高市早苗氏は、1961年3月7日、奈良県内で、サラリーマンの父の大休(だいきゅう)さんと、奈良県警に勤める母の和子さんの間に、長女として生まれている。
ちなみに、高市氏が7歳の時には、弟で、のちに秘書として長年高市を支える知嗣(ともつぐ)氏が生まれている。
私は高市氏が国会議員になって以来、政局の節目節目にインタビューを行い、彼女の人生についても話を聞いてきたが、高市氏の人格形成に大きな影響を与えた人物といえば、やはり、父の大休さんと母の和子さんの2人である。
父の大休さんは、長女である高市氏のことを誰よりも溺愛し、育てたといわれている。弟の知嗣氏に対しては厳しかったようだが、一人娘は、自慢の存在だったらしく、かわいくてならなかったのだ。
大休さんは、トヨタ系列の機械メーカーのサラリーマンだった。西日本全土を統括する大阪の営業所に勤めていたため、夜中であろうが、休みの日であろうが、仕事の取引先でひとたびトラブルがあると直ちに駆けつけなければいけなかった。真夜中に自ら車を運転して「島根県まで行ってくる」と言い残して、飛び出していったこともあった。
高市氏は、子供ながらに仕事熱心な大休さんの様子を見て、たびたび思っていた。
〈お父さんは本当に責任感が強いんだな〉
そう思い、父のことを誇りに思った。
父はエンジニアではなく営業職だったが、取引先のことを何よりも大切にしていた。そして営業マンだけあって、人当たりも非常によかった。
「相手のことを認めながら、まず褒めて話をしろ」
それが父の口癖で、のちに高市氏は政治家になってからも、たびたび諭すようにアドバイスをされたという。
高市氏は、優しい父の大休さんから、議員になってから一度だけ、きつく注意されたことがある。
「お前は、自分と違った意見を持った相手に対して、ストレートにモノを言いすぎる。アメリカ流の交渉術を、日本に持ち込むのはやめなさい」
大休さんのように、ビジネスの社会で長く生きてきた人の目から見れば、国会での質問や、討論番組などに出演する際の高市氏のやり方は、不必要な敵をつくっているように映っていたようであった。
大休さんとしては「相手を褒めちぎって、そんで一本ひゅ~っと、骨を抜いたるねん」をモットーとして接してほしかったようだ。たとえ、間違った考えだと思っても、まず相手の意見、相手の見識を評価してみせてから、やんわりと自分の意見を言うほうが高市氏にとっても得策だということだろう。
大休さんは言った。
「徹底的に相手を論破した人のほうが立派には見える。でも、お前がそれをする必要はない。政治家だから主張すべきはしてもいいけど、お前の言うことが100%正しいという保証はない。だから、必ず相手の意見も評価して、それでも相手を言い負かそうとする時は、相手の顔を潰さない、必ず相手の逃げ道をつくるやり方を身につけなさい」
高市氏は、気づいてみると、父の指摘に一理あると思った。
高市氏は、国会議員として靖国神社に、たびたび参拝しているが、それは父の大休さんの影響もあるという。
「昭和一桁生まれ、軍国少年最後の世代の父が、小さい頃に私を映画館に何度か連れていってくれたんですが、小学校くらいの時の映画は全部戦争をテーマにした作品ばかり。家の本棚に並ぶ本も、山本五十六や東郷平八郎を主人公とした本が多かった。それから戦争関係の歴史本も多かった。私も父の影響で、東郷平八郎と山本五十六について書かれたものはほとんど読みました」
父の大休さんは軍歌も好きだった。早いうちから安月給でやりくりして、いいステレオを購入して、休みの日にはよく聴いていた。
高市氏も、大休さんと映画に行くのが好きだった。ほとんどが戦争映画だったので、エンディングはたいてい悲しいシーンであった。戦艦が沈んだり、兵隊が亡くなるシーンがあると、子供ながらに見終わると悲しくなり、ワンワンと泣くこともあった。
大休さんは、家族サービスにかこつけて、高市氏を連れ出すことで、自分が好きな戦争映画を見たかったのだろう。当時は、土曜日も出勤が当たり前だったので、休みは日曜日だけ。近くに映画館がないために、高市氏は地元の橿原(かしはら)市から近鉄に乗って、大阪の難波まで遊びに出た。
