4日夕方、三重県熊野市のJR紀勢線で、線路内に進入した軽乗用車に列車が衝突し、軽乗用車の男性が軽傷を負いました。
4日午後5時過ぎ、熊野市二木島町のJR紀勢線で、線路内に進入した軽乗用車に新宮発多気行きの2両編成の普通列車が衝突しました。
この事故で軽乗用車を運転していた80代の男性が右手に擦り傷などの軽傷を負い、列車の乗客らおよそ10人にけがはありませんでした。
警察は男性が走行中にハンドル操作を誤って、道路下の線路内に進入したとみて調べています。
事故の影響で紀勢線は、尾鷲と熊野市の間の上下線で終日運転を見合わせました。
投稿者「F.Krueger」のアーカイブ
元日から被害あり警察官が張り込む…神社で賽銭箱から現金盗んだ疑い 自称アルバイトの27歳男を現行犯逮捕
三重県志摩市の神社で、賽銭箱から現金を盗んだとして、27歳の男が現行犯逮捕されました。この神社では賽銭を盗まれる被害が元日から相次いでいて、警察が余罪を調べています。 現行犯逮捕されたのは志、摩市志摩町越賀の自称アルバイトの男(27)で、4日午後7時15分ごろ志摩市内の神社で、賽銭箱から現金1600円を盗んだ疑いが持たれています。 神社の宮司から警察に被害相談があり、警察官が神社で張り込んでいたところ、賽銭を盗む男を見つけたということで、調べに対して男は容疑を認めています。 この神社では、元日の今月1日から複数回にわたって賽銭を盗まれる被害が確認されていて、警察が余罪を調べています。
都内で正月三が日に餅をのどに詰まらせ高齢男性2人死亡、今後も食べる機会が多いため東京消防庁は注意呼びかけ
正月三が日に都内で、餅をのどに詰まらせて、高齢の男性2人が死亡しました。東京消防庁は注意を呼びかけています。
東京消防庁によりますと、元日から3日までの正月三が日で、73歳から84歳までの高齢の男女9人が餅をのどに詰まらせて救急搬送されたということです。
このうち、自宅で餅を食べていた板橋区の70代の男性と、練馬区の80代の男性のあわせて2人が死亡しました。
東京消防庁は、今後も餅を食べる機会が多いため、▼餅は小さく切り、食べやすい大きさにしてゆっくり噛むことや、▼食べる前には、お茶や汁物を飲んでのどを潤しておくよう注意を呼びかけています。
建築家の原広司さん死去、88歳…JR京都駅ビルや梅田スカイビルを手がける
建築家で東大名誉教授の原広司(はら・ひろし)さんが3日、老衰で死去した。88歳。葬儀は近親者で営む。喪主は妻、若菜さん。
川崎市生まれ。東大大学院修了。1970年代に行った世界の集落調査の知見から、谷間のような空間を持つ自邸やJR京都駅ビルなどを設計。古代遺跡にイメージを得た空中庭園で知られる大阪駅前の梅田スカイビル(大阪市)はテレビCMなどで話題を集めた。
「田崎美術館」(長野県)で日本建築学会賞、「ヤマトインターナショナル」(東京・平和島)で村野藤吾賞。他に作家で友人だった大江健三郎さんの生地、愛媛県内子町に設計した町立大瀬中学校などがある。
建築家の山本理顕さん、隈研吾さんらの師としても知られた。著書「空間〈機能から様相へ〉」でサントリー学芸賞。他の著書に「集落の教え 100」など。
埼玉・三芳で住宅全焼、1人の遺体発見…84歳住人と連絡取れず
4日午後4時30分頃、埼玉県三芳町北永井、小池和年さん(84)方から火が出ていると110番があった。火は約1時間半後にほぼ消し止められたが、木造2階住宅を全焼し、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかった。東入間署によると、小池さんと連絡が取れていないという。同居する80歳代の妻は避難し、50歳代の長男は外出中で無事だった。同署は遺体の身元と出火原因を調べている。
「重要法案が否決された場合でも“衆議院の解散あり得る”」石破総理の発言に言及 立憲・維新・国民の3党が年頭会見 「総理は言葉あそびが激しい」と怒りの声も・・・ 三重・伊勢市
