60歳代の保育士、2歳男児の胸を揺さぶり首や胸にけがを負わせた疑い

千葉県警旭署は9日、勤務する保育所の園児にけがを負わせたとして、旭市立保育所の60歳代の保育士の女を傷害容疑で逮捕した。
発表によると、女は6月12日午前9時20~25分頃、保育所で当時2歳の男児の胸付近をつかんで揺さぶる暴行を加え、首や胸に軽傷を負わせた疑い。女は「服の胸付近をつまんだだけで、けがを負わせたかどうか見ていないのでわからない」と容疑を否認している。
男児の母親が同日、「息子が保育士から胸ぐらをつかまれる暴行を受けてけがをした」と同署に被害を申告した。

比例票底上げへ、著名人次々擁立 問われる資質や政策理念

各党が参院選で改選数50の比例代表にダンサーや格闘家、弁護士などの著名人を続々と擁立した。比例では候補者名と政党名のどちらでも投票できるため、知名度を生かし票の底上げにつなげる狙いだ。各候補者は人気だけでなく、政治家としての資質や政策理念も問われる。
自民党はプロダンサーの中田フィッシュ氏や、経済評論家の岸博幸氏を立てた。派閥裏金事件が尾を引く中、イメージアップを図る意図もありそうだ。
立憲民主党は元参院議員の蓮舫氏を擁立。都知事選に落選したが、抜群の知名度を誇る。
日本維新の会から格闘家の久保優太氏や、拓殖大元客員教授の石平氏が立候補。国民民主党は格闘家として活躍した元参院議員の須藤元気氏を公認した。
れいわ新選組は漫画家の池沢理美氏、「特定枠」に東京外国語大名誉教授の伊勢崎賢治氏を立てた。参政党ではラグビー解説者の後藤翔太氏が名乗りを上げた。
政党要件維持に必要な「得票率2%」が焦点の社民党はタレントのラサール石井氏を擁立。日本保守党はテレビ出演で知られる弁護士の北村晴男氏を届け出た。

短大の学長、女性教授に「バカ」「会議に入ってほしくない」…厳重注意も公表せず

平成医療短期大学(岐阜市)の武内康雄学長が、50歳代の女性教授にハラスメントをしたとして、運営する学校法人から厳重注意処分を受けていたことが、同短大の内部資料などで分かった。同短大側は「プライバシーがある」として事案を公表していない。
内部資料や関係者によると、武内学長は今年2月の入試に関する会議で、女性教授が質問したり意見を述べたりすると、ペンを机にたたきつけ、指をさして叱責(しっせき)。会議後、「バカ」「あなたに会議に入ってほしくない」などと発言したとされる。
女性教授から相談を受けた学内のハラスメント防止委員会が調査し、武内学長はこれらの言動を事実と認めたという。同委員会はハラスメントに該当すると判断し、同短大を運営する学校法人・誠広学園が学長を厳重注意とした。
同法人の担当者は読売新聞の取材に「調査結果は特段の事情がない限り公開しない」と回答。日本ハラスメント協会の村嵜(むらさき)要代表理事は「学長から教員へのハラスメントは重大事案。少なくともホームページなどで公表し、具体的な再発防止策を示すのが望ましい」と指摘した。
同短大は2009年開学。看護学科、リハビリテーション学科がある。

【速報】「目の前で崖から飛び降りた」千葉・勝浦市の公園に妻の死体を遺棄か 63歳の夫を逮捕 妻が転落した経緯を捜査 千葉県警

「目の前で崖から飛び降りた」千葉・勝浦市の公園に妻の死体を遺棄か 63歳の夫を逮捕
千葉県勝浦市の海沿いにある公園で66歳の女性の遺体を遺棄したとして、女性の夫が逮捕されました。
【写真で見る】「目の前で妻が飛び降りた」と供述する現場の崖 千葉・勝浦市
逮捕されたのは千葉市の会社員・野村直邦容疑者(63)で、先月15日、千葉県勝浦市の「八幡岬公園」で、妻の野村瑞世さん(66)が崖から転落したのを発見したにもかかわらず、そのまま放置して立ち去った疑いがもたれています。
警察によりますと、現場付近では、先月16日に身元不明の遺体が見つかったことから捜査が進められていましたが、おととい、瑞世さんの親族から直邦容疑者が「目の前で妻が崖から飛び降りた」と話しているとの通報があったということです。
取り調べに対し、直邦容疑者は容疑を認めているということで、警察は瑞世さんが崖から転落したいきさつを詳しく調べています。
【写真で見る】「目の前で妻が飛び降りた」と供述する現場の崖 千葉・勝浦市