映画を見たあとは、近鉄百貨店のレストランでお子様ランチを食べて帰るコースが定番だった。映画で泣き崩れても、レストランで食事をしているうちに、いつの間にか笑顔に戻っていった。
父の大休さんは、料理も上手だった。母の和子さんが残業の時などは、もっぱら腕を振るってくれた。高市家では家族みんなでともに夕食を取るという決まりがあり、両親のどちらかが遅い時でも揃うのを待って、必ず一緒に食事を取った。
高市氏が振り返って語る。
「何がおいしかったかというと、あんまり記憶にないですが、時間がない時はすき焼きや鍋物。あとは、肉じゃがや野菜炒め。なんでもおいしくつくってくれました。父に比べると、母は料理下手で、言ったら罰が当たりますが、おいしくないうえに時間がかかって、品数が少ないんです。私もそれを継いでしまって、要領が悪いんです」
高市氏が神戸大学経営学部を卒業し、松下政経塾へと入塾したのも大休さんの影響があったからだという。
高市氏は当時、国家公務員の試験を受けて筆記試験までは通っていた。しかし、土壇場になって「松下政経塾を受ける」と言い出した。そんな気持ちになった背景には、子供の頃から、父の大休さんと食卓で交わしてきた会話の影響があった。
トヨタグループに勤めていた父は、トヨタの取り組んでいる品質管理に始まり、株価の見方、景気、企業のコスト削減の難しさ、アジアやアメリカ、ヨーロッパ、ロシアなどとの貿易事情など、子供向けではない話も、ごく当然のこととして話してくれた。
知らないことばかりだったが、一人前に扱ってもらえることがうれしかった高市氏は、父の話に必死に耳を傾けた。
今思えば、それほど高度な話でもないが、夜逃げした経営者の話や、破産手続きの仕方など、時折ユーモアを交えながら、大休さんは、面白おかしく話してくれた。だからこそ勉強嫌いだった高市氏は、自然に経営に興味を持つようになっていった。神戸大学の経営学部を進学先に選んだのも、父の影響が多少なりともあったのかもしれない。
いつからか高市氏は、「経営の神様」と呼ばれる松下幸之助のもとで、金融や為替の勉強をしてみたいと真剣に考えることになっていく。
さらに松下政経塾に合格できたのも、大休さんからのアドバイスによるものが大きかった。
三次試験の面接の前日、高市氏は、父の大休さんから松下幸之助の本を1冊、手渡された。
「行きの新幹線のなかで読むように」
さらに、大休さんは言った。
「ひと言だけ、言っておくけど……。参考までの話だから。松下さんはどう思うか知らないけれど、運のいいヤツだと思われるように振る舞いなさい。堂々と、ニコニコしていればいいよ」
父によると、よく会社の面接試験などで、不景気の時には面接官の同情をなんとか買おうと、泣きを入れてくる人がいるのだという。
「父を亡くして、残された母は病気で、自分がこの会社に入らなければやっていけません」
だが大休さんは、そういう同情作戦には否定的だった。
「でも、そんな運の悪い人間を会社に入れたら、社運まで傾いていくと思うから、俺が面接官だったら落とすよ。それだったら、ニコニコして、運のいいヤツだと思われなさい」
それが父がくれたアドバイスだった。
高市氏の面接試験は明らかに失敗だったという。しかし、父の言葉を思い出しながら、面接会場の外に出ると、廊下で松下政経塾の職員がポラロイドカメラを持って待ち構えていた。
子供の頃から、「カメラを向けられたら笑いなさい」と言われて育ったので、ひどく落ち込んでいるにもかかわらず、高市氏は精一杯の笑顔をつくって撮影に臨んだ。
あとで話を聞いてみると、三次試験は松下幸之助本人がその夜、ホテルの部屋で受験者のポラロイド写真を並べて合格者を選んだという。その判定基準は、運のよさそうな顔か、愛嬌のある顔だった。
面接では、極度の緊張によって愛嬌を示す余裕などなかった。だが、ポラロイド写真の撮影時には、思いっ切りの笑顔で映ることができた。
なんと、それが合格の決め手になったのだ。父の大休さんの「ニコニコしていなさい」という教えがあってこそだった。
(別冊宝島編集部)
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救急車が脱輪し搬送18分遅れ、妊婦は流産…病院は「因果関係ない」とする一方で消防本部が謝罪
