電車の非常用ドアコック内のスイッチを操作してドアを開閉し、列車を遅延させたなどとして、千葉中央署は19日、偽計業務妨害などの容疑で14~17歳の少年7人を千葉地検と千葉家裁に書類送致し、捜査を終結したと発表した。7人はいずれも容疑を認め、「鉄オタ仲間に会った時の話題づくりでやっていた」「どれくらい電車を遅延させたかを競っていた」などと話しているという。
送検容疑は今年4~5月、JR蘇我駅(千葉市中央区)などで電車内の非常用ドアコックを操作したり、踏切の非常ボタンを押したりして列車を4回遅延させた。また、遮断機が下りた踏切内に侵入して電車を2回停止させたなどとしている。列車の故障や乗客、乗員のけがはなかった。
千葉中央署によると、7人は木更津、鴨川、浦安の3市と埼玉県に住む高校生と中学生。地元のつながりやSNSを通じて知り合った鉄道仲間で、電車を止めた際に撮影した動画などを送り合っていた。
千葉中央署によると、5月にJR東日本から「列車内のドアコックのパネルを開けてスイッチ類を操作し、列車を遅延させた上、改札を突破して逃走する事案が連続発生している」と相談があった。【高梨晃世】
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診察開始待ちの列に車突っ込む 全身強く打ち女性死亡 宮崎
19日、宮崎県の病院の駐車場で女性が車にひかれ、死亡する事故がありました。
事故が起きたのは19日午前7時ごろ、宮崎県小林市にある病院の駐車場で、開院を待って並んでいたおよそ20人の列に乗用車が突っ込みました。
この事故で鹿児島県に住む宇都尚子さん(74)がはねられ、全身を強く打ちおよそ2時間後に死亡が確認されました。
警察は、車を運転していた小林市に住む70代の女を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
調べに対し、女は「人をひいてケガをさせたことは間違いない」と容疑を認めています。
警察は詳しい事故の原因を調べています。
中道前議員ら、政治団体「護憲リベラル共生」設立発表…略称「ゴリラ」
中道改革連合の川内博史前衆議院議員らは19日、政治団体「護憲リベラル共生」、略称「ゴリラ」を設立すると発表しました。
19日の記者会見には、共同代表の川内博史前衆議院議員、阿部知子前衆議院議員、幹事長の平岡秀夫前衆議院議員の3人が出席しました。
政治団体「ゴリラ」 阿部知子共同代表
「私たちは憲法を変えて軍事に偏重し国民を管理する社会ではなく、国政の福利を全て国民が享受する自由な社会を目指します」
略称の「ゴリラ」という名前には、「力強く、地に足をつけて平和を守るという意志を込めている」と説明しました。
現段階で、立憲民主党の現職参議院議員を含む16人が参加の意思を示しているということで、今後は国政政党になることも目指していくとしています。
川内共同代表が党籍を残している中道と立憲、公明の合流をめぐる協議が大詰めの中での設立会見となりましたが、「合流協議に障りがないよう、協議の行方を見た上で、動き方を決めていく」とも説明しました。
宿泊キャンセル11万人分超 塩田知事が国に緊急要望「観光支援策への財政支援、風評被害の払拭など」
熊本地震の影響で、県内の宿泊施設ではキャンセルが相次いでいます。県によりますとキャンセルは少なくとも11万人分にのぼっていて、塩田知事は8月19日、国に対して支援を要望しました。
熊本地震の影響は、県内の観光にも及んでいます。県が行った県内106の主な宿泊施設への調査によると、震災後から8月7日までの間に11万1700人分以上のキャンセルが発生。今後さらに増えることも見込まれています。
多くの観光客や帰省客が訪れる夏休みの時期に、旅行需要が大きく落ち込んでいて、その影響は、土産物販売業や飲食業、交通事業者など幅広い業種に波及。地域経済全体に深刻な影響を及ぼしているということです。
こうした状況を踏まえ塩田知事は8月19日、国に対し、旅行需要の早期回復に向けた観光支援策への財政支援や、国の内外への正確な情報発信による風評被害の払拭などを求めました。
ネット検索で「JAF」のはずが…レッカー移動で高額請求トラブル 千葉豪雨の被災地で“悪質商法”相次ぐ
