奈良県警、セクハラ男性警視処分 女性職員抱きしめる

女性職員に好意を伝えるメッセージを複数回送った上、抱きしめるセクハラ行為をしたとして、奈良県警が本部所属の50代男性警視を本部長訓戒の処分にしていたことが16日、県警への取材で分かった。処分は8月28日付。
県警によると、警視は昨年7月から女性職員に好意を伝えるメッセージを複数回送り、今年3月に抱きしめた。
8月に女性が上司に相談し発覚。「楽しく会話をしてくれるので好意を持った。ハラスメントを防止する立場であるのに不適切な行為をしてしまった」と話している。
県警は、同じ女性職員の手を握りふくらはぎを触ったとして、30代男性巡査部長も本部長注意の処分とした。

元世界王者・薬師寺保栄被告に有罪判決 有印私文書偽造罪など

女性との養子縁組届を偽造したなどとして、有印私文書偽造・同行使罪などに問われた元プロボクシング世界王者の薬師寺保栄被告(58)と、交際相手の女性被告(29)に対し、名古屋地裁は16日、懲役1年、執行猶予3年(求刑・懲役1年)の判決を言い渡した。
判決によると、薬師寺被告は女性を養子とするため2024年11月、養子縁組届の養母の署名押印欄に、当時の妻に無断で署名、押印して偽造し、名古屋市の区役所に提出。翌月、養子縁組が成立した戸籍を区役所に記録させた。
平手健太郎裁判官は判決理由で「戸籍制度を揺るがしかねない」と指摘。一方で、薬師寺被告が戸籍を訂正する意向を示していることなどを考慮し、執行猶予とした。
薬師寺被告は公判で、妻との離婚協議がまとまらず、女性に自身の財産を相続させるために養子にしようとしたと説明。「無断でやった。反省している」と述べた。【渋谷雅也】

自民執行部が発足=麻生・鈴木氏ら骨格維持

高市早苗首相(自民党総裁)は16日、新しい党執行部を発足させた。麻生太郎副総裁(85)、鈴木俊一幹事長(73)を続投させ、党の骨格を維持。来年の党総裁選をにらみ、自身の後ろ盾になっている麻生派の両氏を引き続き処遇し、政権基盤の安定を図る。
首相は「国民に経済成長による豊かさと安心を実感していただけるまで政策で未来を切り開いていく」と決意を示した。首相官邸で記者団の取材に応じた。
昨年の総裁選を争った小林鷹之政調会長(51)と、いずれも旧安倍派の西村康稔選対委員長(63)、萩生田光一幹事長代行(63)も留任。総務会長に梶山弘志前国対委員長(70)を起用し、後任の国対委員長に村井英樹元官房副長官(46)を充てた。総務会で人事が了承され、新たな体制で初の役員会を開いた。
新体制発足に合わせ、松山政司参院議員会長は参院自民の幹部人事を実施。石井準一参院幹事長(68)を交代させ、後任に青木一彦前参院議院運営委員長(65)を就けた。参院政審会長には末松信介元文部科学相(70)が就任。磯崎仁彦参院国対委員長(69)は再任された。
石井氏退任には、首相の意向が反映されたとの見方が出ている。首相は記者団に「参院の人事権は私にはない」と説明した。
松野博一組織運動本部長(64)、鈴木貴子広報本部長(40)は留任した。 [時事通信社]

