東京五輪・パラリンピックの大会運営事業を巡る談合事件で、東京地裁は16日、独禁法違反(不当な取引制限)の罪に問われたイベント制作会社セイムトゥーに求刑通り罰金1億5000万円、前社長の海野雅生被告(59)に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。
宮田祥次裁判長は判決で、大会組織委員会大会運営局の元次長=同罪で有罪確定=らの意向に沿い、「(他社と)歩調を合わせることについて意思の連絡をした」と認定。「安易な選択で非難は免れない」としたが、個人的な利益を得ていないことも考慮し、海野被告には執行猶予を付けた。
弁護側は、海野被告は受注調整の方針などを「何も知らなかった」と無罪を主張していた。
判決によると、海野被告は共謀し、平成30年2~7月ごろ、テスト大会などの運営業務で計7社の希望を考慮し、受注予定企業を決めるなどしたとした。
今回の判決で、東京地検特捜部が一連の談合事件で起訴した企業6社と7人の被告は、いずれも1審は有罪となった。
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京都・八幡市の川田翔子市長が女児を出産、「皆様に心より感謝」…現役首長で初とみられる「産休」取得
現役首長で初とみられる「産休」を取得している京都府八幡市の川田翔子市長(36)が15日、女児を出産した。母子ともに健康という。市が16日に発表した。
川田市長は「温かい応援のお言葉をくださった皆様、仕事のフォローをしてくださっている市役所の皆様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます」とのコメントを出した。
首長は労働基準法上の産休が適用されず、川田市長は「事故」の場合に副市長が職務を代理するという地方自治法の規定などを準用。7月20日から産前・産後各8週間の産休を取ると表明していた。
11月8日まで予定している産休の終了後は、育休を取らず、働く時間を柔軟に調整する「フレックス」勤務や在宅でのテレワークをしながら、主要行事などに出席するとしている。
都立高教諭、生徒らと窃盗未遂の疑いで逮捕 他の空き巣事件でも助言か
高齢男性の住宅に侵入し、金品を盗もうとしたとして、警視庁少年事件課は窃盗未遂と住居侵入の疑いで、東京都大島町元町の都立高校教諭、木村涼介容疑者(26)を逮捕した。「窓から室内に入った記憶はありません」と、容疑を一部否認している。
逮捕容疑は2月2日午後8時ごろ、勤務する高校で当時生徒だった少年2人とともに、大島町内の70代男性宅に侵入し、金品を盗もうとしたとしている。
少年事件課によると、容疑者らは男性宅を無人だと思い込んで侵入したところ、室内から物音が聞こえたため何も盗まずに逃走したとみられる。少年2人は町内の別の空き巣事件に関与した疑いで逮捕されており、少年らの供述などから木村容疑者の関与が浮上した。木村容疑者は「仏壇の『おりん』は高く売れるから探したほうがいいよ」などと少年らに助言していた疑いがあるという。
高校生が催涙スプレー噴射か 教室内の24人にのどの痛み 大阪
16日午前10時40分ごろ、堺市中区堀上町の大阪商業大堺高校から「学校内で催涙スプレーがまかれた。24人にのどの痛みとせき込みの症状がある」と119番があった。市消防局や捜査関係者によると、教室内にいた生徒24人がのどの痛みなどの症状を訴えているが、いずれも命に別条はないという。2階の教室内で2年の男子生徒がスプレーを噴射したとみられる。
現場は南海泉北線深井駅から西に約1キロ。【大坪菜々美、松原隼斗】
奈良県警、セクハラ男性警視処分 女性職員抱きしめる
女性職員に好意を伝えるメッセージを複数回送った上、抱きしめるセクハラ行為をしたとして、奈良県警が本部所属の50代男性警視を本部長訓戒の処分にしていたことが16日、県警への取材で分かった。処分は8月28日付。
