“接近禁止”の口頭注意無視し妻の実家に… ストーカー規制法違反容疑で男(25)逮捕 北海道

北海道・苫小牧警察署は2025年7月2日、ストーカー規制法違反の疑いで男(25)を逮捕しました。
男は2025年6月23日から6月27日までの間、北海道苫小牧市内の妻の実家に押し掛け、ストーカー行為を繰り返した疑いが持たれています。
警察によりますと、男は2025年5月26日、妻とのもめ事で警察から「妻に接近禁止」の口頭注意を受けていたということです。
6月27日、妻の親族が警察に相談したことで事件が発覚しました。
調べに対し、男は「間違いありません。妻の居場所を知りたかった」と容疑を認めているということです。

ゲリラ雷雨と猛暑に引き続き注意 新たに台風3号が発生

きょう(木)も引き続き、ゲリラ雷雨と猛暑に注意が必要です。
【広範囲で大気不安定】 北海道や東北北部は、雲が優勢の空でにわか雨がありそうです。東北南部から九州、沖縄にかけては、晴れても天気急変に注意をしてください。中でも特に不安定なのが、関東北部、甲信、東海、近畿地方です。街中でもカミナリ雲が急発達して、一気に道路が冠水してしまうような雨の降り方になるおそれがあります。
【危険な暑さも】 西日本は35℃を超える危険な暑さになるところがあるでしょう。東日本や北日本も厳しい暑さが続きそうです。湿気が多く、かなり蒸し暑くなる見通しです。
【きょうの各地の予想最高気温】 札幌 :30℃ 釧路 :23℃ 青森 :28℃ 盛岡 :32℃ 仙台 :30℃ 新潟 :33℃ 長野 :33℃ 金沢 :32℃ 名古屋:34℃ 東京 :33℃ 大阪 :34℃ 岡山 :36℃ 広島 :34℃ 松江 :34℃ 高知 :34℃ 福岡 :34℃ 鹿児島:35℃ 那覇 :33℃
【台風3号発生】 きょう午前3時に台風3号が発生しました。あす(金)にかけて小笠原諸島の近海を進んだあと、日本の東の海上を北上するように進みそうです。本州に大きな影響はないとみていますが、海にはうねりが入りそうです。海のレジャーは十分にお気をつけください。
【週末からは暑さアップ】 週末からは暑さのレベルが一段と上がりそうです。猛暑日が続出し、体温を超えるような暑さの続くようなところも増えるでしょう。いっそう暑さに警戒が必要になりそうです。

世良公則[ステルス自民]説を否定 学歴→卒業証書、国籍→「三代遡っても日本」戸籍謄本で説明

参院選(20日投開票)に大阪選挙区から無所属で立候補することを表明した歌手で俳優の世良公則(69)が2日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、“ステルス自民”といううわさを否定した。
世良は「私しの出馬に関して、自民党のステルスで票を割る為の刺客だと、SNS上で拡散されていると連絡がありました。」とコメント。「その方々は、どのように確認をされたのでしょうか。」と疑問を投げかけた上で「私しは、全くそのような考えはありませんし、お誘いも受けておりません。立候補の必要な供託金に関しては、自身で納め臨んでおります。」と明言した。
6月22日に投開票が行われた東京都議選で、いわゆる裏金問題が取りざたされて非公認で立候補し、当選を果たした3人を自民党が追加公認していた。“ステルス自民”として批判の声も起きていた。世良も無所属で出馬を表明したとあって、一部SNS上などで“ステルス自民”疑惑を指摘されていたとみられる。
世良はさらに「大阪芸術大学を本当は卒業していないという事も言われていると聞きました。昨日(1日)のメディアの記者会見で記者の方々には卒業証明書を提示しております。」と学歴詐称疑惑も否定。「また私しの国籍に帰化歴があるとの投稿があるという事ですが、三代遡っても日本国籍でございます。戸籍謄本は立候補の申請の際に提出しております。」と国籍についても説明した。
1日の出馬会見などで世良は「外国人土地取得規制」「オーバーツーリズム対策」「再エネ賦課金廃止」「積極財政、減税による経済対策」などを公約に掲げた。
(よろず~ニュース編集部)