群馬県太田市消防本部は5日、妊娠していた同市の20歳代女性を搬送中の救急車が脱輪し、搬送が18分遅れたと発表した。女性は流産した。病院は搬送の遅れと因果関係はないとしているが、消防本部は女性と家族に謝罪した。
発表によると、4日午前4時55分頃、同市浜町のコンビニ店駐車場にいた男性から「妻が妊娠21週で下腹部痛」と119番があった。駆けつけた救急車が女性のかかりつけの栃木県佐野市の病院に向かったが、対応が困難だったため、同県下野市の自治医科大学付属病院に行き先を変えた。
しかし同7時5分頃、同市上台の幅5メートルの農道で、対向のトラックとすれ違う際に脱輪。応援要請された現地の救急隊が18分遅れで同病院に搬送した。
農道の走行は、カーナビの表示に従ったという。
《“ファーコート姿”で法廷を後に》「店長が好きだった」「私も過呼吸になるほどビンタされ…」田野和彩被告が告白した“鬼畜店長”とのいびつな関係 裁判長は「どうして別れなかった?」
「店長が好きだったのもあるし……Xさんの様子をみていたら、『夜の世界では(立ちんぼは)あり得ることなのかな』と思っていました」──3月4日に東京地裁で行われた公判で田野和彩被告(21)は、やや言葉を詰まらせながらこう言った。
被告人質問で明らかになったのは、共犯とされている元交際相手の鈴木麻央耶容疑者(逮捕当時39)と被告の異常な関係性と、暴力が横行する日々の様子だった──。【前後編の後編。前編から読む】
初公判の冒頭陳述などによれば、田野被告は愛媛県出身で大学進学を機に上京。2023年4月ごろから、鈴木容疑者が切り盛りする”昼ガールズバー”で勤務するようになった。通っていた大学は、入店後に退学したという。
同年から被告と鈴木容疑者は交際関係に。もともとは他の従業員らと同じく、接客や客引きをしているだけだったが、入店の翌年にはマネージャーに昇格し、公私とも鈴木容疑者の”パートナー”になった。これまで、被害者に対し立ちんぼを強要した鈴木容疑者に同行し、新宿・大久保公園へ”監視”に訪れていたこともわかっている。
公判の場面に戻ろう。まず、田野被告は被告人質問の冒頭で、弁護人の問いに対しこう述べた。
共犯の元店長から自身も暴力を振るわれ…
「マネージャーをしていたのにもかかわらず店長を止めることもできず、Xさん(被害者)には精神的にも肉体的にも辛い思いをさせて申し訳ないと思っています」
売春の指示については「自らしたことはない」とし、鈴木容疑者がほぼ毎日、X氏の立ちんぼの様子を現地で”監視”していたのに対して、自身は「(確認に行ったのは)10回程度」だったという。また被害者のXさんはカード型のGPSを持たされ位置情報を共有されていたが、これに関しても主体性はなかった旨の証言を繰り返した。
続いて、鈴木容疑者がXさんに日常的に行なっていた暴力行為について質問があった。
「(暴力を)止めたことはありませんでした。私自身も店長から叱られたり、暴力を受けたりしたことがあって、怒ると何も言うことを聞いてくれない感じだった。蹴られたり、過呼吸になるくらいビンタを受けたことがあります」
過去に取材したバーの関係者らも、「(鈴木容疑者)はキレると手がつけられない」「客ともよく揉めていた」と答えている。鈴木はこの暴力の矛先を、交際相手かつ仕事上は”右腕”だった田野被告にも向けていたのだ。
被告はさらに反省の弁も述べた。
「落ちろ」「死ねや」【旭川女子高生転落殺人】SNSトラブルから凄惨な事件に 内田梨瑚被告(23)は殺意を否認も「梨瑚さんが押した」と共犯者の証言
2024年、北海道旭川市で当時17歳の女子高校生を橋から川に落とし殺害したとして、殺人などの罪で起訴されている内田梨瑚被告(23)の裁判員裁判が、5月25日に初公判を迎えます。
事件のきっかけは、被告がラーメンを食べる画像を被害者の女子高生が無断でSNSに使用したことでした。内田被告は殺意を否認していますが、すでに実刑判決を受けている共犯者は「梨瑚さんが押した」と証言していて、双方の主張が食い違っている中、裁判の行方が注目されます。
「どう落とし前つけんの?」SNSトラブルから残忍な犯行へ
内田梨瑚被告は、殺人、不同意わいせつ致死、監禁の罪で起訴されています。
