イラン情勢の悪化を受けて中東からの退避を希望した邦人ら計448人を乗せた政府手配のチャーター機2機が11日、羽田空港と成田空港に到着した。このうちサウジアラビアの首都リヤドから成田に着いた便には韓国人11人とその外国籍の家族1人も余席を使って搭乗した。
韓国人の退避支援は、日韓両政府が2024年9月に締結した「協力覚書」に基づく措置。第三国での緊急時に互いの国民を保護することを定めたもので、初めての適用となる。
木原稔官房長官は記者会見で「日韓は(覚書締結前から)自国民退避の協力を積み重ねてきた」と強調。同様の文書を交わしているオーストラリアとカナダ、その他の「同志国」にも余席の利用を呼び掛けていると明らかにした。 [時事通信社]
ごみ箱に死産児、有罪確定へ=ベトナム技能実習生の上告棄却―最高裁
死産した男児をポリ袋に入れ、ごみ箱の中に置いたとして、死体遺棄罪に問われたベトナム国籍の技能実習生、グエン・テイ・グエット被告(22)の上告について、最高裁第2小法廷(三浦守裁判長)は9日付で棄却する決定をした。裁判官4人全員一致の意見。懲役1年6月、執行猶予3年とした一、二審判決が確定する。
一、二審判決によると、被告は2023年7月ごろ来日し、福岡市内の会社で働き始めた。同11月ごろから同僚の男性と交際を開始し、その後、元交際相手との子を妊娠していることに気付いた。帰国させられたり、男性から別れを切り出されたりする懸念から産婦人科を受診せず、24年2月に孤立出産したが、死産だった。
被告はポリ袋に入れた遺体を生ごみなどが入ったごみ箱に置き、紙箱をかぶせた。出血がひどかったため病院に救急搬送され、出産が発覚。現場に駆け付けた警察官が遺体を見つけた。 [時事通信社]
松本文科相、自身の不倫疑惑に言及「報道内容を見た上で判断したい」
松本文科相は、衆議院の文部科学委員会で週刊誌で自身の不倫疑惑について報じられたことを問われ、「報道内容を見た上で判断したい」と述べました。
中道改革連合 泉議員
「このことについて事実なのか、そして事実だとしたらこの職務を続けられるのか、自ら説明責任を果たすべきと考えますがいかがでしょうか」
松本文科相
「その内容について、私自身まだ見ていないというような状況であります。しっかりとそちらの方を見た上で、私自身判断をしてまいりたいと思います」
一方、木原官房長官は会見で、文春オンラインで松本文科相の不倫疑惑が報じられていることについて、「政府として、大臣本人から事情を聞くなど対応する考えはあるか、大臣の職務を続けることが適切と考えるか」などと問われました。これに対し、「報道は承知をしているが、逐一コメントは差し控える」と述べました。
野党側は、「大臣がしっかりと説明責任を果たすべき」などと批判して、12日に高市首相や松本文科相が出席する衆議院の予算委員会で追及する構えです。
10年前の性的暴行事件で男逮捕 防カメに女性の後つける様子…事件後フィリピンに逃亡か 現地の警察当局が身柄拘束 「イエスもノーもありません」と容疑を否認
犯行後にフィリピンに逃亡か。10年前の性的暴行事件で男を逮捕です。
強姦致傷などの疑いで逮捕された住居不定・無職の杉原宏高容疑者(40)は2016年1月、大阪府内の路上で当時10代の女性を背後から突き飛ばして転倒させ、「言うことさえ聞けば殺したりせえへん」などと脅し、性的暴行を加えてケガを負わせた疑いがもたれています。
警察によりますと、現場周辺の防犯カメラには杉原容疑者が事件の約10分前から女性の後をつける様子が映っていたということです。
杉原容疑者は事件の約3週間後に出国。フィリピンに逃亡したとみられ、その後、現地の警察当局に身柄を拘束されていました。
警察の調べに対し、杉原容疑者は「イエスもノーもありません」と容疑を否認しています。
メガソーラー阻止に寄付8千万円 北海道鶴居村、土地取得へ
北海道鶴居村は11日、釧路湿原国立公園周辺での大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設を阻止して景観を守ろうと寄付を呼びかけ、計約8850万円が集まったと明らかにした。村議会で同日、このうち約8350万円を、村内の民有地計約27ヘクタールの買い取りなどに充てる補正予算が全会一致で可決、成立した。今月末までに買い取る予定。
村は国の特別天然記念物タンチョウの生息地として有名で、撮影スポットの橋からタンチョウを撮ると、この民有地が背景となる。大石正行村長は議会での答弁で「地元だけでなく、多くの方と共有する財産だと認識した」と述べた。
犠牲者しのび各地で追悼式=5年ぶり開催の自治体も―3県・東日本大震災15年
東日本大震災から15年となった11日、岩手、宮城、福島3県で自治体などが主催する追悼式が行われ、地震発生時刻の午後2時46分に黙とうがささげられた。高市早苗首相は、福島県の式典に参列し、献花した。
福島市で営まれた追悼式には約400人が参列。同県浪江町で父を亡くした鈴木祥高さん(43)は遺族を代表し、「福島を過去の出来事として片付けないでください」と訴えた。高市首相は4月から始まる第3期復興・創生期間を前に「次の5年間で何としても解決していくという強い決意で、被災地の復興に全力を尽くす」と述べた。