外免切替の手続き厳格化へ 観光旅行では免許取れず イラスト問題も廃止し9割以上の得点求める 警察庁

外国で取得した運転免許証を日本の免許証に切り替える、外免切替をめぐり、短期滞在の外国人がホテルの住所などで申請できるといった問題が指摘されていることを受け、警察庁は、原則として住民票の写しの提出を求めるなど手続きを厳格化する方針を固めました。
外免切替をめぐっては、「知識確認」の問題が易しすぎることや、日本に短期滞在している外国人でもホテルなどの住所で申請できることなどの問題が指摘されています。
政府が発表したいわゆる「骨太の方針」でも外免切替手続きの厳格化が求められたことから、警察庁は申請者の住所確認や知識・技能確認を厳格化する方針を固めました。
提出する書類については申請者の国籍にかかわらず原則、住民票の写しを求めることにしていて、これにより、観光旅行などの短期滞在者は日本の運転免許証を取得できなくなります。
国外にいる日本人は例外的に戸籍謄本などで手続きができるようにするということです。
これについて警察庁は11日から意見公募を行い、ことし10月1日から実施する方針です。
また現在はイラスト問題10問のうち7割以上の得点で合格する「知識確認」については、イラスト問題を廃止して文章問題に。問題数も50問に増やしたうえ、9割以上の得点で合格にする方針です。
また試験場内で実際に車を運転する「技能確認」でも合図不履行、右左折方法の違反などの採点を厳格化し、横断歩道、踏切の通過などの課題も追加することで、日本の交通ルールの理解を徹底してもらう方針です。
こうした知識確認、技能確認の厳格化もことし10月1日から行う予定です。

関東1都5県で午後3~9時に猛烈な雨、線状降水帯が発生の恐れ…東京は24時間150ミリ予報

気象庁は10日、東京、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城の1都5県で同日午後3時から同9時にかけて、短時間に大雨をもたらす「線状降水帯」が発生する恐れがあると発表した。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼びかけている。
同庁によると、関東甲信地方で10日正午から11日正午までに予想される24時間降水量は多いところで、栃木、群馬、茨城で200ミリ、東京(伊豆諸島を除く)、埼玉、千葉、神奈川で150ミリ、長野、山梨で120ミリ。線状降水帯が東京(同)や埼玉、群馬で発生すれば初という。

警察の行政手続きオンライン化 24→560に拡充へ 12月から

警察庁は10日、警察の行政手続きのオンライン化について、約560の申請や届け出を対象とする方針を決めた。2021年6月以降、道路使用許可の一部など24の手続きを既にオンライン化しているが、それが大幅に拡充される。システムが整い次第、12月から運用を始めたい考え。
対象は、すべての道路使用許可申請(24年度約357万件)▽物品の搬送や障害者の送迎などのための通行禁止道路の通行許可申請(24年度約151万件)▽軽自動車の保管場所届け出(24年約116万件)▽運転経歴証明書の申請(24年約31万件)――など。
警察庁は「オンライン化が必要なものは、これでほぼ完了する」としている。
入力は、政府のポータルサイト「e-Gov(イーガブ)」を利用。警察本部や警察署に行かなくても申請でき、夜間の届け出も可能となる。窓口での申請も継続される。
都道府県警で既に独自でオンライン化しているものは、その電子申請フォームの利用を続ける場合もあるという。
24年度のオンライン申請は20万4554件あり、うち6割以上は道路使用許可だった。【山崎征克】

ペットのカメ殺したか 自宅前に甲羅ごとつぶれたカメと動物の血が付いたレンガのようなものが…無職の男(39)逮捕 札幌市北区

8日朝、札幌市北区の自宅前で、飼っていたカメ1匹を殺したとして、39歳の無職の男が逮捕されました。
動物愛護法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区に住む無職の男(39)です。
この男は、8日午前6時半ごろ、自宅の前で、飼っていたカメ1匹を殺した疑いが持たれています。
8日午後4時ごろ、男の家の近くに住む住民から「窓ガラスが割られた」と警察に通報がありました。
警察が駆けつけて通報者から話を聞くと、男がレンガのようなものを叩きつけていたことが発覚しました。
さらに、自宅前には甲羅ごとつぶれたカメと、動物の血が付いたレンガのようなものがあったことなどから、警察は、9日夜、男を逮捕しました。
警察の取り調べに対し、無職の男(39)は「カメを殺したことは間違いない」と容疑を認めているということです。
警察が、動機を詳しく調べています。

1歳女児、母の車にはねられ死亡 長崎市の私道、母自ら119番

10日午前7時半ごろ、長崎市かき道1丁目の私道で「子どもが車にひかれた」と女性(25)から119番があった。長崎県警と消防によると、女性の運転する車が1歳の娘をひいた。娘は病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。県警は、自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑も視野に、詳しい状況を調べている。
現場はJR長崎線肥前古賀駅の南約3キロにある住宅街の狭い道。

高校生ら4人死傷事故、運転の18歳を容疑で逮捕…対向車線にはみ出しタンクローリーと衝突

栃木県佐野市で5日、乗用車とタンクローリーが正面衝突し、高校生ら4人が死傷した事故で、栃木県警佐野署は10日、乗用車を運転していた同県足利市、会社員の男(18)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで逮捕した。
発表によると、男は5日午前5時35分頃、佐野市上羽田町の市道で乗用車を運転中、対向車線にはみ出してタンクローリーと衝突、乗用車の後部座席に乗っていた佐野市の男子高校生(当時17歳)を死亡させたほか、助手席の男性(18)とタンクローリーの男性運転手(49)に重軽傷を負わせた疑い。容疑を認めているという。
同署によると、男も軽傷を負って入院したため、回復を待って逮捕した。