岡山理科大学、東京都市大学、きしわだ自然資料館などの研究チームは1日、白亜紀後期に生息していた「海のトカゲ」モササウルスの化石を分析し、国内初となる骨などを確認したと発表しました。
研究チームは、1990年末から1992年にかけて大阪府貝塚市で発見され、未処理のまま保管されていた岩石を丁寧にクリーニングして化石を取り出しました。
国内のモササウルス類で初めて上あごの先端を作る骨が確認された他、脳の近くにある骨の左右に短い角のような突起が水平に張り出していることなどを確認しました。骨の大きさの比較から、全長は約6mと推定されました。
世界各地で見つかっているモササウルスの化石と比較して分析した結果、この標本はニュージーランドの堆積物層から発見された「プログナソドン属」に最も近いことが分かり、同種に分類されると断定しました。さらに既存種とは異なる形質を持つことから、「未記載種」である可能性が高いということです。
モササウルスは白亜紀後期(約9800万年~6600万年前)に世界中で生息していました。北西太平洋沿岸地域でプログナソドン属が報告されるのは初めてだということです。
新しい標本は2026年6月27日からきしわだ自然資料館で展示・公開されています。
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維新の馬場氏、閣内協力に意欲 「閣僚送る時来ている」
日本維新の会の馬場伸幸前代表は1日のラジオ日本番組で、次の内閣改造を見据え、高市政権との閣内協力に意欲を示した。2月の衆院選を踏まえ「国民からも認められた連立政権の中に(維新から)閣僚を送る時が来ている」と語った。自身の入閣の可能性については「高市早苗首相に指名権がある」と述べるにとどめた。
維新が重視する衆院議員定数削減法案と「副首都」構想関連法案に関し、自民党に今国会成立に向けた努力を要望。「あれもこれもできないということであれば、連立に入っている意味がない。ずるずると『げたの雪』のように付いていきたいわけではない」とくぎを刺した。
高市首相“国会の求めあれば出席” 野党側が集中審議への出席と党首討論を要求
与野党が対立し、野党がすべての国会審議を欠席する中、森衆院議長は各党の代表者に対し、国会の正常化とともに皇室典範改正案の成立を最優先することなどを与野党に要請しました。
衆議院の森議長は1日午前、与野党7党の代表者と会談しました。森議長は、先月30日に国会に提出された皇室典範改正案について「先送りできない喫緊の課題」だとして、「静ひつな環境で成立を最優先してほしい」と述べたということです。
また、野党側が求める高市首相が出席しての予算委員会の集中審議と党首討論については、与党側に対して、政府とさらなる努力を重ねるよう求めたということです。
中道改革連合・階幹事長「議長が何ら方向性を示すことなく、丸投げされた状況ですので、まずは与党からどういう対応をするのかを示していただく必要があると思っています」
一方、高市首相は、国会からの求めに応じて出席する考えを強調しました。
高市首相「国会から出席の求めがありました時には、出席して誠実に答弁してまいりました。今後もその方針に変わりはございません」
自民党の鈴木幹事長は、党の幹部や木原官房長官らと今後の対応を協議しました。今後、高市首相の出席判断が国会正常化に向けた焦点となります。
教師にけがをさせた疑いで中学生を逮捕 他の生徒とのトラブルで仲裁に入った教師3人に暴行か 滋賀・愛荘町
滋賀県愛荘町の中学校で先月、教師の腕をつかんでけがをさせたなどとして、この学校に通う3年生の男子生徒が1日、逮捕されました。 1日、傷害と暴行の疑いで逮捕されたのは、滋賀県愛荘町に住む中学3年生の男子生徒(14)です。 警察によりますと、男子生徒は先月16日午後0時40分頃から午後1時25分頃までの間、自身が通う町内の中学校で、男性教師(29)の右腕をつかむなどの暴行を加え、肘を打撲するけがをさせたほか、別の教師2人(36歳男性・31歳女性)の肩付近を両手で押す暴行を加えた疑いがもたれています。 当時、学校は昼休みで、男子生徒はトラブルになっていた他の生徒の教室に押しかけ暴れていたため、教師3人が仲裁・制止するために教室に入ったということです。教師らからの報告を受けた学校の生徒指導担当者が翌日、警察へ被害届を提出し、警察は関係者への聞き取りなどから、男子生徒の逮捕に至ったということです。 警察の調べに対し、男子生徒は「間違いありません」と容疑を認めています。警察はトラブルの詳細など、当時の状況を詳しく調べる方針です。
