犬の散歩中の7歳女児、川に転落し死亡…甲斐市の釜無川

5日午後4時10分頃、山梨県甲斐市の釜無川で、「女の子が流された」と通行人から110番があった。流されたのは、同市の小学1年の女児(7)。通報から約40分後に県防災ヘリ「あかふじ」に心肺停止の状態で救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
甲斐署によると、女児は友人数人と犬の散歩中で、足を踏み外して川に落ちたという。同署が事故の原因や死因を調べている。

サックス奏者の鈴木央紹さん死去 52歳 親族が公式Xで明かす かねて病気療養中だった

サックス奏者の鈴木央紹さんが昨年12月28日に亡くなったことが分かった。5日に鈴木さんの親族が公式X(旧ツイッター)を更新し、明らかにした。52歳だった。

鈴木さんの公式Xで「かねてより療養中でございました鈴木央紹は12月28日逝去致しました 享年52歳 早速お知らせ申し上げるべき処ではでございましたが御連絡が遅れました事深くお詫び申し上げます また 療養中にはたくさんの御心配 励ましを頂戴しておりましたこと ここに改めて御礼申し上げます」と明かされた。

葬儀については「1月5日に親族のみにて執り行いました」と報告された。また、「後日「お別れの会」を予定しております 詳細が決まりましたらこちらのページにてお知らせさせていただきます 何卒宜しくお願い申し上げます ここに生前の御厚誼に感謝し謹んでお知らせ申し上げます」とした。

大阪府出身の鈴木さんはサックス奏者である父親の影響で4歳でピアノ、作曲を始め、10歳でサックスを始めた。1大阪音楽大学卒業後はコンサート等での演奏活動のほか、CMやTVドラマBGMなどのレコーディングに参加するなど幅広く活動していた。

【あすの天気】全国的に天気崩れる

■全国の6日(月)の天気
仕事始めの6日は、北海道付近と本州の南を低気圧が進むでしょう。全国的に天気が崩れ、西日本では夕方にかけて雨、東日本では昼前後から雨が降り出しそうです。
北日本でも、暖かい空気が流れ込むため雨の所が多くなるでしょう。大雪となっている地域では、なだれや屋根からの落雪、路面状態の悪化に注意が必要です。
また、全国的に雷を伴う所があり、夜は、東京など関東の沿岸部で、激しく降る所もあるでしょう。朝の冷え込みは緩みそうです。最高気温は、北日本や九州で5日より高く、札幌では5℃まで上がりそうです。
東北から九州は10℃以上の所が多いでしょう。ただ、近畿や東海は5℃から7℃くらいで、傘を持つ手がかじかむ寒さになりそうです。
予想最低気温(前日差)
札幌 -2℃(+4 12月上旬)
仙台 -1℃(+1 平年並み)
新潟 0℃(±0 真冬並み)
東京都心2℃(+2 12月下旬)
名古屋 1℃(±0 真冬並み)
大阪 4℃(+2 12月下旬)
広島 4℃(+4 12月中旬)
高知 4℃(+4 12月中旬)
福岡 7℃(+4 12月上旬)
鹿児島 7℃(+5 12月中旬)
那覇 17℃(+1 12月中旬)
予想最高気温(前日差)
札幌 5℃(+7 11月下旬)
仙台 10℃(+3 12月上旬)
新潟 11℃(+7 12月上旬)
東京都心10℃(±0 平年並み)
名古屋 5℃(-5 真冬並み)
大阪 7℃(-3 真冬並み)
広島 12℃(+3 12月中旬)
高知 13℃(+2 12月下旬)
福岡 13℃(+3 12月中旬)
鹿児島 16℃(+2 12月上旬)
那覇 19℃(-3 真冬並み)
■全国の週間予報
7日以降も、日本海側では雪や雨の降る日が多いでしょう。8日から9日にかけては寒気が強まり、四国や九州でも雪の降る所がありそうです。北陸付近は、大雪となるおそれがあり、今後の情報に注意が必要です。
太平洋側は、晴れる日が多く、空気が乾燥するでしょう。西日本では7日から、東日本や北日本では8日頃から、寒さが厳しくなりそうです。

