京都府南丹市の山林で見つかった遺体について、京都府警は14日、行方不明になっていた市立園部小の安達結希(ゆき)さん(11)と判明したと発表した。「なぜこんな結果になったのか」。無事を祈り続けた知人や地域住民の間に深い悲しみと動揺が広がった。
「これから楽しい人生が待ってたはず。言葉が浮かばない」
南丹市園部地区に住む70代男性は肩を落とした。
安達さんが行方不明になってから3週間あまり、普段はのどかな山あいの地域住民らは、無事を願いながら不安な日々を過ごしてきた。
市内に住む70代女性は「11歳は可愛い盛り。本当に可哀そう。なぜこのような結果にならなければならないのか」と沈痛な面持ちで語った。
身元判明の一報を受け、安達さんの捜索に携わった男性は「覚悟はしていたが、残念な結果になってしまった」と言葉少なに語った。
安達さんを知る女性は「どうして亡くなったのか、原因を突き止めてほしい」と悔しさをにじませた。【安徳祐、川地隆史、資野亮太】
両陛下、日本国際賞授賞式ご臨席 最先端の研究で業績の科学者らたたえられ
天皇、皇后両陛下は14日、東京都渋谷区の新国立劇場で、世界的な科学者に贈られる「日本国際賞」の授賞式に臨席し、受賞者に盛んな拍手を送られた。天皇陛下は式典後、港区のホテルオークラで催された晩餐(ばんさん)会で、和やかに懇談された。
受賞者は、デジタル社会でのプライバシー保護などの研究で貢献した米ハーバード大のシンシア・ドワーク教授、病原体から体を守る自然免疫などの研究で貢献した大阪大先端モダリティ・ドラッグデリバリーシステム研究センターの審良(あきら)静男特任教授と米テキサス大サウスウエスタン・メディカルセンターのジージャン・チェン教授の3人。
陛下は授賞式のお言葉で「それぞれの研究を通じて、人々の暮らしの安全と利便性の向上、また、医療や予防の発展に大きく貢献されてきたことに深く敬意を表します」とたたえられた。
切符制度を利用した「ニセ警察官」詐欺広がる……小学生や中学生も
今春に入り警察官を装って金をだまし取る、いわゆる「ニセ警察官」による犯罪が多発している。きっかけ4月より施行された自転車における「青切符制度」(交通反則通告制度)であった。
栃木県では40代の男性が自転車に乗り走行していた際、普段着姿のニセ警察官に呼び止められ、違反を理由に罰金1万5000円をだまし取られた。
また、広島県では青色の作業服姿を来た警察官風の男が、高校生に対し「交通ルールに違反している」とし2000円をだまし取り、その場から逃走した。
これら交通ルールを盾にしたニセ警察官による詐欺被害は日本全国で発生しており、警察側も「警察官が現金を受け取ることはない」「現金ではなく納付書で支払う」と注意喚起を行っている。
一方でニセ警察官による「青切符詐欺」は完全には防ぎきれないのではないか、とする声も多い。14日現在、自転車における青切符は制度そのものが認知されていないほか、高校生など普通免許を持てない未成年にとっては、交通ルールを法律レベルで知る機会が多くない。そのため、今後高校生だけではなく、今後は中学生や小学生なども「青切符詐欺」のターゲットとなる可能性もある。
もちろん一部の学校では、交通ルールに加えて青切符の制度説明も行っている学校もあるが、生徒全員がきちんと認知できている訳ではない。そのためネットでは「未成年にも制度をきちんと学ぶ機会を」「ニセ警察官にだまされないルール作りをして欲しい」といった声も少なくないようだ。
川崎クレーン事故、重り内部掘削の解体工法採用は今回が初めて…受注の東亜建設工業が説明
川崎市川崎区扇島のJFEスチール東日本製鉄所京浜地区で解体中の大型クレーンから重りが落下して男性作業員5人が転落した事故で、工事を発注したJFEスチールと、受注した東亜建設工業が14日、東京都内で事故後初めて記者会見を開いた。東亜は、重機で重りの内部を掘削する解体工法を採用したのは今回が初めてだったと説明した。
神奈川県警は同日、業務上過失致死容疑で東亜の横浜支店(横浜市中区)と、工法を提案した1次下請けの「ベステラ」(東京都江東区)を捜索。関係資料を押収し、安全管理に問題がなかったか捜査を進める。
記者会見にはJFEと東亜の幹部計6人が出席し、東亜の木下正暢・執行役員専務は「被害に遭われた方々とご家族ら、多くの方々に心配と迷惑をおかけしていることを重く受け止め、おわび申し上げる」と謝罪した。