《千葉・松戸》姉を刺殺して15分後に自首した弟を逮捕、犯行時刻に響いた音が意味する“2人の関係”

「殺害されたお姉さんとみられる女性が部屋に出入りするのを2、3回見かけました。派手な女性ではなく、服装はむしろ地味だったかもしれません。おとなしそうな印象で年相応に見えましたよ」
三栖万莉菜(みす・まりな)さん(37)が暮らしていた千葉県松戸市小金きよしケ丘の賃貸アパート近くの女性住民はそう振り返る。
10か所以上も刺しながら「殺すつもりはなかった」
このアパートで姉の万莉菜さんを殺害したとして、千葉県警松戸東署は6月20日、弟で和歌山市在住の無職・三栖史靖(みす・ふみやす)容疑者(33)を逮捕した。
松戸東署によると、同日午前11時15分ごろ、室内で万莉菜さんの胸などを刃物のようなもので複数回、突き刺すなどして殺害した疑い。
犯行の約15分後、アパートから約300メートル離れた交番を訪れ「姉を殺しました」と自首。すぐに警察官が現場に駆けつけると室内で万莉菜さんが血を流して倒れており、意識不明の状態で搬送されたが、病院で死亡が確認された。
「刺し傷は胸や腹、背中など急所付近を中心に10か所以上に及び、心臓に達する深さの傷もありました。司法解剖の結果、死因は多発刺切創による循環血液量減少の疑いがあります。いわゆる出血性ショックです。
自首した際は刃物を所持しておらず、現場から凶器とみられる刃物を押収しています。もともと部屋にあったものか、あるいは容疑者が準備したものか捜査中です」(捜査関係者)
史靖容疑者は取り調べに対し、「刺したことは間違いないですが、殺すつもりはありませんでした」などと容疑を一部否認している。
10か所以上も刺しながら、そんな言い訳が通るだろうか。
近隣住民らによると、万莉菜さんはひとり暮らしだったとみられる。間取りは1Kで家賃は月3万円程度。和歌山の実家を離れ、仕事をしながら自立生活を送っていたようだ。
姉の部屋の窓ガラスを割って無理やり入った弟
そんな万莉菜さんを事件当日に訪ねたとみられる史靖容疑者の次のような奇異な行動をキャッチした。
「ちょうど犯行時刻のころ、万莉菜さんの部屋から“ガチャン、ガチャン”とガラスの割れる音が2回、聞こえてきたんです。ガッチャーンと大きく響く音ではなかったのが逆に気になりました。
私は編み物をしていた手を止め、外に出て音の正体を確かめようとしました。でも、そのあとは何の音もせず、人の声も聞こえてきませんでした。どうやら弟さんは窓ガラスを割って室内に無理やり押し入ったみたいなんです」(アパート近くに住む80代女性)
実際、部屋の窓ガラスは割られていた。史靖容疑者はここから室内に強行突入した可能性があるとみて警察は調べている。
万莉菜さんが玄関ドアを開けなかったのか、容疑者は最初から窓を破って侵入するつもりだったのか、いずれにせよ緊迫した姉弟関係がうかがえる。
「事件の数日前、ゴミ出しするときにお姉さんとみられる女性が後ろで待っていて会釈したんです。さみしそうな表情でした」(同・女性)
史靖容疑者は上京するにあたり「新幹線に乗ってきた」と話しているという。それでも片道5時間以上はかかる。
「足取りや交通費をどう捻出したのかなど裏付け捜査をしなければいけません。なぜ、お姉さんを殺害したのか、犯行動機についても慎重に取り調べを進めています」(前出の捜査関係者)
どれほど関係がこじれようと、過去には姉を慕い、弟としてかわいがられたころがあっただろう。凶行に走る前に思いとどまれなかったか。