三重県伊勢市で野党の代表や幹部らが年頭の記者会見に臨み、石破総理が2024年末に「衆議院の解散もあり得る」と発言したことについて、それぞれ言及しました。
4日に伊勢市で会見に臨んだのは立憲民主党、日本維新の会、それに国民民主党のそれぞれ3党です。
このうち、野党第一党の立憲民主党・野田佳彦代表は、次の夏の参院選での目標を「与党の過半数割れ」と話すとともに、内閣不信任決議案について自身の考えを次のように述べました。
(立憲・野田佳彦代表)「あまりにうかつに解散権の話を出すべきではない。(不信任案は)野党も伝家の宝刀なので抜くときはしっかりと切れるときだと思うのでよく刃を磨いておきたい。」
また、日本維新の会の前原誠司共同代表らは衆参同日選挙があった場合、「受けて立つ」との姿勢を明らかにしました。
(維新・前原誠司共同代表)「同日選挙もありうべしということで候補者選定や公認作業をやっていかないといけない。」
国民民主党の古川元久代表代行は、次の参院選に向けて党勢拡大の意欲を示したうえで、石破総理が「衆議院の解散もあり得る」と発言したことにも言及しました。
(国民・古川元久代表代行)「そういう状況になればきちんと戦えるように参院選の準備はもちろんだが次の衆議院(選挙)に向けて準備を進めていきたい。」
また、榛葉賀津也幹事長は石破総理の発言について怒りをあらわにしました。
(国民・榛葉賀津也幹事長)「石破総理は最近 若干 言葉あそびが激しい。本当にそういう覚悟があるのか。国のトップの発言は重い。」
こうした中、石破総理は6日に伊勢神宮を参拝し、年頭の記者会見を行う予定です。
衰弱した母親を放置か 同居する52歳の息子を逮捕 保護責任者遺棄の疑い 母親は死亡した状態で発見
78歳の母親が衰弱して寝たきりになっているにもかかわらず、病院に連れて行くなど必要な保護を行わなかったとして52歳の息子が逮捕されました。
保護責任者遺棄の疑いで4日に逮捕されたのは、福岡市早良区の会社員、手島弘貴容疑者(52)です。
警察によりますと、手島容疑者は去年11月下旬から12月末までの間、同居する母親の手島巻子さん(78)が食事ができなくなり衰弱して寝たきりの状態になったにもかかわらず、病院に連れて行くなど必要な保護をしなかった疑いがもたれています。
今月2日、「母親の死亡手続きをしたい」と手島容疑者から110番通報があり、家を訪ねた警察官が布団の上であおむけになっている巻子さんを発見して、その場で死亡を確認しました。
司法解剖の結果、死後1週間ほどたっていたとみられていますが詳しい死因はわかっていません。
手島容疑者は警察の調べに対し「私が母に必要な保護をしなかったのは間違いありません」と容疑を認めた上で、病院に連れて行かなかったのは母親が拒否していたからだと話しているということです。
警察は保護責任者遺棄致死の疑いも視野に捜査を進めています。
雪下ろし中に転落か、2人死亡 北海道、いずれも80代男性
4日正午ごろ、北海道沼田町で、自宅の雪下ろしをしていた80代男性が屋根にかけたはしご付近でうつぶせに倒れているのを妻が発見した。道警深川署によると、ヘルメットや命綱をしておらず、病院で死亡が確認された。
美深町の寺でも同日午後2時40分ごろ、本殿の雪下ろしをしていた住職真光宣昭さん(80)が倒れているのが見つかり、死亡が確認された。名寄署は誤って転落したとみている。
気象庁によると、4日の最深積雪は沼田町が午前9時時点で137センチ、美深町は午後3時時点で89センチだった。
立憲民主党・国民民主党・日本維新の会、与党との大連立に否定的…野田氏「平時では考えていない」
立憲民主党の野田代表は4日、三重県伊勢市で行った記者会見で、与党と主要野党が連立政権を組む「大連立」について、「災害やパンデミックなど大きな危機の時に考えられる選択肢で、今の平時では考えていない」と参加の可能性を否定した。