《ラストコール出演超有名キャバ嬢・ヤマトリノ(27)逮捕》「店の出入り口に監視カメラ」月売2億3000万円のカリスマを追い詰めた本気捜査網とは

9月15日、警視庁は、コカイン0.4グラムを所持していたとして東京都港区在住の田沢梨乃容疑者(27)と、交際相手で会社役員の福本康太容疑者(28)を麻薬取締法違反の疑いで逮捕した。田沢容疑者は、東京・六本木の超高級キャバクラ「JUNGLE TOKYO(ジャングル東京)」に所属し、ヤマトリノの源氏名で知られ、インフルエンサーとしても活躍するトップクラスのキャバ嬢だった。【前後編の前編】
容疑者の知人が語る。
「彼女はコロナ禍のころ、X(旧Twitter)で『選手の妻』という匿名アカウントを開設し、鋭い毒舌とユーモア溢れる投稿で一躍注目を集めました。そこからインフルエンサーやYouTuberとしても知名度を上げ、自身のバースデーイベントがあった月には2億3000万円を売り上げたと明かしていました。
キャバ嬢が出演する人気オーディションYouTube番組『LAST CALL(ラストコール)』にも一時期レギュラーキャストとして出演もしていた。まさに夜の街のトップランナー的な存在でした」
密かに行われていた内偵
だが、その華やかな夜の裏側で、捜査当局は厳しい視線を注ぎ続けていた。関係者が舞台裏を明かす。
「かねてより警視庁は同店の出入り口が見える位置に監視カメラを設置し、出入りを細かく記録・監視していました」
背景には、警視庁が半年以上にわたって推し進めてきた大がかりな組織犯罪対策が存在していたという。前出の関係者が続ける。
「警視庁は今年1月、指定暴力団・住吉会の2次団体『幸平一家』の壊滅と取り締まり強化を目的とした特別対策本部を設置しました。これまでに摘発した匿名・流動型犯罪グループ(いわゆる『トクリュウ』)のメンバーを追う中で、同一家の組員が深く関与している実態が浮かび上がったためです。その手口は特殊詐欺やロマンス詐欺にとどまらず、強盗、薬物密売、風俗スカウト、悪質リフォームなど多岐にわたります。
さらに4月からは体制を大幅に強化し、対策本部長のポストを従来の刑事部長から、警視庁ナンバー2である『副総監』へと格上げしました。
今回の捜査網の展開も、同一家側の関係者が利用している重要拠点としてのマークの一環だったとみられます」
そんな大掛かりな捜査網が着々と狭まる中、NEWSポストセブン取材班は逮捕直前に、自宅周辺を暗い表情でトボトボと歩き怪しげな雑居ビルに入る田沢容疑者の素顔を目撃していた──。
(後編につづく)

熱帯低気圧きょうにも台風に発達する予想シルバーウィークは大雨のおそれ

このあと台風が発生し、大型連休は大雨のおそれがあります。
南海上の熱帯低気圧が、きょうにも台風に発達する予想です。今後、北上を続け、来週月曜日頃、日本の南に進む見込みです。
まだ、予報円が大きく、進路が定まっていませんが、台風が近づく前から東日本を中心に大雨のおそれがあります。今後の情報にご注意ください。

続投に意欲的だった参院自民・石井幹事長、近い議員に不満漏らす…交代は高市首相の意向を反映か

自民党の松山政司参院議員会長が石井準一参院幹事長の交代に踏み切るのは、首相官邸との連携を重視したためだ。高市首相(自民総裁)は参院自民の執行部人事に関与できない仕組みとなっているが、参院側の国会運営に不満を持っていたとされ、人事の刷新でわだかまりを解消する狙いがありそうだ。(長谷部駿)
松山氏は15日、党本部で石井氏と面会し、交代させる意向を告げた。面会は5分ほどで終わった。後任には青木一彦参院議院運営委員長をあて、参院政策審議会長には末松信介・元文部科学相を起用する。磯崎仁彦参院国会対策委員長は続投させる方針だ。
松山氏が石井氏の交代を決めたのは、参院側への不信感を持つとされる首相の意向を推し量ったためとみられる。少数与党の参院で予算委員会での充実審議などにより野党へ配慮した結果、首相が目指していた今年度予算の年度内成立は断念に追い込まれた。
「慣例にとらわれない国会運営を目指す首相と参院側との溝が広がった」(ベテラン)とされ、松山氏には官邸サイドから、野党とパイプを持つ石井氏への疑念が水面下で伝わった。
こうした事情を踏まえ、松山氏は官邸からの信頼回復を志向し、石井氏の交代を念頭に置いた人事構想を進めた。一時は有村治子総務会長の起用も模索したが、有村氏は固辞し、所属する麻生派を率いる麻生副総裁も難色を示した。
難航した末、最終的に青木氏に白羽の矢が立った。青木氏は「参院のドン」とも言われた青木幹雄元官房長官を父に持ち、石破内閣で官房副長官を務めた経歴や議運委員長として国会運営を熟知することも決め手となった。
一方、続投に意欲的だった石井氏ははしごを外された形となり、自身に近い議員にはこの日、電話で不満をぶちまけた。
石井氏は今年4月、参院自民内に一定の規模を持つ自身のグループを結成した。首相周辺は「参院の独自性には十分配慮しており、官邸から人事に関しては何もお願いしていない」と関与を否定しているが、参院自民内では「今後の国会運営がスムーズに進まなくなる恐れがある」(中堅)と懸念する声も出ている。

