札幌・中央警察署は2025年8月18日、傷害の疑いで自称・医師の男(31)を逮捕したと発表しました。
男は18日午前0時55分ごろ、札幌市中央区南8条西2丁目にあるホテルの前の路上で、ホテルの60代男性従業員を投げ飛ばし、顔を殴るなどの暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。
18日午前1時前、男性従業員から「ホテル内に客ではない男が入ってきて、殴られたりした」と警察に通報がありました。
警察によりますと、男には酒が入っていて、男性従業員に馬乗りになり、首を絞める暴行も加えていたということです。
男性従業員は、両ひざを負傷しました。
調べに対し男は「暴力を振るったことに間違いありません」と容疑を認めています。
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大阪・道頓堀近くでビル火災 消防車30台が出動 女性1人を搬送
18日午前9時50分ごろ、大阪市中央区宗右衛門町の7階建てテナントビルで「建物の1階から火が出ている」と119番があった。
大阪市消防局によると、女性1人が救急搬送された。消防や大阪府警が逃げ遅れがいないか確認している。火事は隣接するビルにも延焼しており、消防車など約30台が出動して消火活動を続けている。
現場は大阪・ミナミ中心部にある道頓堀の近く。【根本佳奈】
泥酔し学生投げ飛ばし顔面殴打 北海道大助教が複数人にけが負わす
北海道大理学研究院(札幌市北区)の助教が6月、学内で酒に酔って複数の学生に暴力をふるい、けがをさせていたことが大学関係者への取材で判明した。北大は毎日新聞の取材に暴力行為があったことを認め、「関係者の処分については調査結果および本学の規則などに基づき、適切に対応する」としている。
北大関係者によると、暴力をふるったのは同院化学部門の男性助教。6月19、20日に化学部門が主催する野球大会が札幌市内であり、教員と学生が参加した。20日夜には大学構内で飲酒を伴うジンギスカンパーティーが開かれた。その際、泥酔した男性助教が相撲のような動作で学生を投げ飛ばしたり、その後、研究室に移動して複数の学生の顔面を殴ったりして、けがをさせたという。
化学部門の教授会に当たる講座委員会は7月30日、「化学部門における飲酒による暴力行為の再発防止策」と題した文書を部門内の教職員と学生に配布。「研究室において、飲酒による暴力行為が発生した」とし、「泥酔状態になるまでの飲酒を禁止する」「飲酒時の暴力行為、セクハラ、迷惑行為を禁止する」などのガイドラインを示した。
ただし、暴力行為の加害者や、被害者の人数、性別などの具体的な内容は明らかにしていない。【鳥井真平】
こだま764号の床下発煙、最新型N700Sで主変換装置に不具合…浜松工場への移動取りやめ
走行中の東海道新幹線「こだま」の車両床下から発煙したトラブルで、JR東海は17日、モーターの出力を制御する床下の「主変換装置」に不具合があったと明らかにした。
新大阪発静岡行き「こだま764号」(16両)は15日夜、米原―岐阜羽島間を走行中に発煙が確認されて岐阜羽島駅で停車、運転を取りやめた。同社によると、煙が出たのは9号車の床下からで、この車両の主変換装置に不具合が確認された。異常を検知した際、安全を確保する役割の関連機器にも不具合があったという。
車両は最新型「N700S」で、6月から運行していた。同社は原因調査のため、17日夜に同駅から浜松工場へ移す予定だったが、電気回路が正常に作動しない恐れがあり、取りやめた。
ワインボトルで男性殺害疑い ミャンマー国籍の3人逮捕 東京・新宿
飲食店で言い争いになった男性の頭をワインボトルで殴って殺害したとして、警視庁国際犯罪対策課は18日、東京都新宿区高田馬場4、無職、ゾー・ミョー・テッ容疑者(24)らいずれもミャンマー国籍の男性3人を殺人容疑で再逮捕したと発表した。
他に逮捕されたのは、豊島区東池袋2、無職、ナイン・リン・ウー(28)と、北区東十条1、専門学校生、ピョー・ミャッ・ミン(20)の両容疑者。
逮捕容疑は7月7日午前4時5分ごろ、新宿区新宿5の路上で、専門学校生のチッ・ポウさん(22)=新宿区高田馬場3=の頭をワインボトルで殴るなどし、4日後に急性硬膜下血腫で死亡させたとしている。3人は「殴っていない」「殺すつもりはなかった」などといずれも容疑を否認しているという。
警視庁によると、3容疑者は事件の約3時間前から近くの飲食店で飲酒していた。店内でチッ・ポウさんら留学生グループの計7人と言い争いになり、店近くの路上で殴り合いのけんかになったとみられる。
3容疑者は、その場にいた他のミャンマー人留学生2人に対する傷害容疑で7月に逮捕されたが、処分保留となっている。【朝比奈由佳】
道頓堀火災で消防隊員2人死亡 4人負傷ビル2棟燃える、大阪
18日午前9時50分ごろ、大阪市中央区の繁華街・道頓堀で、「建物1階から火が出ている」と119番があった。大阪府警などによると、ビルから出火し、隣接する建物含む計約100平方メートルが燃えた。消防隊員5人と女性1人の計6人が搬送され、消火活動中の男性隊員2人が死亡。残り4人も負傷したが、命に別条はない。
燃えたビルは5階建てと7階建てで、いずれかから火が出たとみられる。火は約9時間後に消し止められた。府警が出火元や原因を調べる。
