〝石破おろし〟だけじゃない!? 参院選敗北の立憲民主党でも〝野田おろし〟の可能性

参院選大敗の責任をめぐって〝石破おろし〟の機運が高まっている自民党は29日、両院議員総会を近く開催することを決めた。総会は党の重要な意思決定機関で、石破茂首相の続投に批判的な議員らが開催に向けて署名を集めていた。
石破氏はこの日、「逃げずに説明するに尽きる」と総会への意気込みを語った。28日に開かれた両院議員懇談会では多くの議員から潔く責任を取ることを求める意見が出たが、石破氏は出処進退を明言していなかった。
石破おろしに向けて自民党が加速するなか、他党は冷ややかな視線で眺めている。野党関係者は「石破氏が問題というより、裏金やら統一教会やらの問題が積み重なった結果が参院選に表れた。これまで自民党が選挙で負けていなかったのは、自民党以外の投票先がないと思われていたからで、今回のように国民民主党や参政党が選択肢として認められたら、そっちに流れるのは当たり前」と指摘した。
世論調査では石破氏の首相辞任を求める声と必要ないとする声は拮抗している。自民党議員は「ならなぜ参院選で負けたのか」と世論調査に反発するが、前出の野党関係者は「石破おろしに動いている議員らは自分たちを客観視できていないのではないか」と首をかしげた。
自民党が迷走する状況では野党の存在感が増すことになる。しかし、野党の中でも参院選で躍進した国民民主党と参政党は明るいムードが漂うが、野党第一党である立憲民主党はそうもいかない。
29日、立憲の党会合で水岡俊一参院会長が参院選の結果について「惨敗」という表現を使ったと報じられた。立憲民主党関係者は「議席は現状維持だが、それは〝負け〟というしかない。自民党が議席を減らしたし、投票率も上がったのに、立憲は受け皿になり切れなかった。(前代表の)泉健太氏が代表の方が勝てたという人もいるくらいで、これでは〝野田おろし〟が起きかねない」と危機感を示した。
石破氏だけでなく野田佳彦代表もまた責任を問われる事態となっている。

パパ活の少女、40代警部補から「おとり捜査だった」と金を取り返される…電話番号も知られる

愛媛県警組織犯罪対策課に所属する40歳代の男性警部補が、出会い系アプリを通じて「パパ活」目的で会った少女に現金を渡し、後日、警察官だと明かした上で、「おとり捜査だった」とうその説明をして金を取り返していたことが捜査関係者への取材でわかった。警部補は捜査と偽り、少女が利用したタクシー会社から少女の電話番号を入手しており、県警監察官室が処分を検討している。
捜査関係者によると、警部補は5月、県内のホテルで少女と会った。少女は現金を受け取った直後、隙を見て一人で部屋の料金を精算し、退室した。
警部補は、少女がホテルに来た際に利用したタクシーの会社に捜査だと偽り、少女の電話番号を照会して入手。繰り返し電話をかけ、応答した少女に対し、「警察だ。パパ活の件で話がある」と伝え、自宅住所を聞き取った上で、近くのコンビニに呼び出した。
少女と対面後、「パパ活のおとり捜査だった」と説明。渡した現金からホテル代を差し引いた金額を返させたという。
読売新聞の取材に応じた母親によると、少女はコンビニ前で、警部補から警察手帳も示され、「ホテルで会った時、外には捜査員がいた」「渡した金は捜査費なので返すように」などと言われたという。母親が不審に思って県警に問い合わせたところ、「捜査ではない」と説明された。
母親は「娘は生活圏を知られて心配している。警察官という立場を利用して個人情報を入手することに不信感しかない」と語った。

