大阪市港区にある市立幼稚園で14日朝、職員が出勤した際にノミが大量発生しているのが見つかりました。園は14日、臨時休園しました。15日も臨時休園の予定です。
大阪市によりますと、14日午前8時30分ごろ、港区にある市立幼稚園で職員が出勤した際、園の建物全体にノミが大量発生しているのを見つけたということです。
ノミは園の玄関、廊下のほか教室でも確認されました。
園では6月下旬から複数回わたる、ノミが目撃されていたことから、7月8日に専門の業者を呼び駆除していたところ1階の天井裏にイタチの死がいを発見し、同じ日に駆除したということです。
こうした状況から園では建物にイタチに寄生していたノミが飛び散ったことが原因とみられるということです。
園児に危険が及ぶ可能性が高いと判断したことなどから、一旦自宅待機をするよう緊急で連絡、14日は園を臨時休園にしました。
園は14日に専門業者による薬剤散布などを実施したということです。
現時点で体調不良を訴えている園児はいないということですが、市は引き続き調査を行っています。
園では15日も臨時休園にして、早ければ16日にも園を再開したということです。
台風5号、北海道に上陸の恐れ…15日午後6時までの24時間降水量は関東甲信で200ミリの予想
気象庁の14日の発表によると、台風5号は関東の東を通り、午後5時には宮城県石巻市の東南東約140キロの太平洋上を時速50キロで北へ進んでいる。中心気圧は985ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートル。台風は夜にかけて三陸沖を北上し、15日には北海道に接近し、上陸する恐れがある。同庁は東日本と北日本について、暴風、高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけた。
非常に強い風が吹く見込みで、14日に予想される最大瞬間風速は東北地方が35メートル、関東地方30メートル、伊豆諸島25メートル。
15日に予想される最大瞬間風速は北海道35メートル、東北地方30メートル。
また、北日本では15日にかけて、東日本では16日にかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り大雨となる所がある見込み。
関東甲信地方では台風5号こそ遠ざかるが、台風や日本海の低気圧に向かって流れ込む暖かく湿った空気や、太平洋高気圧の縁をまわって流れ込む、やはり暖かく湿った空気の影響を受けるため、16日にかけ大気の状態が不安定になる見込み。
14日午後6時から15日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、関東甲信地方200ミリ、北海道120ミリ、東北地方80ミリ。
15日午後6時から16日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、関東甲信地方150ミリ。
参政党にお株を奪われるれいわ新選組 参院選で「消費税減税論議」は議論深まらず、外国人政策は盛り上がり
2025年7月20日投票の参議院選は終盤が近づいて、どうやら「既成政党VS新しい政党」の対決構図が浮かび上がってきた。選挙後は、10以上の政党が入り乱れた混乱状況のなかから、石破首相が交代するかどうかよりも、対米関係の経済や安全保障など中期的テーマについて、れいわ新選組や参政党など新興政党から既成与野党にどういった切り込みが見られるかがひとつの焦点になりそうだ。
議員数は少なくても風穴は開けられる?
7月3日の公示日。昼下がりの四ツ谷駅前で、れいわ新選組の山本太郎代表は、20分足らずの演説を、こうしめくくった。
改札を出た日陰で聞いていた若い女性がつぶやいた。「山本さんは大きな政党では言えないこと、禁句やタブーに、どんどん直球を投げてくれる。純粋な発信はれいわしかない」「反原発、ぶれませんよね」「この演説をもっと拡散したい。ボランティアもしたい」
6年前に起ち上げて以来の快進撃だったが
2019年の「令和」の元号とともに設立された「れいわ新選組」は、3か月後の参議院選で2議席確保するとともに、220万票余りを集め政党要件(総得票の2%以上)をクリアした。比例名簿にあった2人の重度障がい者を参議院へ送り込んだ。当時のロイター通信は、「障害者自身が政治家になるのは効果的な一歩になる」と評価した。その後、参院の議場やトイレなどは大幅に改修された。(JCASTニュース「国会のバリアフリー化は進んだのか」2025年4月19日)。昨年秋の衆院選では、3倍増の9議席に伸ばした。
