大荒れの自民両院議員懇談会、音声「盗録」に「呆れ果てております」 退陣要求?の小野田紀美議員が怒り

自民党の小野田紀美参院議員が2025年7月29日、非公開の党内会議が「盗録」、放送されたとして、Xで憤った。
「非公開の会議を盗録したあげく、マスコミに売るような人間がいる」
20日投開票の参院選の結果を受け、自民・公明の連立与党が衆参両院で過半数割れした一方で、参政党など新興勢力が議席を伸ばす展開となった。
選挙戦での大敗をめぐり、自民党内からは党総裁である石破茂首相の続投をめぐる賛否の声が上がっている。28日には、新当選者を含む党所属国会議員による両院議員懇談会が開かれた。
懇談会では、石破氏は続投の意向を改めて表明。党の発表によると、森山裕幹事長は冒頭、選挙結果を踏まえて結果の分析と課題の洗い出しを行った上で、「8月中に報告書を取りまとめたい。まとまった段階で幹事長としての自らの責任を明らかにしたい」と明かしたとしている。
こうした中、小野田氏は「非公開の会議を盗録したあげく、マスコミに売るような人間が我が党の関係者にいるということが確定したようで。呆れ果てております。残念です」とXで怒りをにじませた。
「8月末とは言わずに、政治空白を作らないためには即座に辞任を」
同日放送のフジテレビ系のニュース番組では、「懇談会4時間半の全容 恨み節に涙も」として、非公開であったはずの懇談会の一部音声が放送された。フジ系のニュースサイト「FNNプライムオンライン」でも、懇談会中の様子を伝えている。
公開された動画は音声のみだったが、声の加工などはされておらず、発言者の特定が可能な状況だった。
音声には、小野田氏とみられる人物による「8月末とは言わずに、政治空白を作らないためには即座に辞任をすればいい話です。ぐだぐだ足の引っ張り合いをしているように見えるのは、自ら降りないからです」との発言も収められていた。発言後には、「そうだ!」と同調する男性の声も入っている。
小野田氏の投稿には、「音声変えずに流されてたのは観た瞬間酷いと思った。提供する方も放送する方も…」「非公開なのに…どこから漏れたのだろう?と思ってました。。。」などとする声が上がった。
一方で、「でも真面目に当然のことを主張しているのが分かって良かったです。公開ОKだとパフォーマンスになりかねないので、盗録の方がリアルだった」といった声もある。

非公開の会議を盗録したあげく、マスコミに売るような人間が我が党の関係者にいるということが確定したようで。呆れ果てております。残念です。

警報受け鉄道、航空で運休相次ぐ 高速道路3区間で通行止め

日本列島の太平洋側を中心に、広い範囲で出た津波警報・注意報を受けて30日、鉄道や空の便などは混乱が生じた。林芳正官房長官は午前の記者会見で、高速道路は3区間で通行止め、鉄道41路線で運転見合わせ、仙台空港で滑走路が閉鎖中だと説明した。
JR東日本によると、運転見合わせは東北線や常磐線で、首都圏でも東海道線、横須賀線など。JR北海道は、函館駅など数駅を閉鎖し、海岸沿いの駅では乗客や駅員らを避難させた。JR東海とJR西日本も一部在来線の運転を見合わせた。
国土交通省によると、仙台空港は滑走路の使用を中止。発着便に欠航が出た。施設内で働く作業員や旅客は避難した。
東日本高速道路によると、津波警報を受けて北海道や宮城県内の高速道路で通行止めや出口封鎖を実施した。

ガソリン減税、年内実施で合意=与野党6党、秋の法案成立目指す

自民、立憲民主両党など与野党6党の国対委員長が30日、国会内で会談し、ガソリン税の暫定税率廃止について「今年中のできるだけ早い時期に実施する」とした合意文書を交わした。秋に想定する臨時国会で廃止のための法案の成立を目指す。
合意文書に署名したのは自民、立民両党に加え、日本維新の会、国民民主党、公明党、共産党。合意文書では与野党の実務者協議の場を8月1日召集の臨時国会中に設置し、閉会後も財源確保策などについて検討を進める方針を明記した。
会談後、自民の坂本哲志国対委員長は記者団の取材に対し、秋の臨時国会で暫定税率廃止法案を審議し、成立させる考えを示した。「参院選で民意が明確になった。それに従い政策作りをしていく」とも語った。
与野党合意を受け、衆院議院運営委員会は30日の理事会で、1日召集の臨時国会の会期を5日までの5日間とすることを決めた。 [時事通信社]