北九州空港で重大インシデント エンジン不具合で引き返した飛行機が滑走路逸脱

北九州空港で小型プロペラ機が離陸した直後、エンジンの出力が低下したため、すぐに引き返し着陸しましたが滑走路をそれるなどしました。国の運輸安全委員会は重大インシデントとして事故原因を調査します。
国土交通省によりますと、2日午前7時57分頃、北九州空港から成田行きの小型プロペラ機が離陸した直後、高度200メートル付近でエンジンから「ドン」という大きな音がして出力が低下しました。
すぐに引き返し着陸しましたが、その際、滑走路を逸れて草地でバウンドしながら方向を修正し滑走路に戻ったということです。乗っていた2人にケガはありませんでした。機体は、エンジンや排気管、翼の一部に損傷が見られるということです。
国土交通省は、飛行中におけるエンジンの継続的な出力の損失であるとして、重大インシデントに該当するとしています。
国の運輸安全委員会は3日、機長などから話を聞き、その後、北九州空港で機体を調べるなどして事故の原因を調査します。

学歴詐称疑惑の伊東市・田久保眞紀市長、大学時代は「かなり自由奔放な生活を」 通学年数答えられずネット呆れ

静岡県伊東市の田久保眞紀市長が2025年7月2日に会見で、自身の学歴詐称疑惑について、大学を「除籍」になっていたと説明した。その中で、大学に何年通っていたかとの質問に「きちんとお答えができるような通学の状態ではなかった」とし、SNSでは発言に注目が集まっている。
「バイクに乗っていろいろな所に行ってしまって住所不定のような状態に」
田久保市長は、5月25日に投開票された市長選で初当選。当選後に発行された市の広報誌では、「平成4年 東洋大学法学部卒業」と記載されていた。しかし、6月の市議会で、大学を卒業していないなどとする投書が寄せられたとして、学歴について追及されていた。
田久保市長は7月2日、6月28日に「卒業証明書取りに」大学を訪れたとし、そこで「卒業は確認できませんでした。除籍であるということがその場では判明いたしました」と説明した。なお、選挙中には大学卒業を公表していないとし、「公職選挙法上は問題ないという結論になった」と主張した。
会見の中で、記者から大学には何年通っていたかを尋ねられると、田久保市長は
と回答した。さらに、「今と違って携帯電話もありませんでしたし、私自身がバイクに乗っていろいろな所に行ってしまって住所不定のような状態になっていたりとか、連絡が付かなかった状況もございます」と説明し、「確認をしたい」と話した。
この回答にXでは注目が集まり、「笑ってしまう様な言い訳」「なんでこれで自分が卒業できたと思うかな」「自由奔放な生活して卒業式にも出てないなら卒業してない自覚はあったでしょ」など、あきれの声が寄せられた。

天皇陛下「親善関係の深まり期待」 モンゴル公式訪問を前に記者会見

天皇陛下は2日、モンゴルへの公式訪問(6~13日)を前に皇居・宮殿で記者会見された。「(訪問を機に)特に若い世代の人々の交流が活発になり、両国間の橋渡しとなって友好親善関係がさらに深まっていくことを期待する」と述べた。戦後に旧ソ連に抑留され、モンゴルで亡くなった日本人の慰霊碑に供花する予定で「心ならずも故郷から遠く離れた地で亡くなられた方々を慰霊し、ご苦労に思いをいたしたい」と話した。訪問には皇后雅子さまも同行する。
モンゴルでは約1万4000人の抑留者が強制労働に従事し、約1700人が亡くなったとされる。抑留者は今も残る政府庁舎や劇場の建設に携わった。陛下はこうした歴史や、現地で孤児院を運営した抑留体験者と過去に交流したことを踏まえ「極寒の地で建設に携わった人々の苦難に思いをはせたと記憶している」と述べた。
陛下は今年、硫黄島、沖縄、広島を訪ねて戦没者を慰霊し、戦争体験者から話を聞いた。戦後80年を「人々の苦しみや悲しみを決して忘れてはならない年」と表現。「想像を絶する苦難の一端に触れ、深く心が痛むとともに、平和の大切さについての思いを新たにした」と語った。
日本中世史の研究を続ける陛下は、両国の歴史をモンゴル帝国(元)による2度の日本侵攻である13世紀の元寇(げんこう)から振り返った。「襲来、合戦といったマイナスのイメージがあるが、禅宗の僧侶が相互に行き来するなどの交流も活発だった」と説明。モンゴル帝国を築いたチンギス・ハンが日本で英雄として小説になり、源義経との同一人物説もあることを紹介し「歴史研究でも縁を感じている」と話した。
陛下は皇太子時代の2007年、国交樹立35周年にあわせてモンゴルを公式訪問した。雅子さまにも当時の体験を話しているといい「大自然や歴史、文化にじかに触れ、モンゴルの方々と交流できることを楽しみにしている」と期待した。【山田奈緒、高島博之】