先週、発生した千葉県の豪雨被害など、大規模な災害の後に被災者の混乱につけこむ悪質な商法が相次いでおり、注意が必要です。今回の千葉県の豪雨では、レッカー移動に関するトラブルの相談が県や市にすでに寄せられています。
実際に「レッカー作業をお願いしたが、業者が乗用車で現れた。レッカー作業できなかったのに車をチェックしただけで約10万円を請求され、一部を支払ってしまった」といった相談が寄せられています。
また、JAF(日本自動車連盟)には、インターネットで「JAF」と検索して表示された事業者に依頼したところ、高額な料金を請求されたなどの問い合わせが相次いでいるということです。過去には、故障現場でJAFやJAFが委託する整備工場を名乗り、不当に作業料金を請求する事例もあったといいます。
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先月、発生した熊本地震では、熊本県の消費生活センターに18日までに58件のトラブル相談が寄せられています。中には被災した住宅を狙ったものもあり、「地震で屋根が破損したところに他県からの事業者が突然来訪し、ドローンで撮影後、ブルーシートを敷く作業をしてもらった。その後、屋根の修理代金が約170万円と言われ、親切に対応してもらったためすぐに契約してしまった」という事例がありました。相談者は170万円が妥当な金額か疑問を持つようになったということです。
このほか、熊本県八代市では、屋根が壊れた70代男性の自宅に東京都から来たという業者が訪れ、「補助金が出ますよ」との勧誘を信じ、金額が書かれていない契約書にサインすると、工事費として約70万円を提示されたというケースもありました。
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これまでも大きな災害の後には、被災の混乱に便乗した悪質な手口のトラブルが相次いでいます。詐欺や悪質商法に詳しいジャーナリストの多田文明さんによると、被災者は自分の命や生活を守るのに精いっぱいで、他の防犯意識が薄れてしまうことがあるといいます。
悪質商法は、相手を不安にさせてから、その不安を解消させるために高額な契約をさせるという手口です。被災者はすでに不安な状態にあるため、悪質な業者にとっては不安にさせる手間が省け、すぐに契約の話に入れるという側面があると多田さんは指摘します。
災害に便乗する詐欺や悪質商法への対策として、多田さんは、飛び込みで来た業者は家に入れないこと、その場で契約したりお金を払ったりしないことが重要だとしています。さらに、ある言葉が有効だといいます。
それは「他の業者でも見積もりを取る」と伝えることです。悪質な業者は高額な請求をしてくるため、この言葉を言うと、だいたい引き下がるそうです。それでも強引に契約を進めようとしてきたら、悪質業者である可能性が高いということです。
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被災地への寄付など、支援する側が狙われるケースも出てきています。国民生活センターが17日、注意を呼びかけたのが「被災地支援をうたう○○Pay詐欺」です。
相談を寄せた50代の女性は、SNSで「指定のウェブサイトで商品を購入すると被災地に寄付ができ、さらに購入額より多い金額が○○Payで返金される」というダイレクトメッセージを受け取りました。
指示通りに1000円分の商品をスマホ決済で支払うと、実際に1200円分が返金されたため信用してしまったといいます。しかし、こうしたやり取りを複数回繰り返し、最終的に10万円を支払うと返金されなくなりました。女性は返金を求めているということです。
悪質商法に詳しいジャーナリストの多田文明さんによると、これは○○Payなどのスマホ決済の利便性を狙ったSNS型投資詐欺に「被災地支援」を組み合わせた、新たな手口だということです。
国民生活センターの担当者は「『○○Payで返金します』と言われたら、詐欺を疑ってください」と注意を呼びかけています。怪しいと思ったり、被害にあったりした場合は、消費者ホットライン「188」に電話して相談してください。
(8月19日放送『news every.』より)
万博「大屋根リング」現場責任者を逮捕“仕事への誇り”語るも…水増しか 吉村知事は事件に憤り
