娠させてしまい、示談金が必要」と持ちかける手口で、「息子と同じ声に聞こえた」と口をそろえたという。
内田さんは、通報した上司の本店営業部の梅本優子副部長とともに郡山署から感謝状を贈られ、「詐欺を止めることができて良かった」と語った。
「先輩に平手打ちされた」「スキンシップのつもりで…」陸上自衛隊の一等陸曹を暴行で懲戒処分 北海道
北海道の陸上自衛隊・釧路駐屯地は、後輩の隊員に暴行したとして、第27普通科連隊の1等陸曹(52)を懲戒処分にしたと発表しました。
釧路駐屯地によりますと、1等陸曹は2022年9月7日、北海道内の演習場で、訓練直後に後輩隊員を1回平手打ちしたということです。
後輩隊員が、約3か月後「先輩に平手打ちされた」と被害を訴えて事件が発覚。
1等陸曹は「スキンシップのつもりで平手打ちしてしまった」と、暴行を認めています。
自衛隊側は、すでに1等陸曹を書類送検していて、検察が不起訴処分にしたということです。
1等陸曹は、暴行から4年後の2026年9月7日、停職6日の懲戒処分を受けました。
第27普通科連隊長の高橋央人1等陸佐は「今後このような事案を起こすことがないよう隊員に対する教育を徹底し、健全な部隊と隊員の育成に努めてまいります」とコメントしています。
見た目だけ「赤字国債に頼らない」消費減税なのかどうかを見極めるポイントとは?税外収入を”流用”する抜け道がある
8月末に締め切られた2027年度予算の概算要求の総額は、143兆0656億円と過去最大となった。金額を示さずに要求する事項要求の予算もあるから、27年度予算案の歳出総額は大きく膨らむ可能性がある。
加えて、8月5日に、飲食料品の消費税率を27年4月からの2年間に限り、現行の8%から1%に引き下げる方針を閣議決定した。この税率引き下げで失われる税収は約4.3兆円。さらに、残る1%相当分の中低所得者向けに現金給付を実施して「実質ゼロ化」するために約0.6兆円、合計約5兆円もの財源が必要となる。それを2年間実施するというのだから、10兆円の財源が必要になる。
高市早苗首相は、東洋経済オンラインの拙稿〈消費減税〉を実現するだけで「選挙公約を守った」といえるのか? 一体不可分な条件「特例公債に頼ることなく」はどうするでも詳述したように、「特例公債(赤字国債)に頼ることなく」消費減税を行うと繰り返し述べてきた。
これから27年度の予算編成だが、27年度分の5兆円だけ財源確保のメドが立っただけではダメである。28年度分の5兆円もメドが立たなければならない。
■減税でトリプル安の「トラスショック」
「財源なき大規模減税」というと、イギリスのトラスショックを連想する。22年9月にトラス首相が発表した「財源なき大規模減税」が、英ポンドの急落、英国債の価格急落(金利の急騰)、株安のトリプル安を引き起こした。その大規模減税は約450億ポンド(当時のレートで約7.2兆円)と、過去50年で最大規模だったが、その大半を国債の新規発行で賄う計画だったため、財政悪化への懸念が一気に高まった。
8月下旬に消費減税の具体化を議論した自民党税制調査会では、その財源にはメドが立ったというが、本稿執筆時点で何をもってメドが立ったのかは明確に示されていない。27年度の予算編成なのだから、27年度分の5兆円だけ手当てできればそれでよく、28年度分は27年になってから考えればよい、ということでは、残る5兆円もの財源がまだ確保できていないと想起させる。これでは、高市首相がよく口にする「財政の持続可能性の実現」は達成されたことにならない。
日本国債10年物の金利も、9月1日に30年ぶりに3%を超えた。28年度分の5兆円も26年中にメドを付けなければならない。
■「税外収入9兆円」は防衛費もアテにしている
10兆円の財源を「特例公債に頼ることなく」どう確保するのか。
50代母親の頭を殴る暴行 家族が110番通報 25歳無職の男が現行犯逮捕 「口論になって殴った」容疑認める 新潟・弥彦村