今回の東京選挙区では「元受刑者」でその後、多数の出所者や障碍者、生活困窮者らの相談に乗っている元民主党衆院議員を担ぎ出した。四ツ谷駅前の街頭で紹介した。
と強調した。
有権者に「お得な話題」しか出てこない
「れいわ」は、消費税減税論議に火をつけたが、財源論議をはじめこの選挙では議論が深まっていない。朝日新聞は選挙中盤戦で、「地球温暖化」や「防衛費引き上げ」を特集、議論が盛り上がっていないと嘆いたが、各党ともに「有権者にお得な話題」以外は力が入らないようだ。政権が「安定」すると与党に不利な法案は避けられる。「夫婦別姓」法案は1997年以来28年ぶりに法案審議にかけられたが、自民党内で意見が分かれ、与党に都合が悪い法案の審議が見送られてきた経緯がある。
一方で、参政党は「日本人ファースト」を掲げて賛否両論を巻き起こしたが、結果として与野党の外国人政策の議論につなげた。さらに「終末期延命措置の全額自己負担」の提唱など、今回の選挙戦では「れいわのお株」を奪った側面もある。
(ジャーナリスト 菅沼栄一郎)
参政党・神谷代表、次期衆院選で政権入り目指すと表明…自公との連立は「するはずもない」と強調
参政党の神谷代表は14日、高松市で街頭演説し、次期衆院選で政権入りを目指す考えを示した。「参院選は通過点。その後の衆院選で政権の一部を担う50~60人ぐらいの規模になって、他の党と連立を組みながら新しい国の政治を作っていきたい」と語った。
自民、公明両党の連立政権については「引きずりおろそうと言っている。なぜ組まないといけないのか。延命するようなことを我々はするはずもない」と強調した。連立相手について「柔軟にどこの党でも交渉する」とも述べた。
裁判員「難しい」「葛藤した」=判決後に会見―新宿タワマン女性刺殺
「難しい事件だった」「葛藤した」。東京・新宿のタワーマンションで住人女性=当時(25)=が刺殺された事件の公判で、裁判員を務めた男性3人が14日の判決後に記者会見した。
判決は、和久井学被告(52)に対する被害女性の言動が「原因の一端になった」と指摘した。
当初、被告に同情の余地があると思ったという会社員の50代男性は「証人尋問や被告人質問を経るに従い、被告と女性の『落ち度の度合いの針』が自分の中で左右に揺れ、葛藤があった」と振り返った。会社経営の30代男性も「落ち度の判断が非常に難しかった」と語った。
和久井被告は女性のライブ配信での発言を聞いて居場所を特定し、殺害に及んだ。別の50代男性会社員は「自分の個人情報を世に分かる形にしてはならないと思う。似たような事件がまた起きるのではないか」と危惧した。 [時事通信社]
舞台照明の第一人者、吉井澄雄さん死去…「劇団四季」創立メンバー
演劇、オペラ、舞踊と幅広い分野で活躍した舞台照明の第一人者、吉井澄雄(よしい・すみお)さんが2日、老衰で死去した。92歳だった。告別式は近親者で行い、後日、お別れの会を開く。喪主は息子の哲(さとし)氏。
東京生まれ。高校時代に舞台照明を学び、1953年、東京学芸大に在学していた20歳の時に浅利慶太、日下武史らと劇団四季の創立に参加。照明家として浅利演出の「ひばり」「オンディーヌ」「鹿鳴館」、蜷川幸雄演出の「NINAGAWA・マクベス」「近松心中物語」、三代目市川猿之助演出のスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」を手がけた。欧州での仕事も多く、伊ミラノ・スカラ座「蝶々夫人」、独バイエルン国立歌劇場「影のない女」などの照明も担当した。92年には、ロンドンで上演された「タンゴ・冬の終わりに」で英ローレンス・オリビエ賞の照明賞の候補になった。
「俳優がせりふを言う時に気持ちが良くなる照明を」と心がけて作った深みがあり、格調高い照明が登場人物の魅力を引き立てた。
日生劇場、新国立劇場など数々の劇場の建設にも携わった。
日本照明家協会名誉会長。2003年に勲四等旭日小綬章。17年に読売演劇大賞の芸術栄誉賞を受賞した。
陶芸家の井上萬二さん死去 人間国宝、96歳
伝統的な白磁製作技法を極めた陶芸家で人間国宝の井上萬二(いのうえ・まんじ)さんが14日午後1時45分、福岡市の病院で死去した。96歳。佐賀県出身。葬儀・告別式の日時や場所は未定。
造形や色調の美しさを追求した清新な白磁の作風を確立し、1979年に、卓越した技能を持つ人を表彰する「現代の名工」に選出された。
87年には日本伝統工芸展で文部大臣賞を受賞。95年に白磁技法で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、97年、紫綬褒章を受章した。
