【訃報】世界的模型メーカー「タミヤ」の田宮俊作・代表取締役会長(90)が死去(静岡市)

世界的模型メーカー「タミヤ」(本社・静岡市)の田宮俊作・代表取締役会長が7月18日、亡くなったことがわかりました。90歳でした。
昭和9年・1934年、静岡市生まれの田宮俊作氏は、県立静岡高校、早稲田大学を経て、1958年「田宮商事合資会社」に入社、1977年に「田宮模型」代表取締役社長に就任、1984年には現「タミヤ」代表取締役社長に就任、その後、会長職と兼務するなどして会社や業界をリード。スケールモデルや、ラジオコントロールカー、ミニ四駆などの開発と世界的普及に貢献する一方、静岡模型教材協同組合理事長として、「静岡ホビーショー」などのイベント開催し、静岡市を「模型の世界首都」として世界的に認知させるに至りました。
「タミヤ」の発表によりますと、田宮氏の葬儀については、故人の遺志により、すでに近親者で執り行われ、後日、会社による「お別れの会」が開催されるということです。

国際数学五輪、日本4位=長野の狩野さん、個人1位

文部科学省は22日、オーストラリアで開かれた第66回国際数学オリンピックに日本代表の中高生6人が参加し、金3個と銀2個、銅1個のメダルを授与されたと発表した。日本の数学オリンピック財団によると、日本は国別順位で4位だった。
今大会には110の国・地域から計630人が参加。成績上位の12分の1に金、続く12分の2に銀、12分の3に銅の各メダルが与えられた。
金メダルの長野県松本深志高3年狩野慧志さんは満点で、個人成績1位(狩野さん含め5人)。狩野さんは昨年も金、一昨年は銀を獲得した。
今大会で金メダルのラ・サール高(鹿児島県)2年浜川慎次郎さんは、昨年は銀を獲得。銀メダルの帝塚山学院泉ケ丘高(大阪府)3年若杉直音さんは、一昨年も銀を獲得している。
他の参加者は、筑波大付属駒場高(東京都)2年山本一揮さんが金、灘高(兵庫県)1年安藤匠吾さんが銀、灘中(同)2年伊勢戸皓太さんが銅だった。 [時事通信社]

東北・山形新幹線E8系、新庄―東京駅間の単独運行を来月から順次再開…6月に相次ぎ故障

6月に東北・山形新幹線の新型車両「E8系」が相次いで故障した問題で、JR東日本は22日、車内の補助電源装置に想定以上の電流が流れて損傷したことが故障原因だったと発表した。対策を講じた上で、山形新幹線の新庄―東京間で取りやめていたE8系の単独運転を8月1日から順次再開し、2日から通常ダイヤに戻す。
発表によると、故障が見つかったE8系の5編成は、いずれも2024年10月以降の納車で、それ以前の編成では異常は確認されていない。5編成の同装置を調べたところ、半導体部品と制御する基板の組み合わせが不適切だったことがわかった。想定よりも高い電流が流れた上、故障時の暑さも影響して同装置の回路が誤作動を起こして損傷したと結論付けた。
8月1日から再開する単独運転に使用するのは、安全性を確認した昨夏以前に納車された編成で、故障した5編成は当面、営業運転には使用しない。そのため、お盆の時期などに設定する臨時列車は例年より本数を減らして運行するという。
22日に記者会見したJR東の土沢壇・新幹線統括本部長は「今回得た知見は今後、製品の試験やメンテナンスなどに生かしていきたい」と述べた。