「やまゆり園」の30代男性職員、入所者に平手打ち…理事長「取り組みを根本的に見直す必要ある」

神奈川県は14日、相模原市の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」で、30歳代の男性職員が、入所者の50歳代男性の頬を平手打ちする虐待が確認されたと発表した。男性にけがはなく、県などは原因調査と再発防止に取り組むとしている。
県によると、8月21日午後、すでに入浴を済ませていた男性が脱衣所に2度来て衣服を脱ごうとしたため、男性職員が制止しようと、手で男性の頬を1回たたいた。男性職員は「いらいらして、つい手が出てしまった」との説明をしているという。
園側は男性や家族に謝罪し、男性職員は同日から自宅待機している。同様の虐待は他に確認されていないという。同園を運営する社会福祉法人「かながわ共同会」の山下康理事長は県庁で記者会見を開き、「(入所者ら45人が殺傷された)事件から10年だが、取り組みを根本的に見直す必要がある。深く反省し、重く受け止めている」と述べた。

ラーメン店で酒を飲んだ町長、大声で「管理職の首を切りたい」…議会に謝罪し自らの減給検討

飲食店で職員を前に大声で不適切な発言をしたとして、宮城県川崎町の小山修作町長は15日の町議会全員協議会で謝罪した。今後、自身の減給を検討するという。
小山町長の説明によると、町長は8月28日、同県亘理町のイベントに参加して飲酒した後、課長級職員と運転手の3人で同県柴田町のラーメン店で飲酒した。町長は大声で「やれない理由を並べる管理職の首を切りたい」などと発言したという。
町長は発言について、「やれない理由を並べる管理職の首を切りたいと思ったけども、そんなことできるわけないというフレーズの中で出たと思う」と述べた。
同月31日に町に匿名のメールがあり事態が発覚した。小山町長は職員2人に謝罪したといい、「町の代表としてあるまじき軽率な行動だった。本当に申し訳ない」と述べた。

