ガソリンを下水道に廃棄か=4人逮捕、爆発で発覚―警視庁

解体中のガソリンスタンド(GS)で貯蔵タンクに残っていたガソリンなどを下水道に廃棄したとして、警視庁生活環境課は6日までに、廃棄物処理法違反容疑で、土木建築会社「アーク・プランニング」(東京都立川市)常務の岩下誠容疑者(38)ら社員4人を逮捕した。同容疑者は「下水に流せば処理費用を払わなくていいと思った」などと話しており、4人は容疑を認めている。同課は同日、法人としての同社を書類送検した。
逮捕容疑は昨年9月6~17日ごろ、国分寺市のGS解体工事現場で、ガソリンや軽油などを含む汚泥約4万4480リットルを廃棄した疑い。
同課によると、同月30日、貯蔵タンクの切断中に爆発事故が発生。男性作業員1人が重傷を負い、同庁が捜査する過程で発覚した。
同社は解体工事を請け負い、タンクに残された中和済みのガソリンなどを処理する必要があったが、費用が約200万円かかるため、そのまま廃棄。ビニールシートで作業を目隠しするなどしていたという。 [時事通信社]

知人に熱湯かけて死なせたか 強盗致死疑いで56歳逮捕 東京

知人男性に熱湯をかけて死なせたうえ現金を奪ったとして、警視庁捜査1課は6日、東京都世田谷区若林5、職業不詳、宝田耕司容疑者(56)を強盗致死容疑で逮捕した。「金を返してもらっただけで、強盗ではない」と供述しているという。
逮捕容疑は2025年9月14~17日ごろ、自宅マンションで、狛江市岩戸北3の無職、高橋賢治さん(当時58歳)に熱湯をかけて死なせ、現金1万9000円を奪ったとしている。
警視庁によると、2人は同居状態で、高橋さんは9月17日、マンション外階段で倒れて救急搬送されたが病院で死亡した。体の半分にやけどがあり、死因は熱傷だった。宝田容疑者は当初、警視庁の聞き取りに「ヤミ金業者にやられたのではないか」と説明した。
繰り返し熱湯をかけられたとみられ、付近の防犯カメラに高橋さんが負ったやけどの範囲が日ごとに広がっていく様子が映っていたという。
宝田容疑者は既に覚醒剤取締法違反(使用)容疑などで逮捕・起訴されている。【菅健吾、朝比奈由佳、松本ゆう雅】

旭川市の保育施設で園児ら14人がノロウイルス集団感染 園児の便からノロウイルス検出

北海道旭川市内の保育施設で、園児ら14人がノロウイルスによる感染性胃腸炎を発症していたことがわかりました。
旭川市保健所によりますと、3月4日、市内の保育施設から複数の園児がおう吐や下痢などの症状を訴えていると報告がありました。
この保育施設では、2月25日から園児がおう吐や下痢などをしたため、保健所が4人の便を検査した結果、このうち3人の園児の便からノロウイルスが確認されました。
旭川市保健所は、園児13人と職員1人の計14人に同じような症状があることから、全員がノロウイルスによる感染性胃腸炎を発症していると判断しました。
6日時点で、全員の症状は回復または快方に向かっているということです。
毎年11月から3月はノロウイルスの感染が広がる時期で、保健所は保育施設に対して手洗いの徹底や施設内の清潔保持などの感染予防対策の指導を行っています。

インフルエンザ、3週連続の減少 前週比0.66倍

厚生労働省は6日、全国約3千の定点医療機関から2月23日~3月1日の1週間に報告されたインフルエンザの感染者数は計8万6175人で、1機関当たり22.66人だったと発表した。前週比0.66倍で、3週連続の減少。警報レベルとされる1機関当たり30人を下回った。
今季は当初、A香港型(AH3型)ウイルスの新たな変異株が流行した。感染者数はいったん減少したが、昨年末以降、B型の検出割合が増加。A型にかかった人が、B型に再び感染することもあり、警報レベルを超える感染が広がっていた。
都道府県別で1機関当たりの感染者数が最も多かったのは長野の37.16人。石川34.40人、岩手32.95人と続いた。