海外からの“選挙干渉”、背景に「ネットと生成AIの発達」と平デジタル相 対策必要との見解示す

デジタル庁の平将明大臣は7月22日の記者会見で、海外からの選挙干渉について、新法の検討を含めた対策が必要との見解を示した。20日に投開票が行われた参議院議員選挙では、SNS上の海外製botによる世論操作を指摘する声が一部で出ていた。
平大臣は21日、「海外のbotファームを利用した、我が国の選挙への他国からの干渉に対する脆弱性が顕在化した。政府の体制を強化し、新たな立法の検討も進めたい」と自身のXに投稿していた。
これに関し、22日の記者会見で平大臣は「ネットや生成AIの発達により、民主主義の根幹である選挙に外国から介入される素地が出来上がってきた」と指摘。「政府の体制もまだ十分でない」として、新たな法律の検討を含めた対策が必要との認識を示した。
今回の参院選を巡っては、情報法制研究所(JILIS)の事務局次長兼上席研究員でブロガーの山本一郎さんが「参政党を支えたのはロシア製ボットによる反政府プロパガンダ」という記事を15日にnoteに投稿。生成AIと複数のスマートフォンを組み合わせたbotシステムにより、XなどのSNSで、偽情報の拡散や印象操作をしていると指摘していた。
その後16日までに、同記事で言及のあった「JAPAN NEWS NAVI」(@JapanNNavi)や「ヒムロ」(@himuro398)などのXアカウントが凍結。X上で注目を集めていた。

【参院選】山尾志桜里&杉田水脈、落選は“問題行動”が影響か《まずは贖罪をするべき》戻らぬ信頼

《私自身の力量不足と準備不足を表す結果でした。 支えてくれた全ての皆さま。 議席を得ることができず、本当に申し訳ありませんでした》
過去の“問題行動”が影響か
7月20日に行われた参議院選挙の投開票。無所属からの出馬となった山尾志桜里氏は、翌日に自身のXで冒頭のように綴った。
「山尾さんは東京選挙区に立候補していましたが、敗戦という結果に。《【心からの感謝を込めて】》と題し、山尾さんを支持した国民への感謝を述べつつ、選挙を振り返っていました」(全国紙政治部記者)
山尾氏の投稿に対しては、労いの言葉が寄せられる一方で、
《自己評価が高い人ですね。落選は議員不適格だと有権者が判断した結果です。準備期間の問題とかは全く関係ないです。準備に何年かけようが、自分が変わらない限り結果も変わらないでしょう》 《あなたがまずやるべき事は贖罪です ここ真剣にやらないと 何をやってもダメ》 《敗因は準備不足ではないと思う。説明責任を果たしてないからかと それは関係ないと思ってたら次も結果は同じ》
と厳しい意見も散見された。
「山尾さんは元々、国民民主党からの出馬が予定されていましたが、自身の“不倫疑惑”が影響し公認が取り消しに。6月10日に開かれた出馬会見で、不倫に関する質問が投げかけられた際、“この場で新しく言葉をつむぐことはご容赦いただきたい”などと、“だんまり”を決め込んだのです。逃げの姿勢を取った山尾さんのイメージはダウン。なにを訴えても、国民の印象は上がらなかったのかもしれませんね」(前出・全国紙政治部記者、以下同)
過去の行動が影響して、落選になったのは山尾氏だけではない。
「自民党の杉田水脈さんです。杉田さんも投開票日から、一夜明けた翌日にXで《悔いの無い活動ができました》と振り返り、支援者への感謝を綴っていました。
杉田さんは過去に政治資金収支報告書への不記載額が判明。その額は1500万円以上に上り、6か月の処分を受けています。ほかにも“女性差別”や“人権侵犯”の発言がたびたび問題になっています。立候補すること自体に疑問視する国民が多かった印象なので、当然の結果なのかもしれませんね」
杉田氏は今回の選挙で自民党に吹く逆風を肌で感じたようで、
「杉田さんは“自民党への逆風というのは、すごくあっていくら説得しても支持者からは『杉田さんが自民党にいる限りもう入れたくない』と『自民党なんか潰れてしまえ』などと言われた”と話していました。
“自民党から立候補”することで、当選の可能性が下がることは否めませんが、杉田さんの場合は個人の問題の方が大きいのではないかと……。批判の声も真摯に受け止めてもらいたいですね」
信頼を取り戻すのは一筋縄ではいかないようだ。

京都・福知山で39度=全国4分の1が猛暑日―気象庁

日本列島は22日、太平洋高気圧に覆われて晴れた所が多かった。気象庁によると、京都府福知山市で今年全国最高の39.0度を観測。35度以上の猛暑日になった所は今年最多の237地点(午後5時時点)で、全国観測点の4分の1を占めた。
福知山市に続いて高温だったのは福島県伊達市が38.6度、茨城県大子町が38.5度。岩手県一関市は38.3度で、この地点の観測史上最高記録を更新した。北海道東部でも美幌町で37.3度など、猛暑日になる所が続出した。
主要都市の最高気温は仙台36.1度、東京都心(千代田区)34.3度、名古屋35.6度、大阪35.5度、福岡33.4度だった。
23日は北海道東部や東・西日本の大半の都府県に熱中症警戒アラートが出され、同庁などは熱中症を防ぐよう呼び掛けている。 [時事通信社]

