ペットのカメ殺したか 自宅前に甲羅ごとつぶれたカメと動物の血が付いたレンガのようなものが…無職の男(39)逮捕 札幌市北区

8日朝、札幌市北区の自宅前で、飼っていたカメ1匹を殺したとして、39歳の無職の男が逮捕されました。
動物愛護法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区に住む無職の男(39)です。
この男は、8日午前6時半ごろ、自宅の前で、飼っていたカメ1匹を殺した疑いが持たれています。
8日午後4時ごろ、男の家の近くに住む住民から「窓ガラスが割られた」と警察に通報がありました。
警察が駆けつけて通報者から話を聞くと、男がレンガのようなものを叩きつけていたことが発覚しました。
さらに、自宅前には甲羅ごとつぶれたカメと、動物の血が付いたレンガのようなものがあったことなどから、警察は、9日夜、男を逮捕しました。
警察の取り調べに対し、無職の男(39)は「カメを殺したことは間違いない」と容疑を認めているということです。
警察が、動機を詳しく調べています。

1歳女児、母の車にはねられ死亡 長崎市の私道、母自ら119番

10日午前7時半ごろ、長崎市かき道1丁目の私道で「子どもが車にひかれた」と女性(25)から119番があった。長崎県警と消防によると、女性の運転する車が1歳の娘をひいた。娘は病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。県警は、自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑も視野に、詳しい状況を調べている。
現場はJR長崎線肥前古賀駅の南約3キロにある住宅街の狭い道。

高校生ら4人死傷事故、運転の18歳を容疑で逮捕…対向車線にはみ出しタンクローリーと衝突

栃木県佐野市で5日、乗用車とタンクローリーが正面衝突し、高校生ら4人が死傷した事故で、栃木県警佐野署は10日、乗用車を運転していた同県足利市、会社員の男(18)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで逮捕した。
発表によると、男は5日午前5時35分頃、佐野市上羽田町の市道で乗用車を運転中、対向車線にはみ出してタンクローリーと衝突、乗用車の後部座席に乗っていた佐野市の男子高校生(当時17歳)を死亡させたほか、助手席の男性(18)とタンクローリーの男性運転手(49)に重軽傷を負わせた疑い。容疑を認めているという。
同署によると、男も軽傷を負って入院したため、回復を待って逮捕した。

市職員の男、親族のマイナを不正入手し扶養に申請した疑い…所得税控除目的で延べ40人以上申請か

公務員の立場を利用して親族の個人番号(マイナンバー)を不正に入手したとして、埼玉県警は10日、同県所沢市職員の男(31)(東京都八王子市)をマイナンバー法違反(職権乱用収集)容疑で逮捕した。マイナンバーを使って扶養に入っていない親族を確認し、自身や妻の扶養家族として市に申請していたという。延べ40人以上を申請していたといい、県警は所得税の控除などを受ける目的だったとみている。同法の職権乱用収集を適用した事件の摘発は全国で初めて。
発表によると、男は2023年2月27日~3月23日、市役所の住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)にアクセスし、7都府県に住む30~90歳代の親族14人のマイナンバーを不正に入手した疑い。当時、税を担当する部署に所属し、住基ネットの専用端末にアクセスできる権限を持っていたという。
男は14人の扶養状況や収入などを把握した後、扶養に入っていない親族を自分や妻が扶養しているように偽って申請し、所得税の控除を受けるなどしていた。逮捕前の調べに「生活が苦しく、お金がほしかった」などと話したという。市は24年11月、男がマイナンバーを入手していたことを知り、県警に相談していた。
住基ネットを運営する「地方公共団体情報システム機構」(東京)によると、自治体職員が住基ネットにアクセスしてマイナンバーを確認するには、対象者の氏名や生年月日といった個人情報が必要になる。県警は親族が暮らす自治体に何らかの手段で照会して個人情報を得ていたとみている。
マイナンバー法では、国や地方自治体の職員らが職務で使わない個人情報の収集を禁じており、2年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が科される。