津波警報受け、都バス内でNHKの緊急放送 乗客「緊張感伝わった」

カムチャツカ半島付近でマグニチュード(M)8・7を観測した地震で、津波警報が発令されたことを受け、東京都内を走る都営バスでは、車内放送でNHKラジオの緊急警報放送を流し、通勤や移動途中の乗客に情報提供を行った。
通勤途中だった会社員女性によると、放送が流れたのは午前9時45分ごろ。「突然ピーピーという音に続いて、津波警報が発令されたというニュースが流れた。普段聞いたことのない車内放送で、女性アナウンサーの緊迫した声から、緊張感が伝わった」と話した。
東京都交通局によると、都バスには業務用の無線機にNHKラジオの緊急警報放送を受信する機能があり、緊急警報放送が始まると自動的に車内放送が始まり、乗務員や乗客に緊急事態を伝える仕組みだという。

「最大の津波遅れて来る」 東北大・今村教授、遠地津波の特徴指摘

30日午前8時25分ごろ、ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とする地震があった。地震の規模はマグニチュード(M)8・7と推定される。気象庁は北海道から和歌山県の太平洋沿岸に津波警報を出した。
東北大の今村文彦教授(津波工学)は、地震の規模が巨大な上に震源が浅いことから「津波を発生させやすい」と指摘する。
今回の津波は揺れを感じないほど離れた場所で発生した地震による津波が日本にまで到達する「遠地津波」だという。特徴について「最大の津波が遅れて来る。津波が沿岸部や海底で反射するため、さまざまな場所に到達するほか、意外な方向から次の津波が来るなどして継続時間が長くなる傾向にある」と説明する。【大野友嘉子】

太平洋側沿岸に津波警報=宮城50センチ、北海道40センチ観測―カムチャツカの大地震で・気象庁

日本時間30日午前8時25分ごろにロシア・カムチャツカ半島付近で大地震(推定される地震の規模=マグニチュード8.7)があり、気象庁は同9時40分に北海道から紀伊半島にかけての太平洋側沿岸と伊豆・小笠原諸島に津波警報を発表した。
津波の高さは最大3メートルと予想される。正午までに宮城県石巻市で50センチ、北海道広尾町と青森県八戸市、仙台市、福島県いわき市、茨城県大洗町で40センチなど、各地で津波を観測した。
林芳正官房長官は臨時記者会見し、ライフラインや原子力施設への被害の報告は受けていないと話した。
同8時35分すぎ発表の津波注意報は警報に切り替えられた。北海道のオホーツク海側と日本海側、青森県の日本海側、東京湾、四国や九州の太平洋側、奄美、沖縄などの沿岸には新たに津波注意報が発表された。
同庁の清本真司・地震津波対策企画官は記者会見し、「沿岸部や川沿いにいる人はすぐに高い所へ避難してほしい」と呼び掛けた。津波は繰り返し押し寄せる恐れがあるため、既に安全な場所にいる人には「警報・注意報解除まで避難の継続をお願いする」という。
この大地震では北海道の釧路市などで震度2の揺れがあったほか、北海道から九州にかけて震度1を観測する所があった。 [時事通信社]

「何もないよう祈るしか」 津波警報の福島県相馬市では防災無線が響き、海水浴場には旗

ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とするマグニチュード(M)8・7の地震により津波警報が出た福島県相馬市の海岸では30日午前、防波堤の工事に従事していた作業員や地元住民らが高台に避難し、心配そうに海面を見守っていた。
午前11時前、普段であれば海水浴客らでにぎわう同市の原釜尾浜(はらがまおばま)海水浴場に、人影はなかった。好天で波も静かな海岸に、防災無線の自動音声が「津波警報。ただちに高台へ避難してください」と繰り返し響く。監視タワーには、「遊泳禁止」の幕と、津波を知らせる赤と白の格子柄の津波フラッグが掲げられ、緊急事態を告げていた。
高台には、地元消防団の消防車が待機。乗っていた消防団員は「海面を目視している。何か変化があったらすぐに報告する」と目をこらしていた。
また、防波堤のかさ上げ工事中に津波注意報が出たことを知り、高台に避難したという男性(30)は「津波をニュースで聞いたことはあったが、海の近くで実際に遭遇して怖かった」と話し、「注意報が警報になったが、解除を待つしかない。クレーンなどの機材があるので、何もないよう祈るしかない」と心配そうに海を見つめていた。