新燃岳7年ぶりの噴火から1か月「活発な状態続く」

霧島連山の新燃岳が7年ぶりに噴火してから、22日で1か月です。気象台は22日、「活発な状況が続いている」としたうえで、マグマ噴火に移行するかどうか、引き続き注意して観測する考えを示しました。
霧島連山の新燃岳は先月22日から活発な火山活動が続いていて、22日も断続的に噴火しています。
鹿児島地方気象台は定例の説明会を開き、新燃岳の火山活動は活発な状況が続いていると説明しました。火山ガスの放出量は、1日あたり平均900トンから4000トンと多い状態だということです。
(鹿児島地方気象台・林幹太火山防災官)
「さらにマグマが上がってきて山体が膨張するような動きがみられないか、みられた場合はさらにマグマの関与が強くなってくる可能性がある、そこは注意が必要」
新燃岳は、噴火警戒レベル3の入山規制が継続されていて、気象台は火口からおおむね3キロの範囲で大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。

臨時国会8月1日召集へ 与党「会期5日間」提案も、調整つかず

自民党と立憲民主党の国対委員長は22日に会談し、8月1日から臨時国会を召集することで合意しました。
自民党の坂本国対委員長は22日、立憲民主党に対して新たな参議院議長などを選ぶための臨時国会を8月1日に召集し、会期を5日間としたいと伝えました。
これに対して、立憲民主党の笠国対委員長は8月1日の召集については応じる考えを伝えました。一方で、会期についてはもっと長くするべきと反対しました。立憲民主党など野党は通常国会で7党共同で提出し、参議院で廃案となったガソリン暫定税率廃止法案を臨時国会で再提出し、成立を急ぎたいため、相応の会期が必要だとしています。