帝拳ジムのマネジャー・長野ハルさん死去 99歳 歴代王者に慕われ

プロボクシングの帝拳ジムで長年、マネジャーとして多くのボクサーや関係者を見守ってきた長野ハルさんが1日、老衰のため死去した。99歳。帝拳ジムが5日に発表した。葬儀は近親者のみで営む。
長野さんは1946年に設立された帝拳ジム創成期からマネジャーを務め、先代会長の本田明さんが65年に亡くなった後は、本田明彦会長を支えた。山中慎介さんや村田諒太さんら歴代の世界王者には、母親のように慕われていた。【高橋広之】

3歳男の子が顔にケガ…新東名のトンネルで計5台が絡む玉突き事故 追い越し車線にいた乗用車に後続車が追突等

愛知県新城市の新東名高速で1月5日昼すぎ、車5台が絡む追突事故があり、3歳の男の子が軽いケガをしました。 愛知県新城市の新東名上り・乗本トンネルで5日午後1時前、追い越し車線上にいた乗用車が前にいた別の乗用車に追突するなど、合わせて車5台が絡む玉突き事故が起きました。 この事故で、最初に追突した乗用車に乗っていた3歳の男の子が顔に軽いケガをしました。警察が事故の原因を調べています。 事故の影響で、新東名上りは5日午後5時半時点で、新城インター付近で3キロの渋滞となっています

更別村 タンクローリーが高齢の男性をはねる 96歳の男性が死亡 道内での死亡事故は今年初めて

5日午前、十勝の更別村で96歳の男性がタンクローリーにはねられ死亡する事故がありました。
5日午前10時前、更別村更別南1線の道道で中心部の方向に走っていたタンクローリーが、車道上にいた男性をはねました。
この事故で、村内に住む原田蔵雄さん96歳が病院に運ばれましたが死亡しました。
警察は、タンクローリーを運転していた近くに住む増田和人容疑者67歳を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
警察の調べに対し増田容疑者は容疑を認めています。
道内での死亡事故は、ことし初めてとなりました。

金融機関かたり電話でアドレス聞き出し偽メール 巧妙な手口「ボイスフィッシング」

銀行を名乗って企業に電話をかけ、手続き名目でメールアドレスを聞き出した上で偽メールを送ってIDやパスワードを盗み取る「ボイスフィッシング」という新たな手口が確認されていることが、警察庁への取材で分かった。最初に電話をすることで、偽メールの信憑性(しんぴょうせい)を高めているところが特徴。警察庁は銀行に対策を依頼するとともに注意を呼びかけている。
巧妙な手口
「○○銀行です。ネットバンクの電子証明書の更新手続きが必要です」
こうした電話がかかってくるのは企業の窓口。「更新用のリンクを送るので、メールアドレスを教えてください」という相手にアドレスを教えてしまえば、実際にそれらしい偽メールが届く。
電話でやりとりに沿っているため、信じ込んだ担当者は言われるままにメールに書かれたURLを開く。この時点でマルウェアに感染させられたり、インターネットバンキングのパスワードなどを入力してしまえばそれを悪用される。
昨秋から急増
偽サイトのURLを添付したメールが送って偽のウェブサイトに誘導し、情報を盗み取るフィッシングは広く知られているが、警察庁によると昨秋ごろから、金融機関を名乗る偽電話を伴ったフィッシングの手口が、数十件報告されるようになったという。
警察庁の担当者は「知らないアドレスからのメールに注意している人は多いが、一度電話でその件について話しているため、疑いにくくなるという巧妙な手口だ」と話す。
警察庁は既に銀行などに対策を依頼。取引先企業に対し、そうした電話をかけることはない旨を通知してもらった結果、被害報告は急減したというが、担当者は「攻撃がこれで終わるかは分からない。かかってきた番号が本当に銀行のものか直接代表番号に問い合わせて確認するなど、対策を取ってほしい」と呼びかけている。
届け出は10年で75倍
フィッシング対策協議会に寄せられたフィッシング情報の届け出件数は平成26年には約2万件だったが、令和5年には約120万件にまで増加。6年も11月までで約149万件と、既に前年超えとなっている。
フィッシングを仕掛ける犯人側は、盗み取った認証情報を使ってネットバンキングの口座から不正送金したり、勝手に買い物をしたりする。
警察庁によると、ネットバンキングの不正送金被害は平成30年には4・6億円だったが、令和5年には87・3億円にまで増加。6年は上半期で24・4億円と、高い水準が続いている。
スマートフォンのSMS(ショートメッセージサービス)を使った「スミッシング」や、交流サイト(SNS)のダイレクトメッセージ機能を使う手口、システム管理者など特定の人物を狙って次の攻撃につなげるものなど、さまざまな種類がある。新手口が次々に登場しており、警察当局や企業が警戒を強めている。(橋本昌宗)