合格通知13人に誤送信 石川県立中央病院の看護職員試験 メール受け取った受験者に謝罪

石川県立中央病院が実施した看護職員の選考試験で、合格発表のメールが誤って、合格者以外にも送信されていたことがわかりました。
石川県によりますと、2日午前10時ごろ、看護職員の選考結果について合格通知85通を送信しましたが、不合格者やこころの病院の受験者あわせて13人に誤って送信したということです。
不合格の通知をする際、誤りに気付いたということです。
原因は、試験結果を成績順に並べた際、申請IDを紐づけなかったため、データにずれが生じて誤送信につながったと説明しています。
誤って送信した受験者には、それぞれ電話連絡し、合格通知が誤りであったと謝罪したということです。
石川県では、再発防止策として、合否結果の送付にあたっては、2人体制で確認を行うことを徹底するとしています。

郵便アルバイト男性(10代)500個以上の荷物配達せず捨て解雇

荷物を配達せずに捨てた郵便局のアルバイトを懲戒解雇。捨てた荷物の数は500個に上ります。
1日付けで懲戒解雇されたのは、天草市の本渡郵便局で配達アルバイトをしていた10代の男性です。日本郵便九州支社によりますと男性はことし4月8日、本渡郵便局の荷物500個を配達せずに天草市内のごみ置き場に廃棄したということです。荷物が捨てられているのを見つけた人からの連絡で発覚しました。
捨てられたのは指定した地域に配達される「タウンプラス」という荷物で、宛先の記載はありませんでした。男性は当初「配達した」と虚偽の申告をしていましたが、その後の聞き取りに対し廃棄を認めたということです。
日本郵便九州支社は荷物の送り主に謝罪し配達料を返金していて、平山泰豊支社長は「今後こうした事案がないように指導徹底してまいります」とコメントしています。

トカラ列島の地震 南海トラフ地震への影響「おそらくない」 気象庁

鹿児島県・トカラ列島近海を震源とする地震の頻発を受け、気象庁は2日夕に緊急記者会見を開いた。6月21日午前8時以降に観測された震度1以上の地震は、7月2日午後4時までに911回に上り、震度5弱を3回観測したと明らかにした。
トカラ列島では過去にも短期間に数百回の揺れが起きる地震活動があったが、今回は過去最多という。今後も震度5強程度の地震が起きる可能性があるといい、注意を呼びかけている。
会見した気象庁の海老田綾貴・地震津波監視課長は「過去に地震が頻発した際もそのパターンはまちまちで、今回の地震がいつ終わるのかは申し上げられない」とした。
30年以内に起こる確率が80%程度とされるマグニチュード(M)8~9級の南海トラフ巨大地震への影響を問われると、「おそらくない」と述べた。
トカラ列島近海で地震が相次いだら離れた場所で大地震が起きるという俗説「トカラの法則」についても否定した。鹿児島県・霧島連山の新燃岳の噴火との関連性も低いとの見解を示した。【加藤昌平】