石破首相は1日放送のラジオ番組で大連立について、「選択肢としてあるだろう」と述べた。野田氏はこの発言について、「少数与党に追い込まれた苦渋から生まれた」と指摘し、「政権交代のために野党の力を結集させることに主眼を置きたい」と意欲を示した。
国民民主党の古川元久代表代行も同市での記者会見で、「連立入りするつもりは全くない。政策ごとに与党と協議し、政策実現を目指していく」と強調した。高校授業料の無償化を巡り、与党と協議を行っている日本維新の会の前原誠司共同代表も同市での記者会見で、「政策実現のために与党と話し合いをするが、我々の立ち位置は野党だ」と否定的な姿勢を示した。
なり手不足深刻の長野県内の町村議会、議員報酬引き上げ相次ぐ…全国ワースト2位の低水準
議員のなり手不足を解消しようと、長野県内の町村議会では先月、議員報酬を引き上げる動きが相次いだ。全国比で報酬が低水準なことが背景にある。一方で若者世代の報酬を重点的に引き上げる動きは公平性に疑問符が付いて廃止されるなど、人材確保の取り組みは試行錯誤が続く。専門家は引き上げだけでは効果は不十分だとし、「将来的には、広域での議会運営の議論が必要になる」と指摘する。
地方議会での報酬は、議長や副議長、常任委員長と、その他議員などで金額が異なることが一般的だ。全国町村議会議長会による調査(2023年7月時点)によると、県内58町村議会の議員報酬の平均額は、特段の議会役職につかない議員を基準として17万6286円。全国平均の21万8218円を大幅に下回り、山梨県(15万9000円)についで47都道府県でワースト2位の低水準だ。自治体別では、売木村12万4000円、栄村12万9000円、平谷村13万5000円など、11町村で15万円未満に抑えられている。
一方で、なり手不足は深刻さを増すばかりだ。昨年の統一地方選では、27町村議選のうち10町村で無投票で、このうち下條、南牧、大桑、木島平の4村が定数割れとなった。低額な議員報酬が一因になっているとの見方から、全国的に引き上げの議論が進んでいる。
県内町村の12月議会では、飯綱町が月額報酬で4万6000円増の22万円、佐久穂町が3万3000円増の21万8000円、青木村が6万円増の22万4000円とする条例改正案をいずれも可決した。飯綱町議会では、21年の町議選が、町が誕生した05年以降初めて無投票となり、「残念だった」という住民アンケートなどを踏まえて議論。同時に、定数を1減らして14にした。佐久穂町議会では、「佐久地方の町村議会は、高齢の男性議員が大半を占めるという課題がある。子育て世代、現役世代の議会参画を促すためにも報酬の増額は必要」との意見があがった。
一方、月額報酬を1万7600円増の21万5600円とする条例改正案が賛成多数で可決された飯島町議会では、若手の立候補を促そうと一部議員によって提出された、子育て世代の報酬額を重点的に引き上げる修正案が、「一律であるのが望ましい」との意見が出て、否決される一幕もあった。生坂村議会でも、55歳以下の議員に限り18万円から30万円に引き上げられていた現行の月額報酬を、一律21万5000円に変更する条例改正案が賛成多数で可決。若手議員の不祥事などもあり、村民へのアンケートでは見直しを求める声が半数を上回ったという。県内では同様の金額設定が、中川村で行われている。
栄村では、村議会の特別委員会が、月額報酬を6万5500円増の19万4500円に引き上げることを盛り込んだ調査報告書を議長に提出。村の審議会を経て、来年3月定例会で関連条例案が提出される見通しだ。
多くの町村議会の議員報酬について、東北大の河村和徳准教授(政治学)は、「『地元の名士』と呼ばれたような高所得者たちが議員をしていた時代の名残で低水準になっている」と指摘。一方で、人口減少や企業や公務員の定年延長により、なり手の確保は厳しさを増すとの見方を示し、「報酬の引き上げは短期的な効果しか持ち得ない。将来的には、複数の自治体の議員でつくる広域連合議会の役割を拡大するなど、さらなる活用を検討することも一案だ」と話している。