県警によると、警視は昨年7月から女性職員に好意を伝えるメッセージを複数回送り、今年3月に抱きしめた。
8月に女性が上司に相談し発覚。「楽しく会話をしてくれるので好意を持った。ハラスメントを防止する立場であるのに不適切な行為をしてしまった」と話している。
県警は、同じ女性職員の手を握りふくらはぎを触ったとして、30代男性巡査部長も本部長注意の処分とした。
元世界王者・薬師寺保栄被告に有罪判決 有印私文書偽造罪など
女性との養子縁組届を偽造したなどとして、有印私文書偽造・同行使罪などに問われた元プロボクシング世界王者の薬師寺保栄被告(58)と、交際相手の女性被告(29)に対し、名古屋地裁は16日、懲役1年、執行猶予3年(求刑・懲役1年)の判決を言い渡した。
判決によると、薬師寺被告は女性を養子とするため2024年11月、養子縁組届の養母の署名押印欄に、当時の妻に無断で署名、押印して偽造し、名古屋市の区役所に提出。翌月、養子縁組が成立した戸籍を区役所に記録させた。
平手健太郎裁判官は判決理由で「戸籍制度を揺るがしかねない」と指摘。一方で、薬師寺被告が戸籍を訂正する意向を示していることなどを考慮し、執行猶予とした。
薬師寺被告は公判で、妻との離婚協議がまとまらず、女性に自身の財産を相続させるために養子にしようとしたと説明。「無断でやった。反省している」と述べた。【渋谷雅也】
自民執行部が発足=麻生・鈴木氏ら骨格維持
高市早苗首相(自民党総裁)は16日、新しい党執行部を発足させた。麻生太郎副総裁(85)、鈴木俊一幹事長(73)を続投させ、党の骨格を維持。来年の党総裁選をにらみ、自身の後ろ盾になっている麻生派の両氏を引き続き処遇し、政権基盤の安定を図る。
首相は「国民に経済成長による豊かさと安心を実感していただけるまで政策で未来を切り開いていく」と決意を示した。首相官邸で記者団の取材に応じた。
昨年の総裁選を争った小林鷹之政調会長(51)と、いずれも旧安倍派の西村康稔選対委員長(63)、萩生田光一幹事長代行(63)も留任。総務会長に梶山弘志前国対委員長(70)を起用し、後任の国対委員長に村井英樹元官房副長官(46)を充てた。総務会で人事が了承され、新たな体制で初の役員会を開いた。
新体制発足に合わせ、松山政司参院議員会長は参院自民の幹部人事を実施。石井準一参院幹事長(68)を交代させ、後任に青木一彦前参院議院運営委員長(65)を就けた。参院政審会長には末松信介元文部科学相(70)が就任。磯崎仁彦参院国対委員長(69)は再任された。
石井氏退任には、首相の意向が反映されたとの見方が出ている。首相は記者団に「参院の人事権は私にはない」と説明した。
松野博一組織運動本部長(64)、鈴木貴子広報本部長(40)は留任した。 [時事通信社]
《ラストコール出演超有名キャバ嬢・ヤマトリノ(27)逮捕》「店の出入り口に監視カメラ」月売2億3000万円のカリスマを追い詰めた本気捜査網とは
9月15日、警視庁は、コカイン0.4グラムを所持していたとして東京都港区在住の田沢梨乃容疑者(27)と、交際相手で会社役員の福本康太容疑者(28)を麻薬取締法違反の疑いで逮捕した。田沢容疑者は、東京・六本木の超高級キャバクラ「JUNGLE TOKYO(ジャングル東京)」に所属し、ヤマトリノの源氏名で知られ、インフルエンサーとしても活躍するトップクラスのキャバ嬢だった。【前後編の前編】
容疑者の知人が語る。
「彼女はコロナ禍のころ、X(旧Twitter)で『選手の妻』という匿名アカウントを開設し、鋭い毒舌とユーモア溢れる投稿で一躍注目を集めました。そこからインフルエンサーやYouTuberとしても知名度を上げ、自身のバースデーイベントがあった月には2億3000万円を売り上げたと明かしていました。
キャバ嬢が出演する人気オーディションYouTube番組『LAST CALL(ラストコール)』にも一時期レギュラーキャストとして出演もしていた。まさに夜の街のトップランナー的な存在でした」
