【台風情報】いきなり台風? 発生すれば台風15号 日本列島横断の可能性も…最新の進路 雨・風シミュレーション 気象庁発表 2025

気象庁によりますと、日本のすぐ南にある“台風のたまご”=熱帯低気圧が、12時間以内に台風に発達する見込みだということです。台風になれば「15号」となります。
今回の特徴は、日本近海でいきなり発生し、日本列島を直撃するおそれがあるため、備えをするまでに時間がありません。
台風は海面水温が27℃ほどで発生・発達すると言われていますが、現在南の海上は30℃近くなっています。海面水温が高いと、台風のエネルギーになる暖かく湿った空気が入るため、熱帯低気圧は発達しやすくなり、台風は勢力を強めるおそれがあります。
多くの台風は、日本のはるか南で発生し、日本列島に近づくまで4~6日はかかりますが、今回の台風は”日本近海”でいきなり発生し、横断する見込みです。
気象庁は以下のように進路を示しています(3日午後1時20分発表)。
【熱帯低気圧a】 ■3日午前正午の実況 種別:熱帯低気圧 存在地域:南大東島の南東約150km 進行方向、速さ:北北西 25 km/h (14 kt) 中心気圧:1006 hPa 中心付近の最大風速:15 m/s (30 kt)
■4日午前0時の予報 種別:台風 存在地域:奄美大島の東南東約120km 進行方向、速さ:北北西 30 km/h (17 kt) 中心気圧:1002 hPa 中心付近の最大風速:18 m/s (35 kt)
■4日正午の予報 種別:台風 存在地域:屋久島の西約40km 進行方向、速さ:北 25 km/h (13 kt) 中心気圧:1002 hPa 中心付近の最大風速:18 m/s (35 kt)
■5日午前9時の予報 種別:台風 存在地域:西日本 進行方向、速さ:北東 30 km/h (15 kt) 中心気圧:1000 hPa
■6日午前9時の予報 種別:温帯低気圧 存在地域:日本の東 進行方向、速さ:東 45 km/h (23 kt) 中心気圧:996 hPa
最新の情報を確認するようにしてください。
3日(水)~5日(金)までの台風の進路予想と、雨・風のシミュレーションを画像で掲載しています。

日本郵便、不適切点呼問題で軽自動車も使用停止へ 国交省

日本郵便で、配達員の点呼が不適切だった問題で、国土交通省は、およそ100の郵便局を対象に、軽自動車の使用を停止する方針を固めたことがわかりました。
日本郵便をめぐっては、社内調査で、集配を担うおよそ2300の郵便局で、配達員の飲酒の有無などを確認する点呼を怠っていたことが判明し、国交省がことし6月に、トラックなどの運送事業の許可を取り消しました。
さらに国交省は集配に使用する軽自動車についても監査を行い、およそ100の郵便局で点呼を行っていなかったことや記録の改ざんが確認され、軽自動車の使用を停止する処分を行う方針を固めたことがわかりました。
停止する日数や台数は、違反の重さにより郵便局ごとに異なり、国交省は3日、各郵便局に処分の内容を通知しました。来月には処分が確定する見通しですが、監査は続いていて、処分される郵便局は今後も増える可能性があります。

【速報】島根県で発見の「記憶喪失」男性 「都内在住40代男性」の有力情報寄せられる 男性は取材に対し「大きな前進」喜びの声

島根県内の道路脇で記憶喪失の状態で見つかり、身元の特定を求めている男性をめぐり、受け入れ先の団体に、「都内在住の男性ではないか」との有力情報が、相次いで寄せられています。
大阪府内の福祉団体に身を寄せている自称・田中一さんは7月、島根県奥出雲町の道路脇で、記憶がない状態で目が覚め、大阪で保護されました。
田中さんは「自分の身元を知りたい」とABCの取材に応じ、2日、テレビで放送。
受け入れた団体が情報提供を呼びかけたところ、3日朝までに「都内在住の40代男性ではないか」との情報が、家族や同僚とみられる人から、相次いで寄せられました。
団体は、極めて有力な情報とみています。
2日の放送以降、電話やメールでおよそ300件の情報がもたらされ、田中さんは「大きな前進になりました」と喜んでいるということです。
ABCテレビが2日配信した『「自分が誰か分からない。どうやって生きていけば…」 島根の山中で目覚めた後、約2カ月間”記憶喪失”の男性 顔出し取材で情報呼びかけ』というタイトルの記事に関しまして、本記事のとおり男性に関する有力な情報が出てきたため、ご本人の今後の生活や社会的影響を鑑み、削除しております。

きょう(3日)午後は関東地方で大気の状態非常に不安定に 夜にかけて線状降水帯が発生し大雨災害の危険度が急激に高まる可能性

秋田や新潟に大雨を降らせた前線は、この後次第に南下してきます。そのため、きょう午後は関東地方などで大気の状態が非常に不安定となりそうです。
関東地方では、このあと午後3時ぐらいから局地的に活発な雨雲が湧いてきます。そして夜にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がありますのでご注意ください。
また、日本の南にある熱帯低気圧が今夜までに台風に変わる見込みとなっています。
台風はあす、九州に接近した後、日本列島を横断しそうなんです。そのため、あすからあさってにかけて太平洋側では雨量が多くなって大雨となるおそれがありますので、十分ご注意ください。