両社によると、船から鉄鉱石などを積み下ろしする「アンローダークレーン」(高さ54メートル、幅104メートル)の両端には、円柱状の重り(直径6メートル、長さ9メートル)と、積み荷を搬送する装置「バケットエレベーター」がそれぞれ付いていた。崩落防止のため、「支保工」と呼ばれる3基の構造物でクレーン全体を支えながら、先月25日から重りの解体作業を開始。重りとバケットエレベーターを交互に解体し、バランスを取りながら進めていたという。
東亜は当初、海上から船でクレーン全体を撤去する方法を検討したが、バランスが取りづらく、油の流出懸念もあると判断。ベステラから工法を提案され、採用したという。木下氏は「確実性や安全性を判断して、今回の方法が最善だった」と強調した。
5人は、転落防止柵に囲まれた重り上部の40平方メートルほどの平面部分で、重機(約10トン)で内部のコンクリートを削る作業などをしていた。当初500トンあった重りを400トンまで削った今月7日午後、何らかの原因で重りがクレーンから外れ、5人は重りとともに約35メートルの高さから落下した。落下時、安全帯を着用していたかは不明という。現場にはクレーンのバランスを常時計測する「荷重計」が設置されていた。
事故では、千葉市稲毛区の千葉ケン志朗さん(19)、同市緑区の小池湧さん(29)、千葉県市原市の上山勝己さん(43)の3人が死亡し、1人が重傷、1人が行方不明。記者会見で東亜などは、地上で作業していた男性1人が軽傷を負ったことも明らかにした。
不明作業員の捜索難航
事故から14日で1週間が経過したが、行方不明となっている男性作業員1人の捜索が難航している。重りの落下によって桟橋に開いた穴から海中に転落したとみられ、一緒に落ちたがれきが捜索の支障となっている。
東亜建設工業などによると、穴がある場所の水深は約10メートル。大量のがれきが海底に散乱しているという。そのため同社が水中ドローンで確認しながらクレーン台船でがれきを撤去。神奈川県警や川崎海上保安署も連日、船やヘリで捜索を続けているが、14日も発見には至らなかった。
森友文書、最終開示=佐川氏改ざん指示の経緯不明―財務省
学校法人森友学園への国有地売却に関する公文書改ざん問題で、財務省は14日、改ざんを指示されて自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(55)に関連文書を開示した。昨年4月に始まった文書開示は7回目で、主要な文書は今回が最後の予定だが、改ざんを主導したとされる佐川宣寿元理財局長の具体的な指示などは明らかにならなかった。
今回開示されたのは、近畿財務局が保管していたメールや応接録など約2万8000ページ。雅子さんはこの日、財務省で文書を受け取った後、報道陣の取材に「私が分かりたいことは何も分からない。本当に悔しい」と怒りをあらわにした。 [時事通信社]
妻と下山中に登山道から滑落…30mほど下の沢で倒れていた70歳無職の男性が死亡 登山歴は50年以上
12日午後、三重県いなべ市の鞍掛峠で妻と2人で登山をしていた70歳の男性が、登山道から滑落し死亡しました。 警察によりますと、12日午後1時過ぎ、いなべ市藤原町の鞍掛峠で妻(68)と下山していた名古屋市南区の無職の70歳の男性が登山道から足を踏み外して滑落しました。 妻が登山口まで下山した後、通報を受けた警察と消防が捜索したところ、約4時間後に登山道から30mほど下の沢で倒れている男性を発見しました。 男性は全身を強く打ったとみられ、その場で死亡が確認されました。 警察によりますと、男性は登山歴50年以上だったということです。 いなべ署管内では去年11件の山岳遭難が発生し、鞍掛峠のある鈴鹿山脈の竜ヶ岳では行方不明者と死者が1人ずつ出ているということで、警察は注意を呼び掛けています。
6割が入庁辞退の異常事態でも斎藤知事はどこ吹く風…大阪や京都と比べ突出して高い割合
兵庫県の採用試験に合格した人の6割近くが、入庁を辞退していた。県によると昨年行った職員の採用試験で「大卒程度の総合事務職」として合格したのは209人(早期SPI枠・通常枠の合算)だが、4月1日に入庁した人は86人だった。
123人が辞退しており、辞退率は58.9%と6割近くに達した。前年は46.0%だったので、数値が“悪化”したといえる。昨今の人手不足で公務員でも採用難だとはよく言われることだが、近隣府県の辞退率と比べると、そんな一般論で説明できるものではないことがわかる。