辺野古転覆から半年、父「知華は教訓になるために生きたわけでは」…それでも「死を無駄にしたくない」

母は「会いたい」と日々届かぬメッセージを送り続け
沖縄県名護市辺野古沖で3月、同志社国際高(京都府京田辺市)2年の武石知華(ともか)さん(17)と船長が亡くなった小型船転覆事故で、武石さんの両親が読売新聞の取材に応じた。「一生懸命に生きていた子が、大人のいいかげんさで亡くなった。死を無駄にしたくない」と語り、事故の責任明確化や再発防止を訴えていくとの思いを打ち明けた。(京都総局 清水美穂)
「知華のいない生活に慣れていくことに罪悪感がある。知華のいた生活に戻りたい」。母(49)は11日、自宅で声を震わせた。
両親は事故から約2週間後の3月28日、投稿サイト「note(ノート)」で思いを発信し始めた。事故直後に「船に乗って米軍基地建設への抗議活動をしていた」という誤情報がSNSで拡散し、知華さんや他の生徒への誹謗(ひぼう)中傷が相次いだことに心を痛めた。「こんなの許されない。本当の姿を伝えないといけない」
娘は、美(ちゅ)ら海水族館に行きたくて、研修旅行で辺野古のコースを選んだこと、おしゃれが大好きだったこと、宇宙関係の仕事を夢見ていたこと――。怒りや悲しみをこらえて書いた文章は共感を呼んだ。
16日で事故から半年となる。父(49)は「大きな悲しみに向き合うことをごまかすため、できることを探し続けてきた」と語った。
大好きだった学校、それが…「最初から保身と逃げ」の対応
沖縄県名護市辺野古沖の小型船転覆事故で亡くなった同志社国際高(京都府京田辺市)2年の武石知華(ともか)さん(17)は、学校が大好きだった。毎日の出来事を帰宅後に楽しそうに話す姿に、両親は「いい学校に入れてよかったな」と安心していたが、事故後の高校側の対応が、不信感を募らせることにつながった。
事故発生から約2時間後の3月16日正午頃、母(49)は、知華さんと一緒にいた友人の保護者からの電話で事故を知った。高校に駆けつけると、当時の校長から「意識不明の状態で救急搬送され、死亡が確認された」と伝えられたのが、高校からの最初の報告だった。
その後の説明会や個別のやりとりで学校側は、捜査や調査が進んでいることを理由に「言えることがない」と繰り返した。質問に対し、回答を作って渡すということもなく、父(49)は「最初から、保身と逃げの形が続いている」と感じた。
両親は7月、引率教員ら高校の4人を含む11人を業務上過失致死傷容疑などで刑事告訴し、中城海上保安部に受理された。母は「間違えたことをしても、誰も罪に問われなければ、未来のためにならない。警鐘を鳴らす意味もあった」と話した。
同月には、「辺野古転覆事件の全容解明と再発防止を求める会」を設立した。同様の悲劇を繰り返さないため責任の所在を明らかにし、課外活動における安全基準の導入などを目指して調査や関係者への働きかけを行う。活動資金として、4000件以上の寄付が寄せられているという。
8月に迎えた初盆。母は知華さんの好物を買って冷蔵庫をいっぱいにした。生ハムやブルーベリー、ブドウ……。大好きだったおでんも作ってあげた。「でも、食材は減らなくて自分で食べなくちゃいけない。へこみますね」
知華さんが使っていた対話アプリ「ワッツアップ」のアカウントに「ママは寂しくて仕方ありません。会いたい」などと毎日、メッセージを送っている。
父は「知華は、社会の教訓になるために生きていたわけではなく、悔しい。でも死を無駄にはしたくない。複雑です」と話した。
母は「一生懸命に生きてきた17年間が世の中をより良い方向に変える力になるなら、親として知華を生かし続けることができる」と信じている。
両親は11日、知華さんの墓に参り、線香を上げた。

ソーセージ154キロ密輸の疑い、一家3人を書類送検「在日フィリピン人に需要があり高く売れる」

千葉県警生活経済課は14日、いずれもフィリピン国籍で、同国の食料品店を営む成田市の男(41)と、妻(31)、妻の父親(55)の3人を家畜伝染病予防法違反と関税法違反の両容疑で千葉地検に書類送検した。
発表によると、3人は昨年11月28日、指定検疫物である牛や豚を原料とするソーセージなど約154キロ・グラムをフィリピンから密輸した疑い。3人は「在日フィリピン人に需要があり、高く売れると思った。以前からやっていた」と容疑を認めている。
農林水産省は、アジアで感染が相次ぐ伝染病「アフリカ豚熱」の国内侵入を警戒している。ウイルスはソーセージなどの加工品から検出される可能性もあり、豚やイノシシが感染すれば致死率はほぼ100%という。