小林製薬の紅麹(べにこうじ)サプリメントによる健康被害を巡り、東京科学大の研究チームは5日までに、原因物質と特定された青カビ由来の「プベルル酸」が腎障害を引き起こす仕組みの一端を明らかにしたと発表した。これまで原因物質は判明していたものの、どのように腎臓が傷つくのかは分かっていなかった。
プベルル酸は腎臓の細胞内でエネルギーをつくるミトコンドリアの働きを低下させていた。これにより尿細管細胞が壊死(えし)し、腎機能の悪化につながるという。
森雄太郎助教らの研究チームは、問題となったサプリとプベルル酸をそれぞれマウスに投与。その結果、いずれのマウスも腎機能の悪化を示す数値が上昇し、尿細管の損傷や、組織が硬くなる「線維化」も確認された。
さらに、腎臓の遺伝子の働きを解析した結果、ミトコンドリアに関わる遺伝子の働きが低下し、エネルギーに変換させる機能が妨げられていた。
ヒトの腎臓から作製した細胞や、立体的に再現した「オルガノイド」でも同様の現象を確認した。細胞が死ぬ前の段階でミトコンドリアの働きが低下し、細胞のエネルギー源となる物質「アデノシン三リン酸(ATP)」が減少する一方で活性酸素が増えており、ミトコンドリア障害が細胞死の引き金になっている可能性が高いという。
森助教は「サプリによる腎障害の重要な経路が見えてきた。将来的には後遺症に悩む患者の予後評価や、治療法の手掛かりになる可能性がある」と話した。 [時事通信社]
投稿者「F.Krueger」のアーカイブ
国道を逆走していたバイクがトラックと衝突 バイクを運転していた男子高校生が死亡 香川・丸亀市
4日夜、香川県丸亀市の国道でバイクとトラックが衝突し、バイクを運転していた男子高校生が死亡しました。警察によると事故当時、バイクが逆走していたということです。
4日午後9時35分ごろ、丸亀市田村町の国道を走っていたバイクが正面から走ってきた5tトラックと衝突しました。
この事故で、バイクを運転していた丸亀市の男子高校生(17)が頭を強く打つなどし死亡しました。
トラックを運転していた男性(56)にけがはありませんでした。
事故現場は片側2車線の国道で、中央分離帯が設置されています。警察によると事故当時、バイクが逆走していたということで逆走の経緯について防犯カメラの映像を確認するなどして調べを進めています。
「姉は私の一部」 ウィシュマさん入管死から5年、裁判出廷続ける妹
夢を抱いて日本に行った姉は突然、この世を去った――。名古屋出入国在留管理局の施設でスリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が亡くなってから6日で5年となる。妹のポールニマさん(31)は「姉の死の真相を知りたい」と願い、今も裁判所に通う。
父は美容院を経営し、母もプラスチック工場に勤めていたため、ウィシュマさん、ワヨミさん、ポールニマさんの3姉妹は一緒に過ごす時間が多かった。
ポールニマさんにとって7歳上の姉、ウィシュマさんは「第二の母」とも言える存在だ。学校の登校に付き添ってもらい、体調を崩した時には病院に連れて行ってくれた。夕食を協力して調理し、お菓子の作り方も教えてくれた。姉の得意料理でソーヤミートを使ったカレーの味は「本当においしくて忘れられない」。
ウィシュマさんは父の影響で、英字新聞を読んだり映画を見たりして英語を勉強。子どもが好きだったこともあり、インターナショナルスクールの教師になった。そこで日本人生徒と接したことで、「日本で英語を教える先生」が新たな夢になったという。ポールニマさんは「ずっと一緒にいたので離れることは心苦しかった。それでも、姉が夢をかなえることができるなら応援しようと思った」と振り返る。
2017年に渡日し、日本語学校に通いながらホテルなどで働いていた姉とはよく近況を報告し合った。その後、徐々に連絡する機会が減っていた中で訃報を聞かされたポールニマさんは「いきなり亡くなるなんてありえない」と耳を疑った。日本で目にした遺体は「とても老けていて、姉とは思えなかった」と話す。