熊本・八代、自民市議が体当たり 汚職巡り新人を威圧か、懲罰可決
熊本県八代市議会は1日、自民党市議団の永江恵子市議が新人議員に体当たりし威圧とも取れる発言をしたとして、陳謝させる懲罰動議を可決した。新人議員は市庁舎建て替えの汚職事件を巡り、別の議員への懲罰動議を提出した後だった。別の議員への懲罰動議は否決された。
永江氏は1日の本会議で「体当たりしたことおよび『新人議員は関わるな』と発言したことは誠に申し訳ありませんでした」と陳謝した。
新人議員は6月16日、他の議員と共に、汚職事件に関する調査特別委員会(百条委員会)の審議を妨害したなどとして、自民党市議団の議員3人に対する懲罰動議を提出。本会議後、永江氏に体当たりされた。
目撃した市議によると、永江氏は本会議場を出た新人議員に背後から3回体当たりした。永江氏も1期目で、懲罰に関する委員会では「同期として心配する趣旨で声をかけた」と釈明したという。
汚職事件では、熊本地検が同市の成松由紀夫市議をあっせん収賄罪などで起訴している。
リニア住民説明会を知事に報告 JR東海社長
リニア中央新幹線静岡工区の早期着工を目指すJR東海の丹羽俊介社長は1日、静岡県庁に鈴木康友知事を訪ね、5~6月に静岡市や大井川周辺8市2町で開いた住民説明会の結果を報告した。鈴木氏は着工容認の条件に住民への丁寧な説明を挙げており、報告を踏まえ、容認に向けた最終判断に入るとみられる。
終了後、記者団の取材に応じた鈴木氏は「今日の報告を整理し、私なりの考えをまとめたい」と述べた。丹羽氏は、住民説明会により「当社の取り組みについて理解を深めてもらったと考えている」と話した。
面会で丹羽氏は、将来のリニア開業を見据え、静岡県と連携して地域振興に取り組むとの方針を文書で取り交わしたいと提案し、鈴木氏から同意を得たという。
鈴木氏は6月の県議会で、着工に関し「私自身の判断は7月7日に説明したい」と言及。県条例や河川法などに基づく同社の法令上の手続き状況も考慮し、結論を出す。
工事を巡っては、大井川の流量減少への対策が重要な課題となっており、同社は水資源や生態系に関する環境保全策について説明会を計22回実施した。
《神戸・ソープ従業員女性刺殺》「胸にナイフが刺さった状態で心臓マッサージを…」“エースニキ”と呼ばれた太客男性と看板嬢の間に何が? 事件直後の「緊迫の一幕」
6月28日21時55分ごろ、神戸市兵庫区福原町の風俗店で、従業員の女性(33)と30代の客の男性が血を流して倒れているのが見つかった。兵庫県警は男性が刃物で女性を刺した後に自らも刺し、自殺を図ったとみている。
“太客”だったという男と、女性の間に何があったのか──。大手紙在阪記者が事件を解説する。
「男性は当日夜、6時間の枠で女性を指名し来店。利用時間を過ぎても連絡がなかったため、男性スタッフが部屋に確認しにいったところ、内側から鍵がかけられていて応対がなかった。スタッフが鍵を開けて室内に入ったところ、男女は服をきたままの状態で倒れていた。女性はソファに横向き、男はベッドにうつ伏せの状態で血を流していたそうです。
男は2~3年前から店を利用していた常連客で、女性とは面識があった。県警はトラブルの有無を含めて、殺人事件とみて捜査を進めている」
現場は神戸電鉄などの新開地駅から300メートルほどの距離にある、風俗店が立ち並ぶエリア。関西地区でも有数の歴史ある”色街”だ。取材班は現地を訪れ、事件直後の緊迫の一幕を目撃した男性に話を聞くことができた。