伊万里市の強盗事件で殺害された女性、景徳鎮から一時帰国中…中国のSNS「先生が命を奪われるなんて」

佐賀県伊万里市の民家で母娘2人が侵入してきた男に襲われて死傷した事件で、犠牲になった椋本舞子さん(40)が、日本語を教えていた中国から一時帰国中に事件に巻き込まれたことが捜査関係者らへの取材でわかった。事件を受け、教え子や友人から悼む声が相次いでいる。
椋本さんが日本語講師を務めていたのは、中国江西省の景徳鎮陶磁大学。同大のウェブページなどによると、2019年から日常会話や作文などを教えていた。24年末の中国国営新華社通信の取材では、出身地の佐賀県と中国の間には陶磁器を通じて深い関係があると語り、「芸術家が集まる景徳鎮で暮らすのが大好きだ」と話していた。
中国のSNSでは、教え子や友人とみられる人たちが「先生が命を奪われるなんて」「深い悲しみに打ちひしがれている」などと書き込んだ。
江西省の陶芸家、藍潜(ランチエン)さん(25)は、椋本さんと2年ほど前に知り合い、毎週のように酒を酌み交わした。学生の好成績を自分のことのように喜ぶなど温かい人柄で多くの人に慕われていたという。長期休暇の7月初旬に日本に戻ると聞いており、「あんなに純粋な人が犠牲になるなんて信じられない」と悔やんだ。
東京都板橋区の人形作家、清水真理さん(52)は昨年9月、中国で芸術家のアトリエを訪れた際、椋本さんから話しかけられた。会話が弾み、連絡先を交換。以来、中国で作品の展示、販売を行う際の通訳や、景徳鎮で窯元を案内してもらうなどした。「熱意を持って日本語を教え、陶芸を通じて海外の文化を学び、友人に伝えていた。本当に残念」と話した。
事件は26日夕、伊万里市東山代町長浜で発生。佐賀県警は27日、椋本さんの母親(70歳代)宅に侵入し、椋本さんから1万1000円を奪って殺害したとして、近くに住むベトナム国籍の技能実習生、ダム・ズイ・カン容疑者(24)を強盗殺人などの疑いで逮捕した。(小林夏奈美、広州支局 遠藤信葉)

【津波注意報】北海道太平洋沿岸、東北地方太平洋沿岸など 08:37時点

気象庁は、30日午前8時37分に津波注意報を発表しました。
気象庁によりますと、30日午前8時25分にカムチャツカ半島付近を震源とする強い地震が起きました。震源の深さは不明です。地震の規模を示すマグニチュードは8と推定されます。
津波注意報が発表された地域は、北海道太平洋沿岸東部、北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県などです。
海の中や海岸付近は危険です。海の中にいる人はただちに海から上がって、海岸から離れてください。潮の流れが速い状態が続きますので、注意報が解除されるまで海に入ったり海岸に近づいたりしないようにしてください。
◆津波情報をエリアごとに詳しく 予想される最大波の高さと第1波の到達予想時刻は下記の通りです。
<津波注意報が発表されている地域> ・北海道太平洋沿岸東部 最大波高さ:1m 第1波到達:午前10時00分 ・北海道太平洋沿岸中部 最大波高さ:1m 第1波到達:午前10時00分 ・青森県太平洋沿岸 最大波高さ:1m 第1波到達:午前10時30分 ・岩手県 最大波高さ:1m 第1波到達:午前10時30分 ・宮城県 最大波高さ:1m 第1波到達:午前10時30分 ・福島県 最大波高さ:1m 第1波到達:午前11時00分 ・茨城県 最大波高さ:1m 第1波到達:午前11時00分 ・千葉県九十九里・外房 最大波高さ:1m 第1波到達:午前11時00分 ・小笠原諸島 最大波高さ:1m 第1波到達:午前11時30分 ・静岡県 最大波高さ:1m 第1波到達:午前11時30分 ・三重県南部 最大波高さ:1m 第1波到達:午前11時30分 ・和歌山県 最大波高さ:1m 第1波到達:午前11時30分 ・宮崎県 最大波高さ:1m 第1波到達:午後0時30分
◆津波情報について「津波注意報」が発表された場合 津波注意報は、予想される津波の最大波の高さが高いところで0.2m以上、1m以下の場合であって、津波による災害のおそれがある場合に発表されます。海の中では人は速い流れに巻き込まれ、また、養殖いかだが流失し小型船舶が転覆します。海の中にいる人はただちに海から上がって、海岸から離れてください。潮の流れが速い状態が続きますので、注意報が解除されるまで海に入ったり海岸に近づいたりしないようにしてください。

