きょう未明、愛知県西尾市で車2台が正面衝突し、軽トラックを運転していた男性が死亡しました。軽乗用車の運転手は逃げていて、警察が行方を追っています。
警察によりますと、きょう午前3時半過ぎ、西尾市西幡豆町の国道247号で軽トラックと軽乗用車が正面衝突しました。
このうち、軽トラックを運転していた蒲郡市の会社役員・大久保公博さん48歳が死亡しました。大久保さんは当初、意識がある状態で病院に運ばれましたが、その後、容体が急変し、死亡が確認されました。
一方、軽乗用車の運転手は車を現場に放置したまま逃げていて、警察がひき逃げ事件とみて、行方を追っています。
維新・藤田氏「秘書会社発注やめる」=「公金還流」報道、4日に説明
日本維新の会の藤田文武共同代表側が自身の秘書の会社に約2000万円を支出していた問題を巡り、藤田氏は2日、ユーチューブに動画を投稿し、今後は同社に業務を発注しない考えを明らかにした。4日に予定される記者会見で「詳しく説明する」とも語った。
2日付の共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」は、藤田氏の公設第1秘書が代表を務める会社に対し、藤田氏側が2017年6月~24年11月に「機関紙ビラ印刷費」などの名目で計約2100万円を支出していたと報道。そのうち約1965万円が政党交付金など公金から支払われていたと指摘し、「身内への税金還流」と問題視している。
藤田氏は動画で、秘書の会社に支出した事実を認めつつ「適法」だと改めて強調。ただ、「誤解や疑念を招くのではないかとの指摘も多くいただいた」として、同社への発注は今後「一切行わない」と述べた。
藤田氏は自身が初当選した19年以前から秘書の会社がビラなどの作成を担当していると説明し、「業務は秘書個人ではなく法人が受けている」と主張。同社に発注を続けてきたのは政治活動に関連する業務に求められる知識を持っているためなどとして理解を求めた。 [時事通信社]
北海道で鳥インフル=今季2例目、23.6万羽処分
北海道は2日、恵庭市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたと発表した。飼育されている採卵鶏約23万6000羽を殺処分する。今季の養鶏場での鳥インフル発生は、先月の白老町に続き全国2例目。
道によると、養鶏場から1日午後、石狩家畜保健衛生所に「死亡鶏が増加している」と通報があった。簡易検査で陽性となったため、遺伝子検査を行っていた。
今回の殺処分の対象は道内の採卵鶏飼育数の約4%に当たる。 [時事通信社]
NZ「もがみ型」導入に関心=小泉防衛相、協議方針を伝達
【クアラルンプール時事】小泉進次郎防衛相は2日、ニュージーランド(NZ)のコリンズ国防相とマレーシアの首都クアラルンプールで会談した。コリンズ氏はNZ海軍の艦艇更新計画を巡り、海上自衛隊の「もがみ型」護衛艦導入に関心を示し、小泉氏は協議を進める方針を伝えた。
オーストラリアはもがみ型護衛艦改良型の導入を決めている。小泉氏は会談後の記者会見で「今後も緊密に意思疎通していきたい」と強調。NZ以外の国も含めた装備移転の推進に意欲を見せた。 [時事通信社]
不審物の中身は「複数のDVD」 トイレ個室の床に“茶色の小包” きのう京阪・中書島駅で発見され爆発物処理班が出動
11月1日に京都市伏見区の京阪電鉄・中書島駅の男子トイレで見つかった不審物は、その後の警察の調べで、危険なものではなかったことがわかりました。
不審物は「複数のDVD」だったということです。
1日午後2時半前、京阪電鉄・中書島駅で「包装紙にくるまれた不審物がある」と駅員から110番通報がありました。
警察などによりますと、京都方面に向かうホームにある男子トイレの個室の床で小包が見つかったということです。小包は幅15cm、高さ21cm、奥行8cmほどの大きさで茶色の紙で包まれていたということです。けが人はいませんでした。
金属反応があったことから、警察の爆発物処理班が出動し、内容物を確認していましたが、2日、小包の中身は危険物ではなく「複数のDVD」だったことが判明したということです。
名古屋主婦殺害 予期せぬ訪問で襲われたか 机にむきかけのみかん
1999年、名古屋市西区の自宅アパートで高羽(たかば)奈美子さん(当時32歳)が殺害された事件で、愛知県警が昨年から重点的な捜査対象を数百人とし、殺人容疑で逮捕した同市港区のアルバイト、安福(やすふく)久美子容疑者(69)には今年8月から複数回、事情を聴いていたことが県警への取材で判明した。
県警はこれまで、5000人以上の関係者から事情を聴いてきたが昨年、DNA型の鑑定を実施していなかったり、高羽さんの夫、悟さん(69)と関係のあったりした人物を精査して数百人に絞り込んだ。この中に安福容疑者も含まれており、今年8月から複数回、任意で事情を聴いていたという。