土砂崩れで住民約30人が孤立状態 水があふれて安全確認できず、復旧工事は進まず 高知・越知町
高知県越知町で土砂崩れが発生し、住民約30人が孤立状態となっています。
午前9時45分ごろ越知町の町道で「土砂が道を覆っていて通れなくなっている」と鎌井田桑薮地区の住民から町に連絡がありました。
町によりますと、大量の土砂が崩れて地区に通じる道が通れなくなり、14世帯29人の住民が孤立状態になっているということです。
町は、業者に復旧工事を依頼していますが、水があふれているため安全確認が出来ず、作業は進んでいません。
いまのところ、体調不良になっている住民はいないということです。
【参議院選挙】最新情勢 自公“過半数割れ”の可能性 若者中心に自民党離れか【選挙の日、そのまえに】
今回の参議院議員選挙について、JNNが中盤情勢を分析した結果、自公で参議院の過半数を割り込む可能性があることがわかりました。
自公過半数割れの可能性 参政党は10を超える議席獲得の可能性
出水麻衣キャスター: 今回の参議院選挙は、125議席を誰に・どの政党に託すのかを皆さんが選ぶ選挙となっています。
現在、与党が過半数を超えるためには50議席が必要となっていますが、JNNが中盤情勢の分析をした結果、自民・公明の与党では過半数を割る可能性も出てきています。
TBS報道局選挙本部デスク 本杉美樹記者: 公示前の改選議席と獲得議席の予測は、それぞれ以下のようになっています。
▼公示前の改選議席 自民党 52 公明党 14 立憲民主党 22 日本維新の会 5 共産党 7 国民民主党 4 れいわ新選組 2 参政党 1 社民党 1 日本保守党 0 諸派・無所属 8
▼獲得議席の予測 自民党 28~44 公明党 5~11 立憲民主党 24~32 日本維新の会 5~8 共産党 3~6 国民民主党 11~21 れいわ新選組 3~4 参政党 8~18 社民党 0~1 日本保守党 2~3 諸派・無所属 7~9
自民党と公明党はいずれも議席を減らす公算が大きいとみています。自民・公明を合わせた与党の議席は50議席を割り込み、参議院で過半数割れする可能性が1週間前よりも大きくなりました。
一方、野党の立憲民主党は選挙区で堅調です。そして国民民主党と参政党は、野党の中でも特に大きく議席を伸ばす見込みです。
国民民主党は選挙区・比例とも大きく積み増し、目標としている16議席獲得に迫る勢いになっています。参政党は10を超える議席を獲得する可能性があります。
序盤の情勢と比較していきます。
▼序盤 自民党 35~50 公明党 8~13 立憲民主党 20~31 国民民主党 9~18 参政党 7~16
▼中盤 自民党 28~44 公明党 5~11 立憲民主党 24~32 国民民主党 11~21 参政党 8~18
1週間前の情勢と比べると、自民党と公明党はさらに厳しい状況になりました。
一方で立憲民主党、国民民主党、参政党は接戦となっているところで伸びを見せるなどして、議席をさらに積み増す見込みになっています。
井上貴博キャスター: 自民党を見てみると、今は52ある議席が、下振れすると28議席になっていますね。
JX通信社代表取締役 米重克洋さん: 比例も選挙区もそれぞれ苦戦しているので、過半数を獲得することが厳しくなってきています。
カギ握る「1人区」最新情勢
出水キャスター: 情勢の鍵を握る1人区はどうなっているのでしょうか。
本杉美樹記者: 2022年の選挙での1人区の結果は与党が28、野党系が4で、与党の圧勝で終わりました。
今回の選挙では序盤の予測で与党優勢が9、野党系優勢が12で、接戦は11と、全国的に与党が苦戦しているのが分かります。
中盤の情勢では、与党優勢が8、野党系優勢が15で、接戦は9となっています。1週間前よりも、さらに自民党が追い込まれている状況です。
7月7日時点で自民優勢となっていた滋賀は接戦に持ち込まれました。接戦だった青森、三重、和歌山では野党系が支持を伸ばし、野党系優勢になっています。
出水キャスター: この変化をどの捉えていますか。
米重克洋さん: 群馬や栃木、岡山などのいわゆる保守王国と言われるような場所、特にJNNの判定で栃木と岡山で接戦になっているということが、今回の自民党の苦戦をかなり象徴していると思います。
その背景には、自民党が取りたかった保守的な無党派層を参政党が食っている部分があったり、野党が、立憲民主党と共産党の候補を統一したりするなどの動きもあり、全体として野党優勢の状況になってきているということが挙げられます。
若い世代 “自民離れ”加速 ソーシャルメディアの普及により変化か
出水キャスター: 全体的には自民党が苦戦しているということですが、それを裏付けるデータもあるようです。