5年ぶりに追悼式を行った宮城県南三陸町では約500人が参列した。父を亡くした消防士の木皿和輝さん(25)は、遺族代表として「今の私があるのは、地域やボランティアの方々に温かく見守っていただいたおかげ。もし同じ体験をする子どもがいたら、今度は私がその背中を押してあげたい」と声を絞り出した。数カ月前、初めて夢に父が現れたといい、「ずっと見守ってくれていたのだと感じた。お父さん、こんなに大きくなれたよ」と語りかけた。
岩手県は盛岡市で追悼式を開催。牧野京夫復興相や遺族ら約300人が参列した。 [時事通信社]
世界一周で有給休暇使い切り停職 群馬の63歳、クルーズ船旅行
群馬県は11日までに、昨年8月から109日間、世界一周のクルーズ船旅行をし、有給休暇を使い果たして計14日間欠勤したとして、県土整備部の男性主幹専門員(63)を停職3カ月の懲戒処分にした。県によると、男性は定年後の再任用職員で週4日の短時間勤務だった。所属長が、私的旅行の欠勤は認められないとして渡航を止めたが、男性は強行したという。
男性は昨年4月、渡航計画書を提出した。県の指針では、正当な理由なく欠勤することは懲戒処分の対象になるとされており、所属長が口頭や書面で「退職してから行くべきだ」と伝えたが、昨年8月19日~12月5日に米国やスペインなど10カ国以上を巡った。
【速報】「俺の上にヤクザおるから、警察に本当のこと言ったら、家燃やして親殺すから」 小6男児から30万円脅し取ろうとした疑い 海上自衛官の22歳男を逮捕 奈良県警
今年1月、奈良県生駒市で小学6年の男子児童(12)から現金30万円を脅し取ろうとしたとして、海上自衛官の男が逮捕されました。
恐喝未遂の疑いで逮捕されたのは広島県呉市の海上自衛官で潜水艦「うんりゅう」の海士長、石橋輝容疑者(22)です。
石橋容疑者は1月5日午前1時半すぎから午前2時ごろまでの間、生駒市内の公園で小学6年の男子児童(12)から現金30万円を脅し取ろうとした疑いがもたれています。
警察によりますと男子児童は、知人男性から原付バイクの安全な止め場所を尋ねられた際、生駒市内の公園を紹介。
知人男性が1月4日にバイクをその公園に止めたところ、バイクはその日のうちに生駒警察署に放置バイクとして撤去されました。
知人男性は石橋容疑者とも知り合いで、正月に奈良県に帰省してこの話を聞いた石橋容疑者が男子児童をバイクが撤去された公園に呼び出し、バイクの弁償金名目で現金を脅し取ろうとしたということです。
石橋容疑者はその際、男子児童に対し、「自分でバイクを盗んだことにして弁償代30万円を自分で用意するか、親に用意してもらえ。俺の上にヤクザおるから、警察に本当のことを言ったら、家燃やして親殺すからな」などと脅したということです。
男子児童から相談された父親がその日のうちに警察に被害届を出し、事件が発覚しました。
取り調べに対し石橋容疑者は「きょうまで日がたっているので詳しく何と言ったか覚えていませんが、バイクの弁償代を用意するように言って、被害者を脅すようなことは言っていると思います」と容疑を認めているということです。
石橋容疑者が所属する潜水艦「うんりゅう」の栄屋義弘艦長は「本艦隊員が逮捕されたことについて、たいへん重く受け止めております。
今後、警察の捜査に協力するとともに、二度とこのようなことがないよう再発防止に努めてまいります」とコメント。
海上自衛隊呉地方総監部は今後、石橋容疑者の処分を検討するということです。
親子死亡、ブレーキ踏まず進入か 富山で車同士衝突、容疑者出勤中
富山市の交差点で7日、車同士が衝突し軽乗用車に乗っていた親子2人が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)の疑いで逮捕された富山県舟橋村の会社員杉林凌容疑者(26)が、ブレーキを踏まず交差点に進入したとみられることが11日、捜査関係者への取材で分かった。容疑者は出勤中だったという。
時速140キロ以上で走行していたとみられることが既に判明している。交差点のかなり手前からスピードを出していたといい、県警は事故の詳しい状況を調べている。
県警によると、容疑者はこれまでの調べに「赤信号でも行ってやろうと交差点に入った」と供述している。
事故は7日午前5時半ごろ、富山市八町の交差点で発生した。
高市総理が表明 3月16日にも日本単独で石油備蓄放出へ 中東情勢の悪化による原油価格の高騰に対応するため ガソリン価格も全国平均170円程度に抑制
中東情勢の悪化で原油価格が高騰するなか、高市総理は先ほど、「今月16日にも石油備蓄を放出する」と明らかにしました。
高市総理 「国際的な備蓄放出の正式な決定を待たず、我が国が率先して、国際エネルギー市場における需給の緩和に向けて、今月16日にも備蓄放出を行うことを決定しました」
高市総理は、中東情勢の緊迫化で「原油タンカーがホルムズ海峡を事実上、通れない状況が続いている」と指摘し、「万が一にもガソリンなどの石油製品の供給に支障が生じないよう、石油備蓄を活用する方針だ」と話しました。
そして、“日本が率先して、今月16日にも石油備蓄を放出することを決定した”と明らかにしました。まずは民間備蓄を15日分、国家備蓄を1か月分放出するとしています。
また、原油価格の高騰により、ガソリン価格の上昇が見込まれるとして、緊急的な激変緩和措置を早急に実施するよう、赤沢経済産業大臣に指示しました。
高市総理はガソリンの小売価格を全国平均で170円程度に抑制し、軽油、重油、灯油などについても同様の措置を講じるとしています。
財源には「燃料油価格激変緩和対策基金」の残高を活用するとしています。