密かに行われていた内偵
だが、その華やかな夜の裏側で、捜査当局は厳しい視線を注ぎ続けていた。関係者が舞台裏を明かす。
「かねてより警視庁は同店の出入り口が見える位置に監視カメラを設置し、出入りを細かく記録・監視していました」
背景には、警視庁が半年以上にわたって推し進めてきた大がかりな組織犯罪対策が存在していたという。前出の関係者が続ける。
「警視庁は今年1月、指定暴力団・住吉会の2次団体『幸平一家』の壊滅と取り締まり強化を目的とした特別対策本部を設置しました。これまでに摘発した匿名・流動型犯罪グループ(いわゆる『トクリュウ』)のメンバーを追う中で、同一家の組員が深く関与している実態が浮かび上がったためです。その手口は特殊詐欺やロマンス詐欺にとどまらず、強盗、薬物密売、風俗スカウト、悪質リフォームなど多岐にわたります。
さらに4月からは体制を大幅に強化し、対策本部長のポストを従来の刑事部長から、警視庁ナンバー2である『副総監』へと格上げしました。
今回の捜査網の展開も、同一家側の関係者が利用している重要拠点としてのマークの一環だったとみられます」
そんな大掛かりな捜査網が着々と狭まる中、NEWSポストセブン取材班は逮捕直前に、自宅周辺を暗い表情でトボトボと歩き怪しげな雑居ビルに入る田沢容疑者の素顔を目撃していた──。
(後編につづく)
熱帯低気圧きょうにも台風に発達する予想シルバーウィークは大雨のおそれ
このあと台風が発生し、大型連休は大雨のおそれがあります。
南海上の熱帯低気圧が、きょうにも台風に発達する予想です。今後、北上を続け、来週月曜日頃、日本の南に進む見込みです。
まだ、予報円が大きく、進路が定まっていませんが、台風が近づく前から東日本を中心に大雨のおそれがあります。今後の情報にご注意ください。
続投に意欲的だった参院自民・石井幹事長、近い議員に不満漏らす…交代は高市首相の意向を反映か
自民党の松山政司参院議員会長が石井準一参院幹事長の交代に踏み切るのは、首相官邸との連携を重視したためだ。高市首相(自民総裁)は参院自民の執行部人事に関与できない仕組みとなっているが、参院側の国会運営に不満を持っていたとされ、人事の刷新でわだかまりを解消する狙いがありそうだ。(長谷部駿)
松山氏は15日、党本部で石井氏と面会し、交代させる意向を告げた。面会は5分ほどで終わった。後任には青木一彦参院議院運営委員長をあて、参院政策審議会長には末松信介・元文部科学相を起用する。磯崎仁彦参院国会対策委員長は続投させる方針だ。
松山氏が石井氏の交代を決めたのは、参院側への不信感を持つとされる首相の意向を推し量ったためとみられる。少数与党の参院で予算委員会での充実審議などにより野党へ配慮した結果、首相が目指していた今年度予算の年度内成立は断念に追い込まれた。
「慣例にとらわれない国会運営を目指す首相と参院側との溝が広がった」(ベテラン)とされ、松山氏には官邸サイドから、野党とパイプを持つ石井氏への疑念が水面下で伝わった。
こうした事情を踏まえ、松山氏は官邸からの信頼回復を志向し、石井氏の交代を念頭に置いた人事構想を進めた。一時は有村治子総務会長の起用も模索したが、有村氏は固辞し、所属する麻生派を率いる麻生副総裁も難色を示した。
難航した末、最終的に青木氏に白羽の矢が立った。青木氏は「参院のドン」とも言われた青木幹雄元官房長官を父に持ち、石破内閣で官房副長官を務めた経歴や議運委員長として国会運営を熟知することも決め手となった。
一方、続投に意欲的だった石井氏ははしごを外された形となり、自身に近い議員にはこの日、電話で不満をぶちまけた。
石井氏は今年4月、参院自民内に一定の規模を持つ自身のグループを結成した。首相周辺は「参院の独自性には十分配慮しており、官邸から人事に関しては何もお願いしていない」と関与を否定しているが、参院自民内では「今後の国会運営がスムーズに進まなくなる恐れがある」(中堅)と懸念する声も出ている。