新潟県弥彦村で7日、50代の母親の頭を殴る暴行を加えたとして、無職の男(25)が逮捕されました。
暴行の疑いで現行犯逮捕されたのは弥彦村弥彦の住む25歳の無職の男です。 警察によりますと男は7日午後10時15分ころ、自宅内で50代の母親の頭部を右こぶしで2回殴る暴行を加えた疑いです。
警察によりますと家族から「トラブルになっている」などと110番通報があり 駆けつけた署員が現行犯逮捕しました。母親にけがはありませんでした。
警察の調べに対し男は「殴ったことは間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。
「幻のモグラ」を白神山地で初確認 弘前大「生態解明したい」
弘前大(青森県弘前市)の研究グループは、本州の限られた森林に生息し、生態に不明な点が多いことから「幻のモグラ」と呼ばれるミズラモグラを青森、秋田両県にまたがる世界自然遺産・白神山地で初めて確認したと発表した。
研究グループの中村剛之教授が2019年、青森県西目屋村の暗門の滝近くの遊歩道(標高約320メートル)でしっぽを除いた体の長さ約9センチのモグラの死骸を見つけた。持ち帰って詳しく調べたところ、鼻や下あごの歯の特徴などから、ミズラモグラと特定された。
準絶滅危惧種に指定
ミズラモグラは広島から青森にかけての森林に生息する日本固有種の小型モグラ。生息地は局所的に分断されており、環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されている。
青森県内ではこれまで20匹余りの捕獲などの記録があるが、その多くが八甲田山系(青森市など)だった。
これらは幅広い標高(60~1050メートル)で発見されていることから、研究グループのムラノ千恵助教は「記録が無かった秋田側を含め、白神山地全域に生息している可能性がある。生態を解明していきたい」と話す。
成果は学術誌「哺乳類科学」7月号に掲載された。【足立旬子】
立ち退き促され犯行か 刃物で突き刺し“殺人未遂”男逮捕
西東京市のアパートで、40代の男性を刃物で突き刺すなどし殺害しようとしたとして66歳の男が逮捕されました。男は、家賃を滞納し立ち退きを求められていたということです。
【映像】現場周辺の様子
近藤勝治容疑者(66)はきのう、西東京市の自宅アパートで、40代の男性の腹や腕を刃物で突き刺すなどして殺害しようとした疑いがもたれています。男性は重傷です。
警視庁によりますと、近藤容疑者は家賃を滞納していたため、きのう、部屋を空ける予定でした。立ち退きを促すために部屋を訪れた男性とトラブルになり犯行に及んだということです。
取り調べに対し容疑を認めています。警視庁は、当時の詳しい状況を調べています。(ANNニュース)
88歳になった海洋冒険家の堀江謙一さん「マグマが噴き出してきた」…太平洋単独無寄港横断に挑戦へ
海洋冒険家の堀江謙一さん(88)が8日、兵庫県西宮市で記者会見を開き、来春にヨットによる単独無寄港での太平洋横断(米サンフランシスコ―日本)に挑戦することを明らかにした。自身が2022年に達成した世界最高齢記録の更新を目指す。(阪神支局 岡大賀)
8日は堀江さんの88歳の誕生日。記者会見では「88歳で再度、『太平洋ひとりぼっち』で航海したいというチャレンジャーとしてのマグマが噴き出してきた。応援をお願いしたい」と新たな挑戦を宣言した。
堀江さんは1962年、23歳の時に小型ヨットで西宮港からサンフランシスコへ渡り、ヨットによる単独無寄港の太平洋横断を世界で初めて達成した。航海記として同年に出版した「太平洋ひとりぼっち」はベストセラーとなり、菊池寛賞を受賞。翌年には、石原裕次郎主演で映画化された。その後もヨットで東西両回りでの世界一周を成し遂げるなど、これまでの遠洋航海は12回に及ぶ。