大阪市によると、死亡した隊員2人はいずれも浪速消防署勤務で、消防司令森貴志さん(55)と、消防士長友光成さん(22)。7階建てビルの5、6階部分が崩壊したことで、消火活動中に建物内に取り残され、閉じ込められた可能性があるという。それぞれ6階で発見された。
大阪市の横山英幸市長は18日、市役所で取材に応じ、現場対応が妥当だったかどうかについて「検証し、課題を抽出したい」と述べた。
現場は、江崎グリコの電光看板で知られる道頓堀の戎橋などの近く。
外国人観光客ら続々と… “知床五湖”地上遊歩道が再開「怖さもあるが…」先週クマ襲撃うけ閉鎖
【もっと詳しく】宿泊キャンセル相次ぐ「知床五湖」全面再開も…観光への影響残る 羅臼岳クマ襲撃 背景にエサ不足か
北海道・知床の羅臼岳で先週、男性がクマに襲われ死亡した事故を受け、閉鎖されていた散策路が8月18日朝から開放されました。
待ちわびていた観光客が訪れています。
(山本記者)「きょうから開放となった地上遊歩道に多くの人が続々と入っていきます」
知床五湖に向かうためのフィールドハウスです。
大自然の魅力を満喫しようと、おもに外国人観光客が集まっていました。
地上遊歩道は先週、知床の羅臼岳で東京都の会社員・曽田圭亮さんがクマに襲われ死亡した事故を受け、閉鎖していました。
(スペインの観光客)「安心もしているし、怖さもあるけど、同時にワクワクもしています。ここは本当に美しい公園ですし、初めて来たので、きっと楽しめると思います」
釧路自然環境事務所は、18日朝も関係者で巡視を行い、クマの姿や痕跡を確認できなかったことから閉鎖解除を決めたとしています。
【クマへの対応】
知床はクマの生息地です。
知床財団ではSNSなどを通じて、クマへの対応について注意喚起しています。
まずは、ごみを捨てずに持ち帰る。
知床でもポイ捨てなどマナー違反はクマを餌付けする要因となります。
当然のことながらエサを与えない。さらには近づかない。
そして、クマと遭遇してしまった際、ひと昔前は「荷物を置いて逃げる」ことが推奨されていましたが、クマが人と食べ物を関連づけて学習してしまうため、荷物を持ってゆっくりと立ち去ってください。
知床財団では、クマの生息地ではクマとの距離を保ちながら、餌付けにつながるような行動は絶対に避けるよう呼びかけています。
性風俗紹介「アクセス」幹部逮捕 大規模スカウトグループ
大分県の性風俗店に女性を紹介したとして、警視庁保安課は18日までに、職業安定法違反(有害業務目的紹介)の疑いで、大規模スカウトグループ「アクセス」幹部の斎藤将輝容疑者(31)=住所不定=を逮捕した。メンバーの逮捕は13人目。「(女性を紹介したのは)私の部下で間違いない」と説明している。
同課によると、アクセス内には複数のスカウトチームがあり、容疑者は100人以上が所属するチームで部下の指導や紹介料「スカウトバック」の管理を担っていたとみられる。
逮捕容疑は共謀し、昨年2~4月ごろ、大分県別府市の性風俗店に20代の女性3人を紹介した疑い。
妊産婦の自殺、3年間で162人…「悩みを抱え込まずに相談を」
妊娠中や出産後1年以内に自殺した女性は2022~24年の3年間で、少なくとも計162人に上るとの分析結果を、一般社団法人・いのち支える自殺対策推進センターなどがまとめた。亡くなる割合は、妊娠中が20歳代前半、産後が40歳代前半で目立った。同センターは「妊産婦らは悩みを抱え込まずに相談してほしい」と話している。
同センターと日本産婦人科医会は、警察庁の統計を活用し、22~24年の妊産婦の自殺の実態を分析した。
その結果、自殺した妊産婦は22年が65人、23年が53人、24年が44人となった。亡くなった時期をみると、妊娠中が45人、産後2か月までが26人、産後3か月~1年が91人だった。
自殺者数を出生数で割って算出した妊産婦の自殺死亡率は22~24年で、出生10万人あたり7・3だった。妊娠中は20~24歳が各年代のなかで同7・5、産後は40~44歳が同13・0と、それぞれ最も高くなった。
原因や動機を調べたところ(複数計上)、妊娠中では「健康問題」(40%)、「交際問題」(36%)が多く、産後は「家庭問題」(72%)、「健康問題」(54%)と続いた。
同センターの清水康之代表理事は「一人で悩みを抱えて、自殺以外の方法が見えなくなるケースがある。民間の相談機関もあるので、まずは声を上げてほしい」と語る。日本産婦人科医会は、健診などでリスクがある妊産婦に気づくために医療従事者向けの研修を実施しており、不安を抱える妊産婦に助産師らへの相談を呼びかけている。
「空飛ぶクルマ」海の上へ 大阪・関西万博会場の外へ“初めて”デモ飛行
大阪・関西万博でデモ飛行をしている空飛ぶクルマが、海の上を飛びました。
記者 「空飛ぶクルマがゆっくりと万博会場を出て、海の方へ向かいます」
万博会場から大阪湾の海の上に出て、23メートルの高さをおよそ4分間飛行したのは、SkyDriveが運航する空飛ぶクルマです。
万博でデモ飛行している空飛ぶクルマは、これまで会場の中だけで飛んでいて、海の上に出た事業者は初めてだということです。
SkyDrive 福澤知浩CEO 「海に行くと海風が全然ここ(万博会場)とは違う形で吹いている。1回海まで出られると、あとはそのまま前進して神戸にも行けるかなと思う。今回の万博でのチャレンジがすごくよかったなと思っています」
SkyDriveのデモ飛行はあすとあさってを除き今月24日までで、天候などの条件が整えば、海の上を飛ぶ機体が見られるということです。