明日6日(月)の天気予報 仕事始めは広い範囲で雨 関東も天気下り坂

西日本は出勤時に本降りの雨
雨や雪の予想 6日(月)9時
明日6日(月)は本州の南岸を低気圧と前線が通過。西日本では朝から広く本降りの雨となり、出勤時は傘が必要になります。
低気圧に近い九州南部や四国南部、紀伊半島南部では一時的に強まる雨に注意が必要です。雨が止む時間が長くなる午後は傘の置忘れにも注意してください。
関東や東北太平洋側も天気下り坂
午後になると本州南岸の低気圧は東に進み、東日本や東北エリアでも雨のエリアが拡大します。出勤時は降っていなくても、帰り道のために傘を忘れずにお出かけください。
低気圧に近い東海エリアや関東南部では沿岸部を中心に一時的に雨風が強まるおそれがあるので注意が必要です。
積雪エリアは融雪に注意
北日本では雨や湿った雪が降ります。上空の寒気は北に退いて昼間は2月から3月並みの気温になる予想です。
積雪が多く残るエリアでは積雪の更なる増加やぬかるむ路面、屋根からの落雪に注意が必要です。山沿いでは雪崩の発生にも注意してください。

青森の記録的大雪、「線状降雪帯」関係か 海面水温上昇などで雪雲

青森県では年末年始にかけて記録的な大雪となり、県は12年ぶりに豪雪対策本部を設置した。大雪の原因について、専門家は次々に積乱雲ができる線状降水帯ならぬ「線状降雪帯」とみている。どういうことなのか。
気象庁によると、1月5日午前7時の積雪は青森市で139センチ、弘前市で111センチなど、津軽地方を中心に平年の3倍を超えている。市道など生活道路を中心に除雪が間に合わず、交通渋滞が起きている。
なぜ、これほどの大雪になっているのか。もともと青森市は雪が降りやすい地形とされる。市の北西に位置する津軽半島方面から吹く北西の風と、市中心部から見て南東部にある八甲田山系を迂回(うかい)した南西の風がぶつかって上昇気流が発生。上空で水蒸気が冷やされて氷のつぶができ、雪雲になりやすいためだ。
今回の大雪は、それに加えて「線状降雪帯」の発達が関係しているという。
気象学が専門の立花義裕・三重大教授によると、2024年12月以降、極東ロシアの東南端辺りから線状の雪雲が次々と青森県側に流れ込むことによって、大雪をもたらしている。
立花教授は「雪雲の発達の原因は主に二つあり、いずれも地球温暖化が関係している」と指摘する。
一つは周辺の海面水温の上昇だ。夏場の猛暑の影響で、青森県の北西方向の日本海では、平年より約3度も水温が高い地点があり、冬でも海からの水蒸気が大量に発生している。
もう一つは、北極の寒気が分裂して一部が極東ロシアの東南端付近まで南下していることだ。このため、上空の強い寒気によって海からの大量の水蒸気が冷やされて雪雲が発達したという。
青森県内は昨冬、雪が少なかった。シベリアからの寒気の流れ込みが少なかったことが影響している。立花教授は「まさに風任せ。ひとたび寒気が来れば大雪になるという極端現象が起きている。地球規模で温暖化の原因である二酸化炭素の排出を減らし海水温を下げなければ、異常気象は続く」と警鐘を鳴らす。【足立旬子】

窓ガラス割って外の鉄格子にシーツを… 松山刑務所に収容中の70代男性が首を吊って死亡

昨夜、松山刑務所で収監中だった70代の男性が、部屋で首を吊っているのが見つかりました。男性は死亡が確認されています。
きのう午後6時頃、東温市にある松山刑務所に裁判のため収容中だった70代の男性が個室で首を吊っているのを、巡回中の職員が見つけました。
男性は意識がなく呼吸をしていない状態で、職員が救命措置を施すとともに外部の医療機関に搬送しましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。
松山刑務所によると、発見当時、男性は部屋の窓ガラスを割って外側の鉄格子にひも状にしたシーツの片方を結び、もう片方を輪っか状にして首を吊っていたということです。
男性の収容中の態度に問題はなかったということで、松山刑務所では今後、受刑者や被告人の心情把握を徹底するなど、再発防止に努めることにしています。