ウィシュマさんは不法残留となり、20年8月に名古屋入管に収容された。21年1月以降、体調不良を訴え、3月6日に亡くなった。
5カ月後、出入国在留管理庁は最終報告書を公表した。ウィシュマさんの死因は病死で、体調が日々悪化していく様子を職員が認識しながら、必要な措置を取らなかったとした。
ただ、ポールニマさんら遺族にとって、組織全体の責任を認めたとはいえない内容だった。そのため、「最終報告書には書かれていないことがある」として22年3月、国に約1億5600万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。
裁判は続いており、ポールニマさんはほぼ、全ての審理に出廷している。人の気持ちをよく理解できるという姉は「私の体の一部」だったとし、こう続ける。「亡くなった経緯が分からず姉も納得できていないと思う。なぜ死ななければならなかったのか。はっきりさせたい」【塚本紘平】
高市首相のWBC始球式参加に賛否、前回大会では〈元首相のノーコン暴投〉に“やってた?”疑惑が浮上
3月5日にいよいよ開幕する『ワールド・ベースボール・クラシック2026(WBC)』。日本代表「侍ジャパン」は6日に台湾(チャイニーズ・タイペイ)との初戦を迎えるが、世界が注目する国際大会にむけて“アップ”を始めたのがーー。
自民党・高市早苗首相(64)が、3月7日に東京ドームで行われる日本対韓国の試合で、始球式への参加を検討していることが伝えられた。ただ持病の関節リウマチで右手を痛めているため、マウンドからボールを投げるのではなく、バッターとして打席に立つ、または「プレイボール」をコールする役割になるとも。
阪神タイガースファンの大ファンであり、当日に65歳の誕生日を迎える、依然として70%以上の内閣支持率をキープする高市首相だけに盛り上がりは必至だが、Xでは「慎むべき」との声も上がっている。
《この世界情勢なのに参加すれば世界から馬鹿呼ばわりされるだけ》 《そんな事より国会での質疑応答やイラン攻撃対応、物価高騰対策が先だろう》 《ぶっちゃけ高市に始球式してほしくない 高市が好き嫌い云々のまえに野球に政治要素持ち込まんでほしい》
アメリカとイスラエルによるイラン攻撃で世界情勢は緊迫化、航空ルートである近辺空域が閉鎖されるなど世界各国に影響を及ぼしている。また物価対策をはじめ国会で議論することも山積みの現状、政治“パフォーマンス”のために始球式に参加してほしくない、との意見も出ているようだ。
2023年大会でも首相が始球式
【本日は始球式をさせていただき、ありがとうございました。また試合も逆転勝利!このまま世界一奪還へ!頑張ろう日本!】
大谷翔平投手(31、ロサンゼルス・ドジャース)らの活躍もあって世界一に返り咲いた2023年大会、3月10日に行われた日韓戦で始球式を務めたのが岸田文雄元首相(68)だ。当時もロシアのウクライナ侵攻真っ只中の情勢下で、自身も秘書官を務めていた長男・翔太郎氏(35)の“外遊”騒動で立場が揺れていた最中、それでも東京ドームのマウンドに立ったのだ。
場内アナウンスで紹介がなされると、ドーム内にはどよめきと拍手が巻き起こり、SPが警戒体制を強める中で笑顔でマウンドに向かう岸田氏。ワイシャツとネクタイの上に着込んだ日本代表レプリカユニフォームには「KISHIDA」のネームと共に、第101代内閣総理大臣を表す「101」の背番号が。
そしてホームベースで待ち構えるキャッチャーは、監督を務めた栗山英樹氏(64)。お膳立てが整えられた中で投じたのはド真ん中のストライク、ではなく、大きく右に逸れる大暴投で、なんとか栗山氏が追いついてワンバウンド捕球したのだった。
思わぬ“ノーコンワンバン”に苦笑いを浮かべる岸田氏だが、栗山氏と記念撮影を終えると、観客や侍ジャパンナインからも拍手で迎えられて、ご満悦の様子でダグアウトに引き上げたのだった。