NHK職員逮捕、20代女性への卑劣な犯行は《欲望むき出しの獣》怒りの声は“受信料に飛び火”

3月6日、NHK報道局スポーツセンタースポーツ情報番組部に所属する中元健介容疑者(50)が不同意性交等容疑で逮捕された。中元容疑者は同局のチーフディレクターを務めている。
NHKチーフディレクターが逮捕
「中元容疑者は今年1月に東京都渋谷区で面識のない20代の女性に対し、性的暴行を加えた疑いが持たれています。
女性に路上で声をかけ、近くのビルに連れ込み、犯行に及んだとのこと。警視庁の調査によると、“俺危ないもの持っているから”などと脅したうえで、性的暴行を行い、その後、自転車で逃走したといいます。本人は“強制して無理やりさせたということはない”と主張し、容疑を一部否認しているそうです」(全国紙社会部記者、以下同)
中元容疑者は今回の事件だけでなく、ほかの余罪もあると見られている。
「これまでに同様の被害が複数寄せられているそうで、中元容疑者の携帯電話から事件に関連する可能性がある動画や画像が見つかったとのこと。こうした状況から、余罪についても調べを進めているそうです。
NHKは職員の逮捕に関し公式サイトで《職員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、被害に遭われた方、視聴者の皆様に深くお詫び申し上げます。事実関係を早急に確認し、厳正に対処します》とコメントしています」
中元容疑者は『NHKスペシャル』の取材班の一員として、多くの国際大会を含むスポーツ取材をしてきた人物だという。
前出の記者が続ける。
「2020年には『幻のオリンピック 戦争とアスリートの知られざる闘い』という本を小学館から出しています。著者はNHKスペシャル取材班となっていますが、著者紹介の欄には中元健介(NHK報道局スポーツ情報番組部 チーフ・ディレクター)と、堂々と著者名として載っています。日本を代表するアスリートたちも、容疑者のことを認識しているのではないでしょうか」
やはり出た「受信料返せ」の声
公共放送局職員の悪質な事件。ネット上では、
《危ないもので脅して連れ込む時点で一発アウト。 肩書きなんて関係ない。重く償え》 《今時そんなんやってん?コンプラ学べや》 《公共放送の看板背負って、やってることは路上での暴力。結局どんな立派な肩書きや服を着とったかて、皮一枚めくったら欲望むき出しの獣や》
など、批判の声が上がる一方で、
《受信料返金してほしい これに尽きる》 《複数件やってるのか これがNHKの幹部かよ 受信料返せレベル》
と、NHKに対する意見も複数見られた。
「NHKは1月28日に、受信料未払いの人に向けて行う『支払督促』を“強化”すると発表。今年からすべての都道府県で《全国あわせて年間2000件を超える過去最多の規模に拡大する予定》としています。この発表の際にも、“いらない人たちにまで押し付けないで”などの声が上がりました。
今回の事件と受信料制度が直接関係するわけではありませんが、反対意見を強める要因になる可能性はあるでしょうね」(前出・全国紙社会部記者)
NHKは会見を開く予定だが、何を語るのだろうか――。

「防災庁」設置法案を閣議決定 トップは首相、補佐の防災相には「勧告権」

政府は、災害対応の司令塔として新たに設置する「防災庁」に関する法案を6日朝、閣議決定しました。
木原官房長官
「一貫した災害対応の司令塔となる防災庁を設置することにより、 人命・人権最優先の防災立国を実現するものであります」
法案では、防災庁のトップを内閣総理大臣とした上で、その補佐として防災大臣を置くとしています。防災大臣には「勧告権」が与えられ、関係省庁の取り組みが不十分な場合には、各省庁はその勧告を尊重することが義務づけられています。
また、木原長官は、会見で、東日本大震災から15年の節目となる11日に、福島市で開かれる追悼式に高市首相が出席すると明らかにしました。これに先立ち、高市首相は、「これまでの復興を通じて蓄積してきた知見をいかし、切迫する大規模自然災害に対し災害対応の司令塔となる『防災庁』を今年中に設置すべく準備を加速する」とメッセージを出しています。
政府は、今国会での法案成立を目指していて、政府関係者によりますと、早ければ11月に防災庁を設置する方向で調整しているということです。