大阪府30.3%(合格175人/辞退53人)、京都府45.5%(合格156人/辞退71人)と、兵庫県が突出しているのだ。しかし、斎藤元彦知事は記者会見で「辞退率をふまえて、多めに合格を出している。そういった影響から辞退率が増えたと考えている」と語った。
この説明に対しSNSには、「そこじゃないんですよ。辞退率が高いということは、他に選択肢があれば兵庫を選ばないということ。『選ばれない職場』になっているということ。多めに取れば解決する話じゃない」と反論が多く見られた。
さらに、「何この永久機関のような破綻した説明。辞退される原因を直視せず、自分たちが水増ししたせいだと言い張るのは、自分の尻尾を食べて自滅するヘビのような、支離滅裂な言い訳」と知事の姿勢に強烈な批判もあった。
報道によると、公務員試験の講座を開く県内の大学生協では「兵庫県は複数の受験枠の併願ができるため、とりあえず受験する学生が多い」と分析しているという。さらに、告発文書問題の混乱を受け「学生が兵庫県への入庁に不安を訴えたり、親に『やめておけ』『他の所にしておけ』と説得されたりするケースが目立つ」ということだ。
昨年春は、2024~25年に兵庫県庁を自主退職した人が急増して大きな話題となった。教育委員会や県議会事務局などを除く知事部局の自己都合退職者は103人に上り、100人を超えたのは、行財政改革の一環で給与を削減した2007年度以来17年ぶりだった。増加の背景要因として指摘されるのが、文書問題に端を発する一連の県政の混乱だ。
「結局パワハラがあったかなかったはっきりしないと採用難は続くんじゃ?」
「解決策はトップがいなくなるか、文書問題について全面謝罪するか、司法判断を斎藤自身が仰ぐかかな」
現在2期目である斎藤知事の任期は2028年11月16日まで。来年春と再来年春、兵庫県への入庁希望者はどうなるのか。
送迎中の5歳女の子を自宅アパートに連れ込んでわいせつ行為…動画を撮影か 障害児通所施設の元職員の男(46)を逮捕 警視庁
障害のある子ども向けの児童通所施設に通う5歳の女の子を自宅アパートに連れ込み、わいせつな行為をした上、動画を撮影したとして、施設の職員だった46歳の男が警視庁に逮捕されたことがわかりました。
わいせつ目的誘拐などの疑いで逮捕されたのは、東京・八王子市の後藤隆也容疑者(46)です。
後藤容疑者は、おととし2月、当時勤めていた千葉県内の障害児通所施設に通う5歳の女の子に対し、13歳未満であることを知りながら自宅アパートへ連れ込みわいせつな行為をした上、スマートフォンで動画4本を撮影した疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと、後藤容疑者は当時送迎を担当していて、女の子を送迎中に、当時自身が住んでいた松戸市のアパートへ連れ込み犯行に及んだということです。
取り調べに対し、後藤容疑者は「覚えていません」と容疑を否認しています。
おととい(11日)、警視庁が家宅捜索を行った結果、後藤容疑者の自宅や車などから“児童に関する性的嗜好が表に記載されたDVD”などが、押収されたということです。
去年11月、警視庁に情報提供があったことから事件が発覚しましたが、後藤容疑者をめぐっては複数の児童が関わる情報提供があるということで、警視庁は余罪を追及しています。
後藤容疑者は、これまでにも別の複数の施設で児童に関わる仕事をしていたということです。
《京都小6行方不明》図工の授業で作った力作の“粘土のドラゴン”が壊れてしまい…失踪直前に起きていた“教室で号泣事件”
11才の少年はなぜ突然姿を消したのか。大規模な捜索が連日続けられ、時には山中を煌々と照らして行方を捜していたが──解決までには、多くの謎が残されている。
京都・南丹市で3月23日から行方がわからなくなっている安達結希くん(11才)が通っている園部小学校で4月9日、入学式が行われた。保護者に手を引かれ、真新しい通学リュックを背負った新入生が門をくぐっていく。だが、学校を取り巻く空気は、そんな門出を祝う場にふさわしくないものだった。校門の前には制服姿の警察官が立ち、物々しい雰囲気に包まれていた。新入生の保護者が話す。
「学校からは”お子さんをひとりで遊びに行かせないでください”と注意がありました。”不安に思うことがあれば相談を”とも言われましたが、事件なのか事故なのか……正直、不安の正体がわからないのがいちばん怖いです。一刻も早く無事に見つかってほしいと思います」