工事費を水増し請求していたとして、男が逮捕されました。男は、大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」を担当した現場責任者でした。
来場者数は半年でのべ2900万人。“成功”で幕を下ろした大阪・関西万博。そのシンボル、およそ350億円かけて建てられた「大屋根リング」の現場責任者がこの男。
現場責任者・河井辰巳容疑者(2024年)
「6か月しか建物は見ていただけないのですが、こうやってモノを作ったんだと、記憶に残るようなプロジェクトにできたら」
大手ゼネコン「竹中工務店」で総括作業所長を務めていた河井辰巳容疑者(61)。19日、背任の疑いで逮捕されました。
2024年、大屋根リングの建設現場でNNNの取材に応えていた河井容疑者。
河井辰巳容疑者(2024年)
「会社に入って数十年たっていますが、こういう機会は二度とない。建設の技術者にとっては非常に誇れる現場だと自負しています」
現場責任者として“仕事への誇り”を語っていましたが…。
記者(きょう)
「午前11時すぎです。大阪府警の捜査員が竹中工務店の本社に家宅捜索に入ります」
警察は19日、河井容疑者の勤め先である「竹中工務店」を家宅捜索。警察によりますと、河井容疑者は去年、万博会場の工事費について、下請け業者と“水増し請求”を共謀したとみられています。
そして、自らが勤める会社におよそ2779万円の工事費用を請求。その半分ほどにあたる、およそ1369万円が水増し分だったということです。
その使い道とみられるのが、奈良市にある河井容疑者の自宅。2階部分には、建てられたばかりのような目新しいバルコニーも。実は水増し請求によって、不正に得たとみられるカネを自宅のリフォーム代などに充てたとみられているのです。
去年、幕を下ろした万博会場。およそ2キロあった「大屋根リング」は、200メートルほどを残し解体が終わっていました。
“万博のレガシー”として未来に継承されますが…。事件に憤りをみせていたのは、大阪府の吉村洋文知事。
――万博のレガシーに泥を塗るような行為では?
大阪府・吉村洋文知事
「本当に残念に思います。竹中工務店には厳正に対処してもらいたい」
竹中工務店は従業員である河井容疑者の逮捕を受けて、「再発防止に向けて、内部統制および管理体制と教育を一層強化し、コンプライアンスの徹底に全力で取り組んでまいります」などとコメントしています。
警察は、河井容疑者の認否を明らかにしていませんが、カネの流れなど詳しい経緯を調べています。
逮捕の容疑者はJAF職員 踏切で後続車の道ふさぎ殺人未遂容疑
自身が運転する車で踏切を塞ぎ後続車の運転手を殺害しようとしたとして、埼玉県警岩槻署は19日、同県蓮田市馬込6の団体職員、加藤研一容疑者(52)を殺人未遂容疑で逮捕した。捜査関係者によると、加藤容疑者は日本自動車連盟(JAF)の職員。後続車は列車と衝突したが、運転手は車から出て無事だった。
逮捕容疑は18日午後5時25分ごろ、さいたま市岩槻区加倉1の東武野田線の踏切で、自身の車で踏切を塞ぎ、後続車を踏切内に閉じ込めて運転していた同県川口市の男性会社員(56)を殺害しようとしたとしている。「殺そうとは思っていない」と容疑を否認しているという。
署によると、加藤容疑者は調べに対し「(相手の車と)距離が近かったので注意しようとして止めた」と話している。加藤容疑者の車は踏切を通過直後に停車。踏切内の被害者に口頭で注意し、遮断機が下りた後に自身の車を発進させ、踏切内に残った被害者の車に列車が衝突したという。列車の乗客にけが人はいなかった。列車往来危険の疑いでも調べている。
東武鉄道によると、事故の影響で列車計20本が運休し、約1万4000人に影響が出た。【福田真緒】
「竹中工務店も被害者」大阪市の横山市長 万博工事めぐる背任事件、元会場責任者が逮捕
大阪・関西万博の工事を巡り、大手ゼネコン「竹中工務店」(大阪市)の元総括作業所長が背任容疑で逮捕された事件を受け、大阪市の横山英幸市長は19日、「万博に関連する事業でこうした事案が発生したことを残念に思う」と話した。市役所で記者団の取材に答えた。
人工島・夢洲(ゆめしま)の万博会場跡地開発や大阪市中心部のまちづくりへの影響については「竹中工務店も(事件の)被害者。(同社が)ルールに違反している状況ではない」と述べるにとどめた。