男女5人の自殺を手助け、男に懲役5年判決

福島、山形両県で男女5人の自殺を手助けしたなどとして、自殺ほう助などの罪に問われた福島市の無職男(37)に対し、福島地裁郡山支部(下山洋司裁判長)は6日、懲役5年(求刑・懲役6年)の判決を言い渡した。
判決によると、被告の男は2024年5月~25年1月、福島県の女性ら10~20歳代の男女5人が練炭自殺するのを手助けし、このうち4人を死亡させるなどした。
被告の男は公判で、9件の起訴事実のうち自殺ほう助や嘱託殺人未遂など7件を認めた。一方で、自殺した福島県いわき市の女性の口座から現金を引き出したとする窃盗罪は否認し、山形県の女子高校生の自殺への関与については黙秘していた。

高額療養費見直しなどで社会保険料年2200円減 厚労相が見通し

上野賢一郎厚生労働相は6日の閣議後記者会見で、高額な医療費の患者負担を抑える「高額療養費制度」の月額上限額引き上げなど、昨年末にとりまとめた一連の医療保険制度の見直しで、社会保険料が加入者1人当たり年約2200円削減できるとの見通しを示した。
高額療養費制度の見直しは、今年8月に予定されている。年間では、約1400円の削減効果があるという。市販薬と効能や成分が似ている「OTC類似薬」で薬剤費の25%を「特別の料金」として患者に追加負担を求める新たな制度を来年3月に創設するなど、薬剤費関連の見直しでは、年約800円減らすことができるとしている。
高額療養費制度の見直しは、月額の自己負担上限額を段階的に引き上げるなどの内容で、将来的に現行から最大38%引き上げるケースもある。上野厚労相は負担増となる患者数について「増える方がいることは事実」とする一方、年間の上限額を新たに設けることによって負担が下がる人もいるとして「具体的な人数を一概に申し上げることは困難」と述べた。【鈴木理之、寺原多恵子】

iPS細胞使った再生医療製品を正式承認 世界で初めて実用化へ

iPS細胞を使った再生医療製品が正式に承認されました。世界で初めて実用化されることになります。
上野厚労相
「日本発の治療製品が世界で初めて実用化されたことは大変喜ばしく、日本のみならず世界中の患者の皆様の救いとなることを願っております」
上野厚労相は6日、iPS細胞から作った再生医療製品2つの製造・販売を条件付きで正式に承認しました。
承認されたのは、大阪大学発のベンチャー企業「クオリプス」が開発した心不全患者向けの心筋シートの「リハート」と、製薬会社「住友ファーマ」によるパーキンソン病患者向けの「アムシェプリ」です。
「リハート」と「アムシェプリ」は先月、厚労省の部会が今後7年間さらに有効性を検証することなどを条件に製造・販売を了承していました。
国の承認を受けたことで、今後は価格決定などの手続きにうつり、早ければ今年夏にも患者が治療を受けられる可能性があります。

男湯からは基準値の140倍 女湯からは90倍 安来市の入浴施設「憩いの家」でレジオネラ菌が検出 島根県

安来市広瀬町の入浴施設「憩いの家」で基準値以上のレジオネラ菌が検出され、3月5日から休館となっています。
安来市によりますと、安来市広瀬町にある入浴施設「憩いの家」で2月24日に採取した水からレジオネラ菌が検出されました。
検出されたレジオネラ菌は男湯からは基準値の140倍、女湯からは90倍となっています。
これを受けて「憩いの家」では5日から当面の間、臨時休館となっています。
現時点で利用者から健康被害の報告はないということです。
現在、発生原因を調べていて、温泉設備の清掃や消毒をした後、再検査でレジオネラ菌が検出されなければ、営業を再開する予定だとしています。