本杉美樹記者: 以下は、それぞれ2022年と今回、参議院選挙の投票1週間前に行った調査結果です。
▼自民党 年代別支持率(2022年7月3日時点) 20代以下 22.8% 30代 26.2% 40代 27.5% 50代 30.4% 60代 33.9% 70歳以上 37.9%
▼自民党 年代別支持率(2025年7月13日時点) 20代以下 9.1% 30代 11.9% 40代 15.9% 50代 20.8% 60代 26.9% 70歳以上 32.9%
20代以下、30代の支持率は半減しています。40代以上も軒並み支持率が下がっています。
特に若年層を中心に自民党離れが顕著ですが、20代以下は今回の選挙、比例ではどこの政党に投票するのでしょうか。
▼20代以下 比例投票先 自民党 7.2% 公明党 5.0% 立憲民主党 2.1% 日本維新の会 2.1% 共産党 1.7% 国民民主党 14.9% れいわ新選組 2.1% 参政党 10.0% 社民党 0.5% 日本保守党 3.5% 他 2.7% 未定・無回答 48.2%
まだ48.2%が未定・無回答ではありますが、調査結果によると1番多いのは国民民主党14.9%、2番が参政党10%で、自民党は3位に落ち込み7.2%という結果になっています。
全年代での比例投票先は、以下のようになっています。
▼中盤情勢 比例投票先(全世代) 自民党 14% 公明党 4% 立憲民主党 10% 日本維新の会 4% 共産党 3% 国民民主党 7% れいわ新選組 4% 参政党 8% 社民党 1% 日本保守党 3% 他 2% 未定・無回答 39%
全年代で見ると、1位は自民14%、2位は立憲10%、3位は参政8%、4位は国民7%となっています。
若年層で比例の投票先として支持を集めていた国民民主党と参政党は、若者だけではなく全体でも大きく伸びていて、今回躍進する可能性があるとみています。
一方で、未定・無回答者も4割いるので、残り1週間で情勢が変わる可能性があると考えています。
出水キャスター: 投開票日まで6日余りですが、今後の注目ポイントはどのようなところでしょうか。
米重克洋さん: 報道各社の情勢報道が続いていますが、引き続き参政党や国民民主党がかなり躍進するのではないかといわれています。
そうした中で、無党派層はこれから態度を決め、最後の3日間で急激に態度を決めていく有権者も多くいます。相対的に若い人たちに多いですが、このような人たちがどのような投票行動を決めるかが、変化の上で注目すべき点かなと思います。
井上貴博キャスター: 選挙期間中にこれだけ状況が変わっていくことを、都議選でも感じました。データを分析している中で、分岐点や「このあたりで変わった」などと感じたことはありますか。
米重克洋さん: 2024年以降、ネット選挙の影響がかなり大きくなってきているので、ソーシャルメディアの普及によって、無党派層の態度の決まり方が変わってきてる部分もあるのかなと思います。
触れる情報がソーシャルメディア中心になってくると、ソーシャルメディアの中で話題になった情報を頼りにして投票先を決める有権者の割合が増えていくので、そういう部分が大きな影響を及ぼしてきている可能性もあると思います。
======== <プロフィール>米重克洋 JX通信社代表取締役 全国の報道機関にニュース速報や世論調査を提供 選挙分析も手がける
本杉美樹 TBS報道局 選挙本部デスク 情勢分析のブレーン
日航機墜落40年に向け、亡き家族への手紙まとめた文集10年ぶりに発行…遺族7人が初めて寄稿
日本航空ジャンボ機墜落事故から8月12日で40年となるのを前に、遺族らでつくる「8・12連絡会」は15日、亡き家族への手紙をまとめた文集「茜雲(あかねぐも) そのあとに」を10年ぶりに発行した。第31集となる今回は三十数人が思いをつづり、このうち7人が初めて寄稿した。
「そのあとに」と新たに加えた題名について、連絡会事務局長の美谷島邦子さん(78)は「40年間支えてくださったたくさんの人への感謝の気持ちを込め、それをエネルギーにしてこの先も事故を語り継ぎたいという思いも表現した」と話した。
連絡会の歩みを抜粋した巻末の年表は、1985年12月の会発足から10ページにわたる。慰霊登山を支援するため日航が続けている登山道整備・修復の様子も紹介した。
A4判72ページ、初版700部。美谷島さんの主宰する一般社団法人「いのちを織る会」ウェブサイト(https://inochiwoorukai.jimdofree.com/)の問い合わせページから、1冊1800円(送料込み)で購入できる。