横山氏が副会長を務める日本国際博覧会協会には、現時点で工事費の水増しなど事件に関わる報告はないといい、「引き続き推移を注意深く見守りたい」とした。
【密漁摘発】「ちょっととってただけで…」袋の中には大量のサザエ 男女19人に「密漁の疑い」大半は京都府外から訪れたレジャー客 舞鶴海上保安部
サザエやアワビなどを密漁した疑いで、舞鶴海上保安部が19人の男女を摘発していたことがわかりました。
京都府北部の海岸。男性が海面に浮きながら「何か」をしています。すると…
(捜査員)「網袋持ってる。黄色の網袋。何か入ってる」
袋の中を確認すると、大量のサザエが。
(捜査員)「これどうするつもりだったんですか?持って帰って食べるつもりだったんですか?」
(男性)「ちょっととってただけで持って帰りはしない」
舞鶴海上保安部によりますと、男性が持っていた袋などから約200個のサザエとアワビが見つかったということです。
漁業組合などに対し独占的に認められている「漁業権」がある場所で、貝類などをとった場合、漁業法違反で摘発の対象となります。
舞鶴海上保安部はこの男性を含め、7月1日から8月14日までに、サザエやアワビなどを密漁した疑いで、20代から70代の男女計19人を摘発しました。大半は京都府外から訪れたレジャー客だったということです。
摘発件数は去年の同じ時期と比べて2倍に増えていて、海上保安部は漁業者の生計に打撃を与える行為であり、決してとらないよう呼びかけています。
千葉市で約2500台の放置車両…追突事故も相次ぎ、反射テープで対策も 記録的豪雨から4日 撤去の見通し立たず
千葉県を襲った記録的な豪雨から4日。深刻な問題となっているのが、水没などで動けなくなった放置車両です。千葉市だけでも、およそ2500台の放置車両があり、すべてを撤去する見通しは立っていません。
17日、千葉市で今も残る、豪雨の爪痕。
先週、千葉県の各地で車が水没。今、大きな課題となっているのが、放置車両です。千葉市が管理する道路だけでも、およそ2500台の車が放置されているといいます。
豪雨の翌日、交通量が多い道路では、水没した車が歩道に乗り上げ道を塞いでいましたが、3日たった今も当時のまま、取り残された車がありました。
お盆のさなかに見舞われた豪雨被害。千葉市にある駐車場では…。
水没した車両が多くとめられ、座席やハンドルなどに泥がついた状態となっています。
水没などで故障した車の仮置き場となっていて、現在、29台の車がとめられているということです。
レッカーされた車の持ち主は…。
レッカーされた車の所有者
「仕事帰りだったので、ちょうどこの道の真ん中で動かなくなっちゃって。運転席乗っていて、腰くらいまで(浸水した)」
その後、女性は消防に助けられたといいますが…。
レッカーされた車の所有者
「木曜日の夜(豪雨の翌日)に(電話)したが連絡がつかなくて、レッカー屋さんもいっぱいで。(Q:どれくらいつながらなかった?)何時間も。その日は全然つながらなくて、次の日の朝つながった」
当日、業者に連絡がつかなかったといいます。
レッカーされた車の所有者
「(Q:車は生活必需品?)そうですね、仕事行くにも通勤だけなんですけど」
ただ、業者も休みなく作業が続いています。
業者
「結構、水浸った感じ?」
依頼者
「もう全部、あっちもそう、4台くらい。(Q:普段仕事で?)使ってる、仕事にならない」
車1台分の作業時間は、20分ほどだといいますが…。
レッカーを行う業者
「(依頼が)残ってるのは50~100(台)くらい。人・車両も足りないしなかなか一気には片付かない。気が遠くなる、いつ終わるんだろうのレベル」
車の張り紙には「警察連絡済み レッカー待ち」と書かれた紙がはられていました。
別の張り紙には「レッカーの手配が混雑している影響で、8月21日以降の移動」と書かれていました。
さらに、千葉市ではここ数日、放置車両に乗用車が追突する事故が相次いで起きています。
17日夜「news zero」が、千葉市内を走行すると…。夜道で目立つ三角形のマーク。
放置車両に反射テープがはられ、停車していることが分かりやすいよう、対策が行われていました。
千葉市は、通行に支障があったおよそ500台にのぼる放置車両の路肩などへの移動が完了したということです。
18日以降、千葉県や市などは共同でプロジェクトチームを立ちあげ、引き続き、対策に取り組む予定です。
(8月17日放送『news zero』より)