地方組織からも退陣要求…広がる“石破おろし”の動き 閣僚からは擁護の声も

続投を表明している石破首相に対して、自民党内では、批判の声が強まっています。また、自民党の都道府県連からも辞任を求める“石破おろし”の動きが広がってきています。
参議院選挙で大敗した自民党。石破首相の“続投表明”をめぐり波紋が広がっています。
小泉農水相
「目標を達成できなかったこと。このことを重く受け止めるべきだと思います。国民の皆さんから突きつけられたことに真摯に向き合って、我々に足りないものはなんだったのか、こういうものに向き合った上で前に進まなければいけない」
“ポスト石破”の1人と目される小泉農水相。22日朝、言及したのは“石破首相の進退”について。
小泉農水相
「総理として今回続投するという判断をされた中で、それをご理解をいただけるか、国民の皆さんにそして党内に、こういったもの重く受け止めてよくご理解をいただけるように、しっかり説明を続けていただきたいと思います」
今や衆議院・参議院ともに「少数与党」。自ら“茨の道”と表現しつつも――
石破首相
「政治を停滞させないよう、責任を果たしていかなければならない」
“続投”を表明した石破首相。しかし自民党内にくすぶるのがいわば“不満のマグマ”。“石破おろし”の声が地方から急速に広がっているのです。
自民党・高知県連
「今回の参院選の敗北の責任をとり石破総裁は早期に退陣すべき」
自民党・高知県連が21日、一部の役員が石破首相の早期退陣を申し入れる方針を決めると。
青森県連は。
自民党青森県連・津島淳会長
「当然に石破総理は責任をとって、自らの身を処すということを明らかにすべし。いずれきちんとけじめをつけるべき」
山口県連も。
自民党山口県連・友田有幹事長
「いかにも『比較第一党』と自分が信任を受けたような話をされていましたので、それにはちょっと詭弁を弄しているじゃないか。しっかりと責任をとるべきだと思います」
身内から続々と“厳しい声”が――
自民党山口県連・友田有幹事長
「(Q.責任というと?)石破総理が第一次安倍政権の時に安倍総理に言ったことと同じことです」
実は石破首相、2007年に参院選で大敗した当時の安倍首相に――
石破氏(2007年当時)
「総理は辞めるべきだと思う。みんなで総理を守っていこうというようなことを言ったら自民党は終わるよ」
“辞任を迫るような発言”をしていました。
石破氏(2007年当時)
「『今の自民党は嫌だ』と投票した人たちの気持ちを無視するようなことはあってはならない。総理が何の責任もとらないとしたらそれはもういかんのじゃないの」
さらにその2年後、地方選挙で連敗した当時の麻生首相にも――
石破農水相(当時)
「なぜ自公でなければいけないのときちんと示した上で、やはり早く民意は問うべきなんでしょうね」
当時、現職閣僚でありながら“麻生おろし”に加担。退陣を迫ったことがあったのです。
10年以上が経過した今、自分の発言が“ブーメラン”。石破首相自身に返ってくることになりました。
こうした中、一部の議員の間で注目されているのが自民党の党則にあるいわゆる「リコール規定」。これは国会議員と都道府県連の代表者の“過半数の要求”があれば総裁選ができるというもの。
現在、党所属の国会議員は294人。都道府県連と合わせて要求が171を超えれば総裁選をすることができます。
22日、茨城県連や栃木県連が相次いで石破首相の退陣を求めることを決定。
さらにあるベテラン議員はこう話しています。
ベテラン議員
「総裁選要求に向けた署名集めをするかどうか話し合っている議員もいる」
雨やあられと降り注ぐ退陣要求に対し、擁護の声も――
村上総務相
「総務委員会・予算委員会は朝4時5時起き。石破さんは3時起き。横で見ていてね、本当にね、大変だなと」
石破首相とは、長年の盟友。村上総務相。
村上総務相
「私は一緒にやってきたけど、彼の努力というか苦労を見ているだけに、そう簡単に一刀両断に(首相の責任について)言えることなのか、正直私だったら体がもたない。確かに選挙の結果がこうなると皆さんの不満は本当によくわかる。だけど今までの負の遺産を背負いながらここまでやってきたことに対して、私は石破さんだからここまでやってこられたと心底思っている。私はできる限り一生懸命支えていきたい」
石破内閣の面々、いわば“チーム石破”からは擁護の声もあがっています。
中谷防衛相
「石破内閣を支えていく。当然のこと」
中谷防衛相。石破首相の早期退陣を求める方針を決めた、自民党・高知県連の会長も務めていますが。
中谷防衛相
「(高知県連の“首相退陣要求”について)会長の私への報告・了承もないままに行われたもの。正式な要求ではない。内容については知らされていないまま。どういうことなのか疑問に思った。今後も内閣の一員として石破内閣を支えていく立場。(自民党高知)県連の一部の役員の意見とは異にするもの」
“チーム石破”の“ナンバー2”、林官房長官も。
林官房長官
「引き続き石破総理をお支えして参りたい」
「支えていく」。そう語る一方で、ポスト石破の1人とも言われています。
21日は、自らに近い議員と会合を行い――
記者
「林官房長官の陣営が今後の政権について打ち合わせしているものとみられます」
石破首相を「変な形で辞めさせてはいけない」などと、今後の対応を協議したといいます。
揺れる自民党。行く末のカギを握るのは、今月31日です。この日、参院選の総括を行う両院議員懇談会が開かれる見通しとなっていて、「石破おろし」を目論む多くの議員が、「この日までに決着をつけなくては」と話しているといいます。
“石破おろし”は、どこまで加速するのでしょうか。

連合・芳野友子会長、立民や国民民主の連立政権入り「あり得ない」

連合の芳野友子会長は22日の記者会見で、立憲民主党や国民民主党が与党と連立政権を組むことについて、否定的な考えを示した。与党に対抗するため、野党間での連携による政策実現を促し、次期衆院選でも両党に候補者調整を要請する考えを示した。
芳野氏は、立民や国民民主の連立政権入りについて、「あり得ない。緊張感ある政治体制が確立できなくなる」と語った。そのうえで「立民、国民民主がしっかりと連携しながら、政策実現に向け、一緒に戦える形を作ってもらいたい」と強調した。
連合の組織内候補は参院選比例選で、立民から6人、国民民主から4人が出馬し、9人が当選。10人の得票総数は約132万票だった。1人が落選したことについて、芳野氏は「痛恨の極みだ」と語った。