多少のハプニングはあったとはいえ、日本国首相のパフォーマンスは最高の形で終えたはずの始球式だったが、すぐに疑いの目が向けられることに。それは「本当に野球経験者なの?」という疑惑だった。
広島東洋カープファンを公言する岸田氏の経歴では、全国屈指の進学校である開成高校「野球部」出身とされている。ところが始球式で披露したピッチングフォームや球筋は、お世辞にも経験者のソレには見えず、球歴“詐称”疑惑が浮上したわけだ。
黒縁メガネをかけた模範部員
しかしながら長らく担当記者として自民党を取材してきた、現在はフリーのベテラン政治ライターによると、
「間違いなく野球部所属ですよ。当時は黒縁メガネをかけていた岸田さんは、入学当初から野球部に入部し、3年生は受験を控えるため、実質的な最終学年である2年生の夏まで、毎日グラウンドに入っては真面目に練習に取り組む“模範部員”だったそう。
ただ本格的に野球を始めたのは高校からで、お世辞にも運動神経バツグンとは言えなかった。そのため投げ方は“女子投げ”のようで、それは引退まで治ることはなく、一塁と距離が近い二塁手がメインポジションになったと」
現役時代は派手さはないが、堅実なプレーでコツコツとアウトを積み重ねるひたむきな選手だったという岸田氏。そんな姿に他の部員からの信頼も厚く、この時にはすでに国民を代表する国会議員の資質を見せていたのかもしれない。
2025年12月には、同じく野球部出身の小泉進次郎防衛大臣(44)らと「野球の未来を考える議員連盟」を設立し、最高顧問に就任している岸田氏。内閣総理大臣としても、その情熱を国民に注いでくれたらもっと違う結果になっていたのかもしれない。
こちらも野球愛を語る高市首相は果たして、どんな始球式を国民に見せてくれるのだろうか。
旧統一教会、思惑みえる“内部文書” 日本の政界に接近、影響力を拡大しようと…
4日、再び解散命令が出された世界平和統一家庭連合(=旧統一教会)。私たちは、教団の内部文書とみられるものを入手。文書からは、教団が日本の政界に影響力を拡大しようとしてきた活動の一端が見えてきました。
安倍晋三元首相が銃撃され、死亡した事件。
殺人などの罪に問われている山上徹也被告が語ったのが、世界平和統一家庭連合(=旧統一教会)への恨みでした。
山上被告 逮捕後の供述
「母親が“統一教会”にのめり込み、家庭生活がめちゃくちゃになった」
事件の1年ほど前、安倍元首相が教団の関連団体に送ったメッセージ動画を見た山上被告。
山上被告
「今後も安倍元首相と旧統一教会との関係が公に続いていくとすれば、認められていくのは受け入れがたい」
この事件を受けて、自民党は所属する国会議員にアンケートを実施。その結果、教団側と接点があった議員は179人だと公表しました。
明らかになった、教団と政治の関係。
私たちが入手した“ある文書”からも、政治への接近を図る教団の思惑の一端がみえてきました。
3200ページにおよぶ文書。
韓国メディアによると、韓国警察は旧統一教会と韓国政界の癒着をめぐり、教団トップ韓鶴子総裁の関与などを捜査する過程で、教団の内部文書を押収。
私たちが入手した文書は、この内部文書と同じ内容のものとみられます。
各国の教団幹部らが韓鶴子総裁に報告した内容などがまとめられていて、銃撃事件のきっかけとされる安倍元首相のメッセージ動画の撮影に至った経緯や、銃撃事件後の対応についても詳細に記載されていました。
日本からの報告者のひとりとして記載されていた当時の旧統一教会会長は、「私が述べていない内容が多々含まれている」とした上で「元世界本部長に送った報告が含まれているのは事実です。個人的意見や希望的予測なども多く含まれています」と、“信仰的希望を込めた私信に近いもの”と説明しています。
文書の中で繰り返し書かれていたのは、日本の政治の動向や選挙について。
2018年に記載
「日本の場合は、選挙応援を通じて国会議員たちや自民党トップクラスの大物幹部たちと、より深い信頼関係を築いていくことが最も現実的で効果的なアプローチである」