83歳だった2022年の航海は、米サンフランシスコを3月27日に出航。69日間かけて太平洋を渡り、6月4日に和歌山県沖の紀伊水道にゴールした。ヨットによる最高齢での単独航海太平洋横断として、ギネスの世界記録に認定された。
今回の公開も来年3月にサンフランシスコを出航し、早ければ5月末にも日本に到着する予定だ。
4年を経てもう一度挑戦を決心した理由について、堀江さんは「挑戦することで自分自身が活性化する。生きているという実感が得られる」と語り、「ヨットは筋力は必要ではない。人間としての健康だけ」と笑顔を見せた。この4年間で体力的な衰えを感じることはあるものの、大病などはないという。
ヨットは、「サントリーマーメイド4号」(全長9・2メートル)を新たに建造する。22年の「3号」から全長を約1・5倍にし、安定感を向上させる。デッキやコックピットも広げ、船上での生活や作業もよりしやすくする。
「3号」に続いて設計を担ったヨットデザイナーの横山一郎さん(80)は「風や波で翻弄(ほんろう)されても変な癖が出にくく操船しやすい形を追い求めてきた。堀江さんのチャレンジを前回同様にサポートすることを楽しみにしている」とのコメントを出した。
88歳の決心に、知人もエールを送った。50年来の付き合いという京都府宇治市の堀江治夫さん(82)は読売新聞の取材に「太平洋は10キロも沖に出れば激しく波がうねり、立つこともできない。並の精神力では達成できないことだ。彼は常々『私はまだ青年だ』と言っている。88歳での挑戦を成功させ、それを証明してほしい」と語った。
【訃報】たけし軍団・グレート義太夫さん(67)死去 自宅マンションの階段で倒れていた 所属事務所は「詳細確認中」
「たけし軍団」のメンバーでお笑い芸人のグレート義太夫さんが9月7日、都内の自宅マンションで亡くなっていたことが分かりました。
所属事務所によりますと、7日午後、東京・中野区の自宅マンションの階段で、グレート義太夫さんこと、本名・鈴木正之さんが倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されたということで、目立った外傷などはないということです。
所属事務所は「詳細は確認中」ということで、今後、状況が分かり次第、正式に発表する予定だということです。
グレート義太夫さんは、健康上の問題が続いていました。2024年8月23日に心筋梗塞で倒れ、10時間にも及ぶ手術を受けたことを、同年9月の公式ブログの投稿で明かしていました。
自身の日常や闘病生活について発信し続け、9月7日朝にもブログを更新していました。
【担当:芸能情報ステーション】
東北から四国、大雨警戒=東海と四国は線状降水帯の恐れも―気象庁
東・西日本は8日午前、太平洋側に延びる前線の影響で雨が降る所があった。前線は10日までほぼ停滞し、台風24号から変わった熱帯低気圧が9日に西日本で前線上の低気圧となる見込み。気象庁は東北から四国にかけて大雨に警戒し、落雷や突風に注意するよう呼び掛けた。
東海と四国には線状降水帯の予測情報が出された。発生する可能性がある期間は、三重県が8日昼すぎから9日朝まで、静岡と愛知、岐阜各県が8日夕方から9日朝まで、高知県が8日夕方から9日昼前まで、徳島県が8日夜遅くから9日昼前まで。
東京都大島町(伊豆大島)と利島村、新島村に出されていた土砂災害特別警報は8日午前4時に警戒レベル4の危険警報に切り替えられた。72時間雨量は伊豆大島が768.5ミリ(8日午前1時10分まで)、利島が523.5ミリ(同0時40分まで)、新島が587.0ミリ(同0時10分まで)に上った。
9日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、東海と四国200ミリ、近畿180ミリ、関東甲信と北陸120ミリ、東北80ミリ。
その後、10日午前6時までの同雨量は東海と近畿、四国150ミリ、関東甲信120ミリ、北陸100ミリ。11日午前6時までの同雨量は、東海と近畿100ミリ、関東甲信80ミリ。 [時事通信社]