姿を消した当日朝、結希くんは父親が運転する車で自宅を出た。学校までは約9km、30分ほどの道程だ。午前8時頃に到着すると、グラウンドに隣接する駐車場で結希くんは車を降りた。それが、結希くんの姿が確認された最後だという。
「防犯カメラには父親の車が駐車場を出入りする映像が残っていました。しかし、結希くんが降車したとされる場所は画角の外でした。結希くんは教室に現れず、そのまま行方不明に。校内や周辺の防犯カメラに姿はなく、バスや電車などを利用した形跡もありません。忽然と消えてしまいました。
学校側も、保護者が連絡アプリで事前に送っていた翌24日の欠席届を当日のものと取り違えており、”結希くんがいない”という異変に気づくのが遅れました」(全国紙社会部記者)
正午頃、ようやく学校が保護者に連絡。父親が警察に通報し、捜索が始まった。警察や地元消防団は、4月9日時点でのべ1000人以上が投入され、周辺の山中やため池を捜索した。焼却炉をのぞきこんだり、自宅周辺でスコップを持つ捜査員の姿もあった。
最初に大きな動きがあったのは行方不明から6日後の3月29日。学校から西に約3km離れた山中のガードレール脇で、結希くんの黄色い通学リュックが見つかったのだ。しかし、この発見自体に不可解な点があった。
「この場所は、地元消防団が前日までに何度も入っていたエリアです。捜索に加わった人は”そこにはなかった”と言っている。おまけに、発見の前には雨が降った日があったのに、リュックはほとんど濡れていなかったし、汚れてもいなかった。まるで屋内にあったものが、あとから置かれたように見えたといいます」(捜査関係者)
東京の方に住んでいた母親は、幼い結希くんを連れて実家に戻ってきた
《「より華やかに」とのチョイスか》小池百合子都知事、“金ピカ姿”で東京ガールズコレクション出演 スタイリングは「普段からご自身でされている」とファッション編集者
4月10日、東京都が新たな国際文化芸術祭「ARTE TOKYO(アルテ・トーキョー)」を今年の10月10日から12月31日にかけて開催すると発表 した。小池百合子都知事(73)が定例記者会見で明かした。同芸術祭は、現代アートや演劇、音楽など様々なプログラムを結び合わせて、「芸術都市・東京」の魅力を発信。毎年開催される予定だという。
このたび、芸術・カルチャーへの新たな取り組みを明らかにした小池都知事だが、3月14日には国内最大級のファッションイベント「マイナビTGC(東京ガールズコレクション) 2026 S/S」にサプライズ登場していた。10代後半から20代のトレンドに敏感な層が訪れる同イベントで、東京都が推進する施策をアピール。TGCは今年で21年目を迎え、来場者数約1万8900人、配信総視聴者数約465万人 を記録する大賑わいだった。
ゆうちゃみ(24)、生見愛瑠(24)らトップモデルや、タレントの杉浦太陽(45)と辻希美(38)、長女・希空(18)親子など約200人のタレントやモデルが登場し、会場は熱気に包まれるなか、
ステージ前方に設置されたモニターに「東京都知事 小池百合子」の名前が映し出されると会場はどよめきに包まれた。小池都知事は客席に向かって笑顔で手を振り、「すごいパワーですね~!」と歓声に応えていた。
「全身ゴールド」で登場
小池都知事がTGCに出演するのは、2017年以来約9年ぶり。前回のステージでは赤のタートルネックに紺のジャケットを合わせた比較的フォーマルな姿を 見せていた小池氏だが、この日は、全身メタリックな”金ピカコーデ”で登場。イベントの華々しさと並び立つ存在感を示していた。ファッション編集者の軍地彩弓氏が語る。
「当日私も会場にいたのですが、小池さんのサプライズ登場に場内が『おー!』とざわめきました。今年のアカデミー賞でK-POP初の歌曲賞に輝いたHUNTR/Xの『Golden』がBGMに聞こえてきそうな、 金色に輝くファッションが目を引きました。金色の中でも燻したようなブロンズカラー。ラメが入ったパンツのセットアップに、その上からもブロンズカラーのショールのようなアシンメトリージャケット。じゃらじゃらと重ねたパールのネックレス。かなり個性的です。TGC という若者の聖地で、モデルやタレントの出演者にも負けない輝きを放っていました」
過去には書籍『小池百合子式 着こなしの黄金ルール』(扶桑社)の監修を務めるなど、以前から小池都知事のファッションチェックをしている軍地氏は、今回の装いをこう見る。