安福容疑者は鑑定への協力を拒んでいたが10月30日になって必要な検体を提出した後、一人で県警西署に出頭した。県警は翌日、安福容疑者のDNA型が現場の血痕と一致したことから逮捕に踏み切った。
また、現場の部屋の机に、むきかけのみかんや食べかけのカップ麺があったことも新たに判明した。悟さんによると、高羽さんはきちょうめんできれい好きな性格だったという。県警は、来客を予期していなかった高羽さんが、面識のなかった安福容疑者に襲われたとみて詳しい状況を調べている。
安福容疑者の逮捕容疑は99年11月13日ごろ、自宅アパートにいた高羽さんの首などを刃物で複数回、刺して失血死させたとしている。県警は2日、安福容疑者を送検した。
一方、市内の寺では高羽さんの二十七回忌法要が営まれ、遺族ら約10人が参列した。事件当時2歳で、高羽さんの傍らにいたものの無傷だった長男、航平さん(28)は「母には少しでも安らかに眠ってほしいと思う。犯人の逮捕で一区切りはついたが、動機を知りたい」などと話した。【丘絢太、塚本紘平】
社民・新垣副党首が離党届=党勢拡大巡り「見解相違」
社民党副党首の新垣邦男衆院議員(69)=沖縄2区=は2日、沖縄県宜野湾市で記者会見し、離党する意向を明らかにした。離党届は福島瑞穂党首らに受け取りを拒まれたため、郵送したとしている。同党は週明け以降に扱いを協議する方針だ。
社民は2日に前身の社会党の結党から80年の節目を迎えたが、衆院で唯一の議席を失い、所属議員は参院議員2人だけになる見通しとなった。
新垣氏は離党の理由について、党勢拡大への方策を巡り、党内で「見解の相違があった」と説明。衆院の議席拡大に向け、参院議員の福島党首に衆院選へのくら替え出馬を求めたものの、受け入れられなかったと語った。当面は無所属で活動し、国会では引き続き立憲民主党会派に所属したいとしている。 [時事通信社]
速報【クマ1頭を駆除】銃声2発…出没が相次ぐ札幌市南区の住宅街に響く、藪に消えたクマが再び出てきたところをハンターが仕留める
2日午後、札幌市南区にクマが相次いで出没しました。体長などから同じ子グマとみられ、午後4時半までにハンターが猟銃2発を発砲し、クマ1頭を駆除しました。
2日午後2時ごろ、札幌市南区藤野3条7丁目の住宅で、クマが塀をよじ登るのを通りかかった人が目撃しました。
このおよそ2時間半ほど前にも、近くの南区藤野5条8丁目付近でもクマが目撃されました。
目撃されたクマは、いずれも体長およそ50センチの子グマとみられ、近くの墓地に移動したあと、午後1時半前に藪の中に姿を消したということです。
その後、出動したハンターが警戒に当たっていたところ、再びクマが藪から出てきたため、午後4時20分ごろと午後4時半ごろに猟銃を1発ずつ発砲しました。
警察によりますと、この発砲でクマ1頭を駆除したということです。
【速報】セクハラ問題の南城市長、失職の公算大 市議選25人の争い確定 「市長派」7人に届かず 沖縄
沖縄県南城市の古謝景春市長がセクハラ問題で自身の不信任決議を可決した議会を解散したことに伴う市議会議員選挙(定数20)が2日告示され、同日午後5時の締め切りまでに候補者25人が届け出た。最大の争点は古謝市長の不信任決議への是非。投開票は9日。
改選後の市議会で古謝市長に対する不信任決議案が再び出た場合の対応として、 届け出た25人のうち21人が「賛成」の立場。「未定」2人と「反対」1人、「答えたくない」1人で計4人にとどまった。
古謝市長が不信任決議を回避するには「市長派」が7人以上必要なため、不信任案の再可決により古謝市長が失職する公算が大きい。
古謝市長は2日、失職すれば、次期市長選に立候補する考えを示した。
市議選に立候補を届け出た25人の内訳は、前職17人、元職1人、新人7人。不信任案に「未定」は前職2人、「反対」は新人1人、「答えたくない」は新人1人となっている。
南城市議会は9月26日、市長による市職員に対するセクハラ問題で4度目の提出となった不信任決議案を賛成多数で初めて可決。古謝市長は辞職せず、10月6日に市議会を解散した。市議の本来の任期は来年9月までだった。
改選後の不信任決議案の採決は「議員数の3分の2以上の出席」、その過半数の賛成が要件。7人以上が欠席・退席すれば見送られる。
民家の庭の柿の木にクマ2頭 人を恐れず実食べ続ける 群馬
2日午前8時半ごろ、群馬県みなかみ町須川の住宅の庭の柿の木の上にクマ2頭がいるのを隣家に住む同町職員、阿部真行さん(54)が発見し、警察や町に通報した。
阿部さんによると、布団を干そうと家のベランダに出たところ、木の上に成獣と子グマとみられる2頭のクマがいた。10分以上、柿の実を食べていたが、その後、木を下りて近くの草地へと逃げ込み姿が見えなくなった。けが人はなかった。
付近は民家が点在する地域。阿部さんは「周辺住民もクマの様子を見ていたが、人に気づいても恐れるそぶりを見せず、柿の実を食べ続けていた」と話した。【庄司哲也】