自民「石破降ろし」の収束見えず…中堅・若手の批判派「党にとって最大級の危機的状況だ」

自民党執行部が、両院議員総会を開く方針を決めたのは、石破首相(党総裁)に退陣を迫る中堅・若手議員らによる開催要求を受け入れることで、「石破降ろし」の沈静化を図る狙いがある。首相に批判的な議員らは追及を強める構えで、収束する見通しは立っていない。(鷹尾洋樹、樋口貴仁)
「署名集めの手続きを経なくても総会を開くことが大事だ」
森山幹事長は29日の記者会見でこう述べ、総会の開催を求める中堅・若手議員らに歩み寄る姿勢を示した。これに先立つ党役員会では、28日の両院議員懇談会で総会の開催を求める意見が出たことに首相が言及し、森山氏の提案で、総会開催が決まった。
党則では、総会の開催を求めるには、党所属国会議員の3分の1以上の署名が必要となる。署名集めの中心メンバーで旧茂木派の笹川博義・農林水産副大臣は規定数を集めたと主張しており、当初慎重だった森山氏も開催は避けられないと判断した。
首相に批判的な議員らは総会を契機に退陣を促す圧力を強める考えだ。
笹川氏は29日、党本部で記者団に「自民党にとって最大級の危機的状況だ。1回ではない」と述べ、総会の結果次第では署名を提出し、総会の開催を改めて求める可能性をにじませた。
総会でポイントとなるのが、議題の設定だ。党関係者によると、党則上の定めはなく、執行部と有村治子・両院議員総会長が協議し、議題を決める。森山氏は総会を求める議員から意見を聞く考えを示しており、有村氏は29日、笹川氏らと約1時間、意見交換した。
首相の退陣を求める山田宏参院議員は29日、自身のX(旧ツイッター)に、総会で「『総裁辞任を求める決議』または『早期の総裁選実施を求める決議』の可決を目指すことになる」と書き込んだ。
首相の責任を追及する議員の間では、総会の開催とは別に、総裁選の前倒しを求める意見もある。総会で総裁選を議題とするのは難しいとされるためで、総裁選の前倒しを決める事実上の「リコール規定」の適用に向けた署名集めを進める構えだ。
適用には、党所属国会議員と都道府県連代表の総数の過半数が必要となる。この規定に基づいて総裁選が行われた例は過去にない。署名が集まれば、「首相は進退を最終決断せざるを得なくなる」(ベテラン)との見方が出ている。

【LIVE】太平洋側の広い地域で津波警報 北海道太平洋沿岸、東北地方太平洋沿岸など(2025年7月30日)|TBS NEWS DIG提供

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気象庁によると、午前8時25分ころにロシア・カムチャツカ半島近くを震源とする地震が発生しました。
気象庁は地震の影響で太平洋側など広い範囲に津波注意報を出しましたが、その後津波警報に切り替えました。津波警報が出ているのは北海道から東北、関東、東海、近畿までの太平洋沿岸の広い地域です。
気象庁は海に入ったり海岸に近づいたりしないように呼び掛けています。
※ライブ配信の終了時間は未定のため、予告なく終了する場合があります。
提供:TBS NEWS DIG

【速報】津波警報 カムチャツカでM8.7地震 北海道から九州まで太平洋沿岸広い地域で

気象庁が津波警報を発表しました。高い津波が到達するおそれがあり、警戒してください。
気象庁によりますと、午前8時25分ごろ、ロシアのカムチャツカ半島の近くを震源とする地震が発生しました。
アメリカの地質調査所によると、地震の規模を示すマグニチュードは8.7の地震と推定されています。
この地震の影響で津波警報が発表されています。津波警報が出ているのは、北海道から東北、関東、東海、近畿までの太平洋沿岸の広い地域です。
津波警報が発表された沿岸では、津波で被害が発生するおそれがあります。沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台や津波避難ビルに指定された建物など安全な場所へ避難してください。
避難するときは、海から「より遠い」場所よりも「より高い」場所を目指して逃げてください。