「FC2」創設者の弁護人が控訴 量刑不当を主張か「我が国の健全な性的秩序を害した程度は大きい」1審・京都地裁は懲役3年・執行猶予5年と罰金250万円の判決

無修正のわいせつ動画を不特定多数の人が閲覧できる状態にしたなどとして、動画投稿サイト「FC2」の創設者の男が有罪判決を受けた裁判で、男の弁護人が大阪高裁に控訴しました。「量刑不当」を主張するとみられます。
動画投稿サイト「FC2」の創設者・高橋理洋被告(51)は2013年~2014年、FC2上で無修正のわいせつ動画を公開し、不特定多数の人が閲覧できる状態にしたなどとして、「わいせつ電磁的記録記録媒体陳列」などの罪に問われています。
1審の公判で高橋被告は、起訴内容を認めました。
8月21日の判決で京都地裁(川上宏裁判長)は「多数の無修正わいせつ動画が投稿・配信されていることを認識しながら、これを制限するなどの措置を講じることなく許容し、むしろサイト利用者を増加させた。我が国の健全な性的秩序を害した程度は大きい」と批判。
一方で「サイトの運営に今後一切関わらないことを約束している」などとして、懲役3年・執行猶予5年、および罰金250万円を言い渡しました(執行猶予は懲役刑に対してのみ)。
京都地裁によりますと、高橋被告の弁護人がこの判決を不服として、8月28日付けで大阪高裁に控訴したということです。
判決言い渡し後、弁護人は「量刑に不満がある」と報道陣に話していました。

日本航空へ立ち入り監査 国交省 機長が滞在先のハワイで飲酒 3便に最大18時間の遅れ 「滞在先では禁酒」決めたにもかかわらず…

ハワイから日本に向かう予定の日本航空の機長が滞在先で、社内規定に違反して飲酒をし便に遅れが出た事を受け、国交省は日本航空に立ち入り監査を実施しました。
日本航空によりますと、現地時間の先月28日、ハワイのホノルルから中部国際空港へ向かう便に乗務する予定だった機長が体調不良を訴え、前日にホテル内で飲酒したことを認めました。
この影響で機長の乗務が取り止めとなり、ホノルル発の3便に最大で18時間の遅れが生じおよそ630人に影響が出ました。
日本航空は度重なる飲酒トラブルなどを受け、去年12月に国交省から行政指導を受けていて、再発防止策の一環として滞在先での「禁酒」を社内規定で定めていましたが、この事案を受け、国交省はきょう午前、日本航空へ立ち入り監査を実施したということです。
国交省は日本航空が策定した再発防止策が適切に実施されていたか調べるとしていて、日本航空は「再発防止に取り組む中、こういった事象を発生させたことは重く受け止めている」とコメントしています。

商品券受領疑い小田原市部長逮捕 神奈川県警、公共工事で便宜か

神奈川県警は3日、同県小田原市内の建設業者が請け負う住宅工事に絡み、下水道の延伸を早期に進めるよう担当部局に働きかけるなどした見返りに商品券計20万円分を受け取ったとして、収賄容疑で、同市環境部長の樋口肇容疑者(58)を逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は昨年8月と今年2月、建設業者から下水道工事の早期実施と、業者の親族が関係する土地の近くからごみ捨て場を移動させてほしいとの依頼を受け、便宜を図った見返りに商品券を受領した疑い。

自民・麻生氏 臨時総裁選を求める意向を表明

自民党の麻生太郎最高顧問は3日、自身の派閥の研修会で「私自身は総裁選を要求する書面に署名、提出することを決めている」と述べ、臨時総裁選挙を求める意向を表明しました。
麻生氏はまた、「自民党が責任政党としての役割を果たすべく党内が一丸となってまい進できる態勢を整えるにはどうすればいいか、ひとりひとりがしっかり判断していただければと思っている」と述べました。
麻生派に所属する議員の行動については個々に判断を委ねた形です。

8カ月男児に平手打ち容疑=母親の21歳交際相手逮捕―警視庁

生後8カ月の男児の顔を平手打ちしてけがをさせたとして、警視庁捜査1課は3日までに、傷害容疑で、男児の母親の交際相手で会社員の貝原優汰容疑者(21)=東京都江戸川区東小岩=を逮捕した。「男児が言うことを聞かず、いらいらしてたたいた」と容疑を認めている。
男児は暴行の4日後に病院を受診し、くも膜下出血や頭蓋骨と肋骨(ろっこつ)の骨折などと診断された。同課は受診直前にも暴行を加えられた可能性があるとみて、詳しい状況を調べている。
逮捕容疑は5月2日、江戸川区東小岩の自宅マンションの和室で、横たわっていた生後8カ月の男児の顔を左手で2回殴り、15日間の左顔面皮下出血を負わせた疑い。
同課によると、貝原容疑者は2月に20代の男児の母親と交際を始め、事件前日から同居していた。事件当時、母親は寝ていた。同容疑者は「男児がごみを口に含もうとし、止めても繰り返すのでいらいらした」と供述している。 [時事通信社]

マニラ邦人射殺 亡くなった2人の遺体を乗せた飛行機が羽田に到着 現地に捜査員派遣へ

フィリピンの首都マニラで日本人男性2人が射殺された事件で、亡くなった佐鳥秀明さん(53)と、中山晃延さん(41)の遺体を乗せた飛行機が3日午後、羽田空港に到着した。警視庁は遺体の状況を調べ、捜査員を現地に派遣して情報収集などをする方針。
飛行機は3日朝、マニラの空港を出発し、午後1時前に羽田空港に着陸した。着陸から約20分後に空港関係者らが飛行機から2人の遺体を輸送車両に移した。
事件は8月15日夜にマニラの繁華街で発生。2人がタクシーから降りる際に近づいてきた男に拳銃で撃たれ死亡した。フィリピン警察が実行役のフィリピン人兄弟2人を拘束した。複数の日本人が関与した疑いも浮上しており、警視庁は首謀者の特定に向けて捜査を進めている。