起訴状などによりますと、内田被告は2024年4月、当時19歳の女(すでに懲役23年の実刑判決で服役中)らと共謀し、留萌市に住む当時17歳の女子高生を軽乗用車に乗せ、旭川市まで約4時間にわたり監禁しました。
事件のきっかけは、内田被告がラーメンを食べている画像を、女子高生が無断でSNSに使用したことでした。これに因縁をつけた内田被告は「どう落とし前つけんの?誰に喧嘩売ってんの?」などと脅し、女子高生は解決金として電子マネーで10万円を払うことを提示しました。
しかし、送金がうまくいかなかったことから、内田被告らは殺害の前日に留萌市の道の駅を訪れ、初めて女子高生と会ったとみられています。
車で連れ回す途中、立ち寄った旭川市のコンビニエンスストアなどでは、女子高生に馬乗りになって顔を殴るなどの暴行を加え、抗えない精神状態に追い込みました。さらに、旭川市郊外の景勝地、神居古潭にある神居大橋の付近で、着衣を脱ぐよう命令。土下座で謝罪させ、その様子をスマートフォンで撮影しました。
そして、橋の欄干に座らせると「落ちろ」「死ねや」などと言い放ち、約10メートル下の石狩川に落として殺害した罪に問われています。女子高生は5月下旬、下流で遺体となって発見され、死因は溺死でした。
食い違う供述、最大の争点は「殺意」と実行行為
内田被告の代理人弁護士によると、被告は殺意と実行行為について否認しています。弁護側は監禁と不同意わいせつについては争わないとしていますが、殺人と、不同意わいせつと死の因果関係については争う方針です。
捜査関係者によると、内田被告は当時の取り調べに対し「橋から落ちたかどうかは知らない。置いてきただけだ」という旨の供述をしていました。
しかし、共犯としてすでに懲役23年の判決が確定している受刑者の女(当時19)は、「梨瑚さん(内田被告)が押した。私は押していない」と自身の裁判で証言。
この受刑者の女は、内田被告の裁判でも証人として出廷する予定で、殺人の実行行為性を示すうえで重要なポイントになるとみられています。
拘置所での内省と「受け取られなかった謝罪文」
弁護士によると、最近の内田梨瑚被告の様子について、「調べが続いているころは、警察や検事と闘っているみたいところもあったので表情も硬かったが、調べが終わって拘置所に行って、自分の時間が持てるようになったら表情も変わってきた」と話しています。
被害者家族への謝罪文を書き上げたそうですが、被害者側は受け取りを拒否したということです。
内田被告の裁判員裁判は5月25日に初公判を迎え、判決は6月22日に言い渡されます。
生後1カ月の娘を殺害した疑い 21歳の両親を逮捕 読谷村
昨年5月に生後約1カ月の娘を殺害したとして、県警は5日、両親のアルバイトの容疑者の男(21)と介護助手の容疑者の女(21)=いずれも読谷村=を殺人容疑で逮捕した。県警は捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていない。
県警によると昨年5月4日午後5時ごろから翌5日午後3時ごろまでの間、当時住んでいた読谷村高志保のアパートの一室で、何らかの方法で娘の頭に強い衝撃を与えるなどして殺害した疑いがある。
容疑者の男が同日午後3時過ぎに119番通報。娘は心肺停止状態で病院に救急搬送され、その後死亡が確認された。県警によると、昼ごろには亡くなっていたとみられる。死因は外傷性脳障害。頭部以外にも、体に複数の皮下出血があったという。
県警は同日午後5時20分ごろ、病院から「搬送された女児の死亡を確認した」と110番通報を受けた。遺体の状況から事件性があると判断し5月7日、嘉手納署に知念克幸刑事部長を本部長とする74人態勢の特別捜査本部を立ち上げた。医師など複数の専門家から意見を聴いたという。
複数の皮下出血が確認されていることから、県警は日常的な虐待行為がなかったどうかも含めて調べている。
殺人未遂容疑で男再逮捕へ=道頓堀少年3人死傷―大阪府警