児童62人がプール授業で尻にやけど プールサイドのマットで待機 滋賀・守山市

滋賀県守山市の小学校で9日、プールの授業を受けた児童62人が尻に軽いやけどをしました。
プールサイドで座っていたことが原因とみられています。
守山市教育委員会によりますと、市立河西小学校で9日午前11時前から正午ごろまでプールの授業が行われ、6年生129人が参加しました。
授業後の着替えの際に、児童同士で尻が赤くなっていることに気づき、62人が病院を受診していずれも軽いやけどでした。
児童らは、授業が始まる前の数分間、プールサイドに敷いた厚さ7ミリほどのマットの上に座っていたということです。
当時の天気は晴れで、教師が授業前に測った気温は35.9度、学校は、暑さ対策でマットの上に水を撒いていました。
市教委は、暑い日はプールサイドでの待機時間を短くするよう、注意喚起するとしています。

東京・東葛西で路線バスとトレーラーが衝突、バスの乗客0歳~70歳代の12人けが

10日午前10時55分頃、東京都江戸川区東葛西の都道交差点で、路線バスがトレーラーと衝突した。警視庁葛西署によると、バスに乗っていた0歳~70歳代の運転手と乗客の男女12人が救急搬送された。いずれも軽傷という。直進したバスと右折したトレーラーが衝突したとみられ、同署が詳しい状況を調べている。
現場は東京メトロ東西線葛西駅から北に約400メートルの地点。

熊本で150匹の猫が死んだ 動物愛護団体の女性スタッフを刑事告発 現場に立ち会った関係者が語る混乱と後悔

熊本市北区の住宅で約150匹もの猫の死骸が見つかった問題で、熊本市は6月10日、熊本県内で活動をする動物愛護団体の女性スタッフを動物愛護管理法違反の疑いで刑事告発したと発表しました。現場の保護活動に関わった女性スタッフ所属の団体の関係者は、発覚当日の混乱と、把握できなかった経緯、そして今後の活動について語りました。
関係者によると、熊本市動物愛護センターは10日、市役所で記者会見を開き、女性スタッフの自宅から猫の死骸約150匹、生きて保護された猫が15匹だったことを明らかにしました。ただし、そのうち2匹は死亡、1匹は別の団体が引き取り、現在は13匹を関係者らが世話を続けているといいます。
※今回報道する側は、事実を通じて問題提起を目的に発信しております。動物愛護団体関係者への誹謗中傷などはおやめください。
「現実なのか分からなかった」現場で立ち尽くした夜
今回の問題は5月27日、市外の住民から「預けた猫が死んでいた」との市動物愛護センターへの通報で発覚しました。当日、先にセンター職員やボランティアらが現場へ。さらに女性スタッフが所属する団体の関係者は仕事を終えてすぐに女性スタッフの自宅に向かったといいます。
「立ち尽くしました。何が起こっているのか、現実なのか…。とにかく混乱しました。夜だったので外での確認にとどまりましたが、当日は死骸までは見ていません」
また6月2日には複数の動物愛護団体のボランティアが現場に入り、生きている猫の保護と、腐敗や白骨化した死骸の回収が行われました。
「なぜ防げなかったのか」把握できなかった背景
女性スタッフは所属する団体のスタッフとして、保護猫の預かりも担当していました。他の団体や個人から直接女性スタッフに連絡が入り、猫を預かるやり取りが個人間で進められていたといいます。