「22時過ぎですね。僕が見かけた時にはもう警官や消防隊が10人くらい店の前に集まっていました。治安がいい場所ではないので、また警察沙汰かくらいに思っていたんですが、胸にナイフみたいなものが刺さったままの男性が心臓マッサージされていて……。これは殺人やなって思った。すでに亡くなっているとわかったのか、すぐにストレッチャーに乗せられ、ブルーシートに包まれて運ばれていきました。
亡くなったとされている女性は、ここら辺では有名な人気ベテラン嬢です。少なくとも5年以上は働いてるんちゃうかな」
男性が当日22時19分に撮った動画には証言どおり、胸に刃物が突き刺さった男性の姿があった。地面に横たわる男性を複数の警官や消防隊員が取り囲み、鑑識らしき職員が写真撮影する様子も確認できる。撮影開始から1分ほどすると、男性を乗せたストレッチャーが、7~8人の警官に囲まれて、路地の奥に運ばれていった。
男性は”エースニキ”と呼ばれ…
女性が働いていたのは、いわゆる”高級店”だ。店のサイトなどを確認したところ、価格帯は3万7000~6万2000円だった。近隣の無料案内所に勤める男性が言う。
「お店自体はできてまだ10年くらいで、比較的新しいです。福原には50店舗以上お店があるのですが、あそこはオープン当初『高級店×大衆店』のコンセプトを打ち出した革新的なお店だと、界隈では有名です。亡くなった方は”高級嬢”にあたる方でした。お客さんがたくさんついている人気嬢ですね。
大阪市の南東部では「お風呂の水流さないで」 1日夜から2日未明にかけて大雨予想 抽水所の雨水ポンプ運転不能で浸水おそれ
大阪市は、1日夜から2日未明にかけて予想される大雨で浸水する恐れが高まっているとして、市の南東部に「お風呂の水を流さない」などの対策を求める注意喚起を発表しました。 市が「通常よりも浸水のおそれが高い状態」として注意喚起を出したのは、市南東部(生野区・阿倍野区・平野区・東住吉区・住吉区・住之江区)とその周辺地域です。 大阪府では、1日夜から2日未明にかけて、多いところで1時間に30mmを超える雨が降る見通しで、大阪市は、「不要不急の外出を控える」「地下室など低い場所には近づかない」と注意を呼びかけるほか、「お風呂の水を流さない」「洗濯を控える」などと、できるだけ下水に水を流さないように協力を求めています。 市では26日、台風7、8号の影響による雨で、住之江抽水所にある雨水ポンプ6基すべてが水没しました。住之江抽水所のポンプは、大雨対策のために2000年に供用が開始された施設ですが、運転不能の状態が続いています。復旧の目処は立っておらず、市はポンプを仮設するなどして対応に当たっています。 市によりますと、新たな設備に交換する場合、300億円以上の費用がかかる見通しで、排水能力の復旧には数年かかるおそれがあるということです。
海保調査に中国が中止要求=日本政府、外交ルートで抗議
木原稔官房長官は1日の記者会見で、海上保安庁の測量船が沖縄本島北西約290キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で海洋調査を行っている際に、中国海警局の船から繰り返し中止要求を受けたと明らかにした。日本政府は外交ルートを通じ「受け入れられない」と中国側に抗議した。
海保の測量船も中国側に「国際法に従った正当な調査活動を実施している」と反論。調査を継続しているという。 [時事通信社]
製薬大手元社員、二審も懲役16年=メタノールで妻殺害―東京高裁
東京都大田区で2022年、メタノールを使って妻を中毒死させたとして、殺人罪に問われた製薬大手「第一三共」元社員、吉田佳右被告(43)の控訴審判決が1日、東京高裁であった。吉崎佳弥裁判長は、懲役16年とした一審東京地裁判決を支持し、無罪を訴えた弁護側控訴を棄却した。
吉崎裁判長は、妻は仕事や育児の継続を前提とした行動を取っていたと指摘。弁護側の「自殺の可能性がある」などとする主張を退けた。さらに、妻に嘔吐(おうと)やベッドからの転落などの異常行動があっても、被告は119番をしなかったとし、「異変を放置し、死亡を積極的に受け入れるかのような態度を取っていた」と述べた。
その上で、メタノールを容易に入手できた被告が焼酎の飲用などを通じて妻に摂取させ、殺害したと認定。「一審判決に不合理な点はない」と結論付けた。 [時事通信社]