大阪・ミナミの繁華街、道頓堀で17歳の少年3人が刺され、1人が死亡した事件で、大阪府警捜査1課は6日にも、負傷した2人に対する殺人未遂容疑で、無職岩崎龍我容疑者(21)を再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、岩崎容疑者は先月14日午後11時55分ごろ、大阪市中央区心斎橋筋のビル1階エントランスで、少年2人の上半身を刃物で刺し、殺害しようとした疑いが持たれている。
1人は一時意識不明だったがその後回復し、今月初めに退院。もう1人も重傷を負ったが退院したという。 [時事通信社]
旧統一教会・元会長「引き続き宗教活動を行っていく」声明を発表
解散を命じられた世界平和統一家庭連合=旧統一教会の元会長が、「引き続き宗教活動を行っていく」とする声明を発表しました。
旧統一教会をめぐっては4日、東京高裁が「不法行為を防止するための実効性のある手段は解散以外に見当たらない」として解散を命じました。
解散命令に伴い、会長職を退任した教団の堀正一元会長は5日、「主張が認められず極めて遺憾」とする声明を発表しました。
その一方、4日に始まった教団の清算手続きには「誠実に対応していく」としています。今後については「法人格を否定されたとしても、引き続き宗教活動を行っていくことに何ら変わりはありません。伝道、布教活動に従事していきながら、広く社会の信頼を勝ち取るべく 取り組んでいく所存です」として、宗教活動を続けていく考えを示しました。
生後1カ月の女児殺害疑いで両親逮捕 頭部に強い衝撃か 沖縄県警
沖縄県読谷村で2025年5月、生後約1カ月の娘を殺害したとして、県警は5日、父親でアルバイトの新垣龍樹容疑者(21)と、母親で介護助手の鈴々捺(りりな)容疑者(21)=いずれも同村=を殺人容疑で逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は25年5月4日午後5時~5日午後3時ごろ、自宅アパートの一室で、娘の優乃愛(ゆのあ)ちゃんの頭部に強い衝撃を与えるなどして殺害したとしている。死因は外傷性脳障害で、ほかにも複数の内出血があったという。
県警によると、5日午後3時過ぎに龍樹容疑者が119番通報したが、搬送時に優乃愛ちゃんは心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。病院からの通報を受けて県警は特別捜査本部を設置。医師による鑑定結果などを踏まえ、逮捕に踏み切った。【喜屋武真之介】
高市首相、イランを非難=日独首脳が電話会談
高市早苗首相は5日、ドイツのメルツ首相と電話会談し、米国・イスラエルとイランの軍事衝突を巡り協議した。高市氏はイランの反撃がエネルギー施設を含む民間施設や外交施設に及び、民間人の死者も発生しているとして、イランの行動を非難した。事態の早期沈静化に向け、連携して対応する方針で一致した。
会談は約20分間行われた。両首脳は中国を念頭に、重要鉱物の輸出規制が世界のサプライチェーン(供給網)に与える影響についての懸念を共有。経済安全保障分野での日独間の協力を確認した。 [時事通信社]
ヒ素・フッ素・ホウ素が基準値超え 釧路湿原周辺のメガソーラー開発で土壌から有害物質 工事中断はさらに長引くか
釧路湿原周辺で建設が計画されているメガソーラーをめぐり、事業者が土壌調査をしたところヒ素など3種類の有害物質が基準値を超えていたことがわかりました。
北海道は、法律に基づく命令を出し、より詳しい調査を求める方針です。
森林法や土壌汚染対策法など複数の法令違反が判明し、工事を中断している北海道釧路湿原周辺のメガソーラー。
事業者の日本エコロジーは1月、釧路市北斗の建設予定地で26種類の特定有害物質があるか確認するボーリング調査を行いました。
北海道は先ほど、3日付で北海道に提出された土壌調査の結果で、有害物質のヒ素・フッ素・ホウ素が基準値を上回っていたと明らかにしました。
北海道は今後、土壌汚染対策法に基づく調査命令を出し、日本エコロジーに対しさらに詳しく調べるよう求めるということです。
北海道の担当者 「道では土壌汚染のおそれがあると認められるため、今後事業者に対し土壌汚染状況調査の実施と結果報告を求める命令を発出する」
現地での工事は2025年11月から止まっていますが、中止はさらに長引く見通しです。