日本で活動を進めるためには“政治家へのアプローチが重要”と書かれています。選挙に関しては「安倍元首相から選挙応援を依頼された」とする記載もありました。
選挙応援をし、成果をあげることについては次の記載が…。
2022年に記載
「自民党本部の私たちへの評価が全く変わるはずです」
「救国救世の摂理は全く異なる次元のステージへと突入することができます」
一方で、2021年の解散・総選挙の際には…。
「自民党が選挙で大勝しすぎると傲慢になる」
「議席が減って窮地に追い込まれれば、私たちの団体に助けを求めるSOSを発信して近づいてくるようになる」
「自民党が議席を減らすことは反面プラスの面もある」と言及。
影響力を拡大するため、日本の政治家に近づこうとしていたことがうかがえます。その対象は、自民党以外の議員にも…。
中道改革連合の前共同代表でかつて首相も務めた野田佳彦議員です。
25年前、千葉県船橋市の料亭で撮影された写真。あいさつをする野田氏のそばにいるのは、旧統一教会の関連団体である国際勝共連合の幹部です。
勝共連合によると、野田氏の後援会結成のため集まったということです。
勝共連合は、野田氏との関係について…。
国際勝共連合
「野田氏との関係は続いていた。選挙協力もあったと認識しています」
一方、野田氏の事務所は日本テレビの取材に対し、会合への出席は事実だと認めた上で、「会合の趣旨や出席者の一覧・肩書等は判明しませんでした」「過去の選挙において、国際勝共連合側から協力があったとは認識していません」と答えています。
2019年に書かれたとされる文書の中では、野田氏との関係について。
2019年に記載
「私たちが与党・自民党との関係を最優先してきたため、野田元首相と十分なコンタクトを継続できず、野党議員である野田元首相と私たちとの関係が疎遠であったことは事実」
関係を回復しようとする内容が書かれていました。
与野党関係なく、長い時間をかけて政治家と関係を築こうとしていたのでしょうか。
教団はこの文書について「報告者やその他の人々の私見・誇張・誤解・誤訳等が多分に含まれている」「極めて信ぴょう性に欠ける」とコメントしています。
( 3月4日放送『news every.』より)
「今からどつきまわしに行くから」「さらうからなお前」などと電話で脅迫…住所不定無職の男(34)を逮捕 札幌市東区
2026年3月4日、札幌・東警察署は、住所不定無職の男(34)を脅迫の容疑で逮捕しました。
男は1月6日午前10時ごろ、当時住んでいた自宅から、札幌市東区に住む男性と携帯電話で通話し、「今からどつきまわしに行くからな」「さらうからなお前」「逃げんなよ」などと脅迫した疑いがもたれています。
警察によりますと、男と男性は知人関係にあったということです。
男は1月5日にも、20代女性をけがさせる傷害事件を起こし逮捕されていました。
警察によりますと、この事件について捜査中に今回の脅迫の容疑が浮上し、逮捕にいたったということです。
調べに対し男は、「間違いありません」と容疑を認めています。
警察は、男の動機などについて詳しく調べています。
新年度予算案審議で異例の土曜日審議を与党が提案 野党は反発強める
新年度予算案の審議をめぐり、与党側は異例となる土曜日に質疑をおこなう日程を野党側に提案しました。野党側は回答を保留していて、反発を強めています。
新年度予算案の審議をめぐり与党側はきのう、衆議院・予算委員会の理事会で、今月7日の土曜日に一般質疑、9日に集中審議を実施する日程を野党側に提案しました。
土曜日に審議が行われれば異例のことで、野党側は回答を保留し、引き続き協議することになりました。
こうしたなか、中道改革連合など野党は、与党の国会運営が「民主政治を破壊する暴挙」だとして、森衆院議長らに対し、慣行を守り充実した審議をおこなうよう申し入れました。
与党側が予算案の年度内成立を目指すなか、審議日程をめぐって野党側の反発が強まっています。
中道・国民代表、国民会議への参加に前向き=自民、立民にも打診