「女性スタッフはとてもフットワークの軽い人で、信用していました。ただ、他団体が直接スタッフに連絡を取り、私たちに報告が来ていないケースが多くありました。SNSのDMなどからスタッフが個人の連絡先を教えて直接やり取りしていたのです。『あの猫どうなった?』『そんなに猫預かって大丈夫?』 『報告はかならずして』 と強く、踏み込んで言うべきだったと後悔しています…」(関係者)
結果的に、大量の猫を一人で抱え込む形となり、管理が行き届かなくなったとみられています。
捜査進む中で「二度と同じことを繰り返さない」
関係者は現在、被害にあったとみられる猫の情報照合を進めています。女性スタッフの自宅に残された猫の救助を最優先に、警察の捜査にも協力しているといいます。
「現在、警察と愛護センターが捜査に入っているため、詳細はお話しできませんが、お問い合わせいただいた猫たちとスタッフ宅にいた猫、譲渡された猫、亡くなった猫を突き合わせていますが、照合は難航しています。今後も犬猫の命を最優先に考え、無事に譲渡していきたいです」
最後に関係者は、応援してくれた人々や、被害を受けた家族への謝罪を口にしました。
「この度は多大なご迷惑とご心配をおかけして、本当に申し訳ありません」
※今回報道する側は、事実を通じて問題提起を目的に発信しております。動物愛護団体関係者への誹謗中傷などはおやめください。
守れなかった命156匹 熊本・動物愛護団体、全活動終了と代表謝罪(7月3日公表)
ご報告
猫のご遺体について 現在、警察の証拠品になっております。 裁判所の許可がおり、7/4に東京へ検死に向かうことになりました。 守りきれなかった命たちをしっかりとお見送りいたします。 戻ってくるのは10ヶ月から1年後の予定ときいております。
調査に関するご報告
ご遺体は156匹。 お問い合わせの数107匹。 うち照合できた数18匹。
生存猫たちは、ありがたくお申し出をいただきました団体様へ、抗体検査や治療が終わった段階で、団体間移譲を進めさせていただきました。6/30付で、全ての猫たちの移譲が完了したこをご報告させていただきます。たくさんのご支援、ご理解とご協力のもと、未来へと繋ぐことができました。 心から敬意を表するとともに、深く感謝申し上げます。
刑事事件として、現在も捜査は継続中です。
「あの猫どうなった?」 「そんなに猫預かって大丈夫?」 「報告はかならずして」 と強く、踏み込んで言うべきだった。と悔やまれてなりません。
今後の動物愛護団体は、これだけの失態を犯し、守りきれなかったたくさんの猫たちがいたことを深く反省し、活動を全て終了、解散する方向です。 代表である私も今後犬猫に関わることはありません。 改めて、深くお詫び申し上げます 。
調査は今後も継続して行ってまいりますが、全てのご遺体は証拠品でもあるため、検死へ向かうことを警察から聞いております。
お問い合わせいただきました方、譲渡情報との照合により、合致した方には個別に連絡を入れさせていただいております。また、ご遺体との照合作業は難航を極め、現在も照合できず消息不明のままとなっており、ご連絡を差し上げることができない方も多数おられます。明確にお答えすることが出来ず、誠に申し訳ございません。
このたびの調査にご協力いただきました方々、心より感謝申し上げます。 そして、お預けになられた皆様へ、重ねて深くお詫び申し上げます。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)