カムチャツカ地震で処理水海洋放出を緊急停止 東電、福島第1原発の作業員も高台に避難

東京電力は30日、ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とする地震による津波に備え、福島第1原発処理水の海洋放出を緊急停止した。自然災害への対応手順に基づく措置で、構内にいる原発作業員にも避難指示を出し、全員が高台に避難したのを確認したとしている。
東電によると、津波注意報発令を受け、30日9時5分、運用手順に従い、処理水の海洋放出を手動で一時停止した。引き続き、施設内への影響などについて遠隔監視するという。処理水は今月14日から通算13回目の放出を開始している。

【太平洋沿岸に津波警報】官房長官が臨時会見 安全確保呼びかけ

カムチャツカ半島付近を震源とする地震の発生に伴う津波警報の発表を受け、林官房長官は午前10時前に臨時会見を行い、安全の確保を呼びかけました。
林官房長官は、北海道から和歌山県の太平洋側の沿岸に津波警報が発表されたことを受け、ただちに高台やビルなどの安全な場所への避難をするよう呼びかけました。
また、現時点で「人的、物的被害は確認中との報告を受けている」と述べました。
さらに、政府の対応として津波警報の発表に伴い、「官邸連絡室で被害状況の把握にあたっている」としています。
林長官はまた、「津波が到達しても、第2波、第3波がより大きくなって到達することがある」として「津波に関する情報に十分注意をし、警報が解除されるまで安全な場所から離れないようにしてください」と呼びかけました。

津波警報を受けて各地で避難、岩手県宮古市の女性「14年前を思い出し心臓がどきどきする」

日本列島の太平洋側で津波警報が発表された30日朝、各地に緊張が走った。住民や海水浴客が慌ただしく高台に避難し、津波を観測した地域では自治体や警察が被害状況の確認に追われた。(釧路支局 菊池宏一郎、北見支局 佐藤一志)
30センチの津波を観測した北海道釧路市では、津波警報の発表を受けてサイレンが鳴り響き、道警のパトカーが巡回して避難するように呼びかけた。海抜約20メートルの高台には100人以上の住民らが集まり、不安そうに海を見つめた。
釧路港近くの会社から身を寄せた女性(41)は「2011年の東日本大震災で釧路市にも津波が押し寄せて車が水没した。今回も不安に思って避難した」と硬い表情で話した。水道工事を中止して同僚と避難した男性(45)は「身の安全が第一なので、警報が解除されるまではこの場にとどまりたい」と語った。
北海道東部の羅臼町でも、車で避難所に指定されている町総合運動公園に身を寄せる人の姿が見られた。子ども2人と旅行中だった静岡県磐田市の会社員女性(51)はレンタカーを運転中、国道の電光表示板で津波警報を知った。「多くの車が国道を離れて向かっていたので、こちらが高台だと思った。とにかく避難できて良かった」と話した。
東日本大震災で500人以上が犠牲になった岩手県宮古市では、避難所になっている市役所に近くの銀行の全従業員約40人が避難した。行員の男性(34)は「避難は早め早めにしないといけない。こうした緊迫した状況は久しぶりなので心配だ」と話した。
市中心部のコンビニ店のパート従業員女性(48)は、警報に切り替わった瞬間に店の鍵をかけて避難してきたといい、「アラート音が聞こえると、14年前を思い出して心臓がどきどきする」と不安げな面持ちで語った。

夏休みの行楽客でにぎわう各地の海水浴場や観光地も騒然となった。
静岡県伊豆市の土肥海水浴場では、防災無線で海岸付近にいる人たちに避難を促したほか、ライフセーバーが海水浴客らに海から上がるように呼びかけた。市は同海水浴場を遊泳禁止とした。
東京都港区のお台場海浜公園では、来園者に海岸から離れるよう園内放送で知らせ、警備員が巡回して警戒。江戸川区の葛西海浜公園は午前11時から閉園し、スタッフも全員避難した。