中道改革連合の小川淳也、国民民主党の玉木雄一郎両代表は4日のBS日テレ番組で、食料品消費税ゼロなどを議論する超党派の「社会保障国民会議」への参加に前向きな姿勢を示した。小川氏は「参加を前提に検討したい」と表明。玉木氏も「情報公開が担保されるなどの条件が整えば参加したい」と述べた。
両党は先月26日の初会合を欠席したが、与党は引き続き出席を呼び掛けていた。野党では現在、チームみらいが唯一、同会議に加わっている。
一方、自民党は4日、立憲民主党に参加を打診した。立民は5日の執行役員会で対応を協議する。自民は公明党にも参加を呼び掛けており、立公は前向きに協議する方針だ。 [時事通信社]
「冷たい海の絶望、想像したか」 知床沈没事故公判、遺族が涙の質問
26人が荒れた冷たい海に落ちて、苦しくて恐怖で絶望し、無念のなかで命を落とした。情景を想像したか――。知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没し、乗客乗員全26人が死亡・行方不明となった事故を巡る運航会社「知床遊覧船」社長の桂田精一被告(62)=業務上過失致死罪で起訴=に対する釧路地裁での公判で、被害者家族は4日、直接質問で涙の訴えをぶつけ、被告は苦しい応答に終始した。【谷口拓未】
息子を亡くした男性が冒頭の質問を投げかけると、被告は「夢に出てくる」と語った。事故から約2年4カ月後の2024年に息子のデジタルカメラが発見されたことに触れ、「奇跡的で息子の執念。事務所前の客が多く写っていた」と問うと、被告は「心が痛くなった」と答えた。
7歳の長男や元妻が行方不明になった男性が「医師によれば、水温3度の海中に転落すると十数分間しか生きられない。逆に言うと十数分間苦しんだ。どのような苦しみを味わい、どのようなことを考えると思うか」と涙を流すと、「想像がつきません」と話した。
長男の小柳宝大(みちお)さん(当時34歳)が行方不明になった父親(67)は、法廷での被告の証言を非難。「『覚えていない』『分からない』という答えが多々あるが、申し訳なく思う人の態度か。金もうけ優先だから大しけの予報の中で出航判断をしたのでは」と指弾した。
これに被告は「(証言は)正直に言ったつもり。金もうけ優先のつもりはないが、誤解があったら不愉快な思いをさせて申し訳ない」と返答した。
事故直後の被告の不誠実な対応も批判した。家族らは事故直後、被告が経営する施設で被害者の帰りを待ち、一般客には用意された食事が家族らには用意されず、被告から「レシートか領収書を持ってきたら金をわたす」と言われたと指摘した。
被告と対話するのは約3年10カ月ぶりだったといい、父親は「本心かは分からないが謝罪を聞けたのは良かった。息子に報告したい」と振り返った。
家族を支援する弁護士も質問し、出航判断の前提となった気象予報について寒冷前線や気圧を含め確認していたのかを問うと、被告は「そうしたものは読み取れないが、良くなる、悪くなるは流れで分かる」と弁明した。
前線の影響を受けた知床半島周辺の海象変化の特徴に関しては「寒冷前線については全然分からない」とした。当時の低水温での落水の備えについては「板状のいかだのような救命浮器があるので、それで何とかなると思った」と話した。
2日から続いた被告人質問はこの日で終わり、論告求刑公判は4月、判決は6月に言い渡される予定。
千葉・茂原で民家火災、焼け跡から刃物刺さった女性遺体 殺人事件か
4日午前2時半ごろ、千葉県茂原市茂原の民家で「家が燃えている。爆発音がして炎が見える」と近所の住民から119番があった。木造2階建ての住宅が全焼し、焼け跡から女性の遺体が見つかった。遺体には刃物のようなものが刺さっており、県警は殺人容疑を視野に捜査を始めた。
県警茂原署によると、この家は親子とみられる80代の女性と60代の男性の2人暮らしで、いずれも連絡が取れていないという。遺体はこの母親の可能性があり、男性が何らかの事情を知っているとみて行方を捜している。【石塚孝志】