新宿タワマン女性刺殺 男に懲役17年求刑 検察側「疑似恋愛関係に過ぎない」

東京・新宿区のタワーマンションの敷地内で当時25歳の女性を殺害した罪に問われた52歳の男に対し、検察側は懲役17年を求刑しました。
和久井学被告は去年5月、新宿区のタワーマンションの敷地内で当時25歳の女性の胸などをナイフで複数回刺し、殺害した罪に問われています。
10日の裁判では、女性の両親が意見陳述を行い、父親が「二度と社会に戻れない刑を求めます。娘を守ってあげられなくてごめんなさい」と話しました。
その後、検察側は、「2人は店のキャストと客という、売り上げのための疑似恋愛関係に過ぎない」「女性に執着し殺害しており、動機に酌量の余地は乏しい」として懲役17年を求刑しました。
一方、弁護側は「『人生をかけてくれたら結婚する』と言われ、命の次に大切な車やバイクまで売って1600万円以上渡した」「ライブ配信で悪口を言われたことが最後の追い打ちとなった」として、懲役11年が相当だと主張しました。

市職員採用試験で「女性はマイナス1点」公益通報…調査委「市長指示に蓋然性」も認定行わず

愛知県蒲郡市は9日、2013~14年度の正規職員採用試験で不正操作が行われたとする公益通報に関する調査結果を公表した。試験の採点を巡り、受験者が女性の場合はマイナス1点、市外居住者もマイナス1点、とする操作が行われたとの通報が寄せられていた。市の調査委員会は「蓋然性は相当程度ある」とした一方で、調査に限界があり、不正の有無についての認定は行わなかった。
報告書によると、昨年4月、市職員から通報があった。不正操作は主に2点で、〈1〉13、14年度の採用試験で当時の市長から「地元の男をとれ」との指示があり、書類審査で女性と市外居住者の点数を1点ずつ引き下げた(満点は13年度は10点、14年度は5点)〈2〉受験者がパニック障害を患っているとの情報を受験者が通う学校側から違法に入手し、病気を理由に点数を引き下げ、不合格にした――との内容だった。
市は、弁護士らで構成する調査委員会(委員長・永戸力愛知大法学部准教授)を設置。12年度~14年度の試験に携わった職員や元職員、元市長などから事情を聞いた。
その結果、女性と市外居住者の点数引き下げについては「市長から指示があった蓋然性は相当程度ある」とし、病気を理由とする点数引き下げについても「可能性はある」とした。しかし、いずれも「10年以上前の事案であり、事実として認定するまでには至らなかった」と結論づけた。
これを受け、市は来年度以降に実施する試験について、書類審査を廃止するなど4項目の対策を行い、公正な採用試験実施の徹底に努めるという。
鈴木寿明市長は「『相当程度の蓋然性がある』という結果を重く受けとめ、今後は組織として疑いをもたれないよう、法令遵守(じゅんしゅ)を徹底し、信頼回復に全力で取り組んでいく」との談話を発表した。

【速報】上越市長の“兵庫・三田のコメはまずい”発言 三田市長が会見で改めて怒り「取り返しのつかない重要な過ち」「予期せぬ風評被害を考えると強い憤り」

新潟県上越市の中川幹太市長が、以前住んでいた兵庫県三田市の米について「まずい。これあんまり言ったら怒られるんですけど」などと発言した問題。三田市の田村克也市長は7月10日、記者会見を開き「取り返しのつかない重要な過ちであり、関係者の努力や産品に込められた思いを踏みにじる発言」「予期せぬ風評被害を考えると強い憤りを感じている」などと述べました。
▼上越市長は「上越のお米がおいしいですよということを伝えたかった」と釈明
新潟県上越市の中川幹太市長は7月1日に行われた懇談で、以前住んでいた兵庫県三田市の米について「まずい。これあんまり言ったら怒られるんですけど」などと発言。
また、その2日後には上越市内の専門学校生と意見交換した際にも、三田市で食べた米を「あまりおいしくない」と話したということです。
これに対し、三田市の田村克也市長は、中川市長に抗議状を送付。三田産や兵庫県産米の不当な評価の回復に取りくむことや、公式の場で関係者に謝罪することなどを求めました。
中川市長は9日、臨時の会見を開いて陳謝。三田市長にも電話で謝罪したと明らかにしました。
上越市・中川幹太市長
「誠に申し訳ございませんでした」
「上越のお米がおいしいですよということを伝えたかった。ただ、引き合いとして他の所の米を不適切な発言で評価してしまったことは、おわび、謝罪をしなければいけないと思っております」
▼「取り返しのつかない重要な過ちで、関係者の努力や産品に込められた思いを踏みにじる発言」三田市長が改めて強い憤り示す
この問題をめぐり三田市の田村克也市長は10日、記者会見を開き、改めて強い憤りをあらわにしました。
三田市・田村克也市長
「(9日の上越市長の謝罪)会見を受けての私の受け止めですが、ただただ、農業者、関係者の皆様の努力、思い、そして予期せぬ風評被害という影響を考えると、強い憤りを感じているという点に変わりはない。取り返しのつかない重要な過ちであり、関係者の努力や産品に込められた思いを踏みにじる発言だという認識で変わらない」
「(9日の会見での)中川市長の発言の中で、30年前の三田の中学・高校時代の米の評価については、中川市長の自宅でのお米をあくまで評価したものであり、三田米を批判したものではないという発言がありましたけれども、それについても、発信された内容や経緯、マスコミの報道内容を加味しても、私としては理解ができないというところである」
▼7月中に上越市長が三田市を訪れ「直接謝罪」へ
三田市の田村市長は会見でまた、上越市の中川市長が“三田市を訪れ直接謝罪したい意向”を示している点について、7月中に謝罪の場を設ける方向で調整していることを明らかにしました。市内の農業関係者も出席する形を想定しているということです。