「少なくとも1日以上は津波の高い状態が続く見込み」北海道から四国の広い範囲で津波観測 気象庁が再び会見

気象庁は、各地で津波が観測されていることを受け、再び会見を行っています。
気象庁の担当者は「少なくとも1日以上は津波が高い状態が続く見込み」として、津波警報や注意報が解除されるまでは安全な場所から離れないよう呼びかけています。
気象庁によりますと、北海道から四国にかけての広い範囲で津波が観測されていて、「今後、さらに高い津波が観測される可能性もある」として避難を呼びかけています。
カムチャッカ半島沖で過去に発生した地震では、最も高い津波が日本に到達したのは、地震発生からおよそ9時間後だったということで、今回の地震についても「少なくとも1日程度以上は津波の高い状態が続く見込みだ」としています。

男児死亡のプール、昨年も事故=子ども溺れる、再発防止策も―東京・小金井

東京都小金井市のスポーツクラブ「メガロス武蔵小金井店」のプールで学童保育中の小学1年の男児(6)が溺れ、死亡した事故で、このプールで昨年も10歳未満の子どもが溺れる事故があったことが30日、関係者への取材で分かった。観覧席にいた保護者が気付き、救助されたという。
スポーツクラブ側は当時、再発防止策を打ち出していた。警視庁は今回の死亡事故を巡り、業務上過失致死容疑も視野に、安全管理の状況などを調べている。
メガロスの運営会社や関係者によると、昨年3月24日、同店のプールで、キッズスイミングのレッスンを受けていた10歳未満の子どもが溺れた。上階の観覧席にいた保護者が異変に気付き、窓をたたくなどして職員らに伝え、救助された。子どもは一時沈んでいたとみられ、当初反応がなかったが、その後回復したという。
同社が保護者に配布した文書によると、溺れた原因は浮具の装着漏れだった。同社は安全管理の不備を謝罪した上で再発防止策として、▽浮具装着クラスの定員を12人から10人に変更▽複数の職員で装着確認▽監視担当者の業務内容の再確認と徹底、実施状況のチェック―を挙げた。
死亡事故は今年7月28日午前、系列の別店舗が運営する学童保育中に発生。男児はプールでうつぶせで浮いているのを発見され、同日夜に死亡した。当時は小学生十数人が25メートルプールの区切られたエリアで遊んでおり、職員ら少なくとも2人が水中とプールサイドで見守っていたという。
武蔵小金井店のキッズスイミングに子どもを通わせていたというパートの40代女性は「コーチは指導中の子ども以外が遊んでいても放置しており、溺れても気付かれないのではないかと不安だった。1年前の事故後もコーチが見る子どもの人数に変化は感じなかった。また事故が起きると思っていた」と話した。
メガロスの運営会社は「亡くなった児童のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆さまに深くお悔やみ申し上げる。関係機関に全面的に協力し、原因究明に努める」とのコメントを発表した。 [時事通信社]

北方領土慰霊で出発前の元島民ら緊急避難、根室港でサイレン響く 「港から離れないと」

カムチャツカ半島付近でマグニチュード(M)8・7を観測した地震に伴う津波警報が発令された北海道根室市の根室港では30日午前、船で北方領土の洋上慰霊に出発する予定だった元島民ら約70人が岸壁から高台に緊急避難した。
根室港では午前8時40分ごろに防災無線の警報サイレンが鳴り響き、集まっていた元島民らが携帯電話などで状況を確認。津波到達予想時刻などを調べながら「大丈夫か」「早く港から離れないと」と不安そうな表情を見せた。
元島民らは事務局が呼び戻した送迎バスに足早に乗り込み、約2キロ離れた海抜167メートルの高台にある北方領土関連施設に避難。自家用車などで来ていた関係者も急いで港から離れた。
岸壁に停泊していた海上保安庁の巡視艇は離岸し、港内に残っている市民や関係者などに避難するよう呼びかけた。北海道警のパトカーも岸壁周辺を巡回しながら